| 上記、C3にて横山宏マシーネンクリーガー・ファイングラフィ・シリーズの発表がありました。以下は宣伝ビラの文の写し。
まずはアオリ文から。
マシーネンクリーガーの原作者、横山宏先生の作品は、その大半がマッキントッシュ・コンピューターを使って作成されている。従って、本来の原画はその作画データーである。しかし、作画データは使用するモニターの色調整の具合によって、本来の色を表示できない。また、その作画データを使って作られた印刷物も、様々な行程を経るうちに微妙に変質し、原作者の意図が完全に反映された色調とはならない。今回、頒布させていただきます予定の「横山宏マシーネンクリーガー・ファイングラフィ・シリーズ」は、この原画データを元に、横山先生自らが出力データを調整し、本来出したかった色彩を十二分に再現しています。出力環境によって変化してしまう元データからは読み取れない、横山先生本来の色が今回、最新鋭デジタルプリント方式による「ファイングラフィ」で再現されることになったのです。
ってな感じで、要は原画の直接出力したものが買えるってことですね。で、実際の商品ですが、ラインナップは
001 ファイアボールSG
002 プラウラー
003 キュスター
の三つがあげられています。選考基準はよくわかりません。
でもって、次はファイングラフィの説明。
これは、現在、美術館等に収蔵されている作品を、何百年かの後に修復する際の資料として保存する画像を作成するために開発されたシステムです。通常の印刷製版では原稿をいったん４色に分解して、そのかけあわせで色調を再現しますが、ファイングラフィではその倍、８色のインクのかけ合わせで原画を再現するために、中間色調の表現が飛躍的に優れています。
ってわけで通常の商業印刷とは違います。
でもって、そのスペック（？）。
第１期発売、３点 各二百部限定近日発売予定予約受付中
◆体裁
最新鋭デジタルプリント方式による「ファイングラフィ」一葉
●用紙 ドイツ製・ハーネミューレ版画用紙
●版画用額縁一枚添付
●予価 35000円
というわけでチト値が張りますが、額装ずみですし、アー●ビ○ンで○ッ●ンとか買うよりはずっとオトクだと思いますし、もしかしたら投資対象としてもイイんじゃないかと思うデス、ハイ。発行は大日本絵画さんですので、ご希望の方はそちらにお問い合わせを。
|
8/2002
