地域別イベント解説 |
【西方地域】〜静海沿岸地方〜 |
| |
宿=○ | 店=○ | 術=なし | |||
詩=× | 少=× | 放=× | 他仲間=フルブライト23世 | ||
職=○ | エージェント=橋の上にいる女の子 |
交通手段= | ピドナより船(100オーラム)のみ。 | ||
関連地域= | 世界各地(トレード関連) |
豪商フルブライト商会の本拠地である、商業の街です。が、近年は他社の攻勢に押されてか、やや活気に乏しいきらいが…。 港に近い高台に、フルブライトの自宅兼道具屋。ここの販売品はさすがに上等。奥の扉の先には1stトレードをクリアした後、入れるようになります。 ここではトレード発生以外、特筆すべきイベントはありません。これをやらないパーティの場合、せいぜい買物に立寄るくらいが関の山かも。 |
J-1 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
F-4でトレードに成功したパーティなら、フルブライトからのお誘いを受けているはず。早速自宅を訪ねてみましょう。ここからはトーマスがいなくても、別に構いません。 それまで入れなかった扉をくぐり、彼を見つけて話しかけると選択肢が。ここで「仲間にする」を選ぶと、太陽・白虎の術に長け、鳳天舞の陣を持つフルブライトをパーティに加入させられます。初期装備のツイスターも、なかなか強力な非売品であるだけに、お得です。 ここでの目的は悪徳商人・ドフォーレをなんとかすること。具体的には、相手の主要物件を買収で切り崩し、商会の足腰を立たなくしてしまえばよいのです。 ここでは、いきなり本社を買収する前に、周辺の物件を切り崩していくのが吉。すんなり入手できればなによりですが、たとえ競り落せそうにない状況になったとしても、まだチャンスはあります。 相手の収入を減らし、出費をかさませる。こちらはその逆を狙うようにすれば、勝利はおのずから見えてくるもの。禁制品の『運び屋』であるドフォーレ海運を買収できれば、目的達成です。パーティにフルブライトがいる状態でも、報酬1万オーラムが手に入ります。 |
J-2 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
J-1のイベントで、めでたくドフォーレ商会を自社の軍門に下すと、次のトレードを開始できるようになります。今回のお相手は、その名もズバリ「アビスリーグ」。いよいよ経済戦争も、大詰めの予感…。 基本戦略は、ドフォーレ買収の場合とほぼ同じですが、この時点では買収できる物件も限られている上、手持ち物件への攻撃も多くなるはず。いかにして自分の牙城を守るか、ということも重要になってきます。 最終目的は、アビスリーグ傘下の物件すべてを買収、報酬1万オーラムをもらうことなんですが、ここに一点の落し穴が。 |
| |
宿=○ | 店=○ | 術=太陽、月、玄武(北のみ)、朱鳥(南のみ) | |||
詩=× | 少=○ | 放=× | 他仲間=ウンディーネ | ||
職=× | エージェント=北の倉庫にいる男 |
交通手段= | バンガードで街の老婆に話を聞く。殺人事件発生中と発進後は聞けない。 または、バンガード司令室発見後、キャプテンに術士招集を依頼される。 | ||
関連地域= | N.バンガード |
運河により南北に分れた街で、北には宿屋と術士ウンディーネの館、南には同ボルカノの館と、店・パブが存在します。倉庫も一応ありますが、アイテムの出し入れは不可。店ではここでしか買えない、火星の砂を売っています。 運河上の橋の上には、古い井戸が。パブに立ち寄れば、この井戸についての古い言い伝え、現在の術士たちのいさかいなどについて、聞くことができます。 術ショップはイベント開始まで、使用不可。またふたつの地術は、場合によって買えなくなることもあります。 |
K-1 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
ふたつに分れた街でまず目につくのが、それぞれに構えられた大きな館。いかにもなにかありそうなのですが、入るのはちょっと後回しにして、まずは他の場所を見てまわるのを、おすすめします。 どちらの館でも、中に入るといきなり、弟子または手下の術士たちに襲われてしまいます。北のウンディーネの館ではブロンズマギ、南のボルカノの館ではクリプトマギが、パーティを待ち受けているのです。いずれも複数で向かってくるので、魔法攻撃に気をつけながら、一体づつ着実に倒しましょう。 どちらの依頼も受けていなければ、何度でもトライできる選択ですが、安易に引き受ける前に、よく考える必要があります…実は、この街の井戸をめぐる一連のイベント、クリアの方法がなんと、4種類もあるのです。 まず南北どちらかの術士に荷担し、他方を拒否して倒す場合(K-2、K-3いずれか一方)。この時、倒した術士は以後一切、登場しません。報酬の後金はもらえるものの、以後も井戸に入ることはできず、宝は残った術士が独り占め。プレイヤーの手には、入らなくなってしまいます。 いずれのケースでも、N-4で必要な術士招集は可能ですし、街にもさほど大きな変化はありません。受けた場合、2000オーラムの前金をくれるのは、双方共通。 以降に、各ケースでの詳しい攻略を述べます。どれにするかは、お好みで。 |
K-2 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
K-1でウンディーネの依頼を受け、なおかつボルカノの依頼を拒んだ場合、彼に面会すると自動的に「倒しにきた」と宣戦布告。御大が姿を消すまで、しばし行動がとれなくなります。 依頼を両方受けていれば、宣戦布告はなし。手下も別にうろつかないので、彼のいる最上階まで楽にたどりつけます。 階段を昇っていく途中、奥に部屋のある階に出ます。この部屋の宝箱には、炎獣の革とガードリングが。番人の手下を倒して入手、装備しておくと、ボス戦が多少楽になるでしょう。攻略後にあらためて、取りにきてもいいです。 アイテムに頼る弟子たちと違い、ボルカノ本人は強力な術の遣い手。朱鳥術の効果はいずれも高く、特にファイアウォールでの全体攻撃が恐怖です。パーティの魔法防御がなってないと、かなり苦しい相手。増援を呼ばないというのが、せめてもの救いかも。 ここでの戦闘に勝利すると、館は無人となり、太陽・月術を売るショップも使えなくなります。片方の依頼のみ受けていたのなら、後金をしっかりもらっておきましょう。このあたりは、どちらの館でも同じ。 |
K-3 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
ウンディーネの場合も、基本はボルカノと同様。イベントの開始方法はK-2を参照してください。ただし、ここで襲ってくる弟子は、シルバーマギとなります。合成術を封じるため、早めに頭数を減らしましょう。体力が低めなので、こちらも術でお返しするよりは、ガンガン叩きまくるのが吉。 彼女の館は、ある意味ボルカノより始末が悪いかも。うろつく弟子どもをかわしながら、各部屋の床に並んだ四角いマットを踏み、ワープして進む必要があります。 階段を上がってたどり着いたら、いよいよウンディーネと戦闘です。なんと彼女は、弟子のゴールドマギ3体を前面にたて、コマンダーバトルを仕掛けてきます。ご本人と直接戦うことは、ここではできません。 玄武術士の招集は、生き残ったどちらかの術士に相談すればOK。両方倒していなくなっちゃった場合は、街に残った弟子の術士に頼めば、人数をそろえてくれるので安心です。 |
K-4 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
K-1で双方の依頼を受けた場合のみ、入ることのできる死者の井戸。術士をいずれも倒していれば、見張りがいなくなって自由に入れますが、倒さずに来た場合には、まず彼らにどいてもらう必要があります。 パブのマスターの話を聞いていれば、依頼を受けた術士配下の見張りは、話しかけるだけで去ってくれます。井戸の前に立ってAボタンを押せば、暗く無気味な井戸の底へ。 井戸の底から左へ進んだ部屋には、ブラッディソードが。これは一度装備すると、壊してしまうまで外せなくなるので注意してください。
…で、ボスの部屋はどこかというと、この入口そば、左手の壁に隠し通路があるのです。ここから小部屋を経て、先に進むといよいよ、ボス敵とご対面。 ここのボス、デスマスターは呼び寄せた他のモンスターを盾にして戦います。各種の術法が強力なので、魔法防御には充分気を配ってください。 さて、2人の術士を出し抜いてここにもぐった場合、ボスを倒して井戸から出てくると、だまされた(?)彼らが井戸の外で待ち受けており、盾があろうとなかろうと即座に、戦闘となってしまいます。身に覚えのあるパーティは脱出前に、あらかじめ準備をしておいてください。 ここでの戦闘は、ボルカノ・ウンディーネがペアになってかかってくる、極めてシビアな戦いです。まず倒すべきは、回復能力を持つウンディーネ。ウォーターポールで防御する隙をついて、集中攻撃で倒してください。ボルカノはK-2のパターンとほぼ同じ。どちらも全体攻撃術が厳しいので、対策装備をしっかり、HP回復は頻繁にする必要が。 井戸の外で彼らを倒すと、ようやくふたりは改心し、これまでのいざこざを水に流してくれることに。以後も街に残り、術を教えてくれたり玄武術士の手配をしてくれたり、ウンディーネなら仲間になってくれたりもします。 これこそまさしく、「めでたしめでたし」という結末かもしれません。当然のこととはいえ、後金がもらえないのがちと残念(笑)。 |
| |
宿=○ | 店=○ | 術=なし | |||
詩=× | 少=○ | 放=○ | 他仲間=ロビン(細・太) | ||
職=× | エージェント=老女の面倒を見ている娘 |
交通手段= | 初期の場合、ランスの道具屋で、2回目の荷物運びの依頼を受ける。 またはピドナより船(300オーラム)。 | ||
関連地域= | J.ウィルミントン、P.ランス |
ウィルミントンと並び称される、静海沿岸の商業都市。強引なやり口で有名な、ドフォーレ商会の本拠地でもあります。 街の高台にはドフォーレ本店、他にも広場に面した一角に銀行つきの道具屋が。品揃えは確かにいいものの、店員はいまいち、うさん臭い雰囲気。住民は汚いやり口に憤慨しつつも、街の屋台骨たるドフォーレには逆らえない、という気配です。 そんな中で人気急上昇なのが、神出鬼没の覆面の怪傑・ロビン。街の人に話しかけると、必ずといっていいほど彼の話題が出てきます。はたして、その正体は…? |
L-1 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
街にたどり着いてあちこち聞いてまわると、最近めきめき売出し中(?)の正義の味方、ロビンの噂でもちきりの様子。そんなに有名なお人ならぜひ、一度お目にかかってみたいものですね。 どうやら彼はドフォーレ商会とは、対立する立場にあるようですが、白昼堂々店に押しかける、てな無粋はしないようです。ここは試しに、港の倉庫を訪ねてみましょう。なにやら悪だくみを語り合う奴らがいます。 悪者をこらしめて、風のように去ってゆくロビン。もう一度倉庫を訪ねても、ここでは出現しません。次のポイントは街の中、港近くの小さな家です。 ここまでのエピソードは、どちらを先に見てもOK。強烈な個性に惚れた、もしくは強そうだから仲間に加えたいという人は、ここで一旦、広場に面した道具屋に入りましょう。あらためて出てくると、ひょろりとした青年が、ドフォーレ弾劾の演説を始めます。 本物ロビンの出現に、ドフォーレ側は用心棒の悪魔系モンスターで対抗。いよいよ、ここからがパーティの出番です。 この時、パーティ人数が4人以下であれば、ロビンがゲストで戦闘に加わってくれます。最初の対戦ではスリムなロビンが、後の対戦では丸っこいロビンが参加。バトル中は術・技の確認しかできないのですが、彼らはステータスや攻撃バリエーションがそれぞれ、違っています。状況に応じて、技や術を上手に使わせましょう。 無事「先生」を倒したら、あの倉庫を訪ねてみましょう。パーティの人数に空きがある場合、いつものようにロビンがやってきて、仲間に加えられるようになります。…これで好きな時に何度でも、あのメロディが楽しめるって訳。 通常はスリムな本物ロビンが出てきますが、たま〜に太めのロビンが出てくることも。身につけた装備品はどちらも同じです。出現はランダムなので、必要な方が出てくるまで、「帰っていい」で再トライしてください。 仲間に加えても、相変らず正体不明のロビン。いずれも小剣技のコストが1低くて済む、てのが実にうれしい。細ロビンはLPの高さと蒼龍術、太ロビンは素早さと技の切れ味がウリのようです。 |
L-2 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
ストーリーを進めるためにどうしても必要な、いくつかのアイテム。魔王殿攻略に必要なアレ、バンガード発進に用いるソレなど、いずれもキャラが装備可能なアイテムだったりします。アレはともかくソレについては、気づかなかった人もいるのでは。 身につけているとそれなりの特典があるので、うまく活用してゆきたいところなんですが、問題は装備させておいたキャラが、戦闘で死んでしまった場合。頑張って消えたキャラを復活させても、ソレは戻ってこないのです。がーん。 せっかく苦労してここまで進めたストーリー、あえなく一巻の終りか…と、絶望するのはまだ早い。絶対必要なアイテムの紛失については、きちんと防止策が備えられています。すなわち、ここヤーマスの道具屋(広場に面した小さい方)で、ヤミ商品として購入が可能なのです。 死んだキャラが生き返っていなくても、とにかくなくしちゃったらすぐ、ここを訪ねましょう。某所に固定する必要のあるソレの場合、ちゃっかり販売品目に加わっています…価格はなんと9999オーラム!くうう、暴利やがってこいつ〜。 扉のキーになるアレの場合は、ちょっと気付きにくいかもしれません。店員が「いい物がありますよ」と耳打ちしてくれたなら、売買画面に入りましょう。見ると、販売品目の中に普段と違う商品が。表示される名前が違っていますが、この「いい物」こそ、求める必須アイテムです。さっそく購入してください、値段はたったの10オーラムですから。 いったん入手を済ませているのに、パーティ所持品の中にこの品名が含まれていない(紛失している)時のみ、この闇取引(?)が可能です。アレの場合は店員の耳打ちのある・なしが、ひとつの目安となるでしょう。 なお、掘出し物購入に必要なオーラムがなければ、銀行預金を切り崩すか、戦闘・イベントをこなしてガンガン儲けるしかありません。頑張ってね。 | ||
(担当/わに100%) |
| |
宿=× | 店=× | 術=なし | |||
詩=○ | 少=× | 放=× | 他仲間=なし | ||
職=× | エージェント=なし |
交通手段= | バンガードの街中を歩いている、ヒゲの男性に話を聞く。 殺人事件中は一時的に、また発進後は一切、情報が聞けないので注意。 | ||
関連地域= | A.ロアーヌ、a.タフターン山、m.ルーブ山地 |
山あいに並ぶ質素な木造りの家、つつましやかに耕された畑。施設はといえばパ
ブが1軒あるだけ…名前の通り、小さく、平和で、ごく普通の村。話しかけると返ってくる住民のセリフは、どこかそのことを、誇りにしているようでもあります。 パブでは、絶滅寸前の竜の生残り、グゥエインについての情報が聞けるでしょう。マスターの話を聞けば、m.ルーブ山地がマップ表示されます。 ここでの詩人は、巨竜ドーラと聖王にまつわる、古い詩を聞かせてくれます。これを聴くかどうか、どこまで聴くかがストーリーを、大きく左右することも…。 |
M-1 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
誰に話を聞いても、判で捺したように同じような返事が返ってくるこの村。ここでめぼしい情報を入手するには、とにかくパブを訪ねましょう。村の中で一番大きな建物がそれです。 さて、ここであなたのパーティに、詩人さんは加わっているでしょうか?仲間に入れておらず、なおかつ健在であれば、テーブルの傍に彼がいるはずです。話しかけて「古い詩」をリクエストしましょう。聖王と竜の関りについて、さっきの男より詳しい事情を教えてくれます。 竜との共闘を組むには、もうひとつ必要な条件があります。概要はm-1の中で述べますが、注意すべきは詩を最後まで聴いており、この条件を満たしていた場合、A-1・ロアーヌ襲撃のエピソードが起らなくなる可能性があるということ。 |
M-2 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
ルーブ山地にグゥエインが健在な状態で、ゲート封鎖のためビューネイを倒してしまうと、やがて「小さな村が竜に襲われた」という情報が、あちこちのパブで流れ始めます。噂を確かめるため再び訪れた村は、跡形もなく破壊されて…悲惨な光景が、パーティの目前に広がっています。 彼と組んで戦った場合でも、無視した(された)場合でも、このイベントは同様に発生します。事前に回避する方法は、あらかじめグゥエインを抹殺してしまうこと、または小さな村とルーブ山地をマップ上に表示しないこと、これしかありません。 尚、このイベントは『パブで噂を聞くこと』がトリガーになっているらしく、別イベントの情報(例えば赤さんごなど)が話題になっている間は、発生しないようです。そちらを片づけてから、再度マスターに話しかけてみてください。 |
| |
交通手段= | 小さな村のパブのマスターに、話を聞く。 | ||
関連地域= | A.ロアーヌ、a.タフターン山、M.小さな村 |
幼い頃聖王に育てられたという、伝説の巨竜ドーラの子、グゥエインが棲んでいます。彼の不満は、かって母竜がアビスヘ追い返したはずの魔龍公ビューネイが、再び空を我が物顔で飛び回り始めたこと。あなたに充分な力があれば、竜はその実力を認め、ともにビューネイと戦ってくれるでしょう。グゥエインは強く頼もしい相棒ですし、このイベントでしか見られない、空中での戦闘シーンもまた圧巻です。 人を殺しその血肉を食らう悪竜など許せぬ、と感じたなら、グゥエイン自身と戦うことができます。あるいは、つらい選択を迫られることもあるかもしれません。 いずれにせよ、ここでの行動は今後に影響する可能性大。心して臨みましょう。 |
m-1 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
M-1で、小さな村のマスターから情報を聞くと、ルーブ山地に行けるようになります。また、そこで詩人さんの詩を聞いているかどうかも、物語の分岐条件です。後悔する前に、M-1の注意事項をもう一度確認してから進んでください。 ルーブは、燃える夕日のような、そして血の色を思わせる、赤い、赤い山です。頂上までは、岩肌にしがみつくように生えている、僅かな緑が目印となってくれるでしょう。緑に沿って進めば、さほど迷うことはありません。一か所だけ、赤い森に行く手を阻まれたかに思える場所がありますが、その森は通り抜けできます。 頂上に到達すると、今度は山の中を地下へと下りていくことになります。ところどころ白い霧のようなものが発生しており、その中に入ると動きが鈍ります。道を塞ぐ岩や、敵の姿も霧に紛れて気付きにくくなっていますから、注意して進んでください。 途中、宝箱のある小部屋が2つだけあります。地下に潜って最初の大階段を下りた後、右下の壁の岩穴にあるのが、2匹の蛇に守られた結界石。蛙の跳ねる小階段を(下りずに)左下へ回り、霧を抜け岩穴を抜けたつきあたりが、ガードリング。こちらは2匹の蛙が守っています。 グゥエインに出会うと、「戦いを挑む/話をする/帰る」の、3つの選択肢が表示されます。ここで「帰る」を選ぶと何も起こりません。そのまま引き返し、改めて出直してもいいんですが、もう一度話し掛けると再度選択肢が現れます。 「話をする」を選んだときの、グゥエインの反応には3種類あります。 まず、詩人さんの古い詩に「つづき」があるのを知らないとき。これには、単に小さな村で詩人さんに話しかけていない場合と、P-3のイベントで所定の条件を満たしていないため、つづきを歌ってもらえない場合とがあります。いずれの場合もグゥエインは、まじめに話を聞いてもくれません。 次に、「古い詩のつづき」は聴いた、あるいは聴くのを断ったけれど、主人公のLV(まに調べでは武器・術法のいずれかが16以上必要)が足りないとき。竜は、ほんの少し心の内を聞かせてはくれますが、あなたを手伝うまでには至りません。何故なら、恐らくあなたの力では、ビューネイを倒すことは不可能だからです。 そして最後に、あなたの主人公が、古い詩のつづき、HP、LVの条件を全てクリアしているとき。グゥエインはあなたの実力を認め、ともにビューネイを倒そうという話がまとまります。竜はあなたを背に乗せ、ビューネイの巣であるタフターン山へと飛び立ちます。さあ、四魔貴族の一人、魔龍公との死闘の始まりです! 「戦いを挑む」を選ぶと、グゥエインとの戦闘です。「最初のゲートを閉じてもロアーヌ襲撃が発生しない」状態に陥っている方は、ここでグゥエインを葬ることが、事態を打破する鍵となります。倒すと手に入る、貴重な竜鱗も魅力。また退却が可能ですから、ひらめき狙いでお稽古に通うのもいいでしょう。 |
m-2 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
m-1で「話をする」を選びグゥエインの提案を受けた場合、ビューネイとの空中戦が始まります。この戦いに臨むことができるのは、あなた(主人公)だけ。でも独りではありません、グゥエインがいます。相容れぬはずの竜と人とが互いに協力し、宿敵ビューネイに挑むのです。まるであの古い詩のように…。 多少弱くても長期戦さえ覚悟すれば、ビューネイを倒すことは可能です。HPや腕に自信がなければ、攻撃はグゥエインに任せ、主人公は回復兼補助術法担当に徹することです。攻撃の大半はグゥエインが受けてくれますが、もし朱鳥術をお持ちでしたら、フェザーシール(あればリヴァイヴァも)を唱えておくとさらに安心でしょう。 グゥエインはもともとHPが高い上、一度で999回復しますから、回復は主人公自身を最優先してください。また、戦闘不能にならないまでも、麻痺や睡眠状態に陥ると、手も足も出せずにゲームオーバー、なんてことになりかねません。見切り技や耐性のある防具は、できるだけ装備しておきましょう。 ビューネイは、一定のダメージ(4000前後)を受ける毎に、ベビー、バード、ドッグと、お供が合体し変態していきます。最終形態はHP15000程度。合体するお供が増える度に、当然攻撃パターンも攻撃回数も増えていき、最終形態ともなると、さすがにかなりの手強さです。(数値はいずれもまに調べ) グゥエインには当面、WPの不要なかぎ爪で、ちくちくと敵のHPを削ってもらってください。熱ブレスはビューネイには全く無効、使うだけ無駄です。 勝利を納め、ゲートを破壊したあなたは、ふと気付くとタフターン山に佇んでいます。このまま霧の向こうを目指すこともできますが、先程の激しい戦いで、きっともうぼろぼろになっているはず。少し眠ってから出直しましょう。 この共闘の後、あなたとグゥエインとの間には、既に固い友情が芽生えていることでしょう。疲れがとれたら、一度は彼を労いに、再びルーブ山を訪ねてみてください。心にも懐にも(^^)あったかい出来事が、待っています。 さて、この闘いで戦闘不能になると、主人公はグゥエインの背から落ち、地上へとまっさかさま。 ひゅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ…そして、ゲームオーバー。f-4で解説している特典は、ここでは受けられません。これはこれで、一度くらいは見ておきたいと思えるほど、迫力満点のシーンです。 | ||
(担当/たまご) |
m-3 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
このイベントは、比較的、自由なタイミングで見ることが可能です。 ・ビューネイ戦以前 ・ビューネイ戦後 ルーブ山のデータは、m-1をご参照ください。洞窟最深部でグゥエインと対面。3つの選択肢から「戦いを挑む」を選べば、戦闘開始です。 グゥエインのデータは、m-2のイベントで見ることが可能なため、かなり正確なものがわかっています。つまり、一番怖いブレスは最悪でも計3回まで。よほど運が悪くない限り、3連続で食らうことはないでしょうが、とにかくそれさえ凌げばなんとかなる、ということです。もしパーティに朱鳥術の使い手がいたら、迷わずファイアウォールをかけさせてください。冷気と熱のブレスを100%無効にしてくれる上、術LVが20を超えている場合には、ターン最後に攻撃までしてくれます。 予想外に苦しめられたのが巻き付きで、かなり多用してきます。また、滅多に使わないようですが、グライダースパイクも強烈。弱いキャラだと一発で戦闘不能になるくらい、痛いです。全滅しないよう仲間のHPに気を配り、まめに回復することを心掛けてください。 ここで特筆すべきは、m-2で空中戦を経験したか否かで、竜の反応と勝利後の結末が全く違ってくることです。 ビューネイ戦以前、あるいはロアーヌの義勇軍に名乗りを上げ、通常のパーティでゲートを閉鎖していた場合、このイベントは単なる『悪竜退治』です。選択肢から「話しかける」を選び悪行をいさめても、人間など小馬鹿にしたような態度。それではと「戦いを挑む」と、あなたを虫けら呼ばわりして襲いかかってきます。 悪竜グゥエインは、どうやら財宝に興味があったらしく、勝利後のパーティは、かなりお財布がふくらんでいることでしょう。また、武器・防具開発の貴重な材料、竜鱗が手に入ります。 さて、魔龍公ビューネイを倒す際、グゥエインと共に手を携え、彼の背で勝利を手にしたあなた。村を襲った噂を半信半疑で聞いたのではないでしょうか。疑問を抱いたならば、ルーブ山洞窟を訪れた際にぜひ、「ビューネイの影など相手にもならなかったな」とうそぶく彼に、「話をする」ことを選んでみましょう。 聖王伝説は、再び繰り返され、つらい戦いは終わりました。滅び行く竜は、臨終の床で心の内を語ります。この台詞は、ちょっと泣けます。ぜひご自身でご覧ください。グゥエインは、あなたの力を認め、最後に暖かい言葉を残してくれるでしょう。 山の主が消えたからでしょうか。いずれの場合も、山道のモンスターは姿を消しています。 | ||
(担当/金魚警報) |
| |
宿=○ | 店=○ | 術=なし | |||
詩=○ | 少=× | 放=× | 他仲間=なし | ||
職=× | エージェント=パブの一番手前にいる男 |
交通手段= | ピドナから船(500オーラム)のみ。 | ||
関連地域= | K.モウゼス、L.ヤーマス、M.小さな村、O.最果ての島、P.ランス、S.グレートアーチ |
一見普通のたたずまいを見せてはいますが、実は大きな秘密の隠された街。ヒントは詩人の古い詩、そして市長が名乗る「キャプテン」という呼び名です。その解明には、かなりの時間と手間を要することでしょう。 術の販売はないものの、武具は比較的良いものが揃っています。街の右上、小屋から降りたところが船着き場。左上の家に、キャプテンが住んでいます。 フード姿の老婆からはモウゼスの、街上方を歩き回るヒゲの男からは、小さな村の情報が聞けます。ただし、来訪のタイミングによってはこれらの情報を聞き逃す可能性があります。 |
N-1 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
P-3でアビスゲートについての話を聞いた後に、マップ利用で街に立ち寄ると、いきなりオートイベントが始まります。街に住むカップルが、深夜何者かによって惨殺されてしまうのです。 ふだんのんきな市長も、さすがに事態を重くみているようです。「殺人者は夜やってくる」という情報をヒントに、ここは宿に泊ってみてください。全員フルに回復したところへ、おとり捜査にひっかかった犯人が、やってくるはず。 無事犯人をつきとめたところで、朝になったら市長を訪ねてみましょう。街を狙う魔海侯・フォルネウスに対抗するため、移動要塞としての機能を復活させようということになります。ひとまず事件は解決、N-2のイベント開始です。 なお、終始ピドナからの船で来る限り、このイベントは発生しません。でも、船賃500オーラムは痛いよな…。 |
N-2 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
N-1で市長の依頼を受けたものの、それらしき建物も入り口も、街の中には見あたらなかったような。誰に聞いても、知らないみたいだし…。とりあえず一度町長の家から出て、再度中に入り話しかけてみてください。およよ、灯台もと暗しとはこのこと。 出現した階段から降りると、ダンジョンです。暗くて解りにくい場所ですが、先へ進むには階段を利用する、というのが基本の一本道。扉を入った小部屋には宝箱もありますが、クリア後には敵がいなくなるので、帰りに回収するのが楽ちんかも。最初のフロアでは、600オーラムが取れます。 ここで登場するのは冷霊×4。フリーズバリアのカウンターと、体力吸収には充分注意して戦ってください。浮遊特性なので朱鳥術のエアスラッシュが特効、亡霊系だから太陽術や十文字斬りも有効。とにかく全体・間接攻撃技があるとかなり楽になるでしょう。 無事勝利したら、右手に見えるスイッチの前に立って決定ボタンを押せば、隠された階段が出現します。その先こそが探し求めた、バンガード・コントロールルームです。じっくり、ゆっくり眺めておいてください。 なお、このダンジョンは要塞発進後には、入ることができません。宝箱の回収はゆめゆめ、お忘れのないように。 |
N-3 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
犯人探し、場所探しと続いた次は、盗品探しのイベントです。イルカ像を盗んだのは恐らく、街の伝承を知っていて、しかも密かに出入りのできる人間。まず地元の人たちに、情報を聞いてまわることにしましょう。 ここで、マスターに「世間話をする」とその内容が変わり、相手の反応もまた違ってきます(壁にめりこまないのが、ちょっと残念)。3回繰り返してびびらせてやると、しぶしぶ口を割ることに。 ヤーマスには店がふたつあります。ドフォーレ本店ではなく、銀行員のいる方の店で話を聞きましょう。要求通りなにか買ってやると、イルカ像の流れついた先がわかります。S-2へ進みましょう。 入手後に戻ってくると、司令室にセットするよう市長にすすめられます。N-2での記憶を頼りに、所定の位置の前で決定ボタンを押しましょう。うまくセットできない、という人は、N-5の説明を参照してください。 |
N-4 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
N-2での質問に「はい」と答えた場合、または「いいえ」を選んでイルカ像を入手、セット終了すると、市長が「あとは玄武術士が必要」と言い出します。彼のすすめに従い、K.モウゼスへ術士をスカウトに行きましょう。K-1から始まる一連のイベントを、クリアする必要があります。 モウゼスの情報は、バンガードの街を歩いているおばさんからも聞くことができますが、もし聞いていなくてもこの時点になれば、自動的にマップ表示されているはず。事前にモウゼスでのイベントを済ませていたのなら、市長の指示なしでも術士招集に向かうことになります。 |
N-5 |
| ||||
---|---|---|---|---|---|
要塞の発進に絶対必要なのは、玄武術の増幅装置となるイルカ像と、オペレーターをつとめる玄武術士。全て揃ったら、いよいよ大海原への出発です。
もしもここで、出力が上がらず「何か足りない…?」ということになるようなら、あなたのバンガードには、イルカ像が正しくセットされていません。セットする場所はこのお立ち台ではなく、回り込んだ先の窓のところ。 図解を入れましたので、参照の上セットをしなおしましょう。 きちんとセットされていれば、地下にあった司令室が街の中央にせりあがり、轟音とともに大地から離れた街は、移動要塞として波涛を蹴立て、進みはじめます。…魔海侯フォルネウスのいる海底宮を求め、新たなる冒険のフィールドへ、いざ発・進! 発進後のバンガードは、地域マップ上での表示位置が変ります。マップからの侵入はできますが、街から出るときにはXボタンは使えません。船着き場で小舟を利用してください。 | |||
(担当/Garuf、わに100%) |