ウズラーのウズラーによるウズラーのための |
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この数年間、試行錯誤しながら、ほとんど手探り状態でチョロを育ててきました。
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1. | 入手方法 | 5. | 気を付けましょう |
2. | ヒナを育てるときの注意 | 6. | エサ |
3. | ハーレム | 7. | 病気について |
4. | カゴ(住む場所) | 8. | ウズラーの体験談 |
さて、ヒメウズラや白ウズラではない、ごく普通のうずらの入手方法としては、
ちなみにこうして売られている鳥は、間違いなく「うずら」でしょう・・・。 |
ペットショップにおけるうずらのお値段 |
普通のうずら | 白うずら | |||||
投稿者 | 目撃した(?)ペットショップ | オス | メス | オス | メス | 備考 |
Kaori | 静岡県清水市・「森鳥獣店」 | \300 | \800 | × | × | 成鳥 |
神奈川県川崎市「世界のペットマニア館」 TEL 044-888-7337 |
\500 | \800 | \1,500 | \2,500 | ヒメウズラ・アカウズラ・カンムリウズラ・ボブホワイトあり | |
神奈川県横浜市 「ビッグサム」港南台店B1F |
\650 | \800 | × | × | カンムリウズラ・ペアで\25,000 | |
埼玉県越谷市 ・ 「BigBen」 火曜定休 TEL 0489-76-4295 (只今休業中のようです。2004年9月現在) |
普通のウズラ・金髪(?)ウズラ・ヒメウズラ・白ヒメウズラ・カンムリウズラ・ ウロコウズラ・コリンウズラ etc.... ウズラに関してはここの右に出るショップはないでしょう・・。 お店で人工孵化もしているので、ヒナをわけてもらう事も可能だそうです。 |
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サカタのタネ・横浜ガーデンセンター | 普通のウズラ・金髪ウズラ・ヒメウズラ(ノーマル・シルバー)・カンムリウズラ(ペアで\18.000)、 ウズラの仲間のイワシャコ・カンムリシャコ等、ウズラ類が充実しています。 |
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あらた さん |
東京都北千住・和鳥専門店「鳥ふじ」 | \600 | \700 | × | × | 現在は不明 |
MARS さん |
神奈川県久里浜「エビハラ」 | × | × | ? | × | 「白うずら」のオスはいる |
神奈川県下「ダイクマベアーズ」 | ヒヨコうずら\280 | × | × | . | ||
たなべ さん |
関西のスーパー「イズミヤ」の中の ペットショップ |
つがいで\2,000 | \1,100 | \2,200 | ||
つがいで2,980 | ||||||
たきざわ さん |
神奈川県伊勢原市 「BIGSAM」のペットショップ 「ダイエー」のペットショップ |
? | \800 | ♂1羽と♀2羽で \5,800 |
ヒメウズラのシルバータイプあり | |
ぽんさん | 神奈川県海老名市 ダイクマ海老名店内「ダイクマベアーズ」 |
× | \980 | × | × | |
神奈川県厚木市・D2厚木店 | ペアで\1,980→ | × | × | 籠付き |
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※ その他、ごくまれに庭で捕獲した、又は道端にいたのを捕まえた、 という例がありますが、これは「野生のうずら」と考えるよりは、数多く催されている (憎むべき)猟犬大会から、命からがら逃げ出してきた個体と見る方がよいようです。 この信じられない残酷物語の様子は、 ウズラーのたきざわさんのHPで詳しく取材されています。 |
これからの時期、あちこちの夜店でうずらのヒナが売られます。 |
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※こうさかさん&佐久間さん&たまさん、ご指導ありがとうございました!
うずらは、オス1羽とメス数羽のハーレムを形成する習性があり、 オス同士はケンカをする恐れがあるので、オス1羽とメス3羽ぐらいで飼うのが理想だそうです。 オス・メス1羽ずつのつがいで飼っていると、オスが交尾のたびに メスの頭や背中の羽を引っ張るのでメスがぼろぼろにされてしまいます。 メスを数羽にすることで、オスの攻撃を分散させる事が出来ます。 (※注・・・いくらハーレム状態にしたとしても、ケージに充分な広さ(メスが逃げて回れる)が なければ、やはり流血の惨事になる可能性はあります。 あまり狭い所にぎゅうぎゅう押し込まないように・・!) どうしても1羽ずつ飼う場合は、カゴを別々にするとか、 同じカゴなら、アクリル板などで仕切る、という手もあります。 また、どうしても相性の問題はあるので、相性の合わないメス同士だと 流血沙汰の喧嘩になってしまうことも多々あるようです。 その為、複数飼う場合は、ウズラの羽数分のカゴが必要になってしまう場合もある という事も、最初から考慮に入れた方がよいかと思います。 ちょっと変わった例ですが、オス二羽を一緒に飼っていたら、強いオスが、 弱いオスをメス代わりに襲い始めた(この場合は交尾を迫った、という事デス・・)そうです。 それまではオス同士にもかかわらず仲良く暮らしていたのですが、 コレをきっかけにこの飼い主さんはあわててアクリル板で仕切りをしたそうです・・(^^; とにかく、複数飼いをする場合には、そのようないろいろな問題もある、という事を 頭に入れて置いて下さいネ。m(^−^)m |
これは全国のウズラーもいろいろと考えていらっしゃるようです。 大きく二つに分けると、屋内で飼うか、屋外で飼うか、となりますね。 ここでは全国のウズラーの例を挙げさせていただきます。 それをお読みになった上で、あなたとあなたのうずらちゃんにあった方法を試すというのも ひとつのテ、ではないかと思います・・。(^_^) |
屋内飼育の場合 | |
うずらカゴ | 古くからうずらを飼ってきた日本には、うずらカゴといううずら専用の籠もあります。 これは四方に腰板のある、一見播餌籠に似た構造をしています。 天井は網張りで、戸口と反対の側面には餌入れを外からかけるための小窓が二つ付いています。 ウズラはこの窓から首を出して餌をついばんだり水を飲んだり出来るようになっています。 大きさは高さ八寸五分(25.5cm)、間口・奥行きはそれぞれ八寸(24cm)くらい。 いわゆる播餌籠と違い、籠の底は引出式ではありません。 ただ、この籠は現在では市販はされていないようですので、ヒバリカゴ等を 代用するか、それを改造して自作するしかないようです。 江戸時代などに使われていた鶉籠 再現された鶉籠1 ・ 2 |
普通の鳥かご | いわゆる「鳥かご」です。これで全く問題はないようです。 気を付けなくてはいけないのが、床。 最初からついている金網(?)は外して、 代わりに新聞紙などの床材を敷いてあげましょう。 うずらは歩く鳥なので、その脚は金網などにはむいていません。平らにしましょう。 気を付けてあげなくてはいけないのは、天井です。 うずらは何かに驚くとジャンプしますが、そのジャンプ力は相当なものです。 天井に激突して悲しい結果になってしまった子もいらっしゃいます。 天井には、スポンジやエアクッション(梱包材のプチプチ)などを貼っておいてあげましょう。 天井部分の金網を外して、タオルを張って天井代わりにしていらっしゃる方もいます。 |
プラスティックの昆虫ケース | これもウズラーにはよく使われているようです。 なんたって手軽でお安いですから。 私も一時期使っていた事があり、その時は、下には ウサギのエサ用の干し草とかを敷いていました。 ただ、うずらは時々素晴らしいジャンプをしてくれるので、 気を付けないと屋根に頭を激突させるおそれもあります・・。 特に昆虫ケースの蓋裏は突起物があって危険です。 上記のカゴの天井と同じく、クッションを忘れずに・・。 |
衣装ケース(収納ケース) | これはプラスティックのよくあるケースのことです。 これだと結構広いので、私はその中に寝床の他に 砂場とかも入れていました。 |
ちなみに、床に敷くものは多種多様(?)で、新聞紙をペロッと敷いただけ・ 新聞紙をシュレッダーなどにかけて細かくしたもの・ ウサギのエサ用の干し草・犬用ペットシーツを切ったもの・ぬいぐるみ用の化繊のボア、 パインチップまたはシダーチップ等と、ウズラーはそれぞれ工夫していらっしゃるようです。 とにかくうずらは散らかし魔です。(^^;掃除のしやすいものがよいでしょう。 ※ご参考までに、99年2月現在の我が家のチッチ・ハウスを こちらに載せてあります。よろしかったらどうぞ・・。(^-^) |
屋外飼育の場合 | |
普通の鳥かご | 普通の鳥かごを外に出して飼う場合は、冬は風雨が当たらず、日当たりのよい場所に置き、 夜はダンボール箱などを被せてあげます。 雪の降るような寒い日には、夜だけでも屋内に入れてあげましょう。 夏は逆に直射日光の当たらない、風通しのよい涼しい所に置いてあげましょう。 |
鳥小屋 | 鳥かごと違って、移動の出来ない鳥小屋ですが、関東南部以南でしたら越冬も可能なようです。 設置場所は基本的には↑の鳥かごの置き場と同じになるように。 (日当たりもいいし、日陰もあるような) 冬期は、地面の上に古くなった毛布やカーペット・断熱マットなどを 敷いてあげるとだいぶ寒さが和らぐでしょう。 又夜間は小屋のまわりをベニヤ板などで覆いをして保温します。 鳥かごと同じく、やはりあまり寒い時には 夜だけでも鳥かごなどに入れて、屋内に入れてあげましょう。 |
屋外で飼う場合、猫などの天敵に襲われないように特に気を付けましょう。 小屋の金網は丈夫なものを使い、下から猫などが入れないように金網を地面に埋め込んだり、 腰板などを取り付けるのもよいでしょう。 また、扉も猫などが簡単には開けられないような構造にしましょう。 |
★あなたのウズラちゃんをケガから守りましょう!★ ★(旧ウズラ防災対策室)はmatsuiさんのページに!★ |
ここでは、実際にうずらを飼うにあたって、ぜひ気を付けて頂きたい事をまとめてみました。 |
★☆★☆★ 砂浴び ★☆★☆★ |
ウズラは水浴びをしないかわりに、砂浴びが大好きです。というより必要です。 本来は、羽などに付いている虫などを落とす為のようですが、何よりもストレス解消になるようですので、 必ず砂場を作ってあげましょう。 ただし、相当な勢いで砂を跳ね飛ばすので、なるべく深めの容器がいいでしょう。 (例えば・・水槽・大きめの昆虫飼育ケース・クッキーの空き缶などを古新聞の回収袋に入れたもの etc.) 砂は、ペットショップなどで「砂浴び用焼き砂」を買ってきてもよいし、 海辺の砂をペットボトルに入れて持ち帰り、水で洗って天日で干したものでもいいでしょう。 この頃は、鳥獣店で売っている「小鳥用健康焼き砂」というものを使っています。 また、鹿沼土をミルで砕く方もいらっしゃるようです。 チンチラサンド(チンチラの砂遊び用)も流用できます。(固まらないタイプ) ※ハムスター用の砂(固まるタイプ)は、ウズラには向きません。 というのも、ウズラは砂を食べて消化の助けにしますので、固まるタイプの砂を 食べてしまうと、それがそのうで固まってしまい、とても危険だそうです。 又、砂は定期的に洗浄又は交換してあげましょう。 いつまでも同じ砂を使っていると、糞などが溜まって不衛生になったり、 ダニが発生したりします。 よく水洗いした後、天日で乾かして、その後使わなくなったフライパンなどで 空煎りすれば殺菌作用もあるようです。 |
★☆★☆★ 日光浴 ★☆★☆★ |
出来れば毎日、日光浴をさせてあげましょう。 ただ、直射日光でないと意味がありません。(ガラス越しは×) うずらにはカルシウムがとても大事です。特に産卵中のメスは血中カルシウムが不足しがちです。 そこでボレー粉などを与えるわけですが(詳しくは「エサの常識、ウソ?ホント!」) カルシウムはビタミンD3がないと、体内には吸収されにくいのです。 日光浴をすることによって、このビタミンD3が体内で生成されるそうです。 血中カルシウム値が下がると、体の調子が悪くなったり、 メスの場合は殻の柔らかい卵を産んでしまったりします。 これは卵秘の原因にもなってしまうのでとても危険です。 気を付けましょう 冬の間は日差しも弱いのですが、夏の日差しは強力です。 日光浴させる際には、必ずカゴ半分に覆いなどをして日陰を作ってあげましょう。 (うずらが暑くなってしまった時に避難できるように) また、夏の間の日光浴は、カゴを日なたに放置することなく、うずらが暑がってハアハアするようなら すぐに取り込めるように見ていてあげましょう。 カゴを放置した結果、暑さのあまり飲み水も枯れ果てて、 悲しい結果になってしまった子達もいるそうです・・。(;;) 日光浴中は、すぐに対処できるように出来れば付き添っていてあげるのがベストです。 ★美奈子さん、ご指摘ありがとうございました!m(_ _)m★ |
★☆★☆★ 放し飼い ★☆★☆★ |
屋内飼育の場合に気を付けてあげなくてはいけないのが、放し飼いにしている時です。 よくある事故(?)が、うずらが足元にいるのに気が付かなくて 蹴ってしまったり、踏んでしまったり・・・というものです。 また、うずらのジャンプ力は相当のものなのですが、なぜか着地があまり上手じゃありません。(TT) 着地の瞬間に変な転び方をしたり、家具にぶつかったりして、骨折してしまうこともあります。 実は、ちょろが寝たきりになってしまった原因の骨折も、この着地の失敗でした・・。 冷やし中華のお皿の中に着水(?!)してしまった子もいます。まぁ、これならまだ笑い話で 済むかもしれませんが、これがもし熱いお鍋の中に、なんて事になったら大変です! 病院の先生も、放し飼いはなるべくならしない方が・・・とおっしゃっていましたが、 もし部屋に放す場合は、目を離さずに気を付けていてあげましょう。 |
★☆★☆★ 繁殖期について ★☆★☆★ |
繁殖期とは言っても、ここではメスの卵を産む時期としての繁殖期です。 もともと野生のうずらは春から秋まで、1日のうち昼の時間が長い、長日条件になると卵を産みます。 つまり一年中卵を産むということは、とても不自然な上、メスにとっては体力の消耗も激しく、 寿命を縮めることになります。養鶏場のうずら達がいい例で、寿命はほとんど1・2年です。 養鶏場は昼も夜も一日中電気をつけて明るくしている為、うずら達は季節感がまったくわからず、 ただひたすら卵を産んでしまうのです。 つまり、うずらにちゃんと自然の季節感をわからせてあげれば、無理な産卵をしなくて済みます。 人間と一緒に生活していると、どうしても明るい時間が長くなってしまいます。 そこで、日が沈んで暗くなったら、カゴに布をかけたりして暗くして、静かなところに置いてあげましょう。 そうすれば、だんだんと自然のサイクルに戻っていくでしょう。 |
★☆★☆★ 真夏に気を付けること ★☆★☆★ |
この時期は餌等が傷むのが早いので、こまめに餌と水を替えてあげてください。 特に粉餌を水で練って与えている方は気をつけて。 これが原因で食中毒、そのう炎などの病気になるほか、カビ毒に侵され、死に至る事が あります。また、病気を媒介するので蚊にも十分注意してください。 かと言っても、蚊取り線香&30日蚊取りはあまり鳥にはよくないそうです。 ただ蚊の防除は、ヒナ以外であれば必ずしなければいけないことではないです。 (頻繁に刺されているようだと話は別ですが…)防除の方法は目の細かい網で保護 する位でいいと思います。いわゆる網戸の原理です。 ※↑以上は、うずら掲示板にての、matsuiさん・ぽんさん・ ちくでん&まりりんさんのご指南より転載させていただきました。m(_ _)m |
残念なことに、ごくまれにうずらの飼い方が書いてある本があっても、大抵の場合エサは 「ニワトリのエサ」「ヒヨコ・ウズラのエサ」でよいと書かれています。 でも、それではあなたのうずらちゃんは近いうちに肝臓を悪くしてしまうでしょう・・。 実は私も最初そのエサをあげていたせいで、チョロは肝臓を悪くしてしまいました。反省・・(;_;) 他にもやはりエサのせいで肝臓をこわして腹水が溜まってしまい、闘病の末、 結局死んでしまったうずらちゃんもいます・・。 養鶏場のように家禽として割り切って飼うならばともかく、 せっかく縁あってあなたの所に来たうずらちゃんです。 長生きさせてあげませんか?養鶏場ではうずらは1・2年で処分(!)されてしまうそうですが、 もともとうずらという種の寿命は10年です。天寿を全うする為に、エサのことは欠かせません。 どうぞ、一度「うずら・エサの常識、ウソ?ホント?」を御一読下さい! また、人間の食べ物をむやみにあげるのも止めましょう。 特に、御飯・麺・パンなどの水分を含むと粘りの出るものは、 そのうの中で腐敗してしまう事があるので、いくらウズラちゃんが欲しがっても そこは心を鬼にして、与えないようにしましょう。 刺激物・塩分の強いもの(要は自然界には存在しないもの)もいけません。 |
a. | 肝臓 |
b. | 寄生虫 |
c. | こんな時は・・ |
d. | 獣医さんについて |
肝 臓 | ||||||
「エサ」の項でも出ましたが、「ニワトリのエサ」などを食べ続けさせてしまった場合、 肝障害が出てしまう恐れがあります。(詳しくは「エサの常識、ウソ?ホント!」参照) 私も今の先生に出会うまで、チョロの肝障害に気付きませんでした・・・反省・・(T_T) あなたのうずらちゃんは大丈夫ですか?次のチェックをしてみて下さい。
もし、これらで何か気になる事があったら、一度鳥専門の獣医さんに診てもらうことをおすすめします。 肝障害のために、悲しい経験をしたウズラーの方も一人ならずいらっしゃいます。 |
寄生虫 |
市販のミルワームを与えている場合は心配ありませんが、 庭などにいる虫を食べてしまった場合、寄生虫の心配が出てきます。 寄生虫が体内にはいると、急速に体調を崩し、体重減少、下痢などの症状があらわれます。 早期なら獣医さんで虫下しを飲ませてもらえば直るようですが、 手遅れになると痩せ衰えて死んでしまうこともあります。 できるだけ安全なものを食べさせてあげましょう。 また、ごくまれに人間にうつるものもあるようですが、糞からの感染がほとんどなので、 カゴを清潔に保ち、素手で糞を触らないなどの点を気を付ければまず心配はないでしょう。 |
こんな時は・・ |
もしうずらちゃんがうずくまるようにして膨らんでいたらまず暖めて、 なるべく早く獣医さんに連れていきましょう。必ず病気です。 こうした場合、うずらちゃんはほとんど動かず、眼をしょぼつかせるか、つむっています。 そして羽に空気を入れて保温しようと、膨らむのです。 うずらに限らず小鳥は弱い動物です。ちょっとやそっとで具合が悪いそぶりは見せません。 やせ我慢しないと、野生では天敵に襲われてしまうからです。 そうした習性の鳥が、あたりはばからず膨らむのは、相当具合が悪いのです。 絶対してはいけないのは「様子を見る」ことです。 私達は獣医ではありませんから、「様子を見る」とは何もしないで見ているだけ、という事です。 この間に手遅れになる病気はどんどんひどくなり、病院につれていった時には既に手のつけようがない、 ということにもなりかねません。特に鳥は、犬猫に比べて体力がありませんから、 取り返しのつかない事にでもなったら後悔のしようもありません。 恥ずかしいことですが、私もチョロの骨折を、本当に具合が悪くなるまで気が付かず、 結局、一生寝たきりの状態にさせてしまいました。 すぐに獣医さん、それもちゃんと鳥専門の獣医さんに最初から連れていけば・・・と、 悔やんでも悔やみきれませんし、本当に反省してします・・。 |
獣医さんについて | |||||||||||||||||||||||||||||
かかりつけの獣医さんがいれば、あなたのうずらちゃんの今までの状態などをわかってもらえますから 何かあった時も適切な治療とアドバイスが受けられます。 ただし、獣医さんにも「犬猫専門で鳥はあまり診ない」先生もいらっしゃいますから、 最初に鳥専門の獣医さんを探しておくのがいいでしょう。 できればうずらちゃんが家に来た時点で獣医さんを探しておけば、いざ具合が悪くなった時に すぐ連れていくことができます。鳥の治療はとにかく早い時期にこしたことはありません。 ちなみに私は「横浜小鳥の病院」の先生に大変お世話になっています。
他に、ウズラーのユカさんのHPに、ウズラを診て下さる病院リストがあります。 特に関西方面が充実しています。 |
このHPを開いた当初は、うずらを家族として飼ってる人なんてそうはいないだろうなぁ、と思っていました。 でももしかしたら・・・と、「うずら専用掲示板」を作ってみたら、いるわいるわ、 全国各地からぞくぞくと(?)ウズラーがやってきて下さいました。 そしてそこで交わされた、ウズラーならではの体験談をご披露いたしましょう。 |
鳴き声 | 有精卵 | 夫婦愛 | うずらvsスズメ | うずら芸 |
鳴き声 | |
あらたさん | 朝もあかるくなると「きょっきょろー」。夜人の声がすると、寝てても「きょっきょろー」。 私が帰ってくると威嚇ともども「きょっきょろー」。しまいにゃ、人に掴まれてても、(以下同文)。 以前ご近所から、どんなに大きな鳥がいるのかと思ったと、いわれました・・。 |
こうさかさん | ウチのはうるさいぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!(笑) 朝夕問わず、「くっ、こっ、かっ、くるっくーーーーーーっ!」 って叫んでますよおぉぉ。 賑やか賑やか。(^−^;) |
まぐろさん | うちのウズラーズは「げげ、ぎゃ!」と鳴きます。 |
たなべさん | うちのタレオは「くうえ くうえっつ くうええ〜〜」と鳴きます。 |
まあちゃん | うちのシマちゃんは、私が会社から母親に帰るコールをすると、 今朝は忠鶉シマちゃんに新たな行動パターンが!昨日忘年会で帰りが遅く、シマちゃんが寝てから 帰ったのですが、どうやら起きてる間、電話もないのに、そろそろ私が帰ってくると思って、 しょっちゅう玄関へ行ってたらしいんですよ。で、私の帰る前に寝かされたんです。そしたら 今朝、起きて母にかごから出してもらったらすぐ玄関へ!私が帰ってくると思って行っちゃったん ですよ。私は部屋で寝てたので、急いで起きて玄関へ迎えに行ったらちょっと不思議そうにでも 私が家にいるから納得してついてきましたが。けっこうこれにはびっくりしました。 うずらって頭いいのかも? |
このように、男の子は結構賑やかなようです。(^^; ご存知のとおり、チョロは女の子なので滅多に大きな声で鳴くことはありません。普段は「ヒヨヒヨヒヨ」と小さな声で 鳴く程度なので、うずらがそんなに大きな声で鳴くものだとは、私も知りませんでした・・・(^^; |
有精卵 | |
あらたさん | 有精卵でしたが、 うずらさんは子育てしないので、日々ドリブルされてあちこち転げまわってました。 「片足を自分の卵にかけて凛然と立つ雌うずら」 お前はJリーグのポスターかっ!て感じ。 |
たなべさん | 毎日のように有精卵を産んでましたが、シオは全く卵を抱かずに まるでフットサルのように足蹴にするばかり。 そこで考えついたのが実家で飼っている文鳥に托卵することでした。 文鳥は健気にも自分たちの卵の2倍以上デカいまだらの卵を抱き続けたのですが、 やっぱり失敗したのかタレジオジュニアの”つくね”ちゃん(仮名)は誕生しませんでした。 |
うずらは家禽として飼われて長いせいか、まず、自分で卵を抱いて孵す、という事はしないでしょう。 どうしても有精卵を孵化させたい場合は、孵卵器にたよる事になると思います。 詳しくは、ご自分で孵卵器を制作して孵化させていらっしゃる、「つっちい共和国」のBirds Villageまで。 |
夫婦愛(?!) | |
村山さん | 大変な愛妻家で、好物のミルワームをあげてもすぐには食べず、 メスに食べさせてあげようと口にくわえたままウロウロしてます。 うちの場合は隔離しているので、金網ごしに呼び掛けた後、 ようやく自分で食べています。見ていると微笑ましい限りです。 掃除の時はなればなれにしたらお互いを気づかって鳴くんです.... |
ことぶきさん | 一度つがいにすると、片方がいなくなるとうるさく鳴くので、 うちではまたメスを飼いました。 一生うずらを飼い続けるきがします・・・ハア |
あらたさん | うちでは、最初はオスメスペアでしたが、消耗が激しいので (もともとハーレムをつくる鳥だと聞いています)メスを2羽増やして 4羽体制で飼っていました。 今では雄一羽だけになってしまいましたが、最初の一月ぐらいは、 いなくなったメスを探しまわって、叫びまくり大変でした。 (今はダイブ落ち着きましたが) |
うずらという鳥は、ハーレムを作ることもあって情が薄そうに思われていますが、 とんでもありません!! このように、並の鳥よりもずーっと深い愛情で結ばれているんです! |
うずらvsスズメ | |
ぽんさん | うちの「ちゅんちゅん」(注:ぽんさんちで一緒に飼われているスズメ)は、 「うずら」のおしりをつつく事頻繁。ミルウオームの分捕り合戦も毎度の事。 今のところ「うずら」連戦連敗・・・・(TT) |
あらたさん | ライバルは最近ベランダのクーラーの穴に巣を創ったスズメ。 わざわざかごの近所までちょっかいをだしにくるので、いつも怒っている。 |
どうやらうずらとスズメは永遠のライバル?!という事実が浮かび上がりそうです。(^^; その証拠ムービーはぽんさんの「うずら写真館」に・・・! (↑ちょっと重いかもしれませんが、必見!デス) ちなみにぽんさんのうずら君(名前)は、なんと 「庭先で鳩用に餌を蒔いていたところ、このうずらが鳩の餌をつついているところを捕まえました」 という他に例を見ない出身(?)です。 |
うずら芸 | |
Kaori | 前はチョロは結構芸が出来たりしてたんです。 高いところで指でつまんでるお米をジャンプして取ったりとか、 名前を呼ぶとどこにいても一目散に走ってきたりとか、電話が鳴ると鳴いて教えたりとか・・ あ、こんなこと芸とは言えません?(^^; |
ことぶきさん | うちも(米はやらないけど)ミ−ルワ−ムなら、ジャンプします。 |
個体差もありますが、うずらも小さい頃から飼っていると、手乗りうずら(?)になるほど人に慣れます。 チョロがやって来るまで鳥を飼ったことのなかった私には(ずっと犬と猫しか飼ったことがなかったんデス)、 この事実は正直言ってオドロキ!でした。 |
さて、いかがでしたでしょうか?
引き続き、全国のウズラーからのご意見・ご感想・お叱りのお言葉等々・・
心よりお待ちしておりマス!
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