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:top/FAQ/1:基本的質問

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1:基本的質問

2:著作権問題に関する質問

3:模型関連の質問

4:設定に関する質問

5:その他の質問

 

8/27/03更新

1:基本的質問

とりあえずMASCHINEN KRIEGERで良く聞かれるような質問です。

Q:MASCHINEN KRIEGERとはなにか?

Q:MASCHINEN KRIEGERとはアニメか何か?

Q:MASCHINEN KRIEGERはどのように発音する?

Q:S.F.3.D ORIGINALとは?

Q:イラストレータの横山宏氏とは?

Q:S.F.3.D ORIGINALは人気があったのか?

Q:MASCHINEN KRIEGERは海外でも人気があるらしいがどのようなものか?

Q:MASCHINEN KRIEGERの現在の展開はどんなものか?

Q:S.F.3.Dというタイトルはオフィシャルな読み方が存在するのか?

Q:今後、MASCHINEN KRIEGERの本は販売されないのか? update

Q:SF3Dのビデオとはなにか?

Q:SF3Dのビデオは今でも手に入るのか?

Q:SF3Dの連載はどのぐらい続いたのか?

Q:別冊って?

Q:S.F.3.D ORIGINALのボードゲームとは?

Q:S.F.3.D ORIGINALのPC用のゲームとはどんなものだったのか?

Q:AFSTシャツとは?

Q:バインダーとは?

Q:関連グッズにはどんなものがあったのか?

Q:Ma.K. B.D.ってなんですか?

Q:マックロ本ってなんですか? または、Maschinen krieger vol.1 Chronicle and Encyclopediaとはなんですか? または、クロニクルとはなんですか? new


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+FAQ の答え

1: 基本的質問 [戻る>]

Q:そもそもMASCHINEN KRIEGERとは?

A:MASCHINEN KRIEGERは、模型会社・日東科学教材より発売されているプラモデルのシリーズタイトルの総称。正式タイトルは「MA.K. ZbV3000 MASCHINEN KRIEGER」。その昔は「S.F.3.D ORIGINAL」というタイトルであったが1988年の再販時に改題。原作はイラストレーターの横山宏氏によるもの。
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Q:MASCHINEN KRIEGERってアニメとかなの?

A:MASCHINEN KRIEGERは過去、模型雑誌HOBBY JAPAN誌に連載されていた戦記物風のSFストーリー『S.F.3.D ORIGINAL』が原作。模型で構成した特撮写真と小説により構成されていた連載だった。よって漫画やアニメの原作があるわけではない。くわしくはFAQをつづけて熟読してほしい。
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Q:MASCHINEN KRIEGERとはどう発音するのか?

A:これはドイツ語であって、『マシーネン・クリーガー』と読むのが正解らしい。当初はマシューネンクリューガーなどと読んでいる人もいたようだ。もっともネイティブな人が発音するとかなり違うことだろう。上記の読みはカタカナ表記の限界の範囲だ。

 さらに副題の「MA.K. ZbV3000」だが、関係者は「エム・エー・ケー・ゼットビーブイサンゼン」と読むことが多いが、管理人の乏しいドイツ語知識を総動員してドイツ語で表すとすると「エム・アー・カー・ジーベン・ドライタオゼント」という感じだろうか。さらにMakを「マック」という方をたまに見かけることがあるが、関係者がマックといっているのを聞いたことがないのだが名前の由来がアップル社のマッキントッシュがヒントになっているのである意味正しいと言える。
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Q:S.F.3.D ORIGINALとはなにか?

A:「S.F.3.D ORIGINAL」は模型雑誌月刊HOBBY JAPANに1982年5月より開始された連載。
 イラストレータの横山宏氏によって、デザイン製作されたSF創作模型を用いて撮影した特撮写真などを用いて架空の未来の戦史を語るという連載だった。最近の模型雑誌ではこのようなものはよくあるようだが、当時としては初めてのこころみで後の模型誌のあり方に影響をあたえた。このての企画の起源と言えるだろう。
 連載は横山氏の独創的なデザインも手伝い非常な好評とともにHOBBY JAPAN読者に迎え入れられ、日東科学社からプラスチックモデルとして販売、さらにシリーズ化された。それに伴いPCゲームや関連グッズなども発売された。しかし、様々な事情(FAQを読んでもらえればわかる)から3年と半年で連載が突然中断されてしまった。
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Q:イラストレータの横山宏氏とは?

A :横山宏氏はSF関連のイラストを中心に仕事をするイラストレーターで、海外にもファンがいる。武蔵野美術大学出身。SFマガジン誌でデビュー(?)、同誌でイラスト担当ののちホビージャパン誌で「SF3D」連載。現在ではゲーム、テレビ番組等のビジュアルデザイン、各模型雑誌でプロモデラーとして制作記事執筆などが本業。一時は空間デザインなども手がけていたらしい(?)。ちなみに名前は「ひろし」ではなく「こう」とよむのが正解だが本名ではない。西風氏、とり・みき氏やいしかわじゅん氏の漫画にも登場人物してよく出演しているのでチェックするとよりくわしくなれるだろう(いしかわじゅん氏の「フロム・K」がとくに詳しい)。これ以上は本人のウェブサイトを参照のこと。
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Q:S.F.3.D ORIGINALの当時の人気はどれほどだったのか?

A :当時はかなりの人気をはくし、SF3D自体がひとつの分野のようでさえあった。結果、いくつかの模型メーカーからキット化のオファーがくることになり、連載中ごろに技術に定評がありスケールモデルも手がける「日東科学」によって『S.F.3.D ORIGINAL』のタイトルの元にキット化されることとなった。これらキットは後に海外でも発売されある程度の成功を収め現在でもファンがいる。国内でもキットの方は中々の人気で一時入手が難しい時期もあり、当時は国産模型としてはかなり高額の部類であるにも関わらずある程度売れていたようだ。当時を知っているものとして言えるのはSF3Dは一種のムーブメントであったということだ。
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Q:MASCHINEN KRIEGERは海外でも人気があるらしいが、どのような感じか?

A:MASCHINEN KRIEGERのキットはS.F.3.D.時代から海外でも発売されていて、ある程度その名も売れていたようだ。日本では連載終了とともに下火になった人気も、海外では熱心なファンクラブ活動などによって一定の人気がつづいていて、向こうの模型コンベンションでは熱心にSF3Dを出品する人がいたそうだ。そのような人はモデル・グラフィックス誌宛などにファンレターを引続き送り続けていたので関係者はある程度はその人気は把握できていたらしい。ちなみに最初にインターネットでMASCHINEN KRIEGERのサイトを始めたのも海外の人たちだった。くわしくは海外のホームページなどを参照のこと。
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Q:現在MA.K.となってるSF3Dを楽しむには何をチェックすればいいのか?

A:2001年4月まではパソコンゲーム雑誌『Play Online』誌でフルカラーコミックならびにMA.K.をゲームにする企画が連載されていた。現状では模型誌『ModelGraphix』誌で毎月ページがさかれてるいて事実上の連載になっている。また、大きな模型店ならNITTOやWAVE社のシリーズキットも入手も容易だろう。モデルカステン社によるオフィシャルガレージキットも発売中だ。
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Q:「SF3D」というタイトルはオフィシャルな読み方が存在するのか?

A:「SF3D」のオフィシャルな読み方は連載当時から読者にとっては長らくの疑問で、人によって「えすえふさんでぃー」、「エスエフスリーディ」、などと読み方がまちまちだったが、どうやら「えすえふさんでえ」が正しいようだ。これはホビージャパン誌がその読み方で商標登録をしていたと言う所からもあきらかで、作者自身も一応そうだと答えてくれている。が、実際のところ作者の横山宏氏自身はその読み方が嫌いで「えすえふすりーでぃー」と読むことが多いのでこちらのほうが本当の正解と言えるようだ。しかし、原作者本人の希望としてはもう「S.F.3.D.」タイトルについては昔のものなので誰にも使用してほしくないと言うことだ。
 最後に補足だが、タイトル自体は突然の連載だったので適当につけたらしい。
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Q:今後MASCHINEN KRIEGERの関連本が販売されるということはないか?

A:最近ではMA.Kのコミック、MASCHINEN KRIEGER B.D.がデジキューブから発売された。また、MASCHINEN KRIEGER単独本であるMaschinen krieger vol.1 Chronicle and EncyclopediaがModel Graphix誌の発行元である大日本絵画から発売され、続刊も予定されている。
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Q:「SF3D」のビデオとは?

A:ビデオブームのまっただ中という当時の時代背景もあったと思うが、SF3Dを原作としたオリジナルストーリービデオが大手の円谷プロダクションにより制作されビクター音産より1985年8月21日に発売された。タイトルは「SF3D ORIGINAL NUT ROCKER プロパガンダ編」といい、VHSの型番は[V-135]βは[II VBG-135]。価格は¥9,800で予約者には特典ノベルティーとしてなにに使うかよく分からないスタッフカード(実際はこれでビデオの試写会に参加できた)とナッチョロッカーというオモチャとポスターが貰えた。

 ビデオはカラー30分で、ブッシュ伍長がS.A.F.S.でナッツロッカーと戦うという単純なものであるが、当時最先端技術だったデジタルリミックスやドルビーサラウンドステレオを導入していたりしてあなどれないところもある(若い方には信じられない話だろうが当時はステレオHi-Fiですら珍しかったのだ!)。

 ところでこのビデオ、結構売れたのか、つづいて宇宙編も作られるはこびとなったのだが、連載が終了してしまったため結局これは発売されることはなかった。これの制作がどこまですすんでいたのかはかなり興味あるところだ(1985/12のホビージャパンには絵コンテまで掲載されていた)。
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Q:ビクターの「SF3D」のビデオはもう手に入らないのか?

A:現在同ビデオは新品では入手は不可能。ただ、古いビデオレンタルショップにはまだ残っているらしく、つくば市のレンタルビデオ店 「Alpha」では、まだ現役でS.F.3.Dのビデオが貸し出しできると聞いたが(1998年の話)こちらでは、現状についてはなんとも言えない。入手については中古ビデオショップやインターネットオークションを当たるのが妥当だろう。
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Q:SF3Dの連載はどのぐらい続いたのか?

A:SF3Dの連載はホビージャパンの1982年5月号から1985年12月まで続いた。内、6回表紙に取り上げられ、一回の休載があった。モデル・グラフィックスによる連載は2001年現在続行中である。
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Q:別冊って?

A:HobbyJAPAN誌上で1983年7月25日連載中盤までに発表されたアイテムをまとめて同誌から単行本が出版された。タイトルは「HOBBY JAPAN別冊 SF3Dオリジナル」。価格は¥980。雑誌コードは08128-8だが、雑誌なのに版を重ねているという変わった趣を持っている。内容については、意図的に兵器の解説書風に仕上げた凝った編集で今見ても良くできているが、連載時の制作記事は収録されていないので注意が必要。ちなみに第2版以降はモノクロページの紙が安っぽいものに変わっていて非常に残念。
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Q:S.F.3.D ORIGINALのボードゲームとは?

A: 当時ホビージャパン社はアメリカで遊ばれていたウォーシミュレーションゲームの輸入、翻訳、販売、さらに自社製品の開発に力を入れていて、当然のごとくS.F.3.D ORIGINALもボードゲーム化された。タイトルは単純に「S.F.3.D ORIGINAL」。パッケージには1984年の刻印があるが、たしか発売が延びに延びて1985年初頭(?)にずれ込んだはずだ。ゲーム区分はアドヴェンチャーシミュレーション。価格は\4800で製品番号はNo.115。でき上がったものは初心者も多くプレイすることを見越してか、ルールもスマートに簡略化されていて、なかなかの出来だった。評判もよかったのか後に続編である「S.F.3.D II ORIGINAL OPERATION FASEREI」(オペレーション・ファーゼライ)が発売されたほどであった。このファーゼライ、製品番号はNo.123、価格は¥4300で1985年9月下旬に発売された。内容は追加のルール、シナリオ、ユニット等であり、事実上前作が無いとプレイが難しいモノだった。

 ところで、このゲームは海外のいくつかのメーカーによって翻訳販売された。この翻訳版は欧米諸国で結構な人気になったらしくて、向こうではS.F.3.D ORIGINALと聞くとこのボードゲームの方を思い浮かべる人が多いという話も聞くほどだ。だが、この翻訳にはまるでどこかのアニメの翻訳のような問題があったのだ。なんと、本来のストーリーをきちんと翻訳せず、オリジナルのストーリーをつけてしまっていたのだ!この辺はくわしくは海外のホームページなどを参考にして欲しい。ゲーム自体は聞いた話だと最初にフランス語翻訳版が出て孫訳で英語版が出たという噂だ。

 最後に付け足しになるが、当時発刊されていたホビージャパン社のウォーゲーム専門誌「タクティクス」にこのゲームの追加シナリオが掲載されている号が存在する(何号かわかる方はご一報ください)。
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Q:S.F.3.D ORIGINALのPC用のゲームとはどんなものだったのか?

A: 単純なウォーゲーム(六角マスのボード上で戦うシミュレーションゲーム)だったらしい。タイトルは「S.F.3.D ORIGINAL OPERATION V (ブイ)」。価格は6800円。NECのパソコンPC-98並びにPC-88シリーズ、MSX、富士通のFMシリーズ用が存在したようだ。スペック的に考えてPC-98版が1番イイものだったはずだ。制作会社はおそらく CROSS MEDIA SOFT 。販売はAVCならびにビクター音産。先着3000名に8枚つづりのステッカー(B-4サイズ)がもらえたらしいが内容は未確認。

以下は、投稿者から寄せられた情報の転載。

日本電気のPC-98版のレポート
このゲームは自分の中隊を率いて、小さなマップを一つづつクリアしていき、最後に敵の司令部を破壊するのが目的です。個々のマップは、指定されたエリアに味方のユニットを送り込むか、敵の施設を破壊すれば勝利です。ユニットには傭兵側がSAFS、ドールハウス、サンドストーカー。シュトラールはグスタフ、ナッツロッカー、クレーテしかありません。で、ゲームの出来なんですが、ナッツロッカーが異様に固い以外は、こちらの兵器の方が圧倒的に強いので(サンドストーカーは例外)割と簡単でした。ちなみに小マップを幾つかクリアするたびに登場兵器の絵が見られます(脱衣麻雀みたいですが)


というような感じで、又聞きで知ったことというところを差し引いて想像しても、あまり魅力的なものであったとは言えないようだ。ちなみにオリジナルボードゲームのほうはなかなか好評だったようだがPCゲームとはなんの関係もない。これを現在手に入れることが出来たとして、5インチフロッピー時代のものなのでエミュレーター上で利用するとしても別に各種ハードも手に入れなくてはならないだろう。

(白幡さん、情報およせいただいて感謝します。)

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Q:AFSTシャツとは?

A: ホビージャパン誌S.F.3.D ORIGINAL宛てに投稿して採用の栄誉に輝いた投稿者にたいして送られたTシャツ、サイズはラージのみらしい。本当にレアである。余談になるが、当時、模型の方の投稿は数が少なかったので送られてきた物は何であろうと全部掲載していたそうだ(なら投稿しとくんだった・・・)。
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Q:バインダーとは?

A: SF3D連載当時に通信販売で日東より発売。価格は500円で、傭兵用、シュトラール用の二種類が存在。初版限定2000ヶと言われるわりにはよく見かけます。物はホビージャパンフェスティバルの会場などでも売られていたこともある。模型に付属の塗装カードを挟むことが出来た(通常の二穴バインダーと同じ規格のようだ)。また、2000年に新しい傭兵軍用バインダーがモデルカステンより特製デカールのオマケとして限定発売され、シュトラール用も後におなじく発売された。
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Q:S.F.3.D.関連グッズにはどんなものがあったのか?

A: 店頭で売られていたものでは「PKAビニールバッグ」があるがHobbyJapan誌上でアナウンスされたことは一度もなかった。非売品ではステッカー、ポスター各種、日東によるオリジナルのSF3Dカタログ(二種確認済み)などが存在が確認されているが詳細は不明。情報求む。
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Q:Ma.K. B.D.ってなんですか?

A: 原作者横山氏自身によってオンラインゲーム専門誌[Play Online]誌(現在休刊)(デジキューブ)に連載されていたコミック。B.D.はフランス語でバンド・デシネの略でフランス語圏でのグラフィカルなコミックの総称。ベデと読むとツウっぽい。
 連載は1999年8月号、それまで同誌表紙を担当していた横山氏によって始められた(この後、表紙は主にゲーム画面の取り込み写真になった)。企画は同誌デザイナーの佐伯氏の発案でゲーム化企画との連動でスタート。同誌が休刊する2001年5月号までつづいた。ゲーム化の方はゲームメーカまで決まっていたようだが同誌休刊のため現状不明。
 同誌休刊後、2001年9月には同誌スタッフの手とモデル・グラフィックスの編集を手がけるアートボックス社によりすべての連載を収めて横山氏により400カットにおよび加筆修正され単行本化された。体裁はA4サイズのハードカバーというバンド・デシネの原書ではおなじみのもので、ISBNコードは4-88787-002-7、価格は3,500円(税別)。装丁は他のMA.K.の各種プロダクトデザインを手がける今井邦孝氏で、新たに添えられた文章はこれまたMA.K.の各種設定、小説などを執筆する市村弘氏(梅本弘)だ。ちなみに収録順序はMak世界の時間軸にそって収められているが、これは実際の連載の順番とは異なる。
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Q:Maschinen krieger vol.1 Chronicle and Encyclopediaとはなんですか? または、クロニクルとはなんですか? または、マックロ本ってなんですか?

A:Maschinen krieger vol.1 Chronicle and EncyclopediaはModel Graphix誌の発行元である大日本絵画から発売されたMASCHINEN KRIEGER単独の単行本で2003年8月23日のイベントで先行販売された。価格は2900円でISBNコードはISBN4-499-22825-5。総ページ数112ページ。旧別冊が扱った範囲を大体カバーしている。巻末にyellowsubmarine社のFireball-SGの購入振り込み用紙が着いているが、期限は2003年10月31日までとなっている。


裏表紙?というかフッタ