映画日記、2005年 2006/04/23 更新





2005年12月21日(水) 2005/12/23 更新

 「堂本剛の正直しんどい150回記念スペシャル」で、ゲストは『THE 有頂天ホテル』の宣伝で三谷幸喜監督と出演女優たち
 その中の1人、バラエティ番組初出演の麻生久美子の紹介で、「映画年間最多出演7本」と紹介していたのは、当サイトの「あんた、出すぎ!」グランプリを参考にしたんでしょうかねえ?
 それはともかく、彼女の出世作『カンゾー先生』の紹介で、「故、今村昌平監督の…」って言っていたけど、今村監督殺すなよ。死んでないぞ。誰と間違えたんだ?


2005年11月29日(火) 晴 2005/12/08 更新

 18:30から『SAYURI』(2005 米)のワールドプレミアがあったので、ついでにまだ観ていなかった『空中庭園』(2004 日)に行く。
 なにしろ『SAYURI』は終映予定時刻が3時間30分後の22:00ごろだというので、観終わってからハシゴするわけにも行かず、『空中庭園』には渋谷のシアター・イメージフォーラム2での14:10の回の直前に行く。お客さんは12人ぐらい。
 16:20ごろ終映で、時間に余裕があったので、CD-RWを買ったり本屋に行ったりしながら、渋谷駅からJR代々木駅乗り換えで『SAYURI』の会場の両国国技館に向かう。
 両国自体が初めてだが、難なく国技館に行って1時間ぐらい前の17:30頃に指定席に引き換えて、駅前に戻って腹ごしらえをして、国技館に入って18:05ごろにスクリーン向かって左側の約45度の角度でスクリーンを見る二階席という悪めの席に着く。
 場内のプロジェクターでは、退屈しのぎにゲストが来る模様を映していた。
 私が席に着いてからやって来たゲストは、デーブ&京子・スペクター夫妻、はなわ、原口あきまさ、南野陽子、前田健、永井大、伊原剛志、坂口憲二、高橋克典、藤原紀香、周防正行、草刈民代、あとは映画会社のお偉方たち。
 そして、18:47ごろになって、ロブ・マーシャル監督や出演者の大後寿々花、ケリー・ノリユキ・タガワ、ミシェル・ヨー、工藤夕貴、桃井かおり、チャン・ツーイー、渡辺謙、役所広司が到着。
 そして、20〜30分ぐらいレッドカーペットで取材を受けて、予定から1時間遅れの19:30頃に彼らがアリーナ席についたところで、これといったセレモニーもなくいきなり上映開始。
  そして、終演予定時刻の22:00に上映が終わって、ここから和太鼓の演奏に続いて、監督と出演者が舞台下からせり上がって、舞台挨拶のセレモニーの開始。
 いかんせん、2階席で遠いんだけど、まずまず良かった。
 22:30ごろ全演目が終わって、両国駅から御茶ノ水駅でちょうど居合わせた中央線快速で新宿まで行き、小田急よりも渋谷から田園都市線に乗った方が確実に早そうだったので、そっちで帰る。


2005年10月8日(土) 2005/10/11 更新

 フィルムセンターで14:00からの『杏っ子』(1958 日(東宝))を観に行く。
 満席になるかもしれないので、開映30分前にはフィルムセンターに着きたかったのだが、電車を乗り遅れて次の電車で15分前ぐらいに着いたら、満席直前で入場できた。お客さんはたぶん満席の300人ぐらい。
 終映は15:50ごろで、続いてシネセゾン渋谷で16:35からの『NOTHING』(2003 加=日)へ余裕で移動で、20分ぐらい前について、整理番号は(確か)43番で入場。お客さんは50人ぐらい。
 『NOTHING』の前に、短編の『ライアン』(2004 加)の上映。
 『NOTHING』は、あんなに会話が多いのに、中身がないので終わりのほうでは眠くなってしまった。


2005年10月7日(金) 2005/10/11 更新

 今日が最終日の2本、『運命じゃない人』(2004 日)の18:45の回と、続いて21:20の回の『チーム★アメリカ ワールドポリス』(2004 米)を観に渋谷へ。
 まず、ユーロスペース1に開映の数分前に整理番号49番で入場。お客さんは50人ぐらい。
 予告編は、『空中庭園』とか『カミュなんか知らない』などの注目作を含めてそそられる邦画が大半。
 でも、『青空のゆくえ』は今日が最終日で、無意味な予告編なんか流していいのか?
 『運命じゃない人』の終映は20:35ごろで、だいぶ時間はあったけど他にすることもないので、そのままシネ・アミューズへ。
 整理番号18番で入場。お客さんは40人ぐらい。


2005年9月18日(日) 晴 2005/10/03 更新

 厚生年金会館での『この胸いっぱいの愛を』(2005 日)の試写会に行く。
 開映時刻14:00に対し、新宿駅に13:30に到着の電車に乗って余裕で着くはずが、途中電車に異常があるかもしれないということで点検して、結局着いたのが13:54。
 新宿駅から厚生年金会館までは徒歩で15分かかるので、14:00には完全に間に合わないのでダメかもしれないとおもいつつ、最善を尽くしてダッシュして14:05に着いたら、ちょうど5分遅れで開演の挨拶が始まったところで、かろうじて間に合う。
 お客さんは満員近いので1000人ほど。
 終映は16:20ごろで、すっかり筋肉痛になりそうな足で地下鉄の新宿御苑から赤坂見附経由で京橋に行き、フィルムセンターに16:50頃着いて、17:00からの成瀬巳喜男特集の『朝の並木道』(1936 日(東宝))
 お客さんは満席近い250人ぐらい。
 走ったのとおなかが空いたのでコンディションは悪く、1時間の映画でよかった。それ以上長かったら、眠ったりしてたかもしれない。


2005年9月15日(木) 2005/10/03 更新

 WMCつきみ野に『ノロイ』(2005 日)の夜の回を観に行く。
 お客さんは15人位。
 『ノロイ』は、実際に残された録画テープを元に作られた映画という作りになっているので、スタッフとキャストのクレジットが無くいきなり終わるという情け容赦無く徹底した映画。
 映画の中で明らかに時代考証的におかしいのは、アンガールズは2003年にはまだ無名だったので、彼らよりずっと有名だった松本まりかが彼らに紹介されるなんてことは考えにくいということ。


2005年9月12日(月) 2005/10/03 更新

 『スクラップ・ヘブン』(2005 日)の試写会を観に、京橋のメディアボックスへ。
 開映時刻18:30の直前に着くと中は既に満席に近い状態。
 映画が終わって、李監督が登場して司会の人とトークショー開始。
 監督を目にするのは、『BORDER LINE』の上映前のトークショーに続き2度目で、相変わらずうつむきかげんで静かな話し方をする。
 トークショーが終わって質疑応答に入るが、ティーチインといえば東京国際映画祭のコンペ上映などでのレベルの低いものばかりしか経験してない中、このぴあ主催のはレベルが高い!
 ティーチインの参加者は、場数を踏まないと大舞台にステップアップできないようにしたほうがいいんじゃないかと、冗談半分に思った。
 21:20ごろ終了で、この時間でははしごも出来ず、家に帰る。


2005年9月11日(日) 晴→雨 2005/09/13 更新

 フィルムセンターの成瀬巳喜男生誕100周年特集から、11:00の回の『女の歴史』(1963 日(東宝))を観る。
 10分前ぐらいに到着。お客さんは3分の2ぐらいの入りで200人ぐらい。
 終映は13:10ごろで、続いて15:00から新宿トーアでの『さよならみどりちゃん』(2004 日)まで余裕があったので、ノートPCの底にしく冷却シートを見に有楽町のソフマップやビックカメラに行き、そこから有楽町線と丸ノ内線を乗り継いで新宿へ。
 すると、四谷駅あたりで丸ノ内線が地上にでたところで土砂降りになっていて、新宿駅から地下経由でさくらややビックカメラに。
 結局、冷却シートは買わずに、地下経由で新宿西口駅から歌舞伎町へ、結局短時間地上を駆けただけであっという間にずぶぬれになって、開映直前に新宿トーアへ。ここの劇場は初めて。お客さんは30人ぐらい。
 エンドクレジット上映中の終映間際、前の席の方に何人かがドヤドヤと席を取りに入って来て、何だろうと思っていたら、次の回の上映前にトークショーがあるということで、誰が来るのか知らなかったけどそのまま待っていたら現われたのが出演者の岩佐真悠子
 司会者の質問に答える形で進んだが、撮影が1年前の夏だったのと、映画の内容が一言では説明できない微妙な雰囲気の映画で、当人も不思議な役を演じていたので思うように話せず、最後に「すみません、うまく話せなくて」なんて言ってた。
 それでも、撮影中の控え室は、星野真理や西島秀俊は台本を読んでいて、そういう場では会話したがりなのに静まり返っていたなんてエピソードも。
 ちなみに私は「ケロロ軍曹」エンドテーマでの、力のぜんぜん入っていない彼女のボーカルが好きだったりする。あんな歌い方、誰にでもできるってもんじゃない。
 トークショーが10分程で終わって、まだ小雨が降る中劇場を出て、新宿駅から帰る。


2005年9月5日(月) 雨 2005/10/05 更新

 東商ホールで18:30からの『シンデレラマン』(2005 米)の試写会に行く。
 上映前に主催のニッポン放送のアナウンサーが、スポンサーの化粧品のトーク。
 21:00過ぎに映画が終わって、この時刻からハシゴできる唯一の映画である、『怪談新耳袋 [劇場版] 「幽霊マンション」』(2005 日)を観にシネカノン有楽町へ。
 初めての劇場で勝手がわからないまま開映5分前ぐらいに入場すると、お客さんは無し。
 でも、その後2人入ってきたので全部で3人。
 終映後はさっさと帰る。


2005年8月14日(日) 晴 2005/08/28 更新

 昨日に引き続き、イイノホールでの試写会で、まず14:00からの『ランド・オブ・ザ・デッド』
 開映の10分前ぐらいに到着。お客さんは満員近い。
 終映は15:40ごろで、続いては17:00からの『私の頭の中の消しゴム』と時間にかなり余裕があるのだが、日曜日の霞ヶ関では時間をつぶそうにもつぶせるところがなく、結局開場時刻の16:30の40分前から並び始める。
 7階のイイノホールから、階段を下って2階と3階の間に並び、そういえば『ランド・オブ・ザ・デッド』の入場時にすでに並び始めていた人がいたから、私のように仕方なく並んでいる人ばかりではなく、その2時間半ぐらい並んでいる人は何を考えているのだろう?
 外よりは涼しいとはいえ、階段も暑くて汗だくになる。
 それを考慮してか、予定より5分早く入場を開始して、客席は満席?
 『私の頭の中の消しゴム』は、見初めて45分ぐらいで駄作だと確信し、「いい加減に勘弁してくれ」と思いながら観た久々の映画だった。
 終盤に男が大泣きしてするいかにもの泣かせのシーンで、その余りの大泣きぶりに隣の席の女の人が体を震わせて笑っていたけど、まあ無理もないな。私はあきれていたので無反応だったけど。
 建築士になった男が丘の上に木造の家を建て始めるシーンがあるのだが、基礎を何も作らないで、地面に突き刺さった柱が何本も立っていただけだった。
 おまけにその後にシーンでは、柱が立った状態で傍らのブルドーザーが地ならしをしていたけど、それこそ「お尻を拭いた後でウンコをする」ようなもんだろう。


2005年8月13日(土) 晴 2005/08/28 更新

 イイノホールに『青空のゆくえ』(2005 日)の試写会を観に行く
 開映時刻の11:00の15分位前に到着。お客さんは半分ぐらいの入り。
 終映は13:00ごろで、続いてフィルムセンターで16:00の『赤い陣羽織』(1958 日(松竹))までにはかなり時間があったので、イイノホールのある内幸町から歩き出して、日比谷公園を通って、腹ごしらえをするためのカレー屋を探しながら歩いて有楽町のビックカメラに着いたのでそこでDVD-Rを買い、さらに歩いて関根勤のサインなんかがあったニューキャッスルにバッタリ出くわしたのでそこに入って食べ、続いて映画関係の本を探しに銀座から八重洲ブックセンターまで歩いて、さすがに疲れたのでスターバックスで30分ほど休憩して、15:20ごろにフィルムセンターに着く。
 お客さんは200人ぐらい。
 まずは、『月のかんさつ』という、子供向けに月の満ち欠けと海の干満の仕組みを説明する短編映画で、最後の月から地球を見るミニチュアのシーンのみコニカラーによるパートカラー作品。
 オリジナルのコニカラープリントを見るのは初めてで、ただし3色分解ネガによる色ずれがあったようだ。
 続いての『赤い陣羽織』は全編コニカラーによる作品で、ただしコニカラー作品の多くはネガが可燃性のセルロースだったために現存してないか、もしくはあったとしても3色分解モノクロネガから現在のフジやコダックのカラーフィルムへの変換という面倒くさいことをしなければならない。
 現にフィルムセンターの解説によると、ネガが収縮していたので、そのままでは色ずれがひどくて見られたものではない。
 そんなわけで、復元作業を経て完成されたプリントは、ただでさえ色ずれが起こり易いのに、シネスコなのでズレが気になるシーンが多かったが、それでも色ずれはかなり抑えられたと思われ、何しろモノクロネガなので褪色はほとんど無く、きれいに復元されていた。


2005年8月9日(火) 2005/08/28 更新

 更新する暇がない以前に、録画していたテレビも見れてないから、今頃ちょっと前の番組をチェック。
 「ぴったんこカンカン」での三宅裕司の奥さんの新作&旧作。
   子供の麻祐子と晋之輔がペットのハムスターの世話をお互いに押し付けあっているときに、「いい加減にしなさいよ、ハムノスケ!」
   夫婦喧嘩で部屋を出て行こうとするときに、「どいてよ!」を「抱いてよ!」といい間違い
   「暑いから、そろそろノーブリーフ出さなきゃ。」と「ノースリーブ」を言い間違い


2005年8月7日(日) 2005/08/28 更新

 フィルムセンターで16:00からの『國士無双』『滝の白糸』の復元版の上映へ。
 これは人気がありそうだから、入場が始まる30分前には到着して余裕のはずが、着いたとたんに満席で入れないかもしれないと言われて、ハラハラしながら並んでいたら結局は入ることができた。
 『國士無双』は完全版ではなく、個人向けに売り出された8ミリフィルムみたいな短縮版しか現存していない映画なのだが、デジタル復元でまずまずの状態。
 続いて『瀧の白糸』の上映だが、これが古い映画のせいでフリッカーが激しく、前の方に座っていたから余計に目にチカチカして疲れてしまった。
 終映は18:10ごろで、続いてシネスイッチ銀座2で19:15からの『ライフ・イズ・ミラクル』に向かい、その前に疲れたのでリフレッシュするために夕食はカレーにする。
 お客さんは30人ぐらい。


2005年8月6日(土) 晴 2005/08/28 更新

 フィルムセンターで13:00からの『武士道』を観に行く。
 家を出たのが11:30とちょっと遅めだったので、満席で入れなかったらどうしようと思っていたのだが、10分ぐらい前に着いて入れた。
 お客さんは半分ぐらいの入りで150人ぐらい。
 ロシアから見つかったプリントから復元したものだが、一部ノイズが多い以外はとてもいい状態。
 続いて、来週からレイトショーになる『いつか読書する日』を観に渋谷のユーロスペース2へ。
 5分ぐらい前に到着。お客さんは50人ぐらい。


2005年7月28日(木) 晴 2005/08/28 更新

 厚生年金会館での『亡国のイージス』の試写会に行く。
 新宿駅から厚生年金会館までの生き方を地図で見て、画期的な近道を見つけたと思ったのだが、実際はこれまでとほとんど変わらず15分位かかって、開映時刻18:45の15分前に到着。
 お客さんは、1階席は若干の空席があった。
 開映時刻になって、原作者の福井さんが登場してトークが始まる。ステージ前にスチルカメラマンが5人ほど。
 内容は、去年の撮影中は台風が多くて大変だったという話と、それよりも多くの時間を割いて彼も関わっているスポンサーのサントリーのウィスキーの話。
 トークが終わっていよいよ上映開始というときになって、震度2か3ぐらいの、スポットライトが揺れるぐらいの地震。
 劇場で地震にあうというのは、柱が無いから危ないのか?
 終映は21:30ごろで、ハシゴをせずに来た時とほぼ同じ道で帰ったら、やっぱり新宿駅まで15分ぐらいだった。近道だと思うんだけどなあ。


2005年7月12日(火) 曇 2005/07/21 更新

 PFFでの『高校大パニック(8ミリ版)』(1976 日)『突撃!博多愚連隊』(1979 日)の2作品を観に行く。
 開映時刻の19:45の5分ぐらい前に渋谷東急に着くと、劇場ロビーはなにやらお仲間っぽい雰囲気の人たちで賑わっていた。
 お客さんは80%ぐらいの入りで、客席内にはテレビカメラも3台ほど入っていた。
 開映時刻になり、8ミリフィルムをDVD版として復元したマクセルの広告に続き、映画祭ディレクターの荒木さんの紹介で石井監督が入場して、トークショーが始まる。
 石井監督は、この上映に来るために昨日海外から帰ってきたとのこと。
 石井監督としては30年近い前のアマチュア時代の映画を上映するのは恥ずかしくて、昔は映画は上映したら消え去るもので、ビデオで保存するなどという考えがなかった時代で、まさかこんな時代が来るとは思っても見なかったが、でもこの2作品を含めて昔のフィルムをデジタル化して残すことには前向き。
 当時の多くの8ミリや16ミリフィルムは紛失したかもしれないが、石井監督の作品では完全に紛失したものはないが、ネガが紛失していたり、会社が倒産して上映できないものがあるとのこと。
 そして、会場に来ていた博多愚連隊の主役の志水さんと、2作品の製作プロデューサーの大屋さん人が監督に呼ばれて登壇して、製作当時の話になる。
 主役がバイトから抜けられなくて土下座したとか、本物のやくざと間違えられて何度も警官隊が来たとか。
 以上、結構しゃべってくれて監督は退場し、『高校大パニック』に続いて少しの休憩を挟んで『突撃!博多愚連隊』の上映。
 この2本はフィルムの状態が上映できないほど悪くて、DVD化してプロジェクターで上映できるようになったのだが、上映されたものは褪色やスクラッチはほとんど目立たなかったので、状態が悪いというのはパーフォレーションが破損してフィルムが回せなかったということなのだろうか?
 終衛は21:40ごろで、この時間だとハシゴする映画が無いのでそのまま帰る。


2005年7月3日(日) 曇 2005/07/04 更新

 フィルムセンターで13:00からの『白夫人の妖恋』(1956 日(東宝)=香港)を観に行く。
 ここでは、遅めに行ったら満席で入れなかった憂き目を何度も味わっているので、今日は早めに家を出ようと思っていたが、なんだかんだで家を出たのが11:20でぜんぜん早くないじゃん!
 でも12:30ごろに着いたらちょうど1階で整列入場し始めてたところで、お客さんも200人とそんなに混んでなかった。
 『白夫人の妖恋』は、フィルムセンターの解説によると、東宝と香港のショウ・ブラザーズとの合作で、ロゴは黒バックに左がショウ・ブラザーズ、右が東宝と並んで映っていた。
 スタッフとキャストはほとんど日本人のみで、現像所も東洋現像所(現、イマジカ)、円谷英二によるミニチュア撮影も日本で行なっただろうから、それじゃショウ・ブラザーズはどう絡んでいるのだろう?
 特撮以外のシーンは香港に日本人が大挙押し寄せて撮ったとか? それともお金だけ?
 フィルムセンター所蔵のプリントは、多少スクラッチがあるが褪色は無かったので、オリジナルネガかもしくは状態の良いプリントから作ったネガからニュープリントしたものに近いと思われる。

 終映は14:45ごろで、続いてシネマライズの『おわらない物語 アビバの場合』(2004 米)の15:35の回を観に銀座線で渋谷へ。
 渋谷駅から劇場に向かう途中、新宿タイガーマスクみたいな人と会ったけど、新宿から渋谷に移ってきたのか?それとも別人か?(多分後者)
 15:20ごろ入場。お客さんは20人ぐらい。
 予告編で、新しいバージョンの『皇帝ペンギン』。あの、猛吹雪で立ってられなくてじたばたしているのはすごいなあ。
 それから、『埋もれ木』の予告編を観た限りでは、すごいイメージが連発の大傑作のように思えるが、あれに期待して本編を観るとストーリーのない100分の予告編を観ているような展開にびっくりするかも。それでも、傑作には違いないんだけど。
 『おわらない物語…』のアビバ役で見覚えのある顔が出ていると思ったらジェニファー・ジェーソン・リーだった。
 彼女は40歳ぐらいだったはずだけど、12歳のアビバ役も出来てしまうからすごい。


2005年7月2日(土) 曇 2005/07/04 更新

 シネマライズで17:50からの『おわらない物語 アビバの場合』と、1時間ぐらいおいてシブヤ・シネマ・ソサエエィで21:10からの『バッド・エデュケーション』(2004 スペイン)を観に行こうと思っていたが、家でのDVDレコーダーのダビングに時間がかかって『アビバの…』には間に合わず、代わって19:05から同じシネマライズでの『埋もれ木』(2005 日)にする。
 のろのろ歩く渋谷の通行人に悩まされながら、予告編の始まる直前に入場。お客さんは25人ぐらい。
 『埋もれ木』はCGシーンも多く、画面の周辺部がボケるなど、ところどころ妙にボケ気味なカットがあったのだが、てっきりフィルム撮りだと思っていて、後でHDカメラで撮影されたと知った。

 終映は予定の20:55よりちょっと前で、シブヤ・シネマ・ソサエティまではちょっと遠く、また通行人に行く手を阻まれながらも、開映の5分前の21:05に入場。お客さんは10人ぐらい。予告編なしでいきなり上映。
 ロゴは、現「GAGA USEN」になる前の今は無き「GAGA」だった。
 食べ物が切れて飲み物で空腹をごまかしながら鑑賞。
 終映は予定の23:00より早い22:55ちょっと前で、この時間だと急行に間に合うので、道玄坂を走って下って間に合う。


2005年7月1日(金) 曇・雨 2005/07/04 更新

 今日は映画1000円の日で、WMCつきみ野に『ザ・リング2』(2005 米)の19:20の回を観に行く。
 開映の5分ぐらい前に劇場に着き、予想に反してチケットの順番待ちの人が1人しかいなかったところに並んで、すぐにチケット購入。
 お客さんは10人ぐらい。


2005年6月23日(木) 曇 2005/06/24 更新

 例によって、なぜか続けている「怪談新耳袋」チェック。
  第六十五話「ふたりぼっち」 監督:有里麻里、出演:黒川芽以、他
  第?話「隣の女」 監督:村上賢司
  第六十ニ話「三人来るぞ」 監督:吉田秋生、出演:黒川芽以
  第五十四話「スナップ写真」 監督:村上賢司、出演:黒川芽以、邑野未亜、他
  第六十五話「青いレインコート」 監督:吉田秋生、出演:黒川芽以、他
 今日は黒川芽以デーみたいになったけど、それぞれ少しずつ違う役を演じて、どれも一通り演技が乱れることなくこなしているのが凄いな。一番良かったのは、エレベーターに閉じ込められるのを一人芝居で演じた「三人来るぞ」かな。

 それにしても、全然更新が追いつかない。どうしたもんか…。


2005年6月22日(水) 雨→曇 2005/06/26 更新

 18:30から九段会館での『HINOKIO』(2005 日(松竹))の試写会を観に行く。
 ていうより、『HINOKIO』自体はそんなに期待していないので、それに続いてついでに都心でしか上映していない映画をハシゴする方が実はメイン。
 その候補としては
  『バッド・エデュケーション』(テアトルタイムズスクエア)
  『楳図かずお恐怖劇場』(ユーロスペース)
  『幻覚』(テアトル池袋)
と、いずれも6月24日までレイトショーの3本のどれにしようか悩んだが、まず『バッド・エデュケーション』が7月から渋谷で上映されるので候補から落ち、残りの2つから安牌っぽい黒沢清監督作品の方にする。
 まず、九段会館に15分前に到着。お客さんは、1階席はほぼ満員。18:30になってすぐに本編上映。
 『HINOKIO』は、CGやデジタル合成のカットが多いせいかおそらくHD24pなどによるビデオ撮影で、そのせいか見られないというほどヒドくはないものの、35ミリフィルム撮影に比べて全体的にシャープネスに欠け、もやっとした感じの画面。
 『HINOKIO』の出演者の1人は、「やっぱりさんま大先生」に出ていた、女っぽかった諒くんだ。同番組出身者としては、前田愛以来の俳優になれるか?
 『HINOKIO』に対する反応は、涙ぐむ人がいて終映後に拍手がパラパラ。

 終映は20:25ごろで、会場を出てすぐに渋谷に行き、20:45ごろユーロスペースに着くと、ちょうど入場が始まっていたところ。
 定員106人のところに整理番号91番で入場したので、ほぼ満席の思った以上の入り。
 まず、来週上映の同シリーズの『まだらの少女』と『ねがい』の予告編の後『蟲たちの家』、そして約50分後、テープチェンジだかで1分ほどの間をおいて、『絶食』の上映。
 『楳図かずお恐怖劇場』は、楳図かずおの顔が映し出されるタイトルバックやテーマソングなど2つとも同じだったので、ひょっとしたら元々制作している円谷プロが、テレビ東京の深夜に流すシリーズものとして作られたものを、予定を変更して劇場公開したのかもしれない。
 『絶食』のエンドクレジットを見て、そういえば津田寛治ってどこに出ていたんだろう?と思っていたら、クレジット後に長いシーンがあって、彼はそこに出ていたのだった。
 でも、こういうエンドクレジットの後に本編の続きを入れるのって、たとえ短いカットでもやめようよ! 見ないで帰っちゃった人だっているんだから!


2005年6月19日(日) 2005/07/28 更新

 ラピュタ阿佐ヶ谷で15:00からの「喜劇の神様 斎藤寅次郎」の特集から、『子宝騒動』『明け行く空』の2本立てを観に行こうと思い、満員になりそうだったから早めに劇場に行こうと思って14:20頃着いたら既に完売だった。
 そりゃそうだよなぁ。滅多に観れないサイレントの映画を、定員50人の劇場で3回しか上映されないんだもんなぁ。
 せめて事前に電話で確認しとくんだったと思ったときは既に遅し。
 しょうがないので、代わりに観る映画も決まらないままとりあえず新宿を目指して電車に乗り、乗り換えの電車待ちをしていた中野のホームで、この際だから上映時間3時間の『エレニの旅』(2004 ギリシャ=仏=伊=独)の15:30の回を観ることにして、渋谷のユーロスペース2へ行く。お客さんは70人ぐらい。


2005年6月17日(金) 2005/07/28 更新

 渋谷シネパレス1で今日が最終日の『オペレッタ狸御殿』(2005 日(松竹))の14:10の回に行く。
 開映時刻直前に整理番号35番入場。よって、お客さんは35人ぐらい。
 終映は16:00頃で、続いて渋谷から大森へ移動し、軽く腹ごしらえをしてから、キネカ大森3の『PTU』(2003 香港)の17:50からの回を観る。お客さんは10人ぐらい。


2005年6月16日(木) 2005/06/24 更新

 今夜の「怪談新耳袋」は、
  第五十話「赤い三輪車」 監督:三宅隆太
  第四十三話「正座する影」 監督:井口昇
  第四十一話「幽霊屋敷と呼ばれる家」 監督:佐々木浩久、出演:堀北真希
  第四十七話「花」 監督:佐々木浩久、出演:黒田アーサー
  第七十四話「毛浪」 監督:荒川栄二
 今回は、全然面白くないというのはなくて、「正座する影」の腹筋運動も激しくて良かったんだけど、コメントはそれまで。


2005年6月11日(土) 曇 2005/06/11 更新

 Weeklyぴあの映画スケジュールを見ていたら、有楽町スバル座とシャンテ・シネという、共に東宝系のご近所同士の劇場の記述が、
  有楽町スバル座 : 改修工事のため、6月18日(土)リフレッシュ・オープン
  シャンテ・シネ  : 改装のため、7月9日(土)リニューアル・オープン

となっているこの両者の違いは何だろう?


2005年6月10日(金) 雨 2005/06/11 更新

 最近気づいたこと。職場にある自動販売機でゴマあんの団子(ヤマザキ?)を売っていて、これが4個の団子が3串で90円という値段にびっくり。
 1970年代の前半頃、確かローカルのパン会社が大量生産で作っていた団子が、平べったいみたらし団子が4個1串で20円、球形のこしあんの団子が3個1串で30円、つまり1個当たり約10円だったのが、今は1個約7.5円とむしろ値下がりしている。
 物価が上がっても値上がりしなかった食べ物といえば卵とかバナナが思いつくけど、まさか団子もだったとは。どんなからくりがあるんだろう?


2005年6月9日(木) 2005/06/11 更新

 「とんねるずのみなさんのおかげでした」「新・食わず嫌い王選手権」のコーナーに上野樹里がゲストで出演。対戦相手は保坂尚樹。
 かつて『スウィングガールズ』が公開されたころ、深夜のバラエティ番組に出たときに、しらふでないような、さらに言えばクスリをやっているような異様なテンションでしゃべりまくっていたのを見て以来、彼女がバラエティに出ると「大丈夫か?」と心配なのだが、あれに比べればだいぶまともになった。
 それでも、「上野樹里ちゃん!初登場」と紹介された後の第一声が、「いえ〜〜〜〜…」とだるく言ったのを聞いてズッコケる。
 三姉妹の三女で、長女は陸上自衛隊に4年位いて今はDJ、二女はイルカの調教師の学校が厳しくて辞めて、美容室のバイトも辞めて、今は歌手を目指しているという、変わっていると評判の三姉妹。
 嫌いな食べ物は最後に食べたレバ刺しで、「好きですか?」と聞かれて「どうでしょうね?」、「(レバ刺しの)好きなところは?」と聞かれて「好きだと思いますね」と、怪しすぎる回答をしたのに、保坂は別のものを選んで樹里ちゃんの勝ち。
 でも、樹里ちゃんはバラエティに出ない方がいいんじゃないでしょうかねぇ? やっぱりなんか危ない。怖い。

 「怪談新耳袋」は見るのを忘れた。


2005年6月8日(水) 晴 2005/06/09 更新

 アン・バンクロフト死去のニュース。
 ニュースの見出しには、「ミセス・ロビンソン死去」なんてのもあって、芸名より役名で呼ばれるのはなんか悲しい。
 さらに、デイリースポーツなどでは、「後年のインタビューでは、ミセス・ロビンソンの印象が『奇跡の人』の役より強く映画ファンの印象に残っていることに不満だと語った。」というのに。
 でも、これはサリバン先生はサングラスをかけているシーンが多かったから、表情が出なくて印象に残りにくいという理由があったかも。だから、どうか安らかに眠ってください。


2005年6月2日(木) 雨 2005/06/05 更新

 今夜の「怪談新耳袋」の感想。
  第三話「家紋」 監督:佐々木浩久、出演:三輪ひとみ、吉行由実
  第二十九話「手形」 監督:太田隆文、出演:蛍雪次郎
  第四十話「赤い目」 監督:鈴木浩介、出演:坂井真紀
  第四十九話「教えて」 監督:豊島圭介、出演:佐藤康恵
  第二十九話「もうひとり」 監督:豊島圭介、出演:緋田康人
 今回の中では、「お笑いホラー」の「もうひとり」が、5分の枠をフルに有効に使った物語になっていたのが良かった。
 それ以外も最悪だったわけじゃないけど、コメントはなし。


2005年5月28日(土) 2005/06/05 更新

 今日が初日の『ミリオンダラー・ベイビー』(2004 米)のレイトショーを観にWMCつきみ野の2番目に大きい1番スクリーンへ。
 お客さんは50%ぐらいの入りの150人ぐらい。
 いやぁ、いい映画で圧倒されたけど、みんな終映を静かに迎えたのは、同様に圧倒されたのか?それとも印象悪かったのか?


2005年5月26日(木) 晴 2005/05/27 更新

 今週もしつこく「怪談新耳袋」の感想。
  第二十一話「近づく」 監督:佐々木浩久
  第三十六話「やめて」 監督:山口雄大
  第三十七話「もうやめて」 監督:山口雄大
  第二十四話「狐風呂」 監督:佐々木浩久、出演:田中要次
  第十四話「現場調書」 監督:堀江慶、出演:筧俊夫、酒井敏也、岡元夕紀子
 今回は「近づく」がダントツで良かった。テレビに、映るはずのないものが勝手に映ったり、夢の夢から覚めるたびに白塗りの女が近づいてくるという、オーソドックスでシンプルですきのない構成。だいたい5分しかないんだから、長編のようにドラマっぽくすると無駄なシーンばかりなんてことになるだろう?>その他。
 他には「現場調書」は酒井敏也の百面相が面白かった。


2005年5月23日(月) 晴 2005/06/17 更新

 朝から仕事で東京に行く用事があったので、ついでにVIRGIN TOHO CINEMAS六本木ヒルズでのみ上映の『美しい夜、残酷な朝』(2004 香港=日=韓国)の13:00の回に行く。
 六本木を東から西へ徒歩で横断して、前回六本木に来たのはシネ・ヴィヴァン六本木に行くためだったから、その時にはあったWAVEのビルが跡形も無くなっていて、六本木ヒルズのはずれにある建物の一部に置き換わっていたところを通り過ぎて、11:30頃と早すぎる時間に劇場についてチケットを買い、会場時刻まで六本木ヒルズをウロウロ。
 まずテレビ朝日に行き、入り口を入ってすぐのところにあった土産屋を見ると、いきなり目に飛び込んできたのは青木さやか写真集と貝殻の水着と半目Tシャツの展示で、膝から崩れ落ちそうな衝撃を受ける。
 凄いなあ。体を張ったギャグとしては近年稀に見る傑作だ。
 売り物では、「内P」の判定スイッチや「ぱちゃぽ」はちょっとほしかったけど、買わず。
 ロビーには、「マシューTV」で長谷川京子の芸能界検定テストの解答用紙と、それに相変わらずデカデカと飾られている「愛のエプロン」のワーストエプロンの堀越のりの写真。
 その後、グルグル回って適当にひまをつぶして、ちょうど入場時刻の12:50劇場に戻り、景品のイ・ビョンホンが移っているプリント3こま分のしおりをもらう。日本語字幕つきでサウンドトラックなし。
 お客さんは25人ぐらいで、おばさん率高し。
 予告編で、同劇場で行なわれる市川雷蔵の特集上映のモノが流れて、今回のは藤村志保が今は亡き雷蔵に語りかけるという内容。いやあ、予告編でも雷蔵はいいねぇ。
 『美しい夜、残酷な朝』は3部作のオムニバスで、クレジットではフルーツ・チャン⇒パク・チャヌク⇒三池崇史の作品の順番になっていたが、本編はフルーツ・チャン⇒三池崇史⇒パク・チャヌクの順番になっていた。
 これは、イ・ビョンホンのファンのオバサン連中が、2作目が終わったところで3作目を観ずに帰ってしまうことを防ぐために、日本で順番を入れ替えたのではないだろうか?
 しかし、今日はいつもより早く家を出たので、昨晩の睡眠時間が短かった上に、3番目のパク・チャヌク作品が始まってすぐにその「どーでもいい話」振りに観る気力が薄れて眠気に襲われてしまった。

 終映は15:15ごろで、すぐに六本木駅から霞ヶ関で千代田線に乗り換え、さらに表参道駅で半蔵門線に乗り換えて渋谷に着き、開映時刻の15:50の少し前に整理番号19番で入場。お客さんは20人ぐらい。

 終映後、眠気がひどかったので招待券のあった新宿ミラノ座での『ホステージ』(2005 米)の試写会には行かずに田園都市線で帰ろうと思ってホームで電車を待っていたが、思い直して逆方向の半蔵門線に乗って、表参道駅で銀座線、赤坂見附駅で丸の内線と乗り換えて、新宿駅からミラノ座に向かい、開映時刻の18:30の直前に着くと、係員にせかされるように誘導されて入場。
 客席に入ると、ブルース・ウィリスの舞台挨拶があるということで、なんと通路にまで立ち見の人がいる状態で、がっかりして壁に沿って前の方に行くと、席が1つ空いていたので座ることができてほっとする。
 時間になると、劇場前の歌舞伎町の広場の舞台でのブルース・ウィリスの挨拶のイベントの中継映像がスクリーンに映され、襟川クロの司会進行でブルース・ウィリスの到着を待つ。
 すると、しばらくすると(歌舞伎町の美化キャンペーンだかも兼ねているということで)本物のパトカーに先導されて車が到着するが、なかなか誰も出てこなくて、やっとあのハゲ頭が出てきた!と思ったら、Tシャツ姿の関係者らしい白人の爺さんだった。
 その後、アメリカの警官姿2人を引き連れて、ノーネクタイでスーツ姿のブルースが登場し、壇上で丁寧にお辞儀をしてセレモニーが始まる。
 その屋外のセレモニーが終わった後、ミラノ座の舞台に襟川クロが現れ、彼女の紹介でブルースが登場して凄い歓声が起き、ブルースはまたまた深くお辞儀。
 そしてインタビューにいろいろ答えて退場し、本編の上映が始まる。
 やっぱり眠かった。今さらながら、夕べもっと寝とくんだった。


2005年5月21日(土) 2005/05/22 更新

 フィルムセンターで17:00からの『手をつなぐ子等』(1948 日(大映))と、その前に『エターナル・サンシャイン』を渋谷で13:30からの回を観に行こうと思ったが、開映時刻をどういうわけか13:50だと思い違いをしていたことを渋谷への電車の中で気づき、間に合わないので同じ渋谷のシネ・アミューズで13:50からの『female』(2005 日)を観ることにし、予告編が始まる直前に整理番号70番で入場。お客さんは80人ぐらいで、半分強の入り。
 終映は16:10で、続いて地下鉄で銀座一丁目まで行ってそこからフィルムセンターに向かうと、途中のINAXショールームの前にモリゾーとキッコロが来ていて、見ていたチビッコ数人をうらやましいと思いつつ、時間がないので横を通り過ぎてフィルムセンターへ行き、10分ぐらい前に入場。お客さんは定員の3分の1の100人ぐらいの入り。
 18:30頃終映で、閉まっていたINAXの中のモリゾーとキッコロの小さいぬいぐるみを目にしつつ、銀座をブラブラしてビックカメラに行くと、そこにもモリゾーとキッコロがいてギャラリー20人ぐらいに囲まれていて、やはり後ろ髪をひかれつつ家路につく。
 ちなみに、モリゾーとキッコロはアニメによると大きさは子犬ぐらいなので、人間ぐらいの大きさのやつは間違ったサイズ。
 まあ、人間ぐらいの大きさのキティちゃんなんかもいるから、問題じゃないんだけど、実際の大きさが誤解されそうだから、念のため。


2005年5月20日(金) 2005/05/23 更新

 昨夜録画した「怪談新耳袋」を観る。ところで、こうしてわざわざこの番組へのコメントを書き残しているのは、関わっている若手監督や邦画でおなじみの俳優たちの力量がわかりやすいと思うから。
  第二話「頼んだで」、監督:堀江慶、出演:津田寛治、他
  第二十八話「あそぼ」、監督:森山亨
  第二十五話「旅館」、監督:太田隆文、出演:三船美佳、大家由祐子、他
  第十二話「庭」、監督:高橋洋、出演:中原翔子、長曽我部蓉子
  第八話「開けちゃだめ」、監督:堀江慶
 この中では、まず「庭」が(『リング』の、真田広之がベンチに座っているシーンと同様に)視野の端に霊のつま先を見て固まってしまったり、『呪怨』の俊男くんのような白塗りの子供を一瞬だけ見せたりといった、典型的なJホラーっぽさを踏襲していてまずまず。
 それから「旅館」の、旅館の一室で夜中に気配を感じて怖がる三船美佳の表情が良かった。というより、特にホラーの場合、登場人物のキャラや演技付けがいい加減だったり曖昧だったりすると、観るものの彼らに対する距離が離れてしまって、彼らが呪われようが死のうがどうでもよく感じられるから、その点を手抜きせずに演出をするのはむしろ当たり前。ということで、他の3作品はそれ以上コメントなし。


2005年5月19日(木) 2005/05/23 更新

 『帰郷』(2004 日)の深夜の試写会が当たったので、それを観るついでにもう1本『インファナル・アフェアV 終極無間』(2003 香港)(ていうか、本当は後者を観るついでに前者を観る、が正解)の渋谷東急での18:45の回に行く。
 渋谷東急はご存知のとおり元々は東急文化会館の中にあって、その建物が取り壊されたので、東邦生命ビルの中にあった東邦ホールが、東邦生命の倒産でクロスタワービルという名前になったビルの中のクロスタワーホールが代わって渋谷東急になってから今日が初めて。
 お客さんが座席表から好きな座席を選ぶという珍しいシステムに戸惑って18:40頃に入場。お客さんは30人ぐらい。
 本編の前に、『ホステージ』(『ダイ・ハード』のパロディ?)、『皇帝ペンギン』、『マイ・ブラザー』(相変わらず芝居がかった台詞回しだけど、韓国の日常会話自体があんな感じなのか?)、『マダガスカル』『うぶめの夏』(変換がめんどくさいタイトルは変換しない。実相寺監督、相変わらずの広角レンズ&斜め構図)、『サハラ』(M・マコノヘーさん、日本向けのメッセージわざわざご苦労さま。)、そしてとどめは『デンジャラス・ビューティー2』と、なーんにも心を動かされない予告編の連続
 特に、『デンジャラス・ビューティー2』の予告編なんて、2分ぐらいと無駄に長くて、うんざりしてしまう。
 唯一の例外の『皇帝ペンギン』が、例え望遠レンズでペンギンをとり続けたフィルムを編集しただけの映画だとしても、ペンギン自体の魅力で圧勝
 本編が始まって、香港の映画会社の例によって安っぽいCGのロゴが3つぐらい続けて映されるのを見て、映画が「映画」と表記されていたけど、「電影」は北京語で広東語では「映画」というのかな?

 終映は21:00頃で、続いてシネセゾン渋谷まで歩いて、『帰郷』の開映時刻の21:20の5分ぐらい前に入場。
 『帰郷』はアスペクト比が1:1.66のヨーロピアンビスタサイズで、シネセゾン渋谷はきちんと対応して上映。


2005年5月14日(土) 2005/05/15 更新

 NHK教育テレビで22:00-23:30の「ETV特集 ロシアの映像詩人・ノルシュテイン日本を行く」を見る。
 まず、日本の若手アニメーターの作品による「ノルシュテイン大賞」の審査をしていて、総評で「自分の頭の中の小さな世界だけのものばかりで、日常的な感覚が無いものばかり。」と酷評。
 確かに、たとえば視点がぐるりと回るような、いかにも他の何かのアニメで見たような映像を再構成したようなものばかりで、技法ベースで理解してくれるマニアたちにウケることで自己満足することを狙っていて、自分の表現したいことは何か?それを見る人に解って欲しいという思いが感じられないものばかり。
 そして、応募した人たちに古典芸能を見て勉強する必要性を強く主張。
 さらに、友人の高畑勲と会って、その流れで高畑が「最近日本でヒットしている映画はウソの話ばかりで、リアリティが欠けているのは問題。」との発言。
 まあ、映画にウソは付き物だからウソの映画もいいし、わざとそのウソに乗ってしまうのもいいけど、ウソに乗せられていることの気持ち悪さが自覚できてない人が多いように思える節もあるもんねぇ、確かに。
 という具合に、なにかと賛同できる番組内容だった。


2005年5月11日(水) 2005/05/12 更新

 「トリビアの泉」、今回はつまらないネタばかりだったけど、そんな時でも確実に笑える「ガセビアの沼」のコーナーの緒川たまきの「うそつき!」があるのがうれしい。
 でも、あれって以前は2秒ぐらいですぐに「うそつき!」と言っていたのに、最近は10秒以上は当たり前のように引っ張って、長すぎるのがどうかと思うけど、それがまたくだらない。
 あと、解説してもらう人に変なことをさせたりなどの凝り過ぎることで笑わせるのはおなじみだけど、「カオリン族カオリライトという石がある」というトリビアを鉱石学の教授にディスコで解説させるのは今イチだったが、「アルゼンチンでは仕事納めの日にオフィスの窓からいらない書類を投げ捨てる」のビデオに、安田大サーカスが「(ドンドンドン)アルゼンチン!(ドドンンドドン)オフィス街(ドンドンドン)捨てま〜す(ドドンドドン)ブエノスアイレス(ドンドンドン)紙吹雪(ドドンドドン)ゴミで〜す…」と言ったのをかぶせたのには脱力!
 「モー娘。は『LOVEマシーン』のジャケットの並びの順番で卒業している」のネタは、いちいち細かく言わないけど、今となっては辻ちゃんと加護ちゃんを無視するのは反則だろう。

 昨日の22:25から録画した、教育テレビの「知るを楽しむ 私のこだわり人物伝」を観たけど、今年公開予定の『蝉しぐれ』の黒土三男監督が藤沢周平の原作を語る…、って、しかもご丁寧に映画の一部を見せて語っているけど、それって映画化した意味を否定してません? この4回シリーズを観たら、もう映画観る必要ないんじゃないの?


2005年5月10日(火) 2005/05/12 更新

 テレビ東京22:00からの「ガイアの夜明け」「日本映画の逆襲」を観る。
 内容は、ドリームワークスや韓国の映画会社と業務提携して、ターゲットとする市場を海外まで広げて高額予算の映画を作りやすくしている角川映画と、『呪怨』のハリウッドリメイクに自らプロデューサーとして関わって海外に活躍の場を広げている一瀬隆重さん。
 まあ、私は日本における映画の状況うんぬんという話題に関しては、人々が映画を観ることで気持ちが豊かになるかどうかに比べれば、(あまりに貧しい観客の現状故に)製作者が儲けるか損するかなんてことはどーでもいいのだが、「ガイアの夜明け」はビジネス番組なので、映画に対する番組の切り口はあくまで「産業」としてなので、出演者に対するコメントとしては「頑張って下さい」といったところ。
 それ以外では、中田秀夫監督も出たりして、ハリウッドは興行の結果にシビアな代わりに見返りが大きいとの取り上げ方だったが、ハリウッド映画は損を恐れて万人受けする映画ばかりで飽きられてきているというところまでは突っ込んでいなかった。まあ、結果にシビアということは、そうしたマンネリに敏感に対処してくるだろうけど。
 あと、韓国では日本映画のテレビCMはご法度なのかぁ。さすが現実逃避のファンタジー好き。


2005年5月8日(日) 晴・曇 2005/05/09 更新

 朝、日本テレビの「いつみても波瀾万丈」、ゲストが工藤夕貴だったのを途中(『ヒラヤマ杉に降る雪』出演)から見るが、彼女はハリウッドに行って、最近母親と一緒にいたいという理由で日本で仕事をするようになったなどの話を、当の本人は相変わらず自分を良く見せようというより聞いて欲しいという感情の赴くままに語っていたのだが、それに対して「ハリウッド」という言葉を出世した意味を込めて連発する司会者の薄っぺらさはなんだ。
 まるで、古い田舎のイメージで、東京に出て結局戻って来た人を「東京帰り」と言って持ち上げるように、「ハリウッド/東京」=高級なところ、「ハリウッド/東京にいた人」=エライ人、ぐらいのド単純なものの見方。
 人が住む場所を変えることって、まず単純なことなんてないぞ。 


2005年5月7日(土) 2005/05/09 更新

 藤井隆と乙葉が婚約かぁ…。文句の言えないほどのナイスカップルだなぁ、としか言えない。

 というわけで、その藤井が出演していた少林寺2』(1983 香港=中国)を放映していたので観る。
 え?お笑いに走ってないし、武術は本格派過ぎるし、なにより製作当時彼は10歳ぐらいだったから、藤井じゃなくてただのそっくりなだけの別人だって? いやぁ、そんなのは屁理屈! あれは間違いなく本人だな。


2005年5月6日(金) 雨 2005/05/07 更新

 2時間スペシャルからずっと観ている「タイガー&ドラゴン」の第4話。
 事実上1話完結とはいえ、連ドラで毎回異なった江戸の古典落語を現代の東京の話に置き換えるのは大変だと思うが、落語の持つ魅力をうまく描いてみせていて、ますます好調。
 その魅力とは、今回の台詞にあったように、「古典落語は人間を描いている」ということで、笑いの奥に人間の深みが見え隠れするのを楽しむのが「粋」ってもんで、ただでさえ昨今の「死んだら悲しい」とか「奇跡が起こって嬉しい」みたいな「野暮」を通り越して「バカ単純」なお話に、若い奴だけでなくいい年した女まで夢中になってるような日本(及び、人間を見る目が単純な(=浅い)人々がくだらない問題を起こす他国も)じゃ、その反動で粋なもののありがたみが増すってもんだ
 「タイガー&ドラゴン」のおかげで落語ブームが起きる気配があるらしいが、ぜひそうなって欲しい。バカ単純オバサンは手遅れだろうから、若い人だけでも「粋」が広まって「野暮」が駆逐されれば、世の中も良くなるだろう。
 出演者もみんないいのだが、中でも「粋」に憧れて落語を始めた「野暮」なキャラをうまく出している主役の長瀬が良くて、すっかり見直した
 反面、もう一方の主役で、最近女性に人気らしい岡田准一が、長瀬と比べればはっきりとわかると思うが、「登場人物として生きている感じ」が感じられなくてなんとも弱い。精進しろよ。


2005年5月5日(木=祝) 2005/05/07 更新

 深夜、眠くならなかったので、テレビ東京の『ゴルゴ13 九竜の首』を観て、さらにTBSの「怪談新耳袋」の再放送。今夜は、
  第三十三話「忘れ物」(監督:難波涼、出演:田畑智子)
  第三十一話「ビデオ」(監督:木原浩勝、出演:三輪明日美、三輪ひとみ、三輪鎮夫
  第?話「一滴の血」(監督:荒川栄二、出演:清水美那、菜葉菜)
  第二十七話「さとり」(監督:清水崇、出演:内山理名)
  第七十二話「待ち時間」(監督:清水崇、出演:水橋研二、植松夏希、内山理名)
の5作品で、最初の3つはこれ以上コメントすることはなし。まあ、1話5分ではやっぱり短すぎて内容を盛り込むのは難しい。
 で、あとの2つの清水崇作品は、まず「さとり」の方は内山理名が子供のころの無邪気な日記を呼んでいたら、そこに…、という、一発オチの衝撃でゾッとさせるという内容で、まずまず。
 「待ち時間」は「さとり」の続編で、子供時代の理名にフィアンセの水橋研二が呪われるのをじわじわと描いていて、まあまあ。


2005年5月4日(水=休) 晴 2005/05/06 更新

 朝、NHK教育の「モリゾーとキッコロ」のアニメを観る。1本5分間のを4本ほど。
 こういう幼児向け番組は、キャラにちゃんと魅力がありさえすば、あとはなんにも頭を使わなくていい内容の番組を見ているだけで本当に気持ちがとろけるようになって気持ちいい。以前だと「テレタビーズ」がそうだった。
 モリゾーとキッコロのキャラは、イベントのマスコットとしてはスノーレッツ以来のヒットだろう。
 おまけにアニメでは2人の森の仲間として、腹巻に鉢巻姿の大工のタヌキとか、なぜか天狗とか、メガネをかけた鳥とかカエルとかカタツムリとか床屋のカニとか、可愛いものばかりではまりそう。

 夜、フジテレビの「お台場生明石城120万石」。番組自体はさんまの仕切りが冴えまくっていてとても面白かった。
 それにしても、青木さやか。昨日も、「ロンドンハーツ」の「格付けし合う女たち」で「OLが選ぶ、なりたくない女」のワーストに選ばれたら、涙を流して「私はOLが働いてない夜遅くも働いてるんだよ!」と怒鳴っていたのがものすごく面白かったけど、そんな風に状況に応じて様々な態度を見せて、それが作りっぽい胡散臭さを漂わせながら、なおかつひょっとしたらマジの反応なんじゃないかと思わせるものを微妙に混ぜて、本当に絶妙に面白い。
 バラエティに出ている人の武器としては、「天然」とか「トーク上手」よりもさらに一段高度な技、というより「芸」と言えるものになれそうなものを持っていて、出ているテレビではいつも他の出演者より1つ抜き出ている感じ。


2005年5月3日(火=祝) 晴 2005/05/04 更新

 深夜、フジテレビNONFIXシリーズ憲法〜第9条・戦争放棄「忘却」を観る。監督は是枝裕和
 全体の内容は割愛して、注目点のみ。
 取り上げていたことは、まず木下恵介の『二十四の瞳』の中で、大石先生が「みんな戦争が悪い」みたいな台詞があったことに対し、大島渚が「日本人1人1人には責任が無いようなことを言っている」と批判したこと。
 「帰ってきたウルトラマン」の「怪獣使い」(?)の回で、ある貧しくて地中に宇宙船があると信じて掘り返そうとしている少年を、市民たちが差別と恐れの思いで宇宙人呼ばわりして虐待し、その結果宇宙人を名乗りでた男が殺され、その怨念が乗り移ったような怪獣ムルチが地中から現れ、ウルトラマンは悪いのは人々の方だと思って変身をためらうというストーリー。脚本は、返還前の沖縄出身という日本では虐げられた立場の人。
 一番のメッセージは、自衛権でさえも開戦の口実に使われかねないということが9条の存在意義に含まれたはずだが、そのことを忘れている人が多いのではないのかということ。(タイトルの意味するところ)
 まあ、私は戦争の諸悪の根源を理解する代わりに、ただひたすら恐れ続けるだけでも再発防止には有効か?なんてことも思うし、国だって所詮は企業ややくざと一緒で、人が組織を作るということは他を滅ぼしてでも利益を得るため、なんて考え方も無いとは言えないし、まあ要するによく判らんです。一方的な考え方をしないようにするのことで精一杯といったところで。それにいくら理屈で考えても、理屈が通じない人のほうがこの世界では圧倒的に多数を占めてるから、ねぇ。最近、身にしみてそう思うから、真面目に考えるほど自分が潰れるだけのような気がして。ほんと、情けないこと言ってしまって申し訳ないんですが…。
 番組の内容は、是枝監督があちこち訪問したついでにカメラを回して、それを元に作った感じで、さすがドキュメンタリー出身の手堅い出来だった。


2005年5月2日(月) 2005/05/07 更新

 まだ昨日の頭痛が残る状態で働いて、夜に『やさしくキスをして』(2004 英=伊=独=スペイン)の試写会に行く前にもう1本、ユーロスペース1での『恋の風景』(2003 香港=中国=日=仏)の16:30の回を観に、仕事を早く切り上げて渋谷へ。
 整理番号5番で予告編上映中に入場。よって、お客さんは5、6人。入場時にもれなくプレゼントの缶チューハイをもらう。
 予告編で、『楳図かずお恐怖劇場』はJホラーなんだけど、映像的に注目に値するものだった。
 『恋の風景』は通常のビスタサイズだと思うので、画面の縦横比は標準では1:1.85のはずなのだが、ユーロスペース1でのこの日の上映はどういうわけか1:2ぐらいで、画面中央下に2行で表示される日本語字幕は下の行がギリギリ映っているぐらいで、オリジナルに1ヶ所あった映画字幕は文字の下半分が画面の下端からはみ出していた。
 まあ、ビスタの1:1.85という数字もあくまで目安で、実際には英語字幕以外は気にならなかったんだけど、それでもねぇ…。

 終映は18:30で、『やさしくキスをして』の開映時刻の19:00までには九段下の千代田区公会堂まで余裕で間に合うと思っていたら、3分前ぐらいに着いて2階席で観る。


2005年5月1日(日) 晴 2005/05/07 更新

 今週いっぱいで終了の『サマリア』(2004 韓国)の13:00の回を観に、恵比寿ガーデンシネマ2へ。
 今日は映画1000円の日なので、12:15頃と早めに窓口に着いて 整理番号52番をもらい、腹ごしらえをしようと思ってガーデンプレイスをうろついていたら、ビルの奥にファミリーマートならぬファミマを見つけて結局おにぎりを食べながら、ぴあでその後にハシゴする映画を考える。
 家を出る前は、渋谷のユーロスペースの『恋の風景』にしようかと思っていたが、結局同じ渋谷のル・シネマの『<愛の神、エロス>』(2004 仏=伊=ルクセンブルグ=米=中国)にする。
 そして、入場。お客さんはほぼ満席の100人ぐらい。
 予告編で、『皇帝ペンギン』(堅いタイトルだなあ。普通に『コウテイペンギン』じゃダメなのか?)のロゴが、あの原色の「
GAGA」から、平凡なデザインの「GAGA USEN」に変わっていた。
 ところで、私は動物の生態映像の中では、カバ(子供のカバ、かわいい)とかタテゴトアザラシなんかも好きだけど、なんといったってコウテイペンギンが一番好きで、日本のペンギン好き界では菊川怜に次ぐレベル(自称)。
 ブリザードが吹くと外と中が入れ替わりながら100羽ぐらい集団でかたまってたり、一列縦隊で2人脚で歩くだけなく平らなところではおなかで滑ったり、海中から陸に上がるときは凄い速さで飛び出して着地を決めたり、お父さんは何ヶ月も飲まず食わずで卵を温め続けたりと、とても身長が1メートルぐらいとは思えないほどの可愛さで、子供なんて本当にピングーの妹のピンガそっくり。
 だったらピングーとそのまんまタイアップすればいいのに、予告編に出ていた映画のマスコットの「ペンタくん」ってなんだよ!
 それにしても、動物の感動ドキュメンタリーなんて普通は見に行かないけど、これは惹かれるなぁ。なんか、まんまとはめられてると思いながらも。

 終映が15:00頃で、続いて渋谷のル・シネマ2で16:00開映の『<愛の神、エロス>』に向かう。
 15:20頃に窓口で整理番号52番をもらい、どこかでコーヒーでも飲もうかと思ったが、結局ちょっと米を食べたくなったのでまたおにぎり1個。
 お客さんは、またほぼ満席の100人ぐらい。予告編は『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』『ライフ・アクアティック』『サラ』など、さっきの恵比寿ガーデンシネマとかぶっているものばかり。
 本編が始まって、眠くならないように映画前の食事は少しにしているのに、おにぎり1個で3話オムニバスの『<愛の神、エロス>』第1部のウォン・カーウァイのゆったり映像で眠ってしまった。飯は抜いてコーヒーにするべきだったか?

 映画2本観たせいか、頭痛を抱えながら家路につき、夜はほとんど寝っころがって過ごす。


2005年4月10日(日) 晴 2005/07/21 更新

 渋谷で『大統領の理髪師』の朝1番の回と、続いて『カナリア』(2004 日)を観に行こうと思ったが、行きの電車の中で『PEEP"TV"SHOW』が来週末までだということに気づき、急遽予定を変更して、「世間という名の現代社会におけるしどけなさ」(おっとこれは「鈴木タイムラー」だった。などとしらじらしいことはともかく)
『カナリア』の朝一番の回と、続いて『PEEP"TV"SHOW』を観に行くことにする。
 『カナリア』を上映しているアミューズCQNは初めて行くところで、通りに面している2階に上がるのと3階に上がるのとの2本のエスカレーターのどちらに乗ればいいのか
迷うという不親切な作りになっている。(正解は、チケット売り場の8階までどちらでも行けないことはない)
 整理番号24番で、開映の10:45ごろに入場。お客さんは30人ぐらいで50%ぐらいの入り。
 予告編は『ウィスキー』の途中から観て、続いて『逆境ナイン』『いらっしゃいませ、患者さま。』『スカーレット・レター』『甘い人生』『やさしくキスをして』
『ワンダフルデイズ』と続くが、そそられたものは特になし。

 軽い食事をした後、続いて『PEEP"TV"SHOW』の渋谷シネ・ラ・セットへ。
 ここも初めての映画館で、前の方の座席が座り位置の低いソファ風で、丸テーブルがついている。
 映写機は、(しまった、映画が終わったら出る前に確認しようと思っていたのだが、忘れた!)おそらく35ミリはなくて、DLP方式のビデオプロジェクターのみ。
(つまり、35ミリプリントで上映されている『誰も知らない』とか『復讐者に憐れみを』といった映画でも、ここではビデオを上映をするというビデオシアターと一緒。)
 予告編で、『オッパイ星人』はアニメによる映像で、それなのに遠藤憲一、森下千里、井口昇などのキャストがクレジットされていて、内容がさっぱりわからない。
(まあ、エロナンセンスだろうというのは伝わったけど。)


2005年3月30日(水) 2005/07/21 更新

 午後、仕事を休んでユーロスペースでの『トニー滝谷』(2004 日)の15:45の回を観に渋谷へ。
 開映直前に整理番号24番で入場。お客さんは25人ぐらい。
 終映は17:15で、続いて新宿に行き、明治安田生命ホールでの『フライト・オブ・フェニックス』の試写会へ。
 適当に時間をつぶして、開場時刻の18:00に余裕で入場してパソコン仕事。


2005年3月26日(土) 2005/05/07 更新

 国際交流基金フォーラム「When Masters Were Young - 1960 にっぽん60年代 巨匠たちの原点」から『日本脱出』(1964 日(松竹))『乾いた湖』1960 日(松竹)の上映に行く。
 開映時刻の15:00の10分ぐらい前に入場。大久保賢一さんとトイレですれ違う。お客さんは75%ぐらいの入りで150人ぐらい。
 『日本脱出』は16ミリプリントの上映なので、画面の周囲がけられているのと抜けが悪いのはしょうがないが、それ以外はまずまず。
 英語字幕つきで、監督は"Yoshishige Yoshida"表記だった。

 終映後、数分間の休憩をはさんで、16:45から吉田喜重(YOSHIDA Kiju)監督による無料のレクチャー。英語通訳付き。
 講演に先立って、映画について作者が語ることは、観客の想像力を制限することと、自分の思いが誤解されたくないことの板ばさみだと断りを入れる。
 『日本脱出』は、Action MetaPhysic(アクション形而上学?)と称して作ったそうで、つまり正義が悪を暴力で倒すという暴力肯定、男の鬱屈が女に対する暴力に向かう性差別、権力に対するルサンチマンがテロに発展すること、そうしたアクション映画の持つ問題を批判するつもりで作ったとのこと。
 それから、『日本脱出』は1964年5月完成、7月封切りで、映画の中で所々で顔を出す東京オリンピックというお祭り騒ぎに対し、ベルリンオリンピックなど第2次大戦をはさんだそれまでの日本の歴史と比べてみた疑問が反映されているとのこと。
 吉田監督は、松竹で6本を監督していて、最後の作品になった『日本脱出』は彼が外国旅行中に公開されて、彼が不在中にラストシーンをカットされて(そのため、完成版は唐突に終わる形になっている)上映されたことを帰国後に知って、プロデューサー共々即松竹を退社。
 それ以来『日本脱出』は上映される機会はなく、彼も40年ぶりぐらいに観たとのこと。
 切られたシーンは良く覚えてなくて、それは過去の作品には執着したくないのですぐ忘れたいのと、やっぱり嫌なことだったので思い出したくないから。
 カットされた理由は良くわからないが、最後に主人公が精神異常者として扱われ、施設に入って好きなジャスを熱唱しながらアメリカを思う姿を、面会に来た桑野みゆきが見て絶句するというのが暗いと思ったからではないか?とのこと。
 恨んでいるわけではないけど、ラストシーンの武満徹の曲が流れなかったのは残念だそうだ。
 その後、質疑応答が15分の予定が30分かかり、映画は作り手だけによって作られるのではなく、観客が観て感じるという両者の共同作業で初めて完成されるということにあらためて触れ、映画を決まった形のものとして観ようとする観客の保守性も指定していた。

 18:30ごろ一旦外に出て軽い食事を済ませた後、18:45分に再入場して19:00から『乾いた湖』の上映。


2005年3月25日(金) 晴 2005/03/24 更新

 フジテレビ19:00〜20:54の「みのもんたのSOS!恐怖!東京大地震直撃生死を分ける(秘)策スペシャル」。内容は、
  (1)津波の破壊力を実験で検証
  (2)東京の家屋倒壊、火災、避難危険地帯をリストアップ
  (3)地震雲や家電による電磁波探知で地震予知できるか?
  (4)地震が起きた後の過酷な避難生活
といった具合で、(2)については東京以外や都内のランク外はもちろん、名指しされた所に住んでいる人にも「気を引き締めよう」と思うことしか意味がない。
 (3)は、地震の後で「そういえば、あの現象って前触れだったのかな?」っていうのでは予知になってないので論外。
 (4)も、凄く大変だというだけで、対応策は何も提案せず。
 結局、タイトルでうたっている「(秘)策」らしき実用的な情報は、「津波が来たら障害物のない道路より林の中の方が安全」ということだけで、事態を予想するだけじゃ何も意味ないじゃん。
 実現不可能でもいいから、「路上駐車はすべて即撤去して、違反者には重罰」、「燃えやすい木造家屋は潰して、跡地に広〜い幹線道路を作る」、「都民の大多数を事前に地方に疎開させる」ぐらいのことを言えばいいのに。


2005年3月19日(土) 2005/04/18 更新

 TOHOシネマズ海老名での『サイドウェイ』(2004 米)のレイトショーを観に行く。
 地味な映画にもかかわらず、TOHOシネマズチェーンでの公開という絞ったのが功を奏してか、思ったよりも入りがよく50人ぐらい。
 予告編で、『甘い人生』のイ・ビョンホンが画面に映ると、♪は〜ら〜だ たいぞうです!♪と歌いたくなる衝動が…。
 さらに、「海賊版撲滅」のCMを始めて観たけど、「大切なものが盗まれている」というナレーションだけではなく、谷村美月ちゃんが黒い涙を流したりドクロが映されたりで、このCMのスポンサーはMPAだから「俺のものを盗むな!」って言ってるだけなのに、まるで海賊版が大量虐殺並みの悪事のように描いて公共性のあるように見せかけているのは、いくらなんでも思い上がりもいいとこだろう。


2005年3月18日(金) 2005/04/18 更新

 WMCつきみ野での『ロング・エンゲージメント』のレイトショーに行く。
 上映1週目でWMCつきみ野の2番目に大きな客席での上映なのに、お客さんはなんとたったの5人ぐらい。


2005年3月15日(火) 2005/03/24 更新

 藤沢オデヲン系映画館の招待券があったので、今週いっぱいで上映が終わる『火火』(2004 日)と『Ray』(2004 米)を観に行く。
 まず、オデヲン1番館の『火火』の夕方の回。お客さんは15人ぐらい。
 予告編は、「アカデミー賞最有力」の『アビエイター』など。
 『火火』は信楽の陶芸家の話なのだが、たまたま「所さんの目がテン!」3月6日3月13日の回で、陶器と磁器の違いや、穴釜と登り窯の違いを見たばかりなので、技術的な面でとても助かった。
 エンドクレジットで、製作として挙がっていた10人ほどの中に高橋恵子の名前が。
 映画が終わっても手違いで場内が暗いままの中、明るくなるのを待たないで外にでて、続いて藤沢オデヲンでの『Ray』の夜の回へ。お客さんは20人ぐらい。
 予告編で、こちらでは「アカデミー最多5部門受賞」の『アビエイター』の予告編。


2005年3月13日(日) 2005/03/14 更新

 ろくに日記も書けないのはなんとかならないのか?と思うのだが、忙しいというより正確には気持ちに余裕がないと言った感じ。

 朝の「サンデー・ジャポン」あたりで相変わらずライブドアとフジ=サンケイグループの対決の話題を取り上げていたけど、ゲストの崔洋一が経済とクリエイティブなことを分けて考えるべきと言っていた以外、議論にならないことばかりを言い合っていてひどかった。
 というより、この話題って各メディア寄ってたかって大きく取り上げることじゃないだろうと思うのだが、というのもM&Aなんて今や日本でも日常茶飯事だし、一般人にとって気がかりなことはライブドアが勝ったらニッポン放送がダメになるんじゃないか?ということだけど、でもアメリカの映画会社をAOLやソニーや松下が買収したって変わらなかったようにまず何も変わらないだろうし、悪くなったらリスナーが反発して悪くさせなければいい、番組のキャラクターは株主ではなく一般のリスナーが決める、ぐらいの気概が無いのだろうか?
 実際、この話題はなぜか芸能ニュース扱いだし、日本は政治の話を何もしないプロレスラーを国会議員にしたり、アナクロ俳優を県知事にしようとしたり、駄作で評判の映画をわざわざ観に行って罵倒したりで、要は良いモノや正しいことを追求するより手っ取り早く面白がれるネタを求めているってことだから、そんな大衆の力なんて当てにできないんだけど。
 こんなことを話題にするより、国民から巻き上げた受信料で自民党のための番組を作っていると疑われている放送局と、北朝鮮の工作員とも言われている人たちを故意か偶然かバックアップしている形になっている新聞社と、どっちが正しくてどっちが反社会的なのかの方が遥かに重要だろう。

 深夜、フジテレビの「彼らの海・VII」とかいう75分のドラマをやっていたのを、合計10分ぐらい断片的に見たが、高校時代愛し合った男女が約束の場所で会えず、それから何年後かに再びその場所に行くというロマンチックなストーリーも、映像面や演技面で演出力を発揮して画面に力が出せてないものは認めないよ、と言っておこう。

 続いて『ローレライ』の宣伝番組。ところで、この映画のCGがリアルじゃないという評判があるようだが、そうだとしてもそれよりずっとリアリティに欠けるはずのアニメで描写が緻密なだけで「リアル」だとか言って平気なのは、いったいどういうことなんでしょうかねぇ?
 CGってのは決して実写ではない、という点ではアニメと一緒の筈なのに。
 アニメはリアルとかけ離れているから割り切れる、ということなら、CGだって割り切れると思うのだが。


2005年3月3日(木) 曇 2005/03/05 更新

 「富豪刑事」を、熱中もしていないのになんとなく適当に観続けているけど、テレビドラマでは深田恭子演じる刑事の富豪のゴージャス感を出すのは難しいのでは?と予想していた通りなのだが、それは天然ボケキャラ方向にエスカレートさせることで何とか対処。
 しかし、この番組の構成では主役より重要なはずの脇の登場人物が揃いも揃って弱すぎるのがなんともなぁ。よく比較される『トリック』と比べると、あちらは脇の阿部寛と生瀬(あ、下の名前忘れた)が強烈にボケて、主役の仲間由紀恵がつっこむというのに対し、こちらは恭子ちゃんがボケて周りが皆でつっこむというのが、いかにもバランスが悪いしつっこみ同士でキャラを違うものにすることが難しいからキャラが立たない。
 まあ、来週は高校のラグビー部の監督が狙われる事件で、山下真司が監督になりすまして試合で部員たちと抱き合って喜んだり、恭子ちゃんもセーラー服を着たり「不良の皆さん、こちらで〜す。」と不良を部員に勧誘したり、松村雄基も出たりと、まるっきり「スクール・ウォーズ」で、ちょっと期待できるかな?


2005年3月2日(水) 晴 2005/03/03 更新

 3月5日の土曜ワイド劇場で放送される、あの心臓が止まりそうになるほど怖いアンリ=ジョルジュ・クルーゾーの『悪魔のような女』のリメイクのドラマの番宣で、菅野美穂が久々にバラエティに出た昨夜の「『ぷっ』すま」の録画と今夜の「堂本剛の正直しんどい」を観て、相変わらずバカだったのが嬉しい。
 「しんどい」の企画「OKDS」(オーラを消してデートせよ)って、あんなにバレるもんなのか? 2人とも声に特徴があるくせにしゃべり過ぎたからか?


2005年3月1日(火) 晴 2005/03/03 更新

 アカデミー賞の授賞式の録画を見たが、今年は今年の映画の総集編などの特別なコーナーもなく、ほとんど受賞セレモニーのみだった。
 これも去年も書いたはずだけど、レネー・ゼルウィガー、マーティン・スコセージ、スカーレット・ジョハンソンって呼ばれた人たちの日本語表記はなんとかならないのか? でも、『エイヴィエーター』は外来語みたいなもんだから『アビエイター』でもしょうがないのかな?
 あと、マイケル・ジャクソンの出演シーンはもっとはっきりと映した方がウケたと思うんだけど、さすがにそれは不謹慎だから控えめだったのかな?

 WMCつきみ野に、『THE JUON / 呪怨』の夕方の回を観に行く。お客さんは10人ぐらい。


2005年2月28日(月) 晴 2005/03/01 更新

 いかんなあ、忙しくても少しでも日記には何か書くようにしようと思っていたのに…。
 というわけで、久しぶりに書く話題は、ちょうどアカデミー賞授賞式の日(アメリカ時間で2月27日(日))だったので、ひょっとして毎年書いているかもしれないけど、私がアカデミー賞の予想をしない理由
 (1) 自分の目で観て自分で感じたことを元に映画評らしいものを書くことをサイトのメインに据えている以上、観てもいない映画の優越を決めるといったそれに反することはしない。(当サイトの未見の映画についてのページは、観ないと決めたことに対する言い訳なので、評価とは違う。念のため。)
 (2) 賞などの映画の評価は、映画の出来の優越で決められるべきだという純粋な気持ちを持ちたいので、それに反してハリウッドやアメリカの政治的なことや人間関係などの影響を考慮するなどといった、不純な考え方の世界にわざわざ首を突っ込みたくない。

 と、これだけ書けば私の思っていることが解ってもらえると思うのですが。予想をしている人たちをどう思っているかとか、ね。とは言っても、、せめて「予想なんてお遊び」というエクスキューズをちゃんと言っていれば問題ないけどね。それ無しで本気で予想してたら…。


2005年2月11日(金=祝) 曇 2005/03/01 更新

 「あしたまにあ〜な」で、『マシニスト』の紹介で
  「クリスチャン・ベールは体重を30キロも落として不眠症の男を熱演。…絶対やり過ぎやと思うわけ。
 『ファイティング・テンプテーションズ』のキューバ・グッディングJRに対し
  「私はこの人、出川哲朗さんに似てると思うわけ。」
 東京ジョイポリスのバレンタイン企画の「Loveダーツ」に対し
  「ていうか、それダーツじゃないよね。(銃みたいなもので撃っている) まと、回ってるし。
 相変わらず、冴えてますねぇ。


2005年2月5日(土) 晴 2005/02/07 更新

 ずっと忙しかった頃に比べて、やっと少し時間がとれるようになったから、日記ぐらいは簡単でいいから更新し続けるようにしよう。
 ていうより、日記が更新できないのって、忙しさのせいにするような問題じゃないよな。努力が足りないなぁ。

 ずっと観ようと思って今まで観れずにいた『誰も知らない』(2004 日)を観にキネカ大森へ。
 渋谷シネ・ラ・セットでも上映されているけど、あそこってビデオプロジェクターしかなくて35ミリフィルムの上映じゃないんじゃないか?との懸念があって大森へ。
 1時間ぐらいで着けるだろうと思って10時ちょっと前に電車に乗ったら、本当に1時間ぐらいで開映時刻の11時の10分前とちょっと危ういタイミングで大森に着く。
 キネカ大森の1番小さいキネカ大森3は、お客さんは半分ぐらいの入りの20人ぐらい。
 『誰も知らない』は、淡々としたしっかりした演出を淡々と観ていたら、最後の方でモノレールに乗っている柳楽優弥と韓英恵の目力が強い2人と、背後の車窓の向こうに左から右に流れていく夜明けの風景の鮮やかなショットに、つい感極まってしまった。
 あの2人は将来ますます活躍するかもしれないから、そうなったら子役時代の貴重な2ショットになるだろう。

 終映後、『誰も知らない』でそばどん兵衛を食べていたのを観たせいか、そばかうどんしか食べたくなくなって、大森の駅前で食べてから、次の映画『約三十の嘘』(2004 日)を観に渋谷のシネクイントへ。
 開映時刻の14:50の15分ぐらい前に着く。お客さんは50人ぐらい。
 昨日に続いて今日もこの時間は眠気が襲ってきて、映画がつまんないと気分が悪いわ眠いわでしょうがない。
 『約三十の嘘』は、食堂車などのシーンは実際に走行中の社内で撮影されているが、映画の大半の舞台になっている個室は、カメラが自由に動いていることから判るように撮影所のセット。
 物語が大阪から始まって富山あたりで終わるのは、JR西日本が協力しているから?(糸魚川を越えるとJR東日本になる)


2005年2月4日(金) 金 2005/02/07 更新

 今日が最終日の『ヴィタール』(2004 日)を観るために、むりやり時間を作って新宿のK's cinemaに初めて行く。
 開映時刻の13:00の15分ぐらい前に着いて、整理番号3番をゲット。お客さんは15人ぐらい。
 客席のドアに「塚本監督指定の音量に設定してあります。」といった貼り紙がしてあった。
 映画が始まると、ボツボツとノイズが入るアナログサウンドトラック(DTSステレオ)ながら、最高ボリュームに達した時の音がデカい!
 ノイズなんかより音量を重視するのは、さすが塚本。
 映画の冒頭から一気におしまくっていて、ノリノリで観てると気持ちいい!

 終映が14:40で、続いて渋谷のシアター・イメージフォーラムで14:55からの『ほら男爵の冒険』(1961 チェコスロヴァキア)に15分もあれば余裕でいけると何故か思ってのんきに新宿駅に向かったが、ぜんぜん余裕ではなく、渋谷に着いたのが15:53だったので、シアター・イメージフォーラムまで走って行って予告編上映中に入場。お客さんは40人ぐらい。
  最近、夕方には眠くなって夜中に目が覚めるという生活が続いているから、走ったこともあってか眠気に襲われた。


2005年1月15日(土) 2006/04/23 更新

 イイノホールで夕方からの『レイクサイド マーダーケース』(2004 日(東宝))の試写会を観に行き、ついでにハシゴする映画として、新宿のシネマスクエアとうきゅうでの『またの日の知華』(2004 日)の昼の回にまず行く。
 お客さんは意外に多く、年齢層も高めだった。なんかの関係者だろうか?
 続いて『レイクサイド〜』の試写会へ。


2005年1月14日(金) 2006/04/23 更新

 新橋のヤクルトホールで『きみに読む物語』(2004 米)の試写会。
 終映後、渋谷のシネ・アミューズ イーストへ行き、『犬猫』(2004 日)のレイトショー。整理番号はなんと100番と大盛況。


2005年1月11日(火) 晴 2005/01/12 更新

 「カミングダウト」で、ゲストの小倉優子。関根勤よりもうまくモノマネすることを目指して日頃から練習を欠かさないほどハマってもハマり飽きないゆうこりんなのだが、彼女が「カミングダウト」のようなクイズ番組に出て当てにいっている時の真剣な表情がものすごくて、日本で一番目に力のある人といったら市川実日子宮崎あおいあたりだと思うけど、それに匹敵するかも。
 誰か彼女を本格ホラーの主役に抜擢してくれないだろうか。


2005年1月10日(月・祝) 晴 2005/01/12 更新

 「爆笑問題のススメ」、ゲストは大林宣彦
 この番組のゲストは作家(≒小説家)なのだが、彼は肩書きは「監督」ではなくて自称「映画作家」。というのは、「監督」はあくまで現場だけで、彼は脚本から興行までやってるから。
 眞鍋かをりを出演女優に想定して、「演技は、しないのが演技」といった、演技指導というより口説いているように面と向かって話しかけてみせたのが圧巻。
 爆笑問題とのやり取りでも、今までしゃべる量の多さは感じていたけど、何を言われても即答で適切に切り返す切れっぷりもすごくて、あの口調にだまされて人がいいという見方だけをしてはやっぱりいけませんねぇ。


2005年1月9日(日) 2005/01/12 更新

 深夜、テレビ東京のドラマ「GO!GO!HEAVEN」
 話題になった「怪奇大家族」の後番組で、ストーリーは自殺サイトで知り合った4人の女がバンドを組んでライブ中に自殺しようというところまでが今回。
 今回観た限りではこれといって面白そうに見えないのだが、来週から悪魔と契約したりと話が大きく変わりそうな気配もあるし、まだ何とも言えない。
 それより加藤夏希、ちゃんと主役張れてるじゃん。彼女目当てで観ようかな?


2005年1月8日(土) 2005/01/12 更新

 HDDレコーダー、しばらく使ってみたら、テープの残りを気にして時間を計算したりしなくてもいいし、録画しながら再生できるし、便利な機械じゃん。
 これからまだまだ機能を勉強して、編集とかコピーとかを出来るようにならなければならないんだけど。

 「鈴木タイムラー」、最近ますますとんでもないことになってきて、津島亜由子キャスターが金剛地を面と向かって責めまくるパターンが定番になったみたいで、今日は総集編だったのだが、番組に抗議に来た鈴木さんたちの意見をバックに金剛地をずっと圧倒しっぱなし。このやり取りがもう見ていてたまりません。


2005年1月1日(土) 晴 2005/01/02 更新

 昨日から朝まで、パソコンで仕事をしながらずっと録画を見ていたら、観ようと思っていた5テレビ東京05:00からの『初春狸御殿』(1959 日(大映))が気がついたらとっくに始まっていて、途中から観る。
 雷蔵、若尾文子、勝新をはじめとした出演者たちが歌って踊る映画で、元々期待はしてなくてちょっと観てみたかっただけだったので、こんなもんかという内容。
 放映バージョンは、同時代の大映の映画の放映版のレベルと比べて、ものすごくきれいな映像だった。

 昼まで眠って、午後は正月早々仕事をしようと思ったのだが、待っているメールが来なくて何も出来ず、正直内心ラッキーと思う。
 テレビは、特筆すべきは「内P」ぐらいで、露天風呂のだるまさんがころんだをはじめ、例によって死ぬほど笑った。
 歴代のゲストアシスタントの原史奈や小池栄子と同様、男の裸を見せられて目のやり場に困る熊田曜子はちょっとかわいそうだったけど。


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