映画日記 2000年11月〜2001年12月 2004/06/17 更新




2001年12月31日(月) 2002/01/10 更新

昨日BSで放送されていた『パンダコパンダ』(1972 日)の録画を観る。
監督は高畑勲だけど、登場人物&パンダの設定や見た目など、どう見ても脚本の宮崎駿の『となりのトトロ』の原形にしか見えない。
『トトロ』の良さが既にここでも現われていた。

2001年12月24日(月) 2002/01/10 更新

昨日の深夜、途中で眠ってしまったBSの『馬』(1941 日)の録画を観る。
うーん、やっぱりいい。どこがどういいかと言われても説明するのが難しいのだけど、青空の下の高原で馬がたくさん放し飼いになっている所で、デコちゃんが愛馬の顔をなでてやっている画だけでも素晴らしい。
(映画ではまだなかったと思うけど)国宝に指定すべき。

2001年12月21日(金)雨 2002/02/02 更新

今日は夕方から忘年会があったので、昼から新宿ジョイシネマ3で『アクシデンタル・スパイ』(2001 香港)と、新宿東映パラス3で『6週間 プライヴェートモーメント』(1999 日)の、どちらも今日が最終日の2本。
傘を持たずに来て雨に降られたので、またドンキホーテで400円の傘を買う。
新宿ジョイシネマ3はスクリーンが暗いよー。お客さんは30人ぐらい。
新宿東映パラス3は、なんでトイレが男女両方故障中なの? お客さんは10人弱。

2001年12月20日(木) 2001/12/24 更新

今日は午後から3本映画をハシゴしようとして、前日から綿密に予定を立ててどうにか移動が間に合う順番を1つ見つけたのだが、仕事が忙しかったのと、久しぶりに気合いを入れて仕事をする気になったので、映画は夕方から、シネ・アミューズ イーストで『まぶだち』(2000 日)と、続けて同じ劇場のレイトショー『フォロウィング』(1998 英)。

『まぶだち』のロケ地は長野県飯山市で、自由の女神が屋上にそびえるビルには懐かしや「スワロースキー」の文字が。子供のころ、スキー板といえばスワローか青森スキーだった。でも、エンドクレジットに名前がなかったので、ひょっとしたら潰れちゃって空きビルなのかなあ?
最終日の前日のせいか、お客さんの入りは良く80人ぐらい。

続く『フォロウィング』は、大ヒットしている『メメント』のクリストファー・ノーランの初監督作品で、『メメント』を気に入った人は当然観に来るものだと思うのだが、そのわりにはお客さんは20人ぐらいで少ないのはどういうこと?
その一方で、『メメント』を気に入ってない私が観に来てるのもどういうこと?
それは、『メメント』と違う映画だったら面白いんじゃないかと思ったからなのだが、結果は『メメント』と一緒で、時間が前後する複雑怪奇な映画で、よってこの映画も気に入らなかった。

2001年12月16日(日)晴 2001/12/24 更新

WOWOWの『バトル・ロワイアル』(2000 日)。
生徒役の中で一番注目したのは、柴咲コウでも山本太郎でもなく、灯台で藤原竜也の看病をする女の子だった。
劇場で観た特は名前を知らなかったのだが、石川絵里っていうんですね。

2001年12月12日(水)晴 2001/12/15 更新

よみうりホールで18:30から『RAIN』(2000 タイ)の試写会。試写会って客のガラが悪いもんだけど、一番前の真ん中のバカ女2人組、うるさい! それも身のある会話ならまだしも、タイの文字を見て「読めねえ」とか、馬鹿みたいなことでケタケタ笑う低能ぶり。おまけにケータイつけるわで、お前らそのうちイタイ目にあうぞ!

続いて、銀座シネパトス2のレイトショー「映画監督 相米慎二」の『ポッキー坂恋物語 かわいいひと』(1998 日)へ。再見だけど、ビデオでもテレビでも観られないので。映画館へ向かう途中、突然米が食いたくなって、シネパトスからちょっと離れた所にある、銀座には数少ないコンビニに行っておにぎりを買う。劇場に着いてビックリ、ほぼ満員! しかも、半分以上が女性で、平均年齢も低い。ウチのサイトで何気なく紹介していたのだが、こんなに影響力があったなんて・・・なんてことはなくて、安藤政信目当てかなぁ? 彼目当てだとしても、そんな人たちがこの上映のことをどうやって知ったのだろう? レディスデーだったとはいえ、本当にビックリ。

2001年12月10日(月) 2001/12/11 更新

『テオレマ』('68 伊)の録画を観る。うーん、やっぱりよく解らない。でも『ビジターQ』を観て、『家族ゲーム』や『逆噴射家族』と比べてしまったのだけど、実はあの映画『テオレマ』だったのかもしれないことを知って、2つの映画が少し解ってきた気がする。

2001年12月7日(金)晴 2002/02/02 更新

今日の予定は、中野武蔵野ホールの『PAIN』(2001 日)の19時からの回と、続いてテアトル新宿のレイトショー『贅沢な骨』(2001 日)。
ぴあを見て、中野武蔵野ホールのレイトショーの開映時刻が21:10なので『PAIN』の終映は21;00ごろと予想し、劇場間を15〜20分で移動できるだろうから、予告編の後『贅沢な骨』が始まる21:25ごろまでには25分あるので充分間に合うと思い、一応中野駅で電車の発射時刻を調べてから中野武蔵野ホールへ向かう。ところが、劇場のタイムテーブルで終映21:10で、レイトショーの開映が21:20? 聞いてないよ!
でも実際は21:05ごろで、切り上げして21:10なのだろうと思いつつ入場。

都内でも1、2のインディーズ映画館だけあって、聞いたこともない邦画の予告編が次々映し出される。
中でも『宿 YADO』という映画、名前付きで紹介される俳優たちが、ポルノ出身の女優2、3人を除いて知らない人たちばかり。
おまけに、なぜか水橋研二が出ていて、映像なしで大勢の一人のように紹介され、さらに4人の特別出演が知らない人たちばかり。特別出演って、有名人がちょこっと出るもんじゃないのか?
それに、『東京ハレンチ天国 さよならのブルース』の俳優「映☆画次郎」って誰だよ!
こんな訳のわからなそうな映画ばかり作っていて、大丈夫か日本映画? どこかの国が目を付けて、外国で変にウケたらどうする?!(笑)
おかげでいっしょに映された『血を吸う宇宙』の予告編を見て、すごいまともな映画に見えた。『アメリ』の予告編もすごく浮いていた。
何はともあれ、どんな映画でも上映できてしまうというのはいいことだ。がんばって欲しい。
『PAIN』は最終日の最終回で、上映が始まってから何人がゾロゾロ入ってきて、半分ちょっとの入りだった。

『PAIN』の終映は21:04で、21:07発の電車をめざして中野駅にダッシュ。間に合って、テアトル新宿にも余裕で着く。
こちらの予告編は、『コンセント』面白そう、『修羅雪姫』2度目だけど面白そう、『ピストルオペラ』予告編は面白そう、だけど本編はつまらないとは言わないけど、予告編と雰囲気が全然違うじゃん。てことは、『コンセント』も『修羅雪姫』も、予告編だけで期待しちゃいかんってことか?
『贅沢な骨』終映後、さっさと駅に向かい終電で帰る。

2001年12月3日(月)晴 2001/12/15 更新

19時からの、よみうりホールでの『スパイキッズ』(2001 米)の試写会。
最寄駅を18時ころ出発のギリギリ間に合う電車に乗り遅れそうになり、駅までダッシュ。
上映の前にスポンサーのフコク生命のマスコットのキティちゃんグッズの抽選会があり、大きなものが当たってしまったら持って帰るのも大変だし、家に置くのもなんだしどうしようとハラハラ。結果はハズレ。

20:40ころ終映の後、渋谷のユーロスペース1でのレイトショーの特集「シュヴァンクマイエル全作品上映」から『アリス』(1988 チェコ)。
ぴあでは21時開映となっていたが、前の映画が21時終映なので、そんなことはないと思いつつ、急ぎ気味で向かう。
映画は「不思議の国のアリス」の話で、ただでさえグロっぽい話の上に空腹で、テーブルに座った2人組が同じことを延々と繰り返すのを見て気持ち悪くなってしまった。でも、面白い。

2001年12月1日(土) 2001/12/06 更新

テレビの1時間ドラマで、シナリオ登竜門2001大賞受賞作品「青と白で水色」
カンヌ批評家週間賞受賞の『EUREKA』と、ナント三大大陸映画祭の審査員特別賞&女優賞受賞の『害虫』で、若くして大物感が漂う宮崎あおいが主演なのが目当てで、共演は『羊のうた』の小栗旬。
宮崎あおいは、いじめられている高校生の役だったのだが、お話しの方はこれが受賞作かと思うくらい詰めが甘い内容だった。いずれにしろ『害虫』は楽しみ。

2001年11月30日(金)晴 2001/12/15 更新

多摩市の数カ所の会場で開かれている、第11回映画祭「TAMA CINEMA FORUM」の、今日の特集「家族と共に 〜シルバーエイジの過ごし方〜」を観にやまばとホールへ。
去年もこの映画祭でやまばとホールに来ていて、オープニング開始の11時の1時間前に家を出れば間に合うかなあ、とのん気に思っていたら新百合ケ丘駅で多摩線に乗り換えるとき、階段をのろのろ上がる人たちに邪魔されギリギリ間に合わず、次の列車まで10分以上もあり、小田急永山駅に着いたのが11時になってしまった。
それでも、徒歩15分の後半上り坂の道をダッシュして、11:10開映の1本目『アカシアの道』(2000 日)になんとか間に合う。

『アカシアの道』は、公開当時あまり話題にならなくて、チラホラとよい評判は聞こえてはいたものの、結局観ずに上映終了してしまったのだが、これは素晴らしかった!
夏川結衣も『陰陽師』で変な役をやっているだけじゃなかった。
こういう地味な評判の映画が良かった時は、観た人はもっと声を大にしていいと言わないと、ノーマークのままになってしまうじゃないか!って、自分は観てもいなかったのだから、そんなこと言えた立場じゃないのだが。
よく見れば、監督と脚本は『バタアシ金魚』『きらきらひかる』と大のお気に入りを作った松岡錠司監督だった。彼はやっぱりマークすべき監督だった。

約40分の休憩時間中にコンビニに行っておにぎりを買ってきた後、続いて『折り梅』(2001 日)。
でも、これはちょっと期待外れ。期待が大きかったのもあるけど、『アカシアの道』と同じアルツハイマーものだったので、比べられたのがまずかったか?
それより、アルツハイマーものを続けて観て、『アカシアの道』では夏川結衣が母親の渡辺美佐子に愛情を与えられずに育てられ、『折り梅』の主役は「愛を乞うひと」こと原田美枝子、おまけに、どういうわけか2本ともりりィが出ていて、ごっちゃになって『アカシアの道』の印象が薄くなってしまって、私は泣いています。

続いて、『折り梅』の松井久子監督、吉行和子、進行はこの映画祭ではおなじみの映画評論家の北川れい子(映画祭のチラシには「私が今、日本で一番愛している映画祭です。おすぎ」と書いているが、おすぎは来たりするんだろうか? まあ、おすぎ目当てに行くことはないのだが。)によるトークショー。和気あいあいと進む。
トミーズ雅の演技が賛否両論って言い方は、やっぱり失礼なんじゃないの?

最後は『大河の一滴』(2001 日)。
悪い噂は耳にしていたのだが、まさかここまでひどいとは!
『折り梅』が良かったら、印象を大事にするために途中退場するところだったが、代わりに後半はほとんどスクリーンを観ずに、『アカシアの道』のことを考えていた。

2001年11月27日(火)晴 2001/11/30 更新

夕方からWMCつきみ野で『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』(2001 日)の試写会。
会場に入るとき、脇をゴジラがサポート付きで歩いていて一緒に入場。
ゴジラ、私より背が少し低い。それに歩くのが遅いので、こっちはさっさと入場。
席についてしばらくしてゴジラが遅れて入ってくる。
ゴジラはハーゲンダッツのアイスクリーム売りのお兄さんの助手だった。
子供たちと握手して愛想を振りまいていたが、この後上映される映画の中じゃそういうキャラクターじゃないだろう!
ゴジラ、階段を登れないので、スクリーンと平行に言ったり来たりするだけ。方向転換するとき、しっぽが邪魔になるので他の人に伸ばしてもらう。
ゴジラ、少しゴム臭い。
ゴジラ、退場。
映画の方は、2度目となると前回よりは冷静に観ることができたが、改めてとても冷静な気持なんかじゃ観れないほど興奮してしまう映画だった。
自分の目が信じられないくらい素晴らしい。

2001年11月26日(月)雨→晴 2002/02/02 更新

今日の予定は、19:00〜20:30に半蔵門のTOKYO FMホールで、ショートフィルム連載マガジン「grasshoppa!」スペシャル・プレビューの後、銀座シネパトス1の20:45からのレイトショー「映画監督 相米慎二」から『雪の断章−情熱−』('85 日)。
ところが、半蔵門から銀座まで、どう考えても15分で移動できそうにない。
本当は早めに仕事を終えて途中経路の地下鉄の時刻を調べながら、TOKYO FMホールを何時何分に出れば間に合うか逆算して正確に決めようと思ったのだが、結局出発が遅くなりTOKYO FMホールへ直行。
そして、20:20に途中退出すれば間に合うだろうということで、そうすることにする。

「grasshoppa!」はなんというか、こういうものがあってもいいとは思うけど、個人的には全く惹かれない。
6つの短編のどれもがどこかしらいじっていて、変わったものにしないと人の心を引きつけられないという強迫観念のもとに作られたような作品。
それでも、石井克人監督作品は、『PARTY7』同様に会話の内容は無内容で、あくまでノリ勝負という難しい道を歩んでいるのはともかく、他の人の作品はカットを細かくして文字情報まで入れ込んで情報量の多さで煙に巻こうとか、ストーリーのトリッキーさで煙に巻こうとか、台詞の言い方にくせをつけて煙に巻こうとか、そういうのはどうもいただけない。
結局、ショートフィルムといっても完結モノではなく連続モノで、この取っ付きにくい内容で2か月後の続きを観ようと思う辛抱強い人が果たしているのか、とーっても疑問。

予定通り20:20にホールを出て、半蔵門→(半蔵門線)→永田町→(徒歩)→赤坂見附→(銀座線)→銀座と、約20分で移動。
『雪の断章』は、公開当時『姉妹坂』との2本立てで観ているはずだが、最初に雪の積もった中でのすごい長回しがあることと、室内の高い台の上で斉藤由貴が声を張り上げて何か言っていたことと、土手のような所のシーンで「買物ブギ」の♪おっさんおっさんおっさんおっさん♪という歌が流れていたことぐらいしか覚えていない。
で、改めて観てみると・・・なんと、こんな凄い映画を忘れていたなんて!
これがデビュー作の(テレビの「スケバン刑事」のほうが先か?)斉藤由貴凄い!
そして、噂の冒頭は、約10分にも及ぶワンカット・ワンシーンならぬワンカット7シーン!(ちゃんとした台詞があるシーンだけでも少なくとも6シーン)
観たのを忘れたというより、この冒頭の長回しに呆気にとられ、それ以降のことはろくに覚えられなかったんじゃないだろうか?
それから16年、テレビで放映された覚えも劇場で上映された覚えもなく、監督の追悼特集でやっと観ることができた。
そのせいが、多分ニュープリントではなかったと思われるが、ピカピカのプリントだった。

というわけで、今日のハシゴ、細かいカットVS長回しは、映像に対する取り組みにおいて長回しの圧勝!
とはいっても、ポップスとハウスミュージックを比べて、どっちが上がとか言っているようなものか?

2001年11月21日(水)晴  2001/11/23 更新

前売券を持っていた『陰陽師』(2001 日)の上映がほとんどの映画館で明日までなので、夕方の回を観に行く。
近くのWMCつきみ野は朝と昼の回しかなかったので、この日は久しぶりにWMC海老名へ。
客席に入ってびっくり、老若男女のお客さんが9割ぐらいの入り。
それなのに上映が明日までで、客席が少なめのスクリーンでの上映なんて、シネコンのくせに融通きかねえ!
内容は・・・、今年を振り返ってベスト1になりそうな映画が5−10本ぐらいあり、他にも傑作ばかりで、当たる確率が絶好調なのが怖いくらいだったのだが、いやあやっぱりあるもんですねえ、どうしようもない映画というものが。
で、どうしようもない映画にはコメントしづらいものだが、1つ、今井絵理子と小泉今日子のキャスティングって、2人とも身長が低くてアゴがとがっているのがそっくりだから?としか思えないほどのどーでもいい役だった。
絵理子なんて仮にもスピードだぞ。こんな役にしてしまった奴等はGOGOヘヴンだな。

2001年11月20日(火)晴 2001/11/23 更新
 京橋の映画美学校で『アモーレス・ペロス』(2000 メキシコ)の試写会。最寄り駅の銀座1丁目の1つ手前の有楽町駅で降り、終映後引き続きハシゴしようとしていた東京FILMeXの『快盗ブラック・タイガー』を上映するシネ・ラ・セットの向かいのマツモトキヨシに行く。なにしろ、銀座周辺はコンビニや薬局の数が少ないので、こんなことになってしまう。シネ・ラ・セットはとても映画祭開催中(レイトのみ)とは思えないほど普通だったが、まあこんなもんか。そこから歩いて会場に行く。映画美学校は名前には聞いていたが、古き良き時代物のビルにあって、1階の試写室が会場だった。黒沢清がそこの学生たちと『大いなる幻影』を撮影したとき、ある学生が「よーい、カット!」と言ったのでズッコケたと武田真治が言っていた学校だが、いやいや皆さん立派な方たちでしょう、きっと。
 『アモーレス・ペロス』は上映時間2時間半ちょっとで、開映18:30終映21:05ごろになってしまった。『快盗ブラック・タイガー』の開映21:15まで走ればギリギリ間に合ったかもしれないが、来年シネ・クイントで公開されることがわかっていたので、無理をせずにやめる。他のレイトショーも間に合うものがなく、この日はこれで帰る。

2001年11月17日(土)晴 2001/11/19 更新
 『マン・オン・ザ・ムーン』('99 米)の録画を観る。実在のコメディアン、アンディ・カフマンのかなり胡散臭い人生をこんなに豊かに描くんだから、この手の映画が得意なミロシュ・フォアマンとはいえすごいなあ。ジム・キャリーも最高! ところで、この映画を劇場で観た時に、クレジットに西脇美智子さんの名前があったことに気が付いたのだが、その時は何の役かわからず、今回観てスタントだということがわかった。プロレスをする女性の1人だったのだろうか?
 『男はつらいよ 望郷篇』('70 日)の録画を観る。シリーズ5作目でマドンナは長山藍子。寅さんがマドンナの前では別人のようにいい人のように振る舞うのはやっぱり面白い。相変わらずだけど。

2001年11月16日(金)晴 2001/11/19 更新
 WMCつきみ野で、今日が最終日の『GO』(2001 日=韓国)の夕方の回。お客さんは10人ぐらい。この映画で東映の新しいロゴの映像を初めて見るが、なんじゃありゃ。アメリカや日本の各映画会社のロゴが、MGMのライオンと東映を除いて全部面白味のないCGに変わってしまって、自然現象の映像を使い続けていた東映のものは特にお気に入りだったのに。確かに波しぶきがが豪快に砕け散っていた70年代の頃のものに比べ、最近まで使われていたものはかなりショボかったのだが、あれじゃ新しいものに変えない方が良かったんじゃないか?

2001年11月11日(日) 2001/11/19 更新
 『若い人』('62 日)の録画を観る。長崎のミッション系の女子高に通う吉永小百合は、生徒たちに人気の石原裕次郎先生に恋するのだが、彼女の気持ちを知りつつ特別扱いするわけにはいかないので、小百合は気持ちが荒れていく、といったありがちな話なのだが、演じているのが小百合、裕次郎、そしてルリ子のようなスターだと、どーも身近に感じられない。青春モノって難しい。

2001年11月10日(土) 2004/06/17 更新
 『太陽は、ぼくの瞳』('99 イラン)の録画を観る。物語というより映像詩のよう。でも、詩的な映画を作る拠りどころ、作者のセンスではなく、主人公が子供でなおかつ盲目という設定におんぶに抱っこなのが見え透いてイヤ。

2001年11月7日(水) 2001/11/17 更新
 WMCつきみ野でターン(2000 日)夕方の回。お客さんは10人ぐらい。

2001年11月6日(火) 2001/12/18 更新
 『新・男はつらいよ』('70 日)の録画を観る。シリーズ4作目で、山田洋次は脚本だけで、監督は小林俊一。前半は寅さんとおいちゃん夫婦がハワイに行こうとする話、後半はマドンナの栗原小巻がらみの話、2つのつながりのない話が1本の映画に入っているという無茶苦茶なことができるのがシリーズものの強みか? 寅さんのストーリーは毎度代わり映えしないが、寅さんとおいちゃんたちが感情的に言い争って、寅さんが出ていくあたりのやりとりはやっぱり面白い。

2001年11月5日(月)
 2001/12/18 更新
 『男はつらいよ フーテンの寅』('70 日)の録画を観る。シリーズ3作目で、マドンナは新玉三千代。山田洋次は脚本だけで、監督は森崎東。

2001年11月3日(土、祝) 雨 2001/11/11 更新
 お昼に家を出て、オーチャードホールの東京国際映画祭特別招待作品ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001 日)を観に行く。天気予報で雨が降ることはわかっていたのだが、駅まで自転車で猛ダッシュするほど急いでいて傘をもってこなかったので、渋谷のドンキホーテで400円の傘(安い!)を買って、降り出した雨の中開場1時間前に列に並ぶ。この前売券の発売2時間後に指定席を買おうとしたら売り切れていて、泣く泣く自由席を買ったのだが、客席に入ってびっくり、指定席は映画館の指定席のように、1階席の真ん中当たりだけだった。私はベストポジションの前のはうに座る、300円損するところだった。舞台挨拶は、金子修介監督、出演者の新山千春、宇崎竜童、角田信朗、プロデューサーの富山省吾、炭酸ガスをはくゴジラ、そしてフィルムでゴジラ松井。おとといの秋田美人の加藤夏希に続き、津軽美人の千春ちゃんは写真撮影でゴジラに肩に手を掛けられたのが重かったらしく、ちゃんとした態勢をとるのがつらそうだった。反対サイドに立っていた宇崎竜童の肩には手を掛けていなかった。ゴジラの下心見え見え。あと、出演者の1人の天本英世が来ていたらしい。お客さんは特撮マニアらしい人が多くて、カメオ出演で知った顔を観るといちいち反応したり、となりに座った女2人も映 画のキーになることでも楽屋落ちでも何でもないところにいちいちコメントし合ってて、うるさい。これだから特撮マニアって嫌い。こっちは今観ている映画が凄い傑作じゃないかと期待しながら映画を観てるんだ。お前らの前には一生傑作なんか現われないよ。でも、凄いシーンではさすがにシーンとなって観ていたし、終映後の反応も良いようだった。お客さんは1800人いたそうだ。
 引き続き観る映画を『少女・an adolescent』にしようと思っていたのだが、『ゴジラ』を待つ間にぴあを見ていたら、下高井戸シネマで私にとって幻の映画であるロベール・ブレッソンの『抵抗』('56 仏)のレイドショーが今日までなのを知って、それに行くまでの夜の回の1本は時間的な関係で渋谷シネパレスのピストルオペラ(2001 日)にすることにした。それでも、『ピストルオペラ』終映から下高井戸まで30分で行かなければならないので、井の頭線の渋谷駅に行って電車の時刻を調べ、晩ごはんにラーメンを食べる。ところがこれが失敗で、前日夜更かしした上におなかが膨れて、これ以降睡魔と闘うことになってしまった。やっぱり映画を観るときには、おにぎり1、2個かソバ1杯ぐらいにしなきゃイカンと反省。『ピストルオペラ』は50人くらいの入り。
 『抵抗』を上映している下高井戸シネマはマニアックな映画館で、30人ぐらいのマニアックそうなお客さん。帰りは、サザエさんの絵が描かれた新しい世田谷線で山下までいくが、豪徳寺の駅で電車を待っていた時は寒かった。

2001年11月2日(金) 2001/11/11 更新
 シネスイッチ銀座1の『蝶の舌』('99 スペイン)の夜の回。ここの劇場は金曜日がレディース・デーで、開映5分前に着いたら立見と言われ、座布団を持って客席に入るが一番後ろの天井直下の席が空いていた。でもこの席、段差をつけるために床からが高くなっていて、電車の座席は低いといつも思っている脚長の私でも腿の裏側が痛くなった。
 続いて、銀座シネパトス1の「円谷英二生誕100年メモリアルレイトvol.2}の『緯度0大作戦』('69 日=米)。『蝶の舌』の終映が20:55でこちらの開映21:00まで5分のつなぎ時間で短い移動距離の見事なハシゴ、と思っていたら、余裕のはずがちょっと間に合わないかもしれなくなって、結局少し走る。さっきまでの女くさい客層とは違って、こちらは男くさく、しかも100人ぐらいと盛況。この映画はジョセフ・コットンはじめ俳優の半分以上が外国人俳優で、日本語で吹き替えられているのだが、よく見ると日本人も日本語をしゃべっていないで吹き替えられているので、外国向けバージョンがあるはず。この映画を観ようと思ったのも、先日の『大盗賊』同様、子供のころテレビで放映されていたのを観たからなのだが、タイトルバックが地球だったのと、ジョセフ・コットンが金色の衣裳を着ていたこと、そして最後のオチを何となく覚えているだけで、後は全く覚えていない。そもそも、ちゃんと観ていなかったのかも。

2001年11月1日(木) 2001/11/11 更新
 仕事は昼で切り上げ、東京国際映画祭のコンペティション作品羊のうた(2001 日)を観にオーチャードホールへ。開映すれすれに着くが、お客さんはやはり200人ぐらいで、前の方に席が取れた。ゲストは監督の花堂純次、俳優の小栗旬、加藤夏希、美波、そして予定にはなかった鈴木一真。今年は外国人ゲストがキャンセルになったので、出来るだけゲストを豪華にしようということなのか? 加藤夏希ちゃんは、この映画や『EKOEKO AZARAK』ではクールでミステリアスな秋田美人という感じだったのだが、実物は甲高い声で、訊かれてもいないことまでしゃべる陽気な女の子で、中島みゆき並のギャップの大きさに驚いた。この日のティーチ・インの質問もしょうもないのが多かったのだが、終わってからいい質問を思い付いたのではどうしようもない。
 シネマ・カリテ3で『山の郵便配達』('99 中国)の夜の回を観に新宿へ行く。その前に、高野ビルの4階のコニカプラザに、コニカラーの巨大なカメラ(35ミリフィルムを3本使って撮影する)が展示されているということだったので行ってみたが、無くなっていた。『山の郵便配達』のお客さんは60人ぐらい。
 東京国際ファンタスティック映画祭のバンジージャンプする(2001 韓国)を観に、再び渋谷に戻って渋谷パンテオンに行く。前日まで行けるかどうかわからず迷っているうちに前売券を買い損ねたので、当日券で。今年はファンタで観るのはこれ1本限り。小松沢プロデューサーの紫のマフラーなど展示物を見て回るが、今年は彼が病気で不在なのは残念。そういえば、おととしの年末に、誰も目を付けないような人のものまねをすることでおなじみの関根勤が、新ネタとして小松沢プロデューサーのまねをしていたけど、あれ以来やっていないのはネタとしてマニアック過ぎるからだろうか? お客さんは400人ぐらい。
 深夜、『セーラー服と機関銃』('81 日)を放映していたのをつい観てしまう。薬師丸ひろ子が宙づりになってセメントにつけられたり、十字架に張り付けにされたり、目のすぐ下をガラスの破片で切ったり、新宿で人前でスカートめくらされたりと、本当に相米慎二ってひどい奴。でも、つい見入ってしまう。
2001年10月31日(水) 2001/11/04 更新
 深夜、あることが気になって『白蛇伝』('58 日)の録画を観る。東映動画の第1作で、フルアニメ(?)の丁寧な作りの映画。

2001年10月28日(日) 雨 2001/11/11 更新
 今日は時間の余裕がなかったので、午後、仕事はせずに直接オーチャードホールの東京国際映画祭コンペティション作品春の日は過ぎゆく(2001 韓国=日=香 港)に開映前1時間弱行ったら、もんのすごい人! 昨日のコンペ作品と全然違うじゃん。1階席を取り損ねて2階席に行ったら、結構よい席が取れた。ゲストは監督のホ・ジノと主演のユ・ジテとイ・ヨンエ。客席には韓国の人がかなりいたようで、ユ・ジテが次回作のためにドレッド(?)ヘアーにしているこをネタにしたギャグを言ったら、通訳なしでうけていた。イ・ヨンエはティーチ・インですごい真面目な受け答えをしていた。
 コンビニでおにぎりを1個買って、次のコンペ作品ゴール・クラブ(2001 タイ)の列に並んで食べる。タイのサッカー賭博のノミ行為をする少年たちを描いた映画。お客さんはまた200人ぐらいに戻る。ゲストは監督のギッティゴーン・ライウシリゴン、男優のトリラダナイ・スワンホーム、女優のスラッタナウィ・サウワプローン、あとプロテューサーの人。スラッタナウィさんは人気歌手で、トリラダナイ君はシロウト同然の新人だそうな。ティーチ・インでの質問が、タイの映画事情とか、作品と直接関係ないものが多くてどうかと思ったが、そう思ったなら自分が質問しろよ! でも、熱心に語ってくれたからいいか? タイでは、スポーツは賭けのネタとして見られているそうで、タイ人は座っている2人のどちらが先に立ちあがるか?とか、ネタがあればとにかく賭けたがるんだそうな。今日も終映後に一仕事。

2001年10月27日(土) 2001/11/04 更新
 午後ひと仕事してから、夜、オーチャードホールで東京国際映画祭コンペティション作品のワンダー・ボーイ(2001 南アフリカ)。オーチャードホールでの上映は、相変わらず残響時間が長くて、荒野のシーンでも風呂屋のように聞こえる。お客さんは200人ぐらい。司会はおなじみ襟川クロさんで、英語通訳の人もおなじみの人だっけ? ゲストは監督のステファニー・サイコルト(南アフリカの女性)、プロデューサー(ドイツの男性)、音楽(ドイツの女性)。この映画は南アフリカのストリート・チルドレンに取材ををして、実話を元にストーリーが作られたそうで、ショッキングなエピソードが多く含まれる。主演の男の子はオーディションで選ばれて、映画初出演とのこと。終映後も職場でひと仕事。

2001年10月26日(金) 2001/10/27 更新
 今日も予定では『忘れられぬ人々』→『夏至』とハシゴする予定だったが忙しくてできず、それでも『忘れられぬ人々』だけは観ようと思って、夕方に新宿に向かうが、小田急がトロくて開映時刻にはまだ下北沢で、予告編を差し引いても本編に間に合いそうになかったので、とっさの機転で井の頭線で渋谷に向かい、ル・シネマ1の夏至を観る。最終日の最終回で満席だった。終映後まだ仕事が残っていたので、職場にとんぼ返り。明日から東京国際映画祭だが、土日も仕事の合間に映画ということになりそう。

2001年10月25日(木) 2001/10/27 更新
 今日も『ソードフィッシュ』の試写会の招待状があったのだが、忙しくて断念。映画を観に行けなかったどころか、徹夜になってしまった。

2001年10月24日(水) 2001/12/18 更新
 この日行われた『ポワゾン』の試写会の招待状があったのだが、駅まで行ったところで仕事を優先するために断念し、職場に引き返す。でも、そうまでして働いたわりには、そんなに進ちょくはなかった。
 深夜、家で『続・男はつらいよ』の録画を観る。シリーズ2作目で、マドンナは佐藤オリエー。うーん、シリーズ2作目で早くもマンネリか? シリーズの他の作品を何本も先に観ているからなんだけど。

2001年10月23日(火) 2001/10/24 更新
 横浜のシネマ・ジャックでの「20世紀の日本映画大全集 Part8 一周忌・追悼 吉村公三郎監督特集」の『暖流』('39 日)安城家の舞踏会('47 日)の2本立てを最終回の夕方の回に観る。ここの映画館は相変わらず平均年齢が高くて、私を含めた2人以外の20人ぐらいの人たちは、2本とも初公開時に観たような年齢層の人たちだった。『暖流』は、増村保造監督によるリメイク版を去年観ているのだがあまり覚えてなく、同じようなストーリーだということぐらいはわかった。『安城家の舞踏会』は、原節子がおそろしくキレイで、内藤洋子から早くも乗り換えか?

2001年10月21日(日) 2001/11/17 更新
 昨日は、晩ごはんを食べた後すぐ眠ってしまい、起きたのは6時で結局9時間も眠ってしまった。午後、京橋のフィルムセンターで16時から上映の『あこがれ』('66 日)を観に行くが、それでも行きの電車で眠ってしまった。時間的にかなり余裕があったので、有楽町駅から銀座、京橋と歩いた。銀座は歩行者天国で、銀座の交差点の四隅に白い三越のライオンがいると思ったらマーライオンだった。それに、通りには日の丸とシンガポール国旗が並んでたくさん掲げられていたが、何をやってたんだろう? フィルムセンターには20分前ぐらいに着く。お客さんは100人ぐらい。『あこがれ』の内藤洋子は、8月29日に観た『育ちざかり』に続いてやっぱりかわいい。チャン・ツィイーよりも断然内藤洋子! ところで、この映画には内藤洋子の小さい頃の役で林寛子が出ていて、彼女に子役時代があったことを初めて知ったのだが、喜多嶋舞と黒澤優のお母さん同士が、1本の映画で同じ人間の役を演じていた、なんてことじゃ別に感慨も何もないのだが。
 続いて、シネマ メディアージュのみで上映の『恋は負けない』(2000 米)の招待券があったのでお台場へ。時間的に余裕があったので、京橋から新橋まで2駅を歩いてゆりかもめに乗る。前に2度と来ないと書いたシネマメディアージュだが、客が少なくてあいているスクリーンがあるとみえて、最近はここのスクリーンの一部がミニシアターと化して単館作品を上映しているので、これからもしかたなくここに来てしまうかもしれない。でも、やっぱり文句を言いたくなるのだが、チケット売りのねえちゃんがやたら多い! それに1人で観に来たんだよ!1人がめずらしいか? カップルじゃなきゃイカンか? 1枚って3回も言わすな! お客さんは10人ちょっとで、私ともう1人女性がいた他はカップルだった。帰りは交通費を100円ほどケチるためにゆりかもめは避けてバスで浜松町まで行って、そこから電車。帰りも眠ってしまった。寝る子は育つ。

2001年10月20日(土) 2001/10/20 更新
 『ワールド・イズ・ノット・イナフ』('99 英=米)の録画を観る。うーん、前作の(と書いたところでタイトルが思い出せなかったが、なんとか思い出した)『トゥモロー・ネバー・ダイ』でも感じたけど、今や007シリーズも見せ場の大きさ(決して「うまさ」ではない)で勝負している普通のアクション映画で、違いは兵器類がちょっと凝っているだけ。楽しさが足りない。寂しいなあ。

2001年10月19日(金) 2001/10/20 更新
 恵比寿ガーデンシネマ1で、今日が最終回の『ゴーストワールド』の最後の回の夜の回。ここの劇場は満席になるのが恐いので、1時間くらい前に着いたら、それでも49番だった。ロビーで新聞なんか読んで暇をつぶす。この夜の回は時間が中途半端で、前にもう1本観るには開映時刻が早過ぎ、後でレイトショーを観るには終映時刻が遅いので、今日はハシゴなし。

2001年10月16日(火) 2001/10/20 更新
 九段会館でメメント(2000 米)の試写会。開映20分ぐらい前に着いたのに、結構混んでいた。
 引き続き、渋谷のシネフロントでウォーターボーイズ(2001 日)のレイトショー。ここの劇場は今回初めてで、都内の繁華街の封切館は客のガラが悪いので極力行かないことにしていて、ここはおまけに渋谷センター街の入り口にあるので心配だったのだが、今回は大丈夫だった。観賞後の反応も良かった。

2001年10月15日(月) 2001/10/16 更新
 『ロンドンの月』('95 中国)の録画を観る。中国からロンドンにやってきた女学生と、中国に妻子を残してロンドンで暮らす中年男との年齢差カップルという設定に無理があり、このハンデは大きかった。

2001年10月14日(日) 2001/10/15 更新
 『ホワイトアウト』(2000 日)を録画を観る。賛否両論あった作品だが、ひどい映画というわけではないけど決して良くできているということはない。どこまで行っても『ダイ・ハード』にそっくりなのも問題だが、変にドラマ的に味付けしている部分が全然生きていないいびつな映画で、ハリウッド作品だとすると凡作群の中に埋もれる程度だと思う。でも、賛成意見があったのは、日本でもこういうアクション映画を作ってほしいという願望からなんだろうか? みんな、日本映画に肩入れしたいのか見下してるのか、いったいどっちなんだ?

2001年10月12日(金) 2001/10/13 更新
 銀座シネパトスのレイトショー「円谷英二生誕100年メモリアルレイト」特集の『大盗賊』('63 日)。今日じゃなくて昨日、『蝶の舌』とこの映画を続けて観ようと思っていたのだが、昨日は意味のないミーティンが3時間もあって間に合わず、今日もいろいろ長引いて、仕事を残して『大盗賊』だけを観るために不機嫌な気持ちで銀座に向かった。『大盗賊』を観ようと思ったのはこの映画を子供のころにテレビで観たのを確認したかったからで、魔法使いの婆さんが人間を石に変えてしまったりするのを観て怖がった覚えがあった。で、かなり褪色したプリントだったのだが、確かに昔観たその映画で、これで私の幻の映画の中の1つを観ることができたわけで嬉しい。

2001年10月11日(木) 2001/12/18 更新
 テレビ東京の寅さん全48作一挙放映から『男はつらいよ』('69 日)。シリーズ1作目で、マドンナは光本幸子、今回この作品を初めて観るが、当然のように他の作品と同じ展開だった。『男はつらいよ』の主題歌で、♪お〜れがいた〜んじゃ、お嫁にゃゆけぬ、わか〜あっちゃいるぅんだ、いも〜おおとよ〜♪ と歌っているのに、さくらが結婚しているのがずっとわからなかったのだが、この歌詞は第1作目のストーリーからきていたのだった。

2001年10月9日(火) 2001/10/13 更新
 『かあちゃん』(2001 日)の試写会。職場を出る時にちょっと話していたら電車に間に合わない時刻になってしまい、間に合わないかと思いながら会場のイイノホールに向かったが、運良く乗り継ぎがうまくいってなんとか間に合う。客席に入ってオバサンばかりだったのにビックリ。私は一般の応募で東宝に申し込んだのに、この人たちはどういう関係で招待されたのだろう? オバサンといえば観賞マナーがなっていないのでイヤだなあと思っていたのだが、予想に反して面白いシーンで笑いが巻き起こって反応がとても良く、客層としては最高だった。
 このあと、シネマ・カリテの『ザ・ミッション 非情の掟』(2000 香港)のレイトショーを観に新宿へ向かおうとするが、イイノホールはおろか霞が関も初めてなので、勝手がわからずウロウロ。

2001年10月8日(月、祝) 2001/10/13 更新
 ワーナー・マイカル・シネマズ新百合ケ丘で開催されているしんゆり映画祭で上映される『蝶の棲む家−木曜組曲−』(2001 日)を観に行く。この上映があるのを知った時には既に前売券の発売が終了していて、当日券の残りぐあいを前日に電話で聞いたら少しあるということだったので、15時からの上映よりもかなり前の12時半頃に行って当日券を買う。時間が余ったので、その前に1本『陰陽師』でも観ようと思っていたら売りきれでビックリ。で、終映時刻が15時ちょっと前で時間的に良くなかったんだけど、『ブリジット・ジョーンズの日記』(2001 英)を観る。これも満員に近かった。それより、『千と千尋の神隠し』、今だに各回満席売り切れってどういうことだ? まだみんな観てないってことか? みんなもう観たんじゃないのか? 観た人は神隠しにでもあったのか?
 そして『蝶の棲む家−木曜組曲−』の上映前の舞台挨拶は、期待の星の篠原哲雄監督、あこがれの的の富田靖子、最近大活躍の西田尚美の3人。篠原監督は2か月半くらい前に見たばかりだがそのときと変わらず、富田靖子も相変わらず生真面目な受け答えだった。西田尚美はヘアスタイルに気合いが入っていて、映画で見た役のどれよりも素敵だった、というより、映画での役が普通過ぎだったってことか? そして、上映終映後のトークショー、篠原監督とスクリプターの人(映画祭主催者)とそして浅丘ルリ子! ルリ子ですよルリ子! 念のため、ルリ子と呼び捨てにしているのは、「さん」「ちゃん」「さま」なんかをつけない方が本人に合っていると思うからで、ご本人はそのとおりの、プライベートネタも絡めてサバサバと気持ちよく話した方だった。

2001年10月7日(日) 2001/10/13 更新
 『最終絶叫計画』(2000 米)の録画を観る。あまりにもつまらないので早送り。パロディとか言ったって、所詮は他人のふんどして相撲をとってるだけじゃん。オリジナリティというものを考えろ!

2001年10月6日(土) 2001/10/13 更新
 WOWOWの『黒の天使 vol.1』('98 日)。つまんない。登場人物が平気で人を殺すような人たちばかりで、それでキレた面白さになるかというとそうではない。

2001年10月1日(月) 2001/10/03 更新
 『ピンクカット 太く愛して深く愛して』('83 日)の録画を観る。WOWOWでの放送は、大きなぼかしを入れて、成人映画からR−15指定にしたものだった。同じ年に森田監督が作った『家族ゲーム』の1つ前の映画。
 千代田区公会堂で『タイガーランド』('2000 米)の試写会。九段下近くの会場で18時30分から開映という、最近良くあるパターンだが、今回はギリギリの電車ではなく、1本前の電車で20分ぐらい前に余裕で着く、っていうか、普通ギリギリに来ないで早めに来るよな。
 続いて、新宿武蔵野館のレイトショー『LADY PLASTIC』(2001 日)。移動時間が50分ぐらいあったので、コンビニでおにぎりを買ったり、都営地下鉄と営団地下鉄を比べて50円安い営団で行くなど(後で気が付いたのは、営団の方が駅が映画館に近かったので、これで正解だった)余裕の移動。おにぎりは途中のどこかで食べようと思っていたのだが、それはできずに映画館の席で食べた。劇場に着いて、マイナーな映画でたまにあるのだが、他の客がみんな挨拶し合ったりして、関係者か何かのグループらしい人たちばかり。単独行動の普通の客は自分1人か?といっても、実は招待券が当たったから観に来たので、普通の客じゃなかった。

2001年9月30日(日) 2001/10/02 更新
 前日、寝違えたのか背中が痛くて、上半身が動かせずずっと横になって過ごした。松崎しげるの気持ちが良くわかる。今日もその痛みが残っていたが、今日で期限切れのぴあミニシアター回数券があったので、がんばって渋谷に行き、シネ・アミューズ イーストで『VERSUS』午後の回を観る。お客さんは30人ぐらいで、男だらけと言うほどではないが男の割合が多かった。
 続いて、中野武蔵野ホールでまたまた始まった「増村保造レトロスペクティブ」の『でんきくらげ』('70 日)『しびれくらげ』('70 日)の2本立てを観に、そばを食べてから中野へ向かう、時間に余裕があったので、中野の丸井の電気売場で、ベルリンマラソンの高橋尚子を見る。白人の男4、5人に囲まれて走っていて、10キロ過ぎで世界最高ペ−スだった。劇場に着いたらほぼ満席でびっくり! でも、最初観た『でんきくらげ』が終わったら半分ぐらいに減ってしまった。映画の方は、『いそぎんちゃく』('69 日)に始まる渥美マリ主演の軟体動物シリーズの2本だが、タイトルの凄さとは違って普通の映画だった。
 帰りの電車で他の人の新聞を見たら、Qちゃん世界最高と載っていた。すごいねえ。

2001年9月25日(火) 2001/10/02 更新
 『偽牧師』('23 米)の録画を観る。チャップリンシリーズもようやく20年代で、この先ますます面白くなる。

2001年9月24日(月、振替休日) 2001/09/26 更新
 WOWOWで『TAXi2』(2000 仏)。フランスのお笑いはくどくて破壊力がなくて、面白くないなあ。まあ、この映画はフランスで大ヒットしたので、こういうもんなのだろう。
 NHK−BSの『めぐり逢い』('57 米)。デボラ・カーの歌は、『王様と私』のデボラ・カー、『ウエストサイド物語』のナタリー・ウッド、『マイ・フェア・レディ』のオードリー・ヘップバーンを吹き替えていたマルニ・ニクソンによる吹き替えではないだろうか?
 『吸血鬼ノスフェラトゥ』('22 独)の録画を観る。なかなかよろし。これで、『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』を観る用意ができた。

2001年9月22日(土) 2001/09/24 更新
 夕方、ヤマハホールで『赤い橋の下のぬるい水』(2001 日)の試写会。普通に応募して当選した試写会だったのだが、これは関係者特別試写会ということで、受付で記帳したり、客席はとても空いていて30人ぐらい、それに関係者らしい人がスタッフと挨拶したりしていたが、一般人の私には知っている人は誰もいない。
 続いて、銀座シネパトス2のレイトショー「正義の作家・熊井啓監督作品」の『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』('81 日)。入ってビックリ、お客さんが40人ぐらいと盛況。この日のハシゴは、日活出身監督シリーズと思っていたら、役所広司シリーズでもあった。

2001年9月21日(金) 2001/09/23 更新
 WMCつきみ野で今日が最終回の『A.I.』(2001 米)2回目を夕方の回。マイカルがつぶれてからWMC野に初めて行くが、全く変わりなし。お客さんは10人ぐらい。『A.I.』2回目なので1回目よりいろいろな面がある映画だということがわかって、こりゃ感想書くのが大変だ。デイビッドの旅って丸1日のことだったのね。もっと長いと思っていた。マンハッタンのシーンで、世界貿易センタービルがやっぱり映っていた。

2001年9月20日(木) 2001/09/23 更新
 BS深夜の『ファール・プレイ』('78 米)。もちろん最高に面白くて、ゴールディもチェビー・チェイスもダドリー・ムーアもバージェス・メレディスもレイチェル・ロバーツも素晴らしいし。でも、この映画を公開時に劇場で観たときには『天国から来たチャンピオン』との強力2本立てで、それぞれ2回ずつ合わせて4回続けて観たはずで、その熱狂ぶりからするとそれほどでもないのは、やっぱり映画館向きの映画ということか? そう思ってまわりを見ると、こんな楽しい映画をなんで深夜に放送しているのか? それに、現実の暗い世界情勢を思うと、映画が楽しければ楽しいほどその楽しさと現実のギャップの大きさを意識してしまい、素直に楽しめない。サンフランシスコが舞台といっても、ニューヨークと同じアメリカというだけで悪影響を及ぼしてしまう。人によっては楽しい映画で暗い世相をひととき忘れたいと考えるかもしれないけど、私はやっぱり平和であってこそ娯楽を楽しめるといったところか?
 そういえば、昨日『サタデー・ナイト・フィーバー』を放送していたのを最初の方だけちらっと見たけど、冒頭のマンハッタンの遠景で世界貿易センタービルが映っちゃってるのを見ると、それが画面の隅にほんの一瞬でも気になってしまう。公開前の『スパイダーマン』が撮り直しと言われているけど、過去の映画もデジタル処理で消したりするんだろうか? だとすると、修正が必要な映画はものすごい数になってしまう。その手間を考えたら、跡地に同じ形のビルを建てた方が安上がりなんじゃないだろうか? ビルでなくても、90%大の模型でもいいかもしれない。などという一映画ファンの些細な心の傷はともかく、多くの人の心の傷が癒されてほしいものである。

2001年9月15日(土、祝日) 2001/09/16 更新
 「今週の映画」のコーナーのために『肉弾』('68 日)の録画を再見。何故この映画を選んだかは御存じの通りテロがらみで、元祖パールハーバー、元祖カミカゼの国の人間としてのコメントのつもり。

2001年9月12日(水) 2001/09/14 更新
 相変わらず昨日からのショックというか、今にもどこかの馬鹿がとんでもないことを言い出しそうなイヤな気分が続く中、あの問題は今のところ様子を見るしかないので、行動はあくまで平常通りに千代田区公会堂での『ラッシュアワー2』(2001 米)の試写会に行く。九段会館の隣の隣にある、九段下駅からさらに遠い所にある会場におとといと同じギリギリの電車で来て、またまたダッシュで何とか間に合う。でも、爆弾テロが出てくる映画の内容に、映画のことと現実の出来事が交互に頭の中によぎってしまった。観終わってホームで帰りの地下鉄を待っているときも、映画の映像は作り物で、ツインタワーの映像は実際に起きたことと、頭の中でわざわざ確認するといった混乱した状態に陥ってしまった。
 家に帰ってテロのニュースを観ていると、体をこわばらせながら映像を見続けてしまい、あっという間に時間が過ぎていく。

2001年9月11日(火)  2001/09/14 更新
 この日の朝は台風最盛期で大雨。風は弱かったので傘をさして自転車で出るが、特に靴が濡れてしまい、職場で紙を詰めたりして乾かすも乾ききれなかった。台風は、昼過ぎには通り過ぎたようだった。
 草月ホールで『オテサーネク -妄想の子供-』(2000 チェコ)の試写会。開映時刻が18時と早く、今日も忙しいのでギリギリの電車で行ったら本当にギリギリで、駅から会場まで昨日より長い距離をダッシュして、少し遅れて着いたら、ちょうどヤン・シュヴァンクマイエル監督夫妻の舞台挨拶が始まったところだった。私は彼のことは全く知らないのだが、日本では人気があるのだろうか? この日は『YAMAKASI』の試写会も当たっていたのだが、そっちを蹴って『オテサーネク』を選んだ結果は・・・多分当たり。それにしても、靴が濡れていて臭かった。
 家に帰るとアメリカの自爆テロをニュースで知り、かなりのショックを受けた。思わず映画みたいだと思ってしまったが、想像力を働かせてしっかり見ると、映画と映画みたいな現実とは全然違う。だから・・・

「映画みたいとか、現実が映画を越えたとか、軽々しく言うな!」


2001年9月10日(月) 2001/09/13 更新
 朝、家を出る前に相米慎二監督が9日に亡くなったことをニュースで知る。この日は台風が近づいているので、『台風クラブ』を思わずにはいられない。
 九段会館で『ブロウ』(2001 米)の試写会。忙しかったので、開映時刻の18:30ギリギリに着く電車で行くことにしたら、九段下駅のホームに着いたのが5分前だった。そこから結構距離がある地下鉄の出口までダッシュして、ギリギリ間に合う。試写開場から出るとき、『沈黙のテロリスト』のときに続いてキューピーマヨネーズをおみやげにもらった。台風の影響は、行きは大丈夫だったが帰りは電車を降りてから雨に当たってしまった。

2001年9月9日(日) 2001/09/14 更新
 昨日の深夜に放送された『Mr.BOO! インベーダー作戦』('78 香港)の録画を観る。ギャグが頭で考えたようなものばかりで、面白くないし観ていてスカッとしない。でも、ビルに窓から侵入しようとして宙吊りになるシーンや、追いつ追われつのシーンのサスペンスヤアクションには、頭を使ったアイデアが盛り込まれて良かった。ホイ3兄弟はコメディではなくアクションで勝負すべきではなかったのか?

2001年9月8日(土) 2001/09/10 更新
 『チャップリンの舞台裏』('16 米)の録画を観る。ここしばらくチャップリンの短編を観てみて、あまり面白くないと感じたのは、この後1920年代に入ってからが彼の本領発揮なのか?子供のころのように素直に面白がれないからか?それとも弁士が無しだから面白く感じないのか?

2001年8月30日(木) 2001/09/04 更新
 わけあって、資料として『姉妹坂』('85 日)の録画を観る。同じ大林宣彦&富田靖子のコンビの『さびしんぼう』に続く映画だったのだが、公開時に観たときにはかなりズッコケた記憶がある。それ以来、四姉妹のうち次女の浅野温子だけがいいところを持っていったことと、富田靖子が変なダンスをする映画として覚えていた。1年前に15年ぶりに観て、その感想は相変わらずなのだが、昔に比べ映画の見方が寛容になったのと、大林監督の独特な作風に慣れたせいか印象は良くなっていて、特に後半たっぷりと悲しい気分にさせたりと、彼らしさが良く出ている映画である。

2001年8月29日(水) 2001/09/04 更新
 シネセゾン渋谷のレクイエム・フォー・ドリーム(2000 米)14:30の回。入りは話題作だけあって良く、100人ぐらい。この映画の高校生限定試写会で、清水健太郎が薬物中毒の体験を語ったのだが、まさしくそれは映画の内容にぴったり。『沈黙のテロリスト』のえなりかずきのように、専任宣伝プロデューサーにしても良かったのではないか。ところで、『レクイエム〜』はカット割りが細かい映画なのだが、一番細かいところは1コマのカットが連続する所がある(つまり、これ以上細かくできない)というのを知っていたので、どういう風に見えるんだろうと思って見ていたのだが・・・、それがどこにあったのかわからなかった!
 終映後、京橋のフィルムセンターで18:30からの『育ちざかり』('67 日)まで2時間もの間(実際には開場の17:45まで1時間15分)移動とマクドナルドとコンビニでつぶす。しかし今回のハシゴは予定通りなのだが、無謀としか思えない。『レクイエム〜』は、観た後のダメージが大きいともっぱらの噂だったのに、その汚れきった人たちの映画の後に、汚れを知らない内藤洋子の青春映画なんか持って来ないだろう、普通。しかし結果は意外や意外、『育ちざかり』がさわやかさで寄り切った感じ。こちらも入りはまあまあで100人ぐらい。

2001年8月26日(日) 2001/08/29 更新
 夕方の『チャック&バック』(2000 米)の試写会が当たったので、その前にもう1本観ることにするが、時間的に合うのがシネ・ラ・セットでの『反則王』(2000 韓国)しかなかったので、有楽町に向かう。行きの電車で眠っていこうと思ったら、忘れていた『A.I.』の音楽がふいに思い出されて、ブルー・フェアリーの顔まで頭に浮んで、眠るどころでなくなってしまった。電車の座席で眠っているとみせかけて、目に涙を浮かべている男が1人。
 『反則王』のお客さんの入りは半分ぐらいと、わりと好調?
 『チャック&バック』の試写会の会場の文京シビックホールに行くのは初めてで、滅多に行かない後楽園駅のそばにあるというのに駅の改札からどう行けばいいのかわからず、しばらくウロウロした。日曜日の試写会は確か初めてだが、マイナーな映画にもかかわらず会場の小ホールは満員だった。日曜日の試写会ってこんなかんじなの? 終映後、後楽園駅から初めて地下鉄南北線に乗るが、電車がなかなか来ない。こんなに本数が少なくて、この線は儲かっているのか? ここは東京ドームの最寄駅の1つで、巨人ファンらしい人が何人かいたので、大差で負けて試合終了前に帰るところかなと思っていた。実際そうだったようで、おまけにこの日は巨人が負けたら「進ぬ!電波少年」のチューヤンが降板になることになっていた。どうなる?チューヤン。 そして、後任は?ゾマホンか?

2001年8月24日(金) 2001/09/14 更新
 忙しかったり、他の映画を先に観たり、映画を観る気にならなかったりで観ていなかった『A.I.』(2001 米)を、WMCつきみ野に夕方の回に観に行く。小さめのスクリーンで、お客さんは7、8人くらい。大泣きとはいかないまでも泣いてしまった。

2001年8月23日(木) 2001/08/28 更新
 『チャップリンの駆け落ち』('15 米)『チャップリンの伯爵』('16 米)『チャップリンの番頭』('16 米)の録画を観る。エドナ・パーヴィアンスって、チャップリンより背が小さかったのに気が付いた。そういえば、ポーレット・ゴダードも小さかったような。チャップリンは自分が背が低いことにコンプレックスがあったのだろうか?

2001年8月22日(水) 2001/08/29 更新
 今日は新宿の安田生命ホールで『愛のエチュード』(2000 英/仏)の試写会が当たっていたのだが、ちょうど夕方に台風が直撃となっていた。心配していたのだが、結局台風は直撃したらしいのだが、雨も風もなくいい天気だった。どういうこと? 試写会の後にはしごするレイトショーの映画を、上映開始時刻の関係で渋谷のシアター・イメージフォーラムの『ボディドロップアスファルト』(2000 日)に決め、新宿西口で前売券を買って試写会場へ。安田生命ホールは初めて来たけど、ステージ両脇の禁煙のライトが明るくて目障り。上映が始まってから前から3、4番目に移動するがそれでもだめで、ここは最前列がベストポジションだった。
 試写会が終わって、山手線で渋谷に行き、駅から遠いシアター・イメージフォーラムまでの道を歩くが、今日は途中のコンビニでおにぎりを買う余裕があった。
 家に帰って。深夜に『アルコール先生 海水浴の巻』('15 米)の録画を観る。

2001年8月20日(月) 2001/08/29 更新
 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』('90 香港)の録画を観る。巨大怪物が出てきたりの「なんでもあり」が良い方向で生かされている。ジョイ・ウォンは今どうしてる?
 『アルコール先生 公園の巻』('15 米)の録画を観る。念のため、アルコール先生というのはチャップリンのことで、日本で彼の名前が知れ渡る前いこう呼ばれていた。

2001年8月17日(金) 2001/08/20 更新
 新文芸坐で「KING OF VIOLENCE 深作欣二監督特集」の『黒蜥蜴』('68 日)『黒薔薇の館』('69 日)の夜の回を観る。でも、この2本はバイオレンスとは言えないけど、丸山明宏の主演はかなり強烈。お客さんは今日は前回までとうって変わって、男女半々で入りも100人以上。

2001年8月13日(月) 2001/08/20 更新
 『チャップリンの替玉』('16 米)の録画を観る。
 新文芸坐で「KING OF VIOLENCE 深作欣二監督特集」の中で、個人的に一番の目玉だった『県警対組織暴力』('75 日)と『やくざの墓場 くちなしの花』('76 日)の2本立ての夜の回を観る。9日の時より少し客の入りが多いが、やっぱりほとんど男。この2作品のプリント、特に『県警対組織暴力』の方は、プリントの各巻の最初と最後が何度も切れてはつなぎ直したとおぼしき破損状態で、飛び飛びでなんだかわからないほどひどい状態だった。これじゃ、画像の劣化しないデジタルシネマのほうがまだマシ、などとつい思ってしまう。お盆休みのため、往復の電車がすいていてとても良い。

2001年8月12日(日) 2001/08/20 更新
 『チャップリンの改心』('16 米)と『3どもえ事件』('18 米)の録画を観る。
 NHK教育の『ルナ・パパ』('99 独/オーストリア/日)。そういえば、チュルバンちゃんはいつもムッツリしているか悲しそうな顔をしているかで、笑っている顔の印象が無い。それでも人気があるのはいいことだ。

2001年8月11日(土) 2001/08/12 更新
 『チャップリンのゴルフ狂時代』('21 米)『チャップリンのサニーサイド』('19 米)の録画を観る。

2001年8月10日(金) 2001/08/20 更新
 恵比寿ガーデンシネマ1で、今日が最終日の『点子ちゃんとアントン』('99 独)夜の回。昨日と同じ時刻の電車に乗り、同じように10分ほど眠って、同じように気持悪い目覚めをむかえる。おまけに、渋谷に着いたのをしばらく気づかずに寝過ごすところだった。恵比寿に行くときこうなったのはこれで3回目。ガーデンシネマには30分前に着いたのに、整理券番号は124番だった。ちなみに、12時の回は満席だった。隣で上映中の『ゴーストワールド』も、2:40の回は満席だった。今、ガーデンプレイスでは、夜に屋外で映画をタダで上映していて、16ミリかなと思っていたら35ミリ映写機があった。『点子・・・』のお客さんは、昨日とはうって変わって女ばっかり。お前ら、深作の映画も観ろ〜い!(むなしい叫び) 今日も他のどのレイトショーにも間に合わないので、ハシゴをせずに帰る。

2001年8月9日(木) 2001/08/12 更新
 新文芸坐の「KING OF VIOLENCE 深作欣二監督特集」の『君が若者なら』('70 日)『博徒外人部隊』('71 日)の2本立てを夜の回。渋谷までの行きの電車で、中途半端に10分位眠ったら目覚めが気持悪かった。お客さんはほぼ男ばっかり25人くらいだった。

2001年8月6日(月) 2001/08/12 更新
 『男はつらいよ 葛飾立志篇』の録画を観る。マドンナ樫山文枝の役がちょっといい加減で納得できず、出来はいまいち。桜田淳子はかわいいなあ。でも、今のことには触れないでおこう。

2001年8月4日(土) 2001/08/12 更新
 『ダンケルク』('64 仏)の録画を観る。ジャン=ポール・ベルモンドは自ら階段から転げ落ちてみせるなど、相変わらずカッコいいが、現在重体とのことである。大丈夫だろうか?

2001年8月3日(金)
 2001/08/12 更新
 『H・G・ウェルズのSF月世界探検』('64 英/米)の録画を観る。パロディみたいなオチは原作も一緒なのだろうか? 妙にとぼけた映画。

2001年8月1日(水) 2001/08/12 更新
 『SF巨大生物の島』('61 英)の録画を観る。レイ・ハリーハウゼンによる特撮で、無人島で人間より巨大化したカニやニワトリなどが人間を襲うのが見どころだが、最後は丸焼きにして食ってしまう。原作はジュール・ベルヌのMysterious Islandで、東京ディズニーシーのアトラクションにもなっているのだが(この映画はディズニー作品ではなくコロムビアなので、あくまで原作のアトラクション)、映画では最後に火山島が噴火するのだが、アトラクションもそうだとすると日本ではまずいんじゃないだろうか? 三宅島の人たちを招待したくてもできない。
 仕事を昼で切り上げ、シネスイッチ銀座1で『ニュー・イヤーズ・デイ/約束の日』('99 英)午後の回。この日は1000円の日なので、3、40人ぐらいの入り。
 続いて、BOX東中野で「ハイブリッド・ムービー2001」の3回券の残り1回の『柔らかな頬』(2001 日)。でも「ハイブリッド」って、何と何のハイブリッドなんだ? 唯一考えられるのはビデオ映像と映画館なんだろうけど。この作品、2時間ドラマの2回シリーズなので、上映時間が休憩なしで220分もあったので、夕方開映なのにレイトショーのハシゴができず、本日はここまで。

2001年7月29日(日) 2001/08/12 更新
 『きみのためにできること』('99 日)の録画を観る。冒頭の真田麻垂美が縁側に座って風鈴を眺めているだけの映像だけでウットリしてしまう。篠原哲雄って天才なのか? 宮古島の風景や人々の描写も美しい。

2001年7月28日(土) 2001/08/12 更新
 デレビで『クロスファイア』(2000 日)を観る。あらためて思うが、これはすごい傑作だ! 矢田亜希子の目を細めたりななめ前を向いて立つ姿が美しい。その傑作が、なぜあまりヒットせず、キネ旬ベストテンの64位で、テレビ初放映が土曜日の午後なんかになるんだ! キネ旬読者ベストテンで12位になったのがせめてもの救い。
 深夜に『唇によだれ』('60 仏)の録画を観る。

2001年7月26日(木) 2001/08/07 更新
深夜にテレビで『新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争』('95 日)を観る。三池崇史監督の勢いで押す感じがこの頃の作品でも見られた。

2001年7月23日(月) 2001/08/07 更新
 徳間ホールで『DENGEKI』(2001 米)の試写会。この試写会のスポンサーは静岡から全国進出を目指しているサラ金で、風呂敷をお土産にもらった。
 続いてレイトショーをハシゴしようと思い、とりあえず新橋駅から銀座線で渋谷に向かう。ユーロスペースで20:30からの『不思議惑星キン・ザ・ザ』を観たかったのだがギリギリで間に合わず、シネマライズBFで21:45からの『ELECTRIC DRAGON 80000V』(2000 日)に決め、時間があったのでカレーを食ってから行く。お客さんは2〜30人。全編ノイジーなロックが大音量で流れていたので、他の人の反応がさっぱりわからず、ひょっとしたら1人でゲラゲラ笑っていたのか? 映画が終わったも、みんなしばらく無口で動けなかったようだ。

2001年7月22日(日) 2001/08/06 更新
 BOX東中野で「ハイブリッド・ムービー2001」のトークショーが、本日の夜の『告別』(2001 日)の上映後に行なわれ、整理券が配布される13:00ちょっと過ぎに劇場窓口に行って28番の整理券をもらう。『告別』の前の夕方の回に、この特集の『女学生の友』(2001 日)も観るつもりだったが、この上映まで時間があったので、渋谷に行きシネマライズBFで『ディスタンス』(2001 日)を観る。この映画で立ち食いそばを食べるシーンがあったのにつられて、東中野に戻る途中新宿駅で立ち食いそばを食べる。
 『女学生の友』上映前に劇場ロビーでなんと篠原哲男監督を見かけた! そして、予定になかった上映前の舞台あいさつ。この「ハイブリッド・ムービー」は、BS−iで放映されたデジタルハイビジョンの作品をDLPで上映するというもので、DLP上映は初めてだった。思ったとおり35ミリ上映よりは解像度で劣るが、実用上問題になるほどではないだろう。
 上映終了後、引き続き『告別』を観るためにいったん劇場の外に出たら、上映待ちの列の先頭に、大林宣彦監督作品の常連の林優枝さんがいた。ということは、招待でなく一般客として真っ先に整理券もらったんだ(ただし、彼女は数人のお仲間と一緒だったので、整理券は他の人が取ったのかもしれない、)。彼女は、『淀川長治物語・神戸篇/サイナラ』『マヌケ先生』の上映会にも来ていたのを見かけたが、『転校生』に出ていた頃のまんまのお姿。この回の客層は、数人のグループによる大林ファンがほとんどといった感じで、単独行動の大林の追っかけとしては、ひょっとしたら私は現在日本一かも。
 『告別』の上映終了後トークショーが始まる。大林宣彦、大森一樹、長崎俊一、篠原哲男の4監督に、進行は映画評論家の大久保賢一。1人づつ拍手に迎えられて入場、となる予定らしかったのだが、1人づつメリハリなく入場。4人は和気あいあいといった見た目ではなかったが、かといって険悪なわけでもなく、各自は進行をほとんど無視してテクノロジーと創作との関係について熱心に語ってくれた。作品が急遽上映できなくなったにもかかわらず、トークショーにはわざわざ(神戸から?)来てくれた大森監督はやたら眠たそうだったが、逆に徹夜作業中の大林監督は一番しゃべっていた。大林不眠伝説は本当か? トークショー終了後帰りがけに劇場ロビーで大林千ぐ美さんを見かける。
 家で『素晴らしき哉!人生』('46 米)の録画を観る。言うまでもなく、最高!

2001年7月20日(金、祝日) 2001/07/23 更新
 『ピクチャーブライド』('94 米)。この映画の舞台はハワイ島なんだけど、赤土や砂浜がハワイの雰囲気じゃない。ロケ地はハワイじゃないのではないか? 映画のできはイマイチ、イマニ。

2001年7月18日(水) 2001/07/23 更新
 渋谷シネマ・ソサエティで『天国から来た男たち』(2001 日)夕方の回。ここの映画館は初めて。観終わってすぐ帰る。
 深夜、BSで『恐怖の街』('56 米)。50年代のハリウッドB級映画らしい映画だが、やっぱり面白い。

2001年7月16日(月) 2001/07/23 更新
 昨日の深夜にBSで放送されていた『ブコバルに手紙は届かない』の録画を観る。イマイチなんだけど、ラストで戦闘の傷あとの残る本当の街の姿を映したところはすごい。
 深夜、BSで『赤ちゃん泥棒』('87 米)。やっぱりこれは大大好き。私にとって確か初コーエン兄弟、初ニコラス・ケイジ、初ホリー・ハンターの映画。誉め始めたら長くなるので、ここまで。

2001年7月14日(土) 2001/07/23 更新
 WMCつきみ野で『みんなのいえ』(2001 日)をレイトショーを奥さんと。観終わった後、「風は馬鹿にできねえぞ。風はよお。」と田中邦衛のモノマネをしてしまう。自転車で行ったのだが、奥さんは往復の夜道の林を抜ける所が真っ暗で恐いと言っていた。

2001年7月13日(金) 2001/07/23 更新
 WMCつきみ野で、今日が最終日の『ギフト』(2000 米)のレイトショー。

2001年7月12日(木) 2001/07/23 更新
 BSで『ヒポクラテスたち』。公開時に劇場で観てい来だけど、学生運動の色の濃い映画だったんだ。当時無名で現在有名になった俳優たちが多数出演。

2001年7月11日(水) 2001/07/23 更新
 銀座シネパトス3で『東京マリーゴールド』夕方の回。夏のシネパトス前の地下道は暑い。この日はシネパトスは女性1000円の日なので、女性客がかなりの入りで最前列で観た。シネパトス2の『郵便屋』にも女性2人連れが入っていくのを見たけど、あれっておしゃれな映画か? オヤジ好みのR−18映画だと思うけど。
 深夜、BSで『陸軍中野学校・開戦前夜』

2001年7月10日(火) 2001/07/23 更新
 BSで『陸軍中野学校・竜三号指令』('67 日)と『陸軍中野学校・密命』('67 日)。

2001年7月9日(月) 2001/07/23 更新
 BSで『陸軍中野学校』('66 日)と『陸軍中野学校・雲一号指令』('66 日)。

2001年7月8日(日) 2001/07/23 更新
 BSで『釈迦』('61 日)。この手のコスチュームプレイの大作って、日本映画でもハリウッドでもドラマ部分はさっぱりということがよくあって、特に宗教ものは何でもかんでも奇跡が起きて解決で、ドラマなんてあったもんじゃなく、これもそうだった。でも、スペクタクルシーンの特撮はちょっとした見どころだった。

2001年7月7日(土) 2001/07/23 更新
 トニー・レオンファンの奥さんと、ル・シネマ2で『花様年華』午後の回。上映終了まで後1週間にもなるが、客は100人ぐらいいた。相変わらずおばさん層が多い。ル・シネマでは、チャイナドレス着用の人にポストカードをプレゼントとなっていて、奥さんは来てくる人が誰かいるだろうと思っていたらしく、「いないじゃない!」と文句を言っていた。実際着て来た人はいたのだろうか? それに、チャイナ・ドレスってどこまでを指すんだろう? 人民服は? センジー北京の格好は? ブルース・リーの白い詰め襟や黒いカンフースーツは? 『死亡遊戯』の黄色に黒のストライプの、トイレではどうすんだろ?と思うつなぎはだめだろうな。次回作の『夏至』でも、アオザイ着用の人にプレゼントがあるが、どうしても欲しい男は女装しなければならないのだろうか?
 観賞後、中華料理を食べようと思っていたのだが、目当ての店が開店前なのに予約済みで入れず、どうしようかと途方に暮れて、とにかく暑くてのどが乾いたので、下の階のラウンジでアイスコーヒーでも飲もうと思って、入り口にあったメニューを見たら、なんと900円だったので、そそくさとその場を退散。「900円だったらラーメンが食べられる」「餃子も付けられる」などと言った挙句、結局最近話題の某ラーメン屋へ(安上がりな夫婦)。私は凄くおいしいとは思わなかったけど、満足していたようだ。食後とっとと電車に乗って帰るが、この日は行きも帰りも熟睡だった。

2001年7月6日(金) 2001/07/23 更新
 渋谷のシアター・イメージフォーラムで今日が最終日の『LIES/嘘』の夕方の回。ここの映画館は駅から遠くて着くのが遅かったため、空いている前の方の席を捜したら、スクリーンのすぐそばでセックスシーンを見続けることになってしまった。
 引き続き、新宿ピカデリー4でレイトショーの『案山子』まで、30分で移動するのにも駅から遠いのがネックなのだが、ギリギリでなく間に合った。ホラーの客は相変わらずほとんど男。

2001年7月5日(木) 2001/07/22 更新
 最近NHK−BS2で午後に放送しているチャップリンの作品から『チャップリンの拳闘』。チャップリンは動きがやっぱりすごい。

2001年7月4日(水) 2001/07/21 更新
 シネセゾン渋谷で『非・バランス』夕方の回。入場料1000円の日のせいか、今週一杯上映終了のこの時期にかかわらず、半分以上埋まっているほどヒットしているようで良かった。

2001年7月2日(月) 2001/07/21 更新
 日本テレビ深夜の『社長漫遊記』('63 日)。こういう正統派なコメディで受けていた時代がかつてあって、でも今でははっきり言ってゆるくて面白くない。この30年ぐらいの間で、面白いものを正攻法で作るだけでは面白がられなくなってしまった今の状況までの変化って何なんだろうと思う。

2001年7月1日(日) 2001/07/21 更新
 『狂った野獣』('76 日)の録画を観る。日本テレビで月に1回深夜に放送されている70年代の東映アクションの第3弾。全作品に出ているカワタクこと(?)川谷拓三のエキセントリックな演技が凄くて、リアルタイムにはよくわからなかったのだが、当時彼をはじめとした大部屋出身の「ピラニア軍団」が何故評判になったかがわかる。この映画のバスを中心にしたカー・アクションも結構いい。

2001年6月29日(金) 2001/07/21 更新
 恵比寿ガーデンシネマ2で『ギター弾きの恋』。先日恵比寿に行こうとして電車で寝過ごして渋谷で降りられなかったことがあったが、今日も目が覚めたら渋谷だったので慌てて降りた。まあ、今日は時間に余裕があったから大丈夫だったんだけど。

2001年6月28日(木) 2001/07/21 更新
 WMCつきみ野で『JSA』。この映画に出演している韓国人俳優を、どうしても似ている日本人に当てはめてしまう。新庄剛志、国村隼、中村梅雀といった具合。

2001年6月23日(土) 2001/06/27 更新
 新企画乗「今週の映画」のために、『拳銃は俺のパスポート』の録画を再見。これはトリミング版なので、新文芸坐に行って観たいけど、平日だからなあ。
 あと、『突然、嵐のように』の録画を観る。トリュフォーの映画と題名が紛らわしいなあ。そういえば『愛のエチュード』っていう、トリュフォーの『恋のエチュード』と紛らわし過ぎて、本当に取り違えてしまった別の映画が近々公開されるみたいだけど、こういう邦題やめてほし。

2001年6月22日(金) 2001/06/23 更新
 今週観るつもりだった映画の残り1本『アメリカン・サイコ』を観に、夕方に恵比寿ガーデンシネマ1に行く。先日の失敗をふまえ、今日は電車の中では眠らないことに。終映後、ぴあでレイトショーを物色しながら渋谷に向かうが、適当なのはなく、そのまま今日も仕事をしに戻る。でも、隣のガーデンシネマ2『ぎたー弾きの恋』がレイトショーをやっていて、そのままついでにそっちも観られたんじゃないかと思い、悔しい気分になる。これで、今週後半3日とも深夜まで仕事をして、いったい何やってるんだろ?

2001年6月21日(木) 2001/06/23 更新
 『沈黙のテロリスト』の試写会が当たったので、中野ZEROホールに行く。入場時にキューピー・ハーフ&ハーフ、退場時にファイブ・ミニを、もらってちょっとうれしい。
 中野から渋谷に移動し、シネセゾン渋谷で『リムジンドライブ』のレイトショー。で、今日も仕事を残して出てきたので、終映後とっとと戻る。

2001年6月20日(水) 2001/06/23 更新
 先週、ぼんやりしているうちに観たい映画を観られなくて悔しい思いをしたので、今週は積極的に観るようにしようと思い、今日は当初の予定では午後休んで『アメリカン・サイコ』と『ユマニテ』のハシゴをしようと思っていたのだが結局休めず、それでも仕事をほったらかして夕方から『アメリカン・サイコ』を観に恵比寿へ向かい、それが終わってから間に合ったら渋谷でレイトショーの『リムジンドライブ』を観ようと思っていた。ところが、・・・ところで私は映画を観に行く時は、映画館で眠くならないように行きの電車で眠っていくようにし、さらに眠りやすいように電車に乗る前に牛乳を飲んだりする。そして、こんなことして今まで寝過ごしたことはないのに、この日は牛乳が効き過ぎたのか、渋谷で降りるところを1つ乗り過ごして表参道で目が覚めてしまった。そこからすぐに一駅戻ったのだけど、もともと恵比寿までの時間がギリギリだったので間に合わず、渋谷のユーロスペース1の『ユマニテ』に変更する。上映時間が148分と長いのでレイトショーは観られず、終映後残っていた仕事をしに戻る。

2001年6月18日(月) 2001/06/19 更新
 昨日の深夜BSで放映されていて、途中まで観た『冒険者』の残りを録画で観る。この映画以前にWOWOWで放映されていたのを観ていたのだが、すっかり忘れていたので何となく観ていた。これがファーストシーンで早くも駄作と感じられる映画で、3時間の大作のはずが全くユルい。忘れたのも無理はない。まあ、ルイス・ギルバートには傑作を期待できないことだった。

2001年6月17日(日) 2001/06/19 更新
 昨日の深夜放映されていて、途中まで観た『大福星』の残りを録画で観る。サモ・ハン・キンポーの演出って、ギャグもアクションも一本調子で盛り上がらない。この映画は日本ロケなのに、日本人の出演者は西脇美智子だけ。エンドタイトルに流れた、変な日本語の歌を歌っていたのは誰だ?

2001年6月16日(土) 2001/06/19 更新
 フィルムセンターの特集「日本映画の発見VI:1960年代」より、大島渚の『太陽の墓場』。続いて同じ銀座のシネスイッチ銀座2で上映中の『幼なじみ』の夕方の回までに少し時間があったので、銀座をブラブラ。銀座では(よそもそうかもしれないけど)ドトールなどのコーヒー店の立地は、必ずライバル店とセットになっているなあ、なんてことを思いながら、夕食は軽くコンビニおにぎりにしようと思いコンビニを捜しながらうろついたが見つからず、結局京橋に戻ってしまい、そこからシネスイッチまで戻ったらちょうどぐらいの時間だった。

2001年6月15日(金) 2001/06/19 更新
 今日は都内に映画を観に行きたかったのに、なんやかんや忙しくてできず、すっかりふてくされて近所のWMCつきみ野に、今日が最終日の『15ミニッツ』のレイトショーに行く。他に客がいないかと思ったら、約10人とそこそこ入っていた。

2001年6月14日(木) 2001/06/19 更新
 深夜に放送された『レディ・バニッシュ 暗号を歌う女』。ヒッチコックの『バルカン超特急』のリメイクで、あちらの内容はほとんど忘れてしまったけど、要所要所はほとんど同じで、ストーリーが面白いからこちらも当然面白い。主演がエリオット・グールドのせいか、オリジナル以上にコミカル度が強い気がする。それにもう1人の主演のシビル・シェパードが、いかにもアメリカ娘らしい可愛さと、太股あらわに爆走する姿を見せてくれるのもいい。

2001年6月12日(火) 2001/06/19 更新
 昨日BSで放送された『ロボコップ』の残りを録画で。銃撃や爆破シーンのカッコ良さといい、シニカルな未来像や人間の描き方といい、やっぱりこれは大傑作。バーホーベンは性善説で言うところの「人間らしさ」というところに逃げこまず、人間を醜いものとして描くことに徹底しているところが、彼の誠実さを表わしていて、私は好きです。

2001年6月8日(金) 2001/06/19 更新
 WMCつきみ野で今日が最終日の『ショコラ』の夕方の回。この映画には明治製菓がスポンサーについているが、夕食を食べてない私は客席で映画のお供の明治アーモンドチョコを食べながら鑑賞。

2001年6月6日(水) 2001/06/08 更新
 今日の三谷幸喜。
「新・真夜中の王国」で三谷曰く、
 「シャイだけど出たがり。」...やっぱり!
 「タレントとして行き詰まっている。」...わはは、やっぱりタレントだと思ってたんだ!
 「いつもボケてるわけじゃなくて、ちゃんと突っ込んでくれる人がいないとボケない。笑わせるのは好きだけど、それにはボケることしか自分にはできないからボケている。」...うーん、そこまで考えてたら立派なタレントだ。
 日テレ深夜の『暴走パニック大激突』。この間のこの時間帯での同じ深作欣二監督作品『資金源強奪』と同じように、カメラは激しく動くし、男はおたおたしながら銃を撃ちまくるし、女はホイホイおっぱいを出す映画。終盤の昔の国産車が多数出てきて、お互いぶつけ合うところはちょっと凄い。

2001年6月3日(日) 2001/06/05 更新
今年のカンヌ・ウィナー、ナンニ・モレッティ監督の『僕のビアンカ』夕べ観ながら眠ってしまった続きを録画で観る。彼の映画は初めてだけど、奇妙な映画だった。

2001年6月2日(土) 2002/02/02 更新
 『みんなのいえ』の宣伝番組「みんなのみんなのいえ」を観る。土曜の午後のただの宣伝番組のわりに異常に手がこんでいて、アメリカのショウビズ番組がスタッフ&キャストにインタビューをしている形式で、全員芝居がかった英語でインタビューに答え、別の人がそれを吹き替えるというもの。みんなどんどん悪乗りしていって、最後の方で出てきた八木亜希子はなぜかフランス語。ビリー・ワイルダーもチラッと出たり、『みんなのいえ』の映像の色から「ミタニ・オレンジ」(もちろんキタノ・ブルーからのいただき)とヨーロッパでは言われているとか、いつもウケをねらっている三谷幸喜の、獲物を狙う狩人のような目が好き。でも、変なことばかりして奥さんには怒られないのか?
 5月30日に放映された『忍者武芸帳』の録画を観る。白土三平の劇画を、1コマずつカットでつなぎ、台詞と音を付けた映画。67年のキネ旬10位に選ばれた理由を知りたくて、キネ旬決算号の覆刻版でコメントを見ると、この手法が斬新だということらしいが、今観るとウーン・・・。でも、この頃の大島作品らしく、毒は吐きまくっている。

2001年6月1日(金) 2001/06/03 更新
相変わらず忙しい中、気分転換に『ハンニバル』をWMCつきみ野のレイトショーで。気分転換にはなったかな。

2001年5月31日(木) 2001/06/03 更新
テレビ東京の『アトランタ・ブギ』。やっぱり面白くて大笑い。そのほとんどが古田新太のバカ演技のおかげで、先の読めない展開の映画ってのはあるけど、先の読めない演技ってすごい。山本政志監督の上映中の新作『リムジン・ドライブ』も観ようかな。

2001年5月29日(火) 2001/06/03 更新
BSの『けんかえれじい』『東京流れ者』。映画ファンなら必見の、ご存じ鈴木清順作品2本。特に『東京流れ者』は観た人100人中100人が間違いなく度肝を抜かす、世界映画史上最大の飛び道具。これを観ようとしないで映画好きを名乗る奴なんていない、よね? 『東京流れ者』のラストシーンは、本当は緑色の月が昇り渡哲也が木を切り倒すと切り株の切り口が金、銀、赤・・・となっていたのを、反対されてボツになってネオンサインが次々と映るというものになったそうだ。うーん、平凡で面白みのない今のラストより断然凄そうだ。

2001年5月28日(月) 2001/05/29 更新
昨日の深夜に放送された『私家版』の録画を観る。話は面白いんだけど、主人公にトラブルが起きないとつまらない。
今日『ロスト・ソウルズ』の試写会が当たっていたのに、忙しくて行けなかった。
深夜、BSで『河内カルメン』。明日は同じ鈴木清順の『けんかえれじい』に、あの最強極楽映画の『東京流れ者』だっっ!!

2001年5月27日(日) 2001/05/29 更新
『始皇帝暗殺』の録画を観る。具体的に何が悪いのかはわからないのだけど、とにかくつまらないとした言いようがない。映像は豪華だけど力がない。

2001年5月26日(土) 2001/05/30 更新
『スピオーネ』の録画を観る。オープニングはさすがフリッツ・ラングといった手際の良さで、ものすごいスパイ映画と思わせるが、その後雰囲気がちょっと変わる。サイレント映画も幅が広い。

2001年5月25日(金) 2001/05/30 更新
WMCつきみ野のレイトショーで、今日が最終日の『スターリングラード』。上映期間は結局6週間で、なんか短い。

2001年5月24日(木) 2001/05/28 更新
フジサワ中央2で『日本の黒い夏 冤罪』。ここの劇場は、一番客が入りそうな夜の回がなぜか毎日1000円で、それでもお客さんは3人ぐらいだった。

2001年5月21日(月) 2001/05/30 更新
『愛の渇き』の録画を観る。パートカラー、スローモーション、字幕による台詞といった、当時は斬新だったと思われるスタイルがどうにも気になって、映画に入り込めなかった。最近こんな風に、映画の手法やスタイルが気に入らなくて、それ以上深く映画に入り込めないといったことが多いけど、これでいいのか?

2001年5月20日(日) 2001/05/28 更新
16日の深夜に日本テレビで放送された『資金源強奪』の録画を観る。なぜかクレジットでひらがな表記のふかさくきんじ監督による、ピラニア軍団らも出てくるいかにも70年代の東映映画。

2001年5月17日(木) 2001/05/28 更新
初恋のきた道が翌日まで(それ以降は劇場が銀座に変わる)なので、ル・シネマで夜の回に観る。去年の12月から5か月も上映していたというのに、ほぼ満員。

2001年5月11日(金) 2001/05/15 更新
昨日途中で眠った『黒い賭博師』と「スーザン・ピット作品集」の『アスパラガス』『ジェファーソン・サーカスソング』『ジョイ・ストリート』の残りをビデオで。『黒い賭博師』は、チョウ・ユンファの『ゴッド・ギャンブラー』や、あと何の映画だったか忘れたけど、そうしたいろんなギャンブルが出てくるもので、ユンファもいいけどやっぱりアキラはいい。スーザン・ピットでは『アスパラガス』が一番良かった。スーザン・ピットってどういう人なのか知らないのだけど、去年『アスパラガス』が載っていたチラシを見かけたので、何かの上映会があったみたいで、こんなことなら観ておくんだった。残念。

2001年5月10日(木) 2001/05/15 更新
BSで『黒い賭博師』。「自動車唱歌」と同じメロディの「賭博唱歌」で軽快に始まる映画だが途中で眠ってしまった。冨士真奈美は、最初に見たのが既に「細うで繁盛記」だったので、その後からは想像もできない雰囲気だった。
その後目が覚めると、その後の番組の「スーザン・ピット作品集」の『アスパラガス』が映っていたが、これが凄過ぎる! 便器に座っているおしりからアスパラガスが出たりとか、家の中にその家の模型があって更にその中にまた模型が・・・とか、地面に生えている太いアスパラガスを顔面口だけの女が根元までパックリとくわえたりとか、画面の中に無数の小さな虫が潜んでいて、それが今にもざわざわと這い出してきそうなムズガユサを覚える映像。夢に出てきそうで、こんなの夜中に放送して眠れなくなったらどうするんだよNHK! 寝たけど。それに、深夜じゃなきゃもっとマズイか.

2001年5月9日(水) 2001/05/15 更新
BSで『都会の空の用心棒』『都会の空の非常線』。この2本もちゃんとは観なかったのだけど、『都会の空の用心棒』の小林旭の歌う主題歌がものすごいハイトーンで、音程が下がることがなく高音部のみのメロディ。山下達郎だってあんな高い声で歌わないぞ。それに、『都会の空の非常線』では、例によってクラブで生バンドの演奏で「アキラのノーエ節」を歌っているとき、からんできた男たちにビールびんを振り回してビールをかけて追っ払って、この間顔色ひとつ変えないで歌い続けるというカッコ良さ。

2001年5月8日(火) 2001/05/15 更新
BSで『新悪名』『続・新悪名』。ながら視聴なのでコメントなし。でも『続・新悪名』ってすごいタイトル。

2001年5月7日(月) 2001/05/10 更新
BSで『悪名』『続・悪名』。勝新&田宮二郎もいいし、宮川一夫のカメラもいいんだけど、私の感想は清順監督の言葉を借りれば「映画ってのはね、普通じゃ面白くないんだよ」

2001年5月6日(日) 2002/02/02 更新
もう十分観ただろうから、今さら観る必要ないかと思っていた『2001年宇宙の旅』を、最終日の今日、ル・テアトル銀座の午後の回で20年ぶりぐらいにスクリーンで観た。やっぱりいいねえ。私は最前列に座って迫力を堪能したのだけと、後ろの方の席で観た人はビデオとどう違うとういのだろう?
終映後、自由が丘で『白い巨塔』を観ようと思ったのだが間に合わず、そのまま帰宅。これでゴールデンウィークはおしまいで、何と18本も映画を観てしまった。
家で深夜『ノートルダムのせむし男』('56 仏)。最近観た何かの映画がこれ似にていると思ったんだけど、何の映画か忘れてしまった。で、これは20年ちょっと前に市民会館での松下電器主催の上映会で観ていて、映画はたいしたことないんだけど、ジーナ・ロロブリジータがいいねえ。

2001年5月5日(土、祝日) 2001/05/06 更新
今日も新文芸坐の大島渚特集『愛の亡霊』『日本春歌考』の2本立てを午後から。今年のゴールデンウィークにやたら多くの映画を観ることになったのはこの特集のせい。本当はのんびりしたかったのに。昨日注目した新文芸坐の場内アナウンスの人の姿を見た。背が高くて若い人をイメージしていたのだが、全く逆だった。
続いて、同じ池袋のシネ・リーブル池袋で『セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ』のレイトショーが1000円なのに惹かれて観る。こんなに面白い映画のわりにはお客さんが10〜20人と少ないのは、時間帯のせいか?それとも、渋谷では入っているけど池袋ではだめなのか?

2001年5月4日(金、休日) 2001/05/10 更新
今日観ることに決めていた映画は、池袋の新文芸坐の大島渚特集の『儀式』『少年』の2本立てで、今日は午後家を出て池袋へ。新文芸坐の休憩時のアナウンスは、良く聞いたら旧文芸坐とソックリで、同じ人がやっているのか? 『少年』終映後、今日こそ何度目かの正直で、新宿ジョイシネマで『富江 re−birth』のレイトショー。客は女性1人、白人男性1人以外は男ばっかり20人ぐらい。
深夜に家で『裸の銃を持つ逃亡者』の録画を観る。ZAZ以外のレスリー・ニールセンものは、ギャグにメリハリがなくてやっぱり面白くない。

2001年5月3日(木、祝日) 2001/05/05 更新
今日観ることに決めていた映画は、池袋の新文芸坐の大島渚特集の『絞死刑』『日本の夜と霧』の2本立て。で、夕べ早く寝たので早起きし、その前にラピュ阿佐ケ谷のアフタヌーンショーの「女優・京マチ子」特集の『赤線地帯』を観ることにし、家を出る前に『蛇女』の録画を観る。日菜子ちゃんはがんばっているけど・・・。阿佐ケ谷に向かう途中、レイトショーでテアトル新宿の「鈴木清順レトロスペクティヴ」の『らぶれたあ』を観ることにし、さらに『日本の夜と霧』終了後からレイトショーまで時間があくので、テアトル池袋の『ふたりの人魚』の夕方の回。ということは、今日は5本ハシゴになってしまった。そんなつもりじゃなかったのに、まさかゴールデンウイーク連日映画館通いになろうとは。阿佐ケ谷から池袋に向かう途中、新宿で降りで金券ショップでテアトルのチケットを安くゲットし、初めて新文芸坐へ。映画館も久しぶりだけど、まわりも含め随分変わった。大島渚特集は混んでいた。テアトル池袋はいつもすいている。清順特集は、今回はちょっとすいていた。

2001年5月2日(水) 2001/05/05 更新
今日も仕事休み。昨日に続き、今日は東京都の1000円の日で、今日の目当ては恵比寿ガーデンシネマで最終日の『ハイ・フィデリティ』と、三百人劇場の「川島雄三 乱調の美学」から『しとやかな獣』。『ハイ・フィデリティ』は混雑を予想して、2:10の回に30分ぐらい前に着くが、最終的に半分強ぐらいだった。『しとやかな獣』が始まる7:00まで時間があったので、渋谷エルミタージュの『チキンラン』なら時間的に大丈夫そうだった。こういうとき、上映時間の短い映画は有利。終映後、半蔵門線、都営三田線と乗り換えて千石の三百人劇場に着いたらギリギリだった。この終映後、レイトショーで『富江 re−birth』を観ようと、新宿目指して三田線の春日で初めて大江戸線に乗り換えるが、上映開始時刻にちょうど新宿駅西口駅(何ちゅう駅名!)に着くことがわかって万事休す。眠かったからそのまま帰ってとっとと寝る。

2001年5月1日(火) 2001/05/05 更新
今日は神奈川県映画1000円の日で、仕事を休んで『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』をWMCつきみ野で午後の回、続いて『LOVE SONG』をWMC新百合ケ丘で夕方の回、さらに『キャスト・アウェイ』を再びWMCつきみ野でレイトショーとハシゴ。同じWMCでも微妙にラインナップが違うために行ったり来たりすることになったのだが、どこも同じよりはこっちの方が良い。『しんちゃん』はテレビでも観たことがないのに、評判の良さに惹かれて観に行った。チケットの窓口での会話。
 ・サルベージ「クレヨンしんちゃん」
 ・おねえさん「おひとりですか?」
 ・サルベージ「はい」
315人の客席の半分ぐらいを小さいお子様とその親で占め、意外におとなしかった。でも、『千と千尋の神隠し』の予告編で泣き出す子供も。
『LOVE SONG』はお客さんは25人ぐらい。次の『キャスト・アウェイ』まで余裕がないというのに、「神奈川ニュース」を本編前に流すから、予定より終映が5分遅かった。終映後駅へ急ぎ、走り→自転車→走りとトライアスロンをしている気分で予告編中の本編5分前ぐらいに間に合う。『しんちゃん』の台詞で「最近走ってないな」てのがあったけど、こっちは走ってばかり。

2001年4月30日(月、振替休日) 2001/05/01 更新
『輪舞』('64 仏/伊)の録画を観る。女優たちがきれいに撮られていて、アンナ・カリーナやジェーン・フォンダはもちろん、動いているのを見るのは初めてのカトリーヌ・スパークもいいなあ。
『曽根崎心中』の録画を観る。心中を目指して力強く進む2人。

2001年4月28日(土) 2001/04/30 更新
EKOEKO AZARAK エコエコアザラクの録画を観る。これと『クリスマス・イヴ』は、WOWOWでの放映の後にシネマ・カリテでレイトショーすることになってしまった2本で、邦画の低予算の映画は上映する劇場を押さえるのが大変そうである。なにしろ、この季節に『クリスマス・イヴ』だもの。でも、劇場が常に主導権をもっているというわけでもないので、とにかくみんな大変そうである。

2001年4月27日(金) 2001/04/30 更新
渋谷シネパレスで連弾の最終日の夕方の回。客席はかなり埋まっていた。舞台となっている家は、『金髪の草原』の家と同じものだった。終映が20:45分で、この後新宿で21:00からの『富江 re−birth』か21:20からのあの頃ペニ−・レインとを観ようと思っていた。後者は終映が23:40と遅くて小田急の終電が微妙なので第1希望は前者で今日も走ったりしてみたものの、シネパレスのエレベーターのソフトウエアが頭が悪くてなかなか来なかったり、駅のホームがのろのろ歩いている人で混んでいたりで結局後者に。こちらは余裕があったので、新宿駅で終電時刻を調べようとしたがわからなかった、シネマ・カリテのロビーには、この日1週間のみのレイトショーが終わる『クリスマス・イヴ』の主演の黒坂真美さんの舞台挨拶を待つ人であふれていた。終映後急いで駅に行ったところ、終電は23:35だったことが判明。結局渋谷からものすごく混んでいた田園都市線の終電で帰る。

2001年4月23日(月) 2001/04/28 更新
『玻璃の城』の録画を観る。若かった頃のことをナツメロを絡めてノスタルジックに描かれると、なんか惹かれちゃう。ついでに、スー・チーにも惹かれちゃう。でも、不倫なのに本当の家族の描写といった背景が全然描かれないし、時代背景は文字どおり背景でストーリーに全然絡んでこない。そうした欠点はそのままでセンチメンタリズムでごまかしていることが大いに不満。結局、約20年間2人が勝手に離れたり偶然会ったりを繰り返すだけの映画だった。
『もういちど逢いたくて 星月童話』の録画を観る。『玻璃の城』もこれも、交通事故で始まる香港映画が偶然重なったが、こっちは輪をかけてダメ。ラブロマンスと犯罪サスペンスが全く絡み合ってないし、『めまい』のようなストーリーは、うまく作らないと主人公がイヤミなだけになるという見本のよう。香港映画初主演の常盤貴子は、うーんどうなんだろ?

2001年4月21日(土) 2001/04/21 更新
『卑弥呼』の録画を観る。うーん、これも先日の『戒厳令』と同様、映像へのこだわりは感じるんだけど、映画全体が白塗りの舞踏を観ているようで、苦手な映画。ところで、篠田正浩監督の代表作って何だろう?

2001年4月20日(金) 2001/04/21 更新
シネマ・カリテで『あの頃ペニー・レインと』の夕方の回を観るつもりが、電車がやけに遅かったりで間に合わず、バックアップのシネマ・カリテ3星降る夜のリストランテ。続いて。今日は余裕のあるハシゴで、テアトル新宿のレイトショーの鈴木清順レトロスペクティヴ野獣の青春。毎度のことながら、今回もほぼ満席。

2001年4月19日(木) 2001/04/21 更新
BSで『近頃なぜかチャールストン』。クセモノ役者勢ぞろいの出演者たちの中、『三文役者』を観た後では注目は殿山泰司で、彼の持ち味が大爆発。ハチマキのキャグは最高。

2001年4月18日(水) 2001/04/21 更新
NHK総合テレビの深夜番組「21世紀への証言」のアッバス・キアロスタミとアンジェイ・ワイダのインタビュー。キアロスタミの、ハリウッドの殺伐とした映画を目の敵にしているのは、ある意味正しいけどそれだけじゃないよなあ。ワイダが社会主義政権の中で、検閲をくぐり抜けて『灰とダイヤモンド』を作った話は面白かった。問題のある台詞がなかったのと、主人公が死ぬからよしということになったんだって! でも、2人とも日本のことを思いやりに溢れた国と言っていたのは・・・、うーん、彼らの日本観はそうした日本映画のみを通したものなのだろうか? こっちだって、イランやポーランドのことは映画を通してぐらいでしか知らないもんなあ。

2001年4月17日(月) 2001/04/21 更新
BSで『戒厳令』('73 日本)。吉田喜重監督作品は、『エロス+虐殺』が個人的にさっぱりダメだった映画の代表だけど、これもダメだった。凝った照明と構図の映像はともかく、三國連太郎以下の朗読のような演技は・・・。

2001年4月15日(日) 2001/04/18 更新
BSで『深い河』。苦手な宗教ものだが、これは神様は一人一人の心の中にあると、内容的には納得できる。が、自分と共通点の乏しい登場人物たちが心の救いを探し求める話だと、個人個人の心の内面に映画が深く入り込むほど、見ているこっちにはどんどん他人事になってしまう。答えを探し求めるという行為の素晴らしさだけはわかるんだけど。

2001年4月14日(土) 2001/04/16 更新
『リサと悪魔』『チャップリンの一日の行楽』『処刑男爵』『Z』の録画を観る。『リサと悪魔』『処刑男爵』は、イタリアの恐怖映画の大家、マリオ・ハーヴァ監督の未公開作品、といっても彼の作品を観るのは多分これが初めて。彼の名前も、最近何かの映画に関連して挙がったことで知ったのだが、何の映画だったろう? 出演が、エルケ・ソマー、テリー・サバラス、アリダ・ヴァリ、ジョセフ・コットンと凄い。女性のスキャットの音楽とか、20年ぐらい前の深夜の映画番組で観たような雰囲気だった。こんなの放送するNHKも凄い。『Z』はやっぱり面白い。アクションもいい。
WMCつきみ野でスナッチのレイトショー。往復の夜道を自転車でとばすのは気持いい。

2001年4月13日(金) 2001/04/21 更新
今日が最終日のシネクイントのギャラクシー・クエストの夕方の回。その後、またまた時間に余裕のないハシゴで、テアトル新宿のレイトショー鈴木清順レトロスペクティヴすべてが狂ってるへ行くために渋谷駅までダッシュし、新宿駅からまたダッシュ。最近ハシゴのたびに走って移動するもんだから、走力がついたような気がする。新宿の町を1人だけ走って、俺は新宿鮫か? その甲斐あって、予告編上映開始後5分に劇場に着く。今日もほぼ満席。

2001年4月12日(木) 2001/04/16 更新
渋谷のクロスタワーホールでミリオンダラー・ホテルの試写会。そのあと、また時間の余裕のないハシゴで、渋谷から山手線で新宿へ行き、埼京線のちょうど着いた電車に飛び乗って池袋に行くという見事な乗り継ぎで、シネマサンシャイン6番館のグリーン・デスティニーに予告編上映中に着く。この劇場は空調がうるさいけど、そんなことよりケ−タイが何回もうるさい。もう都内のロードショー館には行かない。入場時にケータイを取り上げるとか、ケータイの電源を切らない人は袋だたきにしてもいいとかしないと、誰も映画館に行かなくなっちゃうよ、本当に。

2001年4月8日(日) 2001/04/16 更新
この日はシネマ・下北沢でビジターQ午後の回と、テアトル新宿で鈴木清順レトロスペクティヴの刺青一代を観る予定で、間の夕方の回に観る映画で時間的に合うのが、シアター・イメージフォーラムのツバルがぎりぎり間に合いそうということになった。で、『ビジターQ』が終わるとそそくさと劇場を出て駅までダッシュ。渋谷についてから、駅から遠くてしかも場所がよくわからないシアター・イメージフォーラムまで早歩きで、予告編が始まったところにすべりこむ。『ツバル』終了から『刺青一代』までは余裕があったのでゆっくり行く。『刺青一代』は満席に近いくらいで、清順作品のお客さんは相変わらず若い人が多い。でも、清順ブームってもう30年ぐらい続いているんじゃないだろうか。
深夜、家でBSの『メフィスト』を観る。

2001年4月7日(土) 2001/04/16 更新
『イグジステンズ』の録画を観る。全体的にはともかく、グチャグチャの悪趣味ぶりだけは面白い。

2001年4月6日(金) 2001/04/16 更新
WMCつきみの野でアンブレイカブル夕方の回。
『チャップリンのサーカス』の録画を観る。映像テクニックはシンプルでチャップリンの動きはものすごい。こういうのを観ちゃうと、今の映画はすっかり手あかにまみれてしまって、その手あかの部分をああだこうだと言っているだけのような気がしてくる。

2001年4月5日(木) 2001/04/16 更新
『京極夏彦 怪 七人みさき』の録画を観る。目新しくもないし、昔ながらの良さもない。
BSの『月光の囁き』。いいねえ、この映画。主演の高校生役のつぐみちゃんは、まだ10代なのに大胆だなと思っていたら、現在25歳だと最近知ってびっくり。

2001年4月4日(水) 2001/04/16 更新
九段会館でタイタンズを忘れないの試写会。終了後、そういえば今日は映画1000円の日だと気が付いて、とりあえず渋谷方向に移動しながら、レイトショーを何かもう1本観ようと物色するが、時間的に間に合わないものばかり。その中で、恵比寿ガーデンシネマのイディオッツなら開始時間がおそ目で何とか間に合いそうだということになり、恵比寿駅から動く歩道も利用してものすごい速さで歩いて間に合う。この臨機応変さが我ながら凄い。劇場に着くと、レイトショーのないはずの『ハイ・フィディリティ』も、1000円の日のため満席で、急きょレイトショーを行なうことになっていた、一瞬迷うが、最初に観るつもりだったものを今さら変えるわけにはいかないとそのままに。(さっき、臨機応変って言ったのはなんだよ!)結局この日は、善と悪とがきれいに分かれている『タイタンズ〜』と、善意の奥に偽善が潜む『イディオッツ』の正反対の2本になった。
家に帰ってから、『羊たちの沈黙』の録画を観る。この映画といえばハンニバル・レクターことアンソニー・ホプキンスと言われているが、いやぁやっぱりジョディでしょ。おどおどするジョディ、ペンをくわえて口を半開きで新聞記事を読むジョディ、銃を構えるジョディ、いろんなジョディ。

2001年4月3日(火) 2001/04/16 更新
『ゴジラ2000 ミレニアム』の録画を観る。確かに面白くなくて、科学のおごりなどといった取って付けたようなことを訴えているのだが、固定ファンらしい人の意見ってなんであんなに極端なのか? 今回もまたつまらなかった、と言いながら見続けるのはなんなのか?

2001年3月25日(日) 2001/04/16 更新
『天国への階段』の録画を観る。

2001年3月24日(土) 2001/03/26 更新
『屋根の上のバイオリン弾き』の録画を観る。20年ぐらい前に映画館で観た時は、画調がオープニングやわらかめで、最後には硬くなっていたと記憶しているが、テレビのバァージョンはそれ程ではなかった。この映画、私が知る限り、インターミッションのあった最新の映画ということになっているが、多分他に何かあっただろう。八代亜紀の「雨の慕情」は、この中の有名な曲「サンライズ・サンセット」のパクリ。

2001年3月23日(金) 2001/03/27 更新
奥さんとTOKYO FMホールでRUSH!の完成披露試写会。瀬々敬久監督、キム・ユンジン、哀川翔、大杉漣、千原Jr.の舞台挨拶があった。黒ずくめのキム・ユンジンと大杉漣にはさまれて、哀川翔は上下真っ白け! キム・ユンジンは、映画で見るより実物の方が良くて、他の男たちと一緒だと、まさに掃き溜めに鶴。(スポ−ツ報知

2001年3月21日(水) 2001/03/26 更新
テアトル新宿てEUREKAの夜の回。通常2500円の入場料が1500円になるサービスデーのせいか満席。上映時間3時間37分で休憩なしのため、腹は減らないか、眠くならないか、トイレは我慢できるかなどの事態に備えて、万全の態勢で一大決心でのぞんだが、結局飲食物は1つも口にしなかった。その気にならなかったとも、そんなことする暇がなかった程映画に没頭してたとも言える。

2001年3月20日(火、祝日) 2001/03/26 更新
『ねじ式』の録画を観る。映画の冒頭に、「私のライバル石井輝男監督の新作を歓迎する」といったジョン・ウー監督の言葉があったけど、本当なんだろうか? やっぱり『M:I−2』と『直撃地獄拳 大逆転』は関係あったということか、ってまだ言ってる(笑)。

2001年3月18日(日) 2001/03/26 更新
BSで『独立少年合唱団』を観る。劇場で観てから半年も経ってないなんて早いね。

2001年3月17日(土) 2001/03/18 更新
昨日からの流れで、『式日』の庵野秀明監督がゲストだったNHK教育の「真剣10代しゃべり場」の再放送を観る。テーマが「一人でいるってダメですか?」という、『式日』の内容とピッタリのもので、庵野監督の意見は「限度を越えなければいい」というもっともなものだった。でも、討論は変な方向にいっちゃって、仲間と仲良くいた方いいという意見の,その仲間は結局自分にとって都合のいい人間であることを暗に要求しているような考えが結構まかり通ってガッカリ。
BSの『ロッタちゃん はじめてのおつかい』。子役にはかなわないという使い古されたような定石が、相変わらず通用しちゃうのね。それだけ。

2001年3月16日(金) 2001/03/18 更新
シネマ・カリテ2で今日が最終日の楽園をくださいの最終回。これで先週の木曜日から今日まで1日おきに映画を観に行ったことになるけど、異常かな。しかし、ここで困ったことが起きてしまった。先週『式日』を観て以来、あの日本の今を感じさせる苦しみに比べれば、貧しい炭鉱夫の息子がバレエの道を進んでいく映画や、どこに行っても生きるか死ぬかの状況が待っている南北戦争の映画を観ても、所詮自分とは無関係な映画にしか思えなくなってしまった。娯楽作以外でこの状況を乗り越えられる映画は『EUREKA』以外にはなさそうだ。

2001年3月15日(木) 2001/03/18 更新
昨夜のBSの『猫が行方不明』を観る。

2001年3月14日(水)
 2001/03/18 更新
銀座シネパトスのレイトショーの特集「追悼 福田純”なんでもありの作品群”」からエスパイ(アクセントは「パ」にある)を観ようと思い、その前に観る作品として『はなればなれに』『楽園をください』は終映の時刻が遅くてハシゴができなくて却下。結局、シネスイッチ銀座2でリトル・ダンサー。女性の客が多い。『エスパイ』は20人ぐらいで、逆にあやし〜い男(自分もそうだろ!(笑))20人ほどがほとんど。古いプリントで、由美かおるのおっぱいショットがまるまる抜けていた。これじゃ『ニュー・シネマ・パラダイス』そのまんま。今ごろどこかの映写技士の机の引出しに眠っていると思われるけど、気持はわかっても哀しいなあ。最近でも、『愛する』の酒井美紀のベッドシーンがとぎれとぎれになっていたプリントを観たけど、お客さんにイヤな思いをさせるなんて! 今の由美かおるは若くみえるだけだけど、ここでは頼りなさそうな目が良くて、やっぱり若けりゃいいってもんじゃない。

2001年3月12日(月) 2001/03/18 更新
仕事をかなり早く切り上げ、シネマ・ジャックの特集「若尾文子と増村保造」の最高殊勲夫人』『氷壁の2本立てを夕方から。

2001年3月11日(日) 2001/03/18 更新
『ローズ』の録画を観る。この映画、学生の頃オールナイトの上映会で観た。同時上映の『スラップ・ショット』は大盛り上がりだったし、『モスクワは涙を信じない』も良かった。『ロース』は最後かラス前の映画だったけど、眠気も吹き飛ぶほどで、再度観てもやっぱりいい。特にベット・ミドラーが。園上映会ではあと1、2本上映されたけど、何だったか覚えてない。

2001年3月10日(土) 2001/03/12 更新
『皇帝のいない八月』の録画を観る。ヒドイなあ。これじゃメッセージが逆効果。三角関係の誰にも共感できず、特に吉永小百合は男の足を引っ張ってばかりで、この手の映画では一番あってはならないキャラ。
東京都写真美術館ホールで式日。相変わらず最終日に観に行くが、そのせいか客席はかなり埋まってた。続いて、シネマ・下北沢でギプス。直前にラーメンを食べたのが間違いで、ウトウトしてしまった。おにぎり1個ぐらいにしとけばよかった。というわけで、今日のハシゴはここまで。

2001年3月8日(木) 2001/03/12 更新
WMCつきみ野でBROTHERレイトショー。お客さんは5、6人。この日の夜は寒かった。

2001年3月6日(火) 2001/03/12 更新
『渡り鳥北へ帰る』の録画を観る。渡り鳥シリーズの第1作『ギターを持った渡り鳥』の舞台の函館が再び舞台で、クライマックスで悪役たちのアジトに口笛が鳴り響いた後、死んだと思っていた渡り鳥が現われるところまで同じ。ギターを弾いて場末の酒場を流していた渡り鳥が、カットが変わって敵のアジトのキャバレーで、ピンスポで「アキラのダンチョネ節」を歌うというのがあったけど、そういうのは全体的におとなしめ。

2001年3月4日(日) 2001/03/08 更新
『Mr.Pのダンシングスシバー』『バグダッドの盗賊('24 米)』の録画を観る。後者は、内容よりも特撮命で、今観てもビックリするところが多い。公開当時は凄い話題になっただろう。

2001年3月3日(土) 2001/03/08 更新
BS『ナビィの恋』。劇場で1度観て以来だったが、恵達は早い時期からナビィの思っていたことをうすうす感づいていたことに気が付いた。しかし、この映画は本当に最高なんだけど、映画館で多くのお客さんと一緒に、ワクワクしながらラストを観てこその映画。

2001年3月2日(金) 2001/03/08 更新
WMCつきみ野で回路が今日までだというのを知ってレイトショーに行く。お客さんは10人ぐらいで、気に入ってもらえたかどうかはわからないけど、とにかく静まり返っていた。家に帰って『アルマゲドン』(★★)を録画で初めて観る。わっはっは、なんだこの映画? アメリカに、巨大なタイヤのトラックが何台も置かれた車を踏みつぶしながら走るのをワーワー言いながら見るってのがあるけど、まさにそんなアメリカン馬鹿スポーツを見ている気分。アメリカロックの王道の皮臭さと、脳まで筋肉と化すような気分を感じた。観客の反応が、アメリカでは大騒ぎ、ヨーロッパでは失笑だったってのはわかるけど、日本では泣きだったのはどうかしてるよなあ。でも、マッチョなアメリカ人より、馬鹿だけど心優しい日本人のほうがいいかも。

2001年3月1日(木) 2001/03/08 更新
渋谷クロスタワーホールで、前日突然招待状が送られてきたアタック・ナンバーハーフの試写会。入り口で「gaywalker.com」のポストカードをもらって、改めてそんな映画だってことに気が付いた。

2001年2月28日(水) 2001/03/05 更新
シネマスクエアとうきゅうの星願 あなたにもういちど夕方の回。お客さんは30人ぐらいで、女の人が結構泣いていた。続いて、直前まで観ようかやめようか迷っていたアヴァロンをシネマミラノのレイトショーで。ここは、以前アニメ専門劇場だったころの名残りでディスニーキャラクターの壁画が客席にあったのだが、それが無くなっていて良くなっていた。家に帰って、深夜BSの『リキッド・スカイ』。日本公開時に観て以来十数年ぶりに観るが、時代が過ぎてヘンテコリン度がさらにパワーアップ。でも、生きながら死んでいる(または、死にながら生きている?一緒か。)感じはなかなかのもの。退廃はともかく、退廃美なんてものはないのね。

2001年2月27日(火) 2001/03/04 更新
テレビで『夜叉』。この映画に関しては、撮影の合間に健さんがたけしに話して聞かせた数々の爆笑エピソードを思い出す。健さんをはじめとする白バイ警官隊が国会議事堂前を白バイで走るシーンで、健さんだけアップを撮るためにトラックの荷台に座ってバイクのハンドルを握っていたのが恥ずかしかったこと。健さん曰く「俺、バイクの免許を持ってたのに。」また、大部屋の役者に「アラカンさんから差し入れです。」と言って、下剤入りのドリンク剤を飲ませたりとか、初めて台詞を与えられた大部屋の役者に勝手に大量の台詞を追加して、必死になって覚えた彼が本番で元のままの台詞だったのにキョトンとしたりとか、ロケバスに乗っていた健さんが突然窓を開けて、通りがかりの人に「高倉だ!」と叫んで窓を閉めたりとか、健さんて本当にお茶目。極め付けは、撮影の合間に田中邦衛と一緒に俳優の将来に不安を感じて「2種免許でも取ろうか」と話し合っていたことなど。

2001年2月26日(月) 2001/03/04 更新
昨夜の『シェルタリング・スカイ』の録画を観る。うーん・・・。続いてテレビで『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』。うーん、こりゃひどい。まるで演出の力を信じてないような、何の主張もない映像と演技。途中で寝ちゃったけど、いいや。

2001年2月24日(土) 2001/03/08 更新
昨日の深夜の『ピンク・パンサー4』の続き。アクションが大がかりなぶんクルーゾー警部の見せ場が少ない。代わりにケイトーが活躍。

2001年2月22日(木) 2001/02/24 更新
『パラダイス』の録画を観る。ほとんどチャイルドポルノということよりも、余りにもトホホな出来。でも、フィービーケイツはかわいい。

2001年2月21日(水) 2001/02/25 更新
キネカ大森でホフマン物語の夜の回。1000円サービスデーのせいか、3分の1ほどの入りで、思ったより多かった。テクニカラーの3色分解ネガが変形しているせいか、色ズレがかなり目立った。でも、なぜ今リバイバル? 製作からちょうど50年目だから? それより、そんなことは映画を観た翌日じゃなくて、観ようかどうか検討中のときに気づけよ。>自分

2001年2月19日(月) 2001/02/24 更新
最近、深夜の映画番組を録画しながら眠ってしまうというパターンが多い。録画を観たマキノ正博監督の『風雲児信長』もその1本。WMCつきみ野で弟切草』『狗神の夕方の回2本立て。お客さんは5、6人。

2001年2月16日(金) 2001/02/21 更新
シネマ・下北沢で張り込み』(2000 日)の最終日の最終回。最初から最後まで大イビキをかいていた人がいたけど、迷惑だから近くの人は注意しよう。終映後、自由が丘武蔵野館のレイトショー直撃地獄拳 大逆転の開始まで40分しかないためダッシュ。その甲斐があってか5分前に到着。いやあ再見でも笑った笑った。他のお客さんも終映後に満足げなどよめき声をあげていた。前回観た時に、郷^治の手のひらに接着剤で張り付いたテーブルの切れ端がいつの間にか無くなっていたのがわからなかったのだが、少しずつ削って小さくしていたのでした。なんか、映画ってこんないい加減でいいんだと、さっぱりした気分で映画館を後にした、

2001年2月15日(木) 2001/02/18 更新
『にごりえ』の録画を観る。3話オムニバスの2つ目「大つごもり」は『サイコ』の最初の方みたいだった。『東京物語』『雨月物語』などを抑えて1953年のキネ旬ベストワン作品だが、今井正はそのビッグネームの割に今では余り話題にならないのは何故か?といっても、私もほとんど観ていないからわからない。

2001年2月12日(月、振替休日) 2001/03/08 更新
シネマ・ジャックでにっぽん昆虫記』『暗殺』('64 日本)。久しぶりにこの劇場に行ったけど、休日のせいかジイサンの割合が高い。そして、映画館での最近の若者はマナーが悪いが、ジジイはガサガサスパスパと更に悪い。マナーの悪さはまさに日本の伝統?

2001年2月10日(土) 2001/02/13 更新
BSで『ワン・ツー・スリー ラブ・ハント大作戦』。おお、これは同じワイルダーの後年の『フロント・ページ』のような映画だけど、あれより凄いかも。『勝手にしやがれ!! 成金計画』の録画。黒沢清監督といえば、『CUREキュア』『降霊』『カリスマ』ような怖い超常現象もののイメージが強いけど、それらに混じって別のタイプの映画も作っていて、これはその中乗1本。『新宿少年探偵団』をテレビで。ひど過ぎる。常識ハズレもはなはだしい。

2001年2月7日(水) 2001/02/11 更新
BSで『暗闇でドッキリ』。ご存じ最強の破壊王、クルーゾー警部登場のピンクパンサーシリーズ2作目。演技派ピーター・セラーズのベストは、やっぱりクルーゾー警部。

2001年2月6日(火) 2001/02/13 更新
テアトル池袋でただいま。最近、こういう家族ものに弱くって。続いて、徳間ホールで処刑人の試写会。もらったチラシのウィレム・デフォーの顔が凄いのと、「遂にハジけたハリウッド最の演技派!」などのコピーが面白い。それにしても、ウィレム・デフォー、どこへ行く・・・。帰路、地下鉄永田町駅で、乗ろうとした電車から入れ違いに降りてきたのは、ひょっとして相米慎二監督?

2001年2月5日(月) 2001/02/11 更新
『ガントレット』の録画を観る。家を一斉射撃して、ハチの巣になった家が崩れるなんてシーンがあって、これは冗談映画? 公開当時には、やはりバスがハチの巣になって何故タイヤがパンクしないんだという指摘もあった。

2001年2月4日(日) 2001/02/04 更新
『アンドロメダ・・・』の録画を観る。地上波の吹替え&短縮版は観ていたのだか、やっぱりこれは素晴らしい。『アウトブレイク』なんか目じゃない。130分の映画で、細菌の研究所の前に科学者たちが着くまでが30分、そこから5段階先の無菌の場所まで行くまで30分! でも、全然冗長ではなく、ラストに向かって一気に盛り上がる。マイケル・クライトンの原作もの、それに彼の監督作品を加えても、唯一の文句なしの傑作。午後、NHK教育で『ラヴソング』。中国のように大きく変化した国の者でなくても、故郷を離れることから起こるエピソードだけでグッとくるのに、さらにテレサ・テンまで絡める心憎さ。

2001年2月3日(土) 2001/02/04 更新
『ローヤル・フラッシュ』の録画を観る。リチャード・レスター監督らしいとぼけたギャグがこれでもかと繰り出される。

2001年1月31日(水) 2001/02/04 更新
昨日の深夜、観たまま眠ってしまった『完全なる飼育』の続き。無残。完全なる駄作となるところ、小島聖のオッパイだけが救い。新藤兼人脚本なのに。

2001年1月30日(火) 2001/02/02 更新
録画していた『大地震』。これは70年代の公開当時でも安っぽく見えたんじゃないだろうか。センサラウンド方式は、これと『テンタクルズ』ぐらいだっけ?

2001年1月29日(月) 2001/02/02 更新
もう一度観て確認したいという気持が強くなって、WMCつきみ野でダンサー・イン・ザ・ダーク2度目。気持を入れ込めないでメモをとりながら観たので、1回目で気づかなかったことがいろいろ判った。でも、こんな見方をすると面白くないなあ、この映画。

2001年1月27日(土) 2001/02/14 更新
映画ではないが、去年の8月25日に放送された「ほんとうにあった怖い話2」の録画を観るが、これは怖かった。5話オムニバスのうち4話を『リング0 バーステー』の鶴田法男監督が演出しているが、彼はホラー界(?)では評判の人らしい。ホラーって、人間が生理的に怖いと思うものを、観る者に余計なことを考えるひまを与えずに、出来るだけ引っ張って見せるということだと思うが、その点彼の演出は抜群だった。ホラー映画はもう飽きたと言う声も聞くが、その手法はまだまだ開拓する余地がある。日本がだめなら外国向けにでも日本はホラー映画を作るべきである。

2001年1月26日(金) 2001/02/02 更新
クロスタワーホールでクリムゾン・リバーの試写会を奥さんと。観終わったあと、プライムでラーメンを食べていたら、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の裁判でのミュージカルシーンの曲が流れてきた、画面と一緒より音楽だけの方がいい感じ。同じビルの上の階の劇場で上映しているから流しているのかと期待してたら、次に流れてきた曲は懐かしやヒューマン・リーグだった。そういえば、最近別の場所でもヒューマン・リーグを聞いたけど、流行っているのか? 夜、録画したWOWOWの「ジャッキー・チェン・マイ・スタント」。今だに彼のアクションを曲芸まがいと思ったり、どのくらい死にそうな目にあうかを期待している人がいるかもしれないが、こういうのを見れば彼が優れたアクションの作り手であることがわかる。

2001年1月25日(木) 2001/01/28 更新
渋谷シネパレスでヤンヤン/夏の想い出夕方の回。3時間の映画なので、開始前にトイレに行き、観終わってまたトイレ。うーん、こんなことで3時間40分休憩なしの『EUREKA』を見続けることができるのか? 夜、BSの『奇傑ゾロ』の録画を観る。ダグラス・フェアバンクスと、ダグラス・フェアバンクスJr.の区別ができていない私。

2001年1月24日(水) 2001/01/28 更新
WMCつきみ野でダンサー・イン・ザ・ダーク夕方の回。泣いている人が多かった。私がどういうことを考えて観たかを、近いうちに長文で載せる予定。夜、家で『近松物語』のビデオを再見するが、さて何故この映画を観たのでしょう? 解った人はエライ。

2001年1月21日(日) 2001/01/25 更新
BSの『黒い家』。原作を読んだ人には不評、読んでない人はそうでもなかった。私は読んでないが、単に怖がらせるためのサイコスリラーとみれば良くできているし結構怖い。まあ、なんでもないシーンでも奇抜なカメラワークをするのはやりすぎだと思うけど。読んだ人は原作と違うところがだめと言っているが、こういうときは原作は無いものとして、映画そのものについての批判でないと説得力がない。ということで、原作のある映画を語るときには、原作を読んでない者のことをどうか考慮して下さいm(_ _)m。

2001年1月20日(土) 2001/01/28 更新
『斬る』(岡本喜八)の録画を観る。高橋悦史、仲代達矢、中村敦夫、岸田森、神山繁、誰が誰だか何故がこんがらがってしまった。

2001年1月13日(土) 2001/01/28 更新
『EM/エンバーミング』の録画を観る。これは、青山真治自身の企画ではなかったはず。『EUREKA』が傑作なら、これがスランプ期最後の作品というわけか?

2001年1月12日(金) 2001/01/14 更新
ヤマハホールでザ・セルの試写会。引き続き、銀座テアトルシネマでレイトショーのゴッド・アンド・モンスター。客は10人ちょっとぐらいだった。

2001年1月10日(水) 2001/01/14 更新
新宿ピカデリー4で『十五才 学校IV』、テアトル新宿で三文役者と引き続きレイトショーのDEAD OR ALIVE2 逃亡者

2001年1月8日(月、祝日) 2001/01/14 更新
『ハスラー2』の録画を観る。トム・クルーズの役がいくら若造だからといって、バカ過ぎて役が生かされていない。

2001年1月5日(金) 2001/01/07 更新
ユーロスペースの増村保造レトロスペクテイブで、今日がラストの大地の子守歌を観ようと思い、その前にもう1本、仕事を早めに切り上げてシネセゾン渋谷でPARTY7。危うく立ち見になるところだった。上映終了後、10分間でユーロスペースにギリギリ到着。昔の原田美枝子って、よく見ると見かけだけ池脇千鶴にちょっとだけ似てる。

2001年1月4日(木) 2001/01/07 更新
夕べ観ながら眠ってしまった『ナイルの宝石』の録画を観る、前に観た時も思ったけど、やっぱり面白くない。

2001年1月3日(水) 2001/01/07 更新
『映画女優』の録画を観る。田中絹代について新たに知ることはあった。

2001年1月2日(火) 2000/01/04 更新
BSで『ザッツ・エンタテイメントPART2』

20001年1月1日(月、祝日) 2001/01/04 更新
元日というより映画1000円の日なので、WMCつきみ野でエクソシスト <ディレクタース・カット版>ホワット・ライズ・ビニーズ。おとうさん。子供に『エクソシスト』なんか観せちゃだめだよ。怖いって泣いちゃったじゃない。『ホワット・ライズ・ビニーズ』は近くの席の白人がショックシーンで笑っていたけど、まさに失笑もの。以下、どうでもいい話その1:20世紀最後の映画は『清作の妻』、21世紀最初の映画が『エクソシスト』・・・はい、私なんにも考えてませーん。その2:『レナードの朝』『エクソシスト』『ホワット・ライズ・ビニーズ』と、こっくりさんの出てくる映画を3本続けて観た。

2000年12月31日(日) 2001/01/03 更新
『レナードの朝』『バッファロー’66』の録画を観る。

2000年12月30日(土) 2001/01/03 更新
ユーロスペースでの増村保造レトロスペクティブのくちづけ』『暖流』『清作の妻。相変わらず凄い人気で、今いちばん混んでいる映画かもしれない。この3本でおなかいっぱいになり、本日のハシゴはこれまで。

2000年12月29日(金) 2000/12/30 更新
NHK教育の「映画にささげた魂〜巨匠アンドレイ・タルコフスキー〜」。うーん、やっぱり映画ってすごいねえ。彼のことをいくら思っても思い足りない。そして、彼の作品が観たくなってしまう。誰か猿まねでもいいから、彼の映画を彷彿とさせるものを見せてくれないだろうか。

2000年12月28日(木) 2001/02/14 更新
BSで、『荒野の用心棒』。それから、録画していた『ある映画監督の生涯・溝口健二の記録』。これ、キネ旬ベストワンになったドキュメンタリーだけど、ただのインタビュー集にしか感じられなかった。田中絹代に溝口監督との関係をインタビューしたところがクライマックスだったのかな。入江たか子の生涯に関するテレビ番組で、彼女が溝口監督からイビられて作品を降りた話はすごかったけど、こちらではほんのちょっとの時間触れただけだった。

2000年12月27日(水) 2000/12/30 更新
昨日の深夜に観ながら眠ってしまった『虹をつかむ男』の残りを観る。映画の好きな人に悪者はいない、そして登場人物は全員映画好きという、現実と比べることは無意味だと思ってしまうほどの、露骨に映画ファンにとっての理想の世界。こんな世の中だったら本当にいいねぇ。セルフパロディも楽しい。増村保造レトロスペクティブの妻は告白するを観に行くが、電車の時間を間違え渋谷駅からユーロスペースにダッシュしてすべりこむ。引き続きシネマライズでキャラバン。終映時刻が遅く、何かもう1本レイトショーを観たかったのだが断念。

2000年12月24日(日) 2000/12/29 更新
BSで『ホワイト・クリスマス』を観る。クリスマスらしいことはこれだけだった。

2000年12月23日(土) 2001/02/14 更新
先日BSで放映していた破れ太鼓の録画を観て大笑い。放送禁止用語とやらのカットはなんとかならないのか。

2000年12月21日(木) 2000/12/25 更新
BSの『日本万国博』。これを観て懐かしいと思えない人には余り観る意味のない普通の記録映画。観れて一番うれしかったのは、なぜかケロヨンだった。

2000年12月20日(水) 2000/12/25 更新
WMCつきみ野に『エクソシスト<ディレクターズ・カット版>』を観に行くが、油断して少し遅れたうえに、予告編なしの上映だったので、急きょバトル・ロワイアルに変更。観客は若い人が20人くらい。映画を観ている最中に携帯電話の画面を観ている奴らが多かったけど、この映画がわかったかな? そんな不真面目な奴は死んじまえって映画だぞ。

2000年12月19日(火) 2000/12/25 更新
BSで『ロシア・ハウス』。劇場公開時に観たのに全然覚えてなく、見直したらやっぱり印象が薄かった。

2000年12月18日(月) 2000/12/25 更新
NHK−BSで、ご存じ『雨月物語』。それから、『カラオケ』の録画ビデオ。この2本、比べるのは無意味とわかっているけど、後者のあまりのひどさに・・・。

2000年12月15日(金) 2000/12/16 更新
キネカ大森のペパーミント・キャンディーの最終日なので、これとついでにもう1本ハシゴすることに。時間の都合で、まず最初に渋谷のシネ・アミューズで愛のコリーダ2000。開演前にクインシー・ジョーンズの「ア〜イノコリーダ」が流れていたのはどうなんだろ? その後キネカ大森のスタンプ3個でタダで観る(かたじけないm(_ _)m)。

2000年12月14日(木) 2000/12/16 更新
昨日の『チャーリーズ・エンジェル』の参考として、『香港パラダイス』のビデオを観るが、別物で参考にならず。斉藤由貴はコメディエンヌ路線でいって欲しかった。

2000年12月13日(水) 2000/12/15 更新
WMCつきみ野で問題のチャーリーズ・エンジェル。なるほど、そういう映画だったのか! NHK−BS深夜の木下恵介作品の3作目惜春鳥は最近フィルムセンターで観たばかり。褪色は同程度だった。

2000年12月12日(火) 2000/12/13 更新
昨晩観ながら眠ってしまった『陸軍』の録画ビデオ。戦争にほんろうされる人々を戦時中に撮るという、木下監督がギリギリのことをした映画。続いてBSで『カルメン故郷に帰る』を20年ぶりぐらいに観た。

2000年12月10日(日) 2000/12/12 更新
『キートンの船長』の録画を観る。強風のため木にしがみついたキートンが、木ごと吹き飛ばされて空を飛ぶという信じられないシーンをはじめ。スペクタクル満載! やっぱり彼は映画史上最高のアクションスター。そして、マルコヴィッチの穴を観に、ぱ・る・るシネマ町田へ。ここも近くていい・・・と思っていたら、これがなんとビデオシアターだった! ボケボケの画面で通常料金を取るなんて、いい度胸してるな。さらに、今週NHK−BSで連続放映される木下恵介監督作品第1弾『女の園』を深夜に観る。大きな争いの中に埋没されるような役を演じた高峰秀子の泣き演技がすごい! 結局最後まで観てしまって、終わっても気持が昂ぶって眠れなくなってしまった。(★★★☆)

2000年12月9日(土) 2000/12/10 更新
昨日の『タイタス』が面白くなかった理由の解明の参考になればと思い、同じシェークスピア原作の『ジュリアス・シーザー』の録画を観るが、これもダメだった。シュークスピアものは黒澤明に限るということか?

2000年12月8日(金) 2000/12/10 更新
仕事が午後からなので、『キートンの大学生』の録画を観る。運動オンチという不似合いな役なのでパッとしなかったが、最後にやっと見せ場のアクション。WMCつきみ野の3日目タイタスのレイトショー。

2000年12月7日(木) 2000/12/10 更新
WMCつきみ野でスペース・カウボーイ。5分前に行っても間に合うのがうれしい。

2000年12月6日(水) 2000/12/07 更新
これから私にとってのホームシアターになりそうなワーナー・マイカル・シネマズつきみ野に、約1か月前のオープン以来初めて行きカルを観る。しかし、ここは海老名や新百合ケ丘のWMCよりすいているようだったのは、駅から遠いからだろうか? 大丈夫か? だいたい日本のあちこちでWMCが次々にオープンしてるけど、作り過ぎじゃないのか? 過剰投資で一気に潰れなければいいんだけど。

2000年12月5日(火) 2000/12/06 更新
オーロラの彼方への試写会状が当選したので、その前についでに他の映画を観て交通費を有効利用しようと思い、今日は仕事をお休み。お台場のシネマメディアージュに独立少年合唱団を観に行くが、とにかく遠い。家を昼に出てから片道2時間、交通費800円かかった。それにシネマメディアージュは、混んでないとはいえカップルばかり。平日の昼間から映画なんか観やがって(^_^;)。でも、『独立少年合唱団』の客は、1組の女性2人組以外は単独客ばかりで、ここだけは客層が違う? 観終わって試写会までには時間があるので(昼から夕方までなら、普通2本は観られるのに・・・)、お台場からバスで豊洲駅まで行き、ゆりかもめより100円ぐらい安く済ます。死ぬまでに行くことはないだろうと思っていたシネマメディアージュに行ってしまった。改めて、2度と行くことはないだろう。

2000年12月3日(日) 2000/12/05 更新
昨日の深夜放送していた『探偵 スルース』。やっぱり面白い。更に『TOPLESS』『301 302』の録画を観る。

2000年12月1日(金) 2000/12/05 更新
きょうは「映画の日」(毎月あたまの映画割り引きの日ではなくて、日本で初めて映画が上映された11月25日から、区切りのいい日に変更した結果の日。でも、個人的にはやっぱり1000円の日)。で、午後は仕事を休んで映画。観たい新作がたまっているというのに、私のチョイスは増村保造レトロスペクティブから青空娘』『赤い天使』『刺青の3本をユーロスペースで。今観ても斬新だったり、今でば望むべくもないほど技術が高かったりと、3本とも満足。この調子だと、この特集上映も常連化しそうで、ますます旧作づいてきた。

2000年11月27日(月) 2000/11/28 更新
ビデオ録画の『キートンの探偵学入門』。例によってアクション満載。自転車と列車が踏切でスレスレにすれ違うシーンは、どうやって撮ったのだろう。

2000年11月26日(日) 2000/11/27 更新
ミッチーファンの奥さんとWMC海老名で漂流街。客が全部で6人ぐらいだったが、それでも1日2回の上映ということは、他の映画も不入りということか?

2000年11月25日(土) 2000/11/26 更新
ビデオ録画の『怒りの荒野』。昔、ジュリアーノ・ジェンマのファンだった母親は、今でもそうなのだろうか? 続いて、未見のブレア・ウィッチ・プロジェクトをビデオ録画で。日本では悪評が多かったが、面白いじゃん。公開時にこの映画を観に行かなかったのは、アメリカで「凄くヒット」して「凄い騒動」になったという情報はたくさんあったが、「凄く面白い」というのは1つも聞いたことがなかったので、評判倒れの予感がしたから。確かに、この程度であんな大騒ぎになったのは理解できないけど、決して悪い部類の映画ではない。おとといの『梟の城』といい、評判って当てにならないもんだ。それとも、スクリーンで観ると印象が全然違うのか? さらに、NHK−BSで放映した、ジョセフ・ロージー監督の未公開作品『雪崩』の録画ビデオ。ロバート・ショーが亡くなってから20年ぐらい経つのに、今だに惜しい人を亡くしたと思ってしまう。

2000年11月23日(木、祝日) 2000/11/25 更新
第10回TAMA映画祭の、多摩市立関戸公民館で上映された未見の3本どら平太』『梟の城』『雨あがる。いづれも満席で、それぞれ見どころがあった。特に『梟の城』、良くはないけど、言われているように最低じゃないじゃん。マジで弁護したい。やっぱり映画は観てみないとわからない。さらに、小泉監督、野上照代、寺尾聰、宮崎美子、北川れい子各氏参加のシンポジウム。こうしたものでは、何かしら面白い話しが聞けるもんです。途中まで観たWOWOWの『風の無法者』をビデオで。

2000年11月22日(水) 2000/11/25 更新
『耳をすませば』生で観られなかった部分をビデオで。実写だったら自分探しものの1本として埋もれていたかも。私は実写とアニメって、カラーとモノクロの違いぐらいにしか思っていないので、アニメである意味が受手にとって大き過ぎることが理解できないです。

2000年11月21日(火) 2000/11/21 更新
今日から、この日記のページを始めます。なるべく簡潔にするつもりです。

2000年11月19日(日) 2000/11/22 更新
録画した『ガンマン無頼』。このマカロニウエスタンも人を簡単にバンバン殺す。同じく、録画した『ヴィゴ』を観る。

2000年11月18日(土) 2000/11/22 更新
ラピュタ阿佐ケ谷のアフタヌーン・ショーの特集「伝説の天才女優 高峰秀子」より。涙ぐんでで観た。『馬』を観る前に、次に観る映画を渋谷のユーロスペースの「増村保造レトロスペクティブ」の『刺青』に決めるが、20分で阿佐ケ谷から渋谷に行くことができず断念。代わりに、同じ渋谷のシネマライズでブラッドシンプル/ザ・スリラー。旧版の『ブラッドシンプル』をほとんど忘れていたので初めて観るようだったが、一瞬たりとも気が抜けない。旧版は少し間延びしたところがあった印象があるが、4分短くなったのが効いたのか、それとも私が辛抱強くなったのか。家でプログラムに載っていた変更点を見ながら『ブラッドシンプル』のビデオを観る。

2000年11月17日(金) 2000/11/22 更新
仕事を午前で切り上げ、フィルムセンターの木下恵介特集より香華。(家に帰ってから辞書で調べて、初めて「こうげ」と読むことを知った。ちなみに『惜春鳥』は未だに読み方がわからない。ご存じの方いませんか?) この映画も、お年寄りが大半で満席。作りがしっかりしていて、昔の映画はやっぱりいいなぁと、気分はオールドファン。映画はやっぱり確かな技術だな。引き続き、同特集のなつかしき笛や太鼓。こちらは空席が多く、映画の内容も素朴で、木下監督にしては特徴のない映像だが、延々続くバレーボールの試合にグイグイ引き込まれてしまった。映画はやっぱりテクニックじゃなくて心だな。あれ、さっき書いたことと違う(^_^;)。結局、木下恵介特集では、上の2本の他に『カルメン純情す』『楢山節考』『破れ太鼓』『お嬢さん乾杯』『惜 春鳥』『風花』『新釈四谷怪談』の9本をたっぷりと堪能した。個人的に今年の映画の最大の目玉。もっと観たかったな。

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