やすりかけ



 紙やすりを木片に巻つけ、#100で求める形に作り上げます。コツは力を入れない事です。力を入れればその分切れる訳ではないからです。
たくさん削る為には根気良く数を稼ぐしかありません。#320,#60,#800と順に進めますが、形を作るのはせいぜい#320迄で、それ以上細かくなると表面を仕上げることしか出来ません。各番手できちんと仕上げておきましょう。
形状的にはは完成ですからどうぞ出来栄えを鑑賞してください。





みぞ付け



 網止用のひもを納めるため溝を彫りますが、番外編で紹介している自作工具を使う以外は、良い出来栄えになる方法は見つかりませんでした。

彫刻等で彫る-------------------深く彫ろうとすると溝が広くなるし溝の幅があわない。
カッターで切れ目を2本作る-----まともにまっすぐに溝を作る事が出来ない。

 溝の始まりと終わりに鉛筆で印を付けます。溝付け用工具を使うと任意の幅で2本の平行な切込が出来ます。
深さは1.5mm程にし、溝の中を一番外側の桧材を取ってしまうようにします。
溝の中をとるためには、精密ドライバーの一番細いマイナスの先に刃を付けた物で少しずつ取って行きます。
きれいに取れた所で紙やすりを2つ折りしたもので底と側面の壁をならし仕上げます。

溝の中をとるためには精密ドライバーの一番細いマイナスの物の先をやすりで少し削り刃を付けた物で少しずつ取って行きます。きれいに取れた所で紙やすりを2つ折りしたもので底と側面の壁をならし仕上げます。

溝が出来たらピンバイスに付けたドリルの刃で、溝の端部(持ち手に一番近い所)左右に外側から穴を開けます。
慎重に方向を決め何度も確認して真ん中に貫通するようにします。