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Oh! Noh?

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Cat's 観能記 noh-review 観能復習 2010


2001  02 03  04 05  06  07  08  09  10  11  最新    

2010 一覧  50音順     
通小町 11.20  清経 9.18  定家 墓ノ囃子 10.24   道成寺 10.24  三輪 9.18 11.13  六浦 11.20   
狂言
悪坊 10.24  萩大名 11.20  茫々頭 9.18  貰聟 11.13
          【2010年 誤操作にて他記録消滅】



復習 2001 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 最新へ
2010 noh review 観能予習  
11月20日
(土)
平成22年度  
第4回 東京金剛会例会能  
国立能楽堂  1:30〜  
連吟
[ 砧 ]
佐藤定祐  猪野宏實
金子 晃  高木貞次  川合重穂  吉田信司
      
仕舞 「七騎落」…坂本立津朗
「玉葛」…斉藤 忠
「枕慈童」…高木貞次
      地謡…遠藤勝實  元吉正巳  工藤 寛  見越文夫
      

[六浦]
シテ…山田純夫
ワキ…野口敦弘  ワキツレ…野口能弘  野口琢弘
アイ…大蔵千太郎
大…大倉正之助  小…幸 信吾  太…観世元伯  笛…藤田次郎
後見…豊嶋訓三  廣田泰能  蓮本早苗
地謡…猪野宏實  吉田信司  雄島道夫  見越文夫
    工藤 寛  坂本立津朗  廣田幸稔  元吉正巳
楓の精の詞が、言葉らしく、音としても雰囲気がよかった。 また、僧の“連吟”が3人揃って朗々として、楽しめた。地謡の響きもよく、音楽的に良い舞台だった。 若くて綺麗な面も素敵。
狂言
大蔵流
[萩大名]
大蔵彌太郎  大蔵基誠  大蔵吉次郎
      
仕舞 [歌占]クセ…金剛永謹
          地謡…大川隆雄  廣田泰能  宇高通成  元吉正巳
     

[通小町]
シテ…遠藤勝實  ツレ…熊谷伸一
ワキ…殿田謙吉
大鼓…柿原弘和  小鼓…住駒匡彦  笛…栗林祐輔
後見…松野恭憲  山田純夫  高橋雪絵
地謡…金子 晃  大川隆雄  田村 修  根本 健
    城石隆輔  坂本立津朗  宇高通成  工藤 寛
深草少将の露芝の扇、よかった。所作にめりはりがあり、暗い所から這い出てきた感じがあった。 初め、重い暗さがあってよかったが、段々軽くなっていった感じ。 僧との問答もはっきりして、「数」が、「種類」とか「一つ一つ挙げる」という意味であるらしいのがよくわかり、 お茶の「数々のお菓子」が種類の違ったお菓子であることに納得。小町の言葉が少しこってりしていた。 (blogねこ草 同文)


復習 2001 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 最新へ
2010 noh review 観能予習  
11月13日
(土)
国立能楽堂 普及公演  
午後1時開演  
解説
能楽案内
脇田治子 (石川県立歴史博物館館長)
女姿と三輪の神
三輪山には古墳群があり、箸墓はその中でも立派な前方後円墳である。 三輪の神が訪れた姫は、最有力者のお姫様である。 三輪の神は男か女か・・・云々。 箸墓のモモソヒメの古墳は大きく立派で、有力者関係であったことがわかるそうです。
実際に三輪山を愛する方の目を通しての風景が、大変面白かった。 お話が前後したり重複も多かったりしたが、 能楽にこだわらず、古代史や郷土からの視点の内容がよかった。色々を総合して鑑賞するのは観客だ。

発表会での「三輪」演能のために、大神神社(おおみわじんじゃ)の御札を頂いていたが、 このお話で、三輪山に末永く繋がりたいと思うようになった。
狂言
和泉流
[ 貰聟 ]
シテ・舅…松田高義
アド・聟…野村小三郎  アド・妻…奥津健太郎
「いとしいひと」 で笑い、「祭りには呼ばんぞ」でほろり、大団円の極め台詞。 しかし、酔っ払いの暴言は不愉快。

金剛流
[ 三輪 ]
シテ・里の女/三輪明神…松野恭憲
ワキ・玄賓僧都…村山 弘  アイ・里人…野村隆行
笛…松田弘之  小…観世新九郎  大…佃 良勝  太…徳田宗久
後見…金剛永謹  廣田幸稔  豊嶋幸洋
地謡…遠藤勝實  見越文夫  元吉正巳  工藤 寛
    坂本立津朗  宇高通成  今井清隆  今井克紀
玄賓僧都が静かで、孤庵の主らしい存在感。三輪の神は綺麗で風格があった。  「鉄輪」の時は、幕の奥で斜に構え、外また?で登場、 「国栖」や「頼政」などの時は、堂々としたユウケンや、果敢な袖巻き、 それが「三輪」では白く輝く格のある女神。すごーい。(blogねこ草同文)


復習 2001 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 最新へ
2010 noh review 観能予習  
10月24日
(日)
先代宗家 金剛 巌  
十三回忌追善能
  
金剛能楽堂   午後1時開演  
主催: 金剛宗家   後援: 財団法人金剛能楽堂財団
  
連吟
[ 海人 ]
  キリ
漆垣謙次  小野芳朗  竹市幸司  山口尚志
吉村輝一  掛川昭二  豊嶋三千春  松野恭憲  山田安造
本日のチューニングの時間という感じ

[ 定家 ]
  墓ノ囃子
シテ…金剛永謹
ワキ…宝生 閑  則久英志  御厨誠吾
アイ…茂山七五三
大鼓…石井喜彦  小鼓…曽和博朗  笛…杉 市和
後見…廣田泰三  廣田幸稔  豊嶋幸洋
地謡…宇高徳成  宇高竜成  豊嶋幸嗣  田中敏文
    廣田泰能  宇高通成  今井清隆  種田道一

■ 小書
「墓ノ囃子」・・・
  「ノ」であって「之」でないところに意味がありそう…??

「弥左衛門芸談」(能楽書林)より
能「定家」には小書として、「墓之拍子」「引導」「袖神楽」「露之紐解」「石塔之拍子」「二段半之舞」「五輪砕」「埋留」 がある。 これらの小書全部を演ずるのを、「一式之習」といい、大変重く扱う。 この小書は囃子方その他との打合せが並大抵のことではなく・・・。

埋留」・・・キリに作り物へ入り、扇で面をかくして下二居の姿となる。地謡の謡がすみ、囃子の残り留となり シテは脇正面のほうへ作り物から出、これで終了となる。
墓之拍子」・・・作り物を、いつもより前へ出しておく。シテは左へ一回り、くるりと回る。 地謡の前から大小と作り物との間を通り、前へ出てくるのである。 石塔のまわりをまわることを、とり入れているのであろう。
袖神楽」・・・序之舞の前に、笛方が神楽の譜の一部分を吹くのである。だたし、神楽になるというのではない。


■プログラムより
『隣忠秘抄』に「此能重々習心持あり」とあり、定家の執心や内親王の訴えを 内親王の典雅さや美しさを通して表現するという一筋縄でいかない大曲で、「能は微妙な芸術」です。
やつれた内親王を想像していたので、白い面が予想より膨らんで見えた。 (泥眼…後日談)。ふくよか気味?の内親王であることが、葛にからまれ、からまれ、石塔に囚われ戻って行くところ、 自分の内奥の声の赴くままという感じが増して、よかった。
僧との問答がたくさんあって、発表会の自分の役のつもりになってしまった。
中入は塔に付いたりせずあっさりと、途中、石塔の回りを廻るだけで、また表に戻ったり(墓之拍子)と、 石塔に対して距離を保っていた分、終りの印象が強くて面白かった。
謡やお囃子より、どうしても石塔周辺に意識がいってしまう、「定家」初観能なのであった。

帰宅してから「弥左衛門芸談」を読み、「墓之拍子」も「袖神楽」も「埋留」も、 みなあったような気がして、小書「墓ノ囃子」は、???のままである。また「定家」に逢いたい。
狂言
[ 悪坊 ]
茂山千五郎
茂山あきら  松本 薫    後見…増田浩紀
ずっと好きではない泥酔狂言であったが、少し前、 東次郎さんの悪坊の時から、正対して観ることができるようになった。 曲の雰囲気も昔とは変ってきたように思う。
(本日、1/3の時間は化粧室の行列に消えてスミマセン) 悪坊が目覚めてから、説明系なところもある可笑しさ。明るい。
仕舞 「清経」キリ・・・今井清隆
「江口」クセ・・・廣田泰三
「 融 」   ・・・豊嶋三千春

     地謡・・・都丸 勇  廣田泰能  松野恭憲  種田恭三
それぞれで面白かった。今井清隆さんのグリーン(ビリジアン)の紋付、個性的。

[道成寺]
シテ・・・金剛龍謹
ワキ・・・副王和幸  喜多雅人  永留浩史
アイ・・・茂山正邦  茂山宗彦
大・・・河村 大  小・・・曽和尚靖  太・・・前川光長  笛・・・杉 信太郎
後見・・・豊嶋三千春  豊嶋晃嗣  宇高徳成
地謡・・・和田次夫  今井克紀  豊嶋幸洋  宇高竜成
    廣田幸稔  宇高通成  松野恭憲  種田道一
鐘後見・・・金剛永謹
       嶋崎暢久  廣田泰能  山田夏樹  重本昌也
侍烏帽子に素袍の正装の、若い方々の舞台であった。 住職の言葉とお囃子の気合で、おおいに盛り上がった。 背に鐘の前縁が当たり、空白の瞬間が無くなったのが残念だが、 動かなかったのが自然で、さすが! 鐘の振動も、銅鑼?の音も、前向き。 これから、評判の“上品”に 気迫の隠し味が加味されると、すてき。
無事終演。 南北東西活路通。

事前の謡のお稽古はむずかしかたったが、面白かった。、工藤師による「定家」「道成寺」の講習が素晴らしかった。
京都滞在で、宮内庁管轄の式子内親王陵墓や、安珍・清姫、道成寺に由来する鐘を保管する円通寺を 訪れることが出来てよかった。


復習 2001 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10
2010 noh review 観能予習  
11月03日
(水・祝)
第八回 宇高通成研能会  
国立能楽堂   午後1時半始曲  
解説 京都工芸繊維大学教授  小野芳朗
狂言
大蔵流
[ 空腕 ]
大蔵彌太郎
大蔵基誠
    後見…大蔵ヘ義  働キ…吉田信海

金剛流
[善知鳥]
  組落
シテ…宇高通成  ツレ…種田道一  子方…倉知益巨
ワキ…宝生欣哉  アイ…大蔵千太郎
大鼓…安福光雄  小鼓…曽和尚靖  笛…一噌庸二
後見…金剛永謹  豊嶋幸洋  工藤 寛
地謡…漆垣謙次  元吉正巳  宇高徳成  小野芳朗
    坂本立津朗  豊嶋晃嗣  松野恭憲  宇高竜成

■小書  (パンフレットより)
組落」(くみおとし)…金剛流独特のもので、カケリ (杖で鳥の巣を襲う様をリアルに表わす) の留が異なる。

(パンフレット ご挨拶 より) 幼い頃、雀を撃ち、蛙の皮を剥ぎ、蛇のシッポをちぎったり、 少なからず殺生の経験を持つ私は、この能で本当に地獄に堕ちるのであろうか? もし堕ちるとすれば能は成功し、私の魂は苦しみに責められる。 その恐ろしさから逃れるためには、やはり必死で能を演じるしかないのである。
千駄ヶ谷周辺、サッカーヤマザキナビスコカップ決勝&六大学野球決勝早慶戦とかち合い、 駐車場敗退。観能成らず。
ご挨拶の、因果関係がいまいちよく分からないので、気になっている。


復習 2001 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10
2010 noh review 観能予習  
10月30日
(土)
第十二回 今井清隆 能の会  
国立能楽堂   午後12時半始め  
狂言
大蔵流
[萩大名]
大名…大蔵彌太郎
太郎冠者…大蔵基誠  亭主…大蔵吉次郎  後見…大蔵ヘ義  

金剛流
[ 松風 ]
  見留
シテ…今井清隆  ツレ…今井克紀
ワキ…森 常好  アイ…大蔵千太郎
太鼓…柿原 崇志  小鼓…曾和正博  笛…一噌隆之
後見…廣田幸稔  廣田泰能  片山峯秀
地謡…見越文夫  元吉正巳  坂本立津朗  工藤 寛
    芦田一彦  種田道一  松野恭憲  金剛龍謹

■ 「松風」の成立  (パンフレットより)
初期の猿楽より更に以前盛んだった田楽の能「汐汲」を観阿弥が改作し「松風村雨」とし、 それを更に、息子の世阿弥が改作して「松風」とした。

■ 「熊野、松風に米の飯」  (パンフレットより)
世阿弥自身「松風村雨、事多き能なれども、これはよし」と讃した。 春の「熊野」とともに、三度の米同様飽きない名曲であるという意味。

使用面…前後とも、孫次郎   ツレ…小面
  


復習 2001 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 最新へ
2010 noh review 観能予習  
9月18日
(土)
平成22年度 第3回 
東京金剛会例会能 
国立能楽堂  午後1時15分始曲 
連吟
[ 阿漕 ]
雄島道夫  城石隆輔
   
仕舞 「氷室」  …大川隆雄
「班女」クセ…熊谷伸一
「松虫」キリ…高橋雪絵

    地謡…雄島道夫  元吉正巳  工藤 寛  遠藤勝實
   

[ 清経 ]
シテ…見越文夫  ツレ…見越英明
ワキ…宝生欣哉
大鼓…内田輝幸  小鼓…野中正和  笛…内潟慶三
後見…豊嶋訓三  廣田泰能  蓮元早苗
地謡…中村 裕  遠藤勝實  熊谷伸一  田村 修
    城石隆輔  坂本立津朗  (頭)宇高通成  工藤 寛
公達故の虚無とか絶望感というものを、感じたかった。
狂言
大蔵流
[茫々頭]
善竹十郎
野中伸仁
       後見…善竹富太郎
カラッとしていないと、少し惨めになる感じ。
仕舞 「経正」キリ…遠藤勝實
「夕顔」  …宇高通成
「是我意」…廣田泰能

        地謡…田村 修  山田純夫  松野恭憲  見越文夫
今日という訳でもないが、短時間に入れ替わる舞台を拝見すると、 ただ、入って出るという動きにすら、内面的なものなのかそれぞれ違う空気があって、 舞も同じ色合いなのは、面白いと思う。

[ 三輪 ]

シテ…元吉正巳
ワキ…安田 登
アイ…善竹富太郎
大…高野 彰  小…古賀裕己  太…徳田宗久  笛…寺井宏明
後見…廣田泰能  工藤 寛  高橋雪絵
地謡…大川隆雄  熊谷伸一   遠藤勝實  榎本 健
    雄島道夫  山田純夫  (頭)松野恭憲  坂本立津朗

附祝言
玄賓僧都に迫力があって、素人のシテでは萎縮してしまいそうだが、 さすがプロのお能は「力を支える力」が違うという感じ。里女と三輪の神は、どこもなめらかに繋がっていて、 注目の視線を思い切り注ぐのを今か今かと待って、結局その時を逃してしまったような気がする。


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2010 noh review 観能予習  
9月11日
(土)
国立能楽堂 普及公演 
午後1時 開演 
解説 菅公の復讐 … 馬場あき子

   
狂言
大蔵流
[鱸包丁]
シテ・伯父…善竹十郎
アド・甥…善竹富太郎
   

金剛流
[ 雷電 ]
シテ・菅丞相/雷…今井清隆
ワキ・法性坊…高井松男
ワキツレ・従僧…工藤和哉  舘田善博  アイ・能力…善竹大二郎
笛…寺井宏明  小鼓…幸 正昭  大鼓…高野 彰
後見…松野恭憲  廣田幸稔  今井克紀
地謡…遠藤勝實  元吉正巳  坂本立津朗  工藤 寛
    田中敏文  豊嶋三千春  金剛永謹  金剛龍謹
   


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1〜8月
観能資料 誤操作にて消滅

  能 「碁」 「藤戸」 「蟻通」 「 」 「 」 「 」…


・・・ ・・・ ・・・



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