カリフォルニア・ワイン
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第ニ章  プレミアムな物語
レイル・ヴィンヤード編

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品種を思う第一章から転じて、ワインの伝説になりつつあるカリフォルニア・ドリーム
そこに実在するワイン達。それは味わいの裏に隠された一つの夢物語。

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レイル・ヴィンヤード ジョン・ダニエルキュベ1998
Lail Vineyard "J. Daniel Cuvee" 1998     8,950円
 このワインのプレミアム度はナパの歴史を支えて来た一人、ジョン・ダニエルの娘の半生がギッシリ詰まったワインである。
 味わいに決して
派手さは無い、ドミナスの持分を売却してまでワイナリーの再興を願い、実現させた実直さが存在する。抜栓してもにわかには開かない香り、これは美味しくなるで、、、と分かっていても素直さから飲んでしまう。
 グラスに僅かに残されたワインに、開いた豊かな香りを知り、早く飲んだ事に後悔する。得点評価などでは、一杯の判定では決して分からない部分である。
「カリフォルニアワイン物語ナパ」を買って読んだ人にしか売りたくない気分だ。
  ジョン・ダニエルの娘であるロビン・レイルの物語は、彼女の誕生から始まり、彼女の立場や目を通じた失敗と成功、愛と悲しみなど様々なナパでの出来事が語られ、そして最後に家族の伝統を受け継ぐことになるムエックス家との合弁を全うするという、ナパの成功の物語で締めくくられているという意味においてこの物語の骨格をなしている。。と訳者の後書きに記されている。

 ジョン・ダニエルは伝説のイングルヌックのオーナーだった。禁酒法解禁の1933年に、ワイン造りに否定的なモルモン教の妻ベティと結婚して、その間に生まれた二人の娘の内一人ロビンの物語を象徴する。

 ジョンの大叔父にあたる、フィンランドからやってきたグスタフ・ニーバムはイングルヌックを創設して、後にはジョンが運営する様になり当時大変評価の高いワイナリーであった。その後ワイナリーは売却され、残された未亡人ベティは17ヶ月で400万ドルも使ったほどである。現在ニーバム邸はコッポラ監督が所有している。

 その後ナパヌックの畑をなんとか残すことの出来たロビンは、クリスチャン・ムエックス共同で「ドミナス」を立ち上げたり、「メリーヴェイル」の創業者の一人となったが、すべてを売却して1995年ワイナリーを立ち上げた。

 当時の畑・邸宅はコッポラ監督が、イングルヌックのブランド名はカナンダイグアという会社が保有して、低価格のテーブルワインとして当店でも販売(580円)している

 ワイナリーではこのワインだけを造り、父親の名前をブランドにした。なおラベルの鳥はコマドリで、英語で「ロビン」という。今は家族で経営する。

第一話 シュラムズ・バーグ J.シュラム
 
ナパでのスパークリングの始まり 
第五話 レイル・ヴィンヤード 
細腕繁盛記、ここに彼女の熱意が
第二話 オーパス・ワン
外国資本との提携での出会い
第六話 ニーバム・コッポラ 
ボルドーのようなワインを造りたい!
第三話 シャトー・モンテリーナ
古参ワイナリーの移り変わり
第七話 ウッドブリッジ 
成功の一つの形。
第四話 スタッグス・リープ・ワインセラー
カリフォルニア、ボルドーに勝つ?