光洋パラダイス(KOYO PARADISE)は不定期に更新する育児日記です(日付順)

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2004年8月1日(日) ヘンゼルとグレーテル

佐渡裕監修のミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」を観に行った。宝塚ソリオホール。自習席。チケット交換のためにはやみに行ったら、そのあと整理券を受け取るために行列。まわりは幼児ばっかり。つまり「ヘンゼルとグレーテル」は幼児向けの企画だった。子供たちにはちょっと幼すぎた内容だったが、親のほうはステージ進行やオペラ歌手たちの演技や歌唱力に満足し、次回のママのピアノ発表会の参考になった。佐渡裕自身は登場しなかったので、名前だけ借りているようなかんじでしたね。

帰りに阪急百貨店に寄って夏休みの自由研究ネタはないかと物色してたら、有馬玩具博物館から出店に木のおもちゃの組み立てキットが置いてあった。おもりを垂らして胴体をゆすると机の上をよちよち歩く馬。机の端でぴたりと止まるのが不思議だった。亮佑も興味をしめした。有馬玩具博物館からきているらしい販売員がサンダーバード展のチラシをくれた。しかし何よりもママが気にいったのはくるみ割り人形が有馬玩具博物館に展示してあるとのことだった。

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2004年8月7日(土) ヤングピープルズコンサート

佐渡裕のヤングピープルズコンサートを聴きにいった。今年の夏は佐渡裕づいてるなあ。それよりなにより久々のシンフォニーホール。いちばんうれしいのはパパかもしれない。子連れで行くのは始めてだけど、晃志も小学2年生、クラシック音楽の鑑賞に耐えることができる筈。もっとも、もともと小学生向けのプログラムだから少々あきても大丈夫だろう。

このコンサート、毎年夏休みにやっているようだが、小澤征爾の松本でのコンサートとちがって、京都大阪神戸のコンサートホールで開催してくれるので行きやすくてよい。しかも子供1000円。小学生たちにクラシック音楽と親しみをもたせるための企画で、今年は及川浩治というピアニストをゲストに迎え、チャイコフスキーのピアノ協奏曲1番第一楽章、ショスタコービッチの交響曲5番「革命」最終楽章(TVドラマ「部長刑事」オープニング曲)、ドラゴンクエストのテーマなどよく耳にする曲ばかりで楽しかった。オケは京響。シンフォニーホールで聞く京響はとっても上手だ。ショスタコの5番の圧倒的なボリュームが迫力満点だったが、静寂部を抜いていた。あの静寂部があるから最後の大音響が生きるというものなのに、むしろ静寂部の演奏を聴きたかった。ちと残念。(も少し詳しい感想はパパのひとりごとで)

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2004年8月9日(月) 有馬玩具博物館

有馬といえば、♪ありまひょうえのこうようかくへ♪
びわ湖といえば、♪びわこおんせ〜ん、ホテルこ〜よ〜♪
ついでに京橋といえば、♪きょうばしは、ええとこでっせ、グランシャトーがおまっせ♪

大阪人なら誰でも知ってるCMソング。有馬といえばつい誰でも口ずさむ。ちなみに、このページのタイトル「KOYO paradise」はびわ湖温泉ホテル紅葉からいただきました。

宝塚阪急で知った有馬玩具博物館にくるみ割り人形とサンダーバードを見にいってきました。小規模な博物館です。ドイツの木工民芸品や北欧の木のおもちゃ、ゼンマイ仕掛けのブリキのおもちゃなどが常設展で、現在企画展としてサンダーバード展をやっていました。各展示品は時間後とに学芸員(?)が解説してくれるのですが、ドイツのおもちゃの作り方がなかなかよかったです。解説によると、木工細工のマイスターになるには最低8年かかるということです。

パパはもともと、くるみ割り人形を見たさにやってきたのですが、それ以外にも木工細工の芸術的なおもちゃがいっぱい(ドイツ民芸品だけで約2000点)で、それが予想以上におもしろかった。こどもたちは、見るよりもさわって動くおもちゃが好きなので、北欧の木工おもちゃで幼児のように遊んでました。

サンダーバード展はあまりゆっくり見てないけど、メカに期待したらハズレです。人形が主体の展示です。能面の影響を受けたことを説明してました。パーカーはリメイクした物を借りてきたとか。ペネロープは、TVでみていたほど美人に見えなかったので、いろいろあるうちの一つなのかもしれません。いつだったか作者自身がくるそうです。

それらの人形が、主たる登場人物1体ずつ、パーカーが3体くらい、それらのわきにメカの模型があります。一番大きいのは2号。しかしこんな色だっけ?と思うほど黄緑色だったので、あれは何なんだろう。撮影用につくったらしい精密なミニチュアモデルも各メカごとに1体ずつ。特殊なシーン用の模型がいくつか。むかしのプラモデルは外箱だけ、その他むかしの雑誌などが展示してありました。

去年、京都国立博物館でのスターウォーズ展をみましたが、相当な数の資料展示に圧倒されながらも、もっといろいろ見たい知りたいとおもったものです。それに比べると展示品の量は雲泥の差。大人千円、子供5百円はちょっと高いかも(割引券を百貨店でもらったので大人800円、子供400円でした)。帰りに売店で木のおもちゃの組み立てキットを買って帰えりました(販売員は偶然にも先日宝塚阪急に来ていた)。二人の夏休みの自由研究という名目です。

実は有馬温泉には初めて行ったのですが、自宅から1時間程度で風情のある温泉街はなかなかいいもんです。博物館を出た後はそこらをぶらぶらして、食事の場所を物色しました。でも金の湯につかるほどの時間的ゆとりがなかったので、結局博物館の下階のレストランで食事だけして帰りました。結構おいしかった。子供たちが温泉につかりたいと言い続けたので、こんどは温泉につかりにいくことにします。

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2004年8月16日(月) 淡路島

田畑家(ママの両親とママの弟家族)と一緒に淡路島にいった。前日、亮佑と晃志は8時すぎには寝床に入り、5時起きに備える。が、亮佑は11時ごろには目が覚めていっこうに眠れないようだった。チチ(ママの弟)一家と伏尾台のおじいちゃん・おばあちゃんとの旅行が楽しみなのだ。

例年、松尾一族(パパの弟家族と実家の両親)とも旅行しているが、こちらのほうは今年は双方の休みがあわなかった。ナオキ一家とはログハウス一泊プランが続いていたが、ナオキが休みの7月28日あたりが、ちょうどママの発表会直後でピアノレッスンを休めなかったし、パパも休みじゃなかったから、結局ナオキ家だけで「やしろ鴨川の郷」(清水東条湖立杭県立自然公園内 )に行ってきたらしい。

田畑家と淡路島にいくことになったのは、亮佑と晃志がもともと小豆島にいきたいといっていたからだ。なんで小豆島だったかわすれたが、とにかく小豆島に行きたがった。すくなくとも近畿圏を脱出したいと行っていた。小豆島だとすくなくとも一泊しなくてはならないので、日帰りできる淡路島になった。チチ一家は、友人の実家が淡路島にあることもあって、よく行っているらしい。チチは午後に着くくらいに出かけて行って、ひと泳ぎして返ってくるくらいのつもりだったようだが、我が家としてははじめての淡路島、亮佑がいろいろ行きたがっているので、せっかく行くなら早朝に出発しようということになった。

旅行の計画は亮佑が立てた。行きしなは明石海峡大橋を渡り、帰りに「たこフェリー」に乗ることを提案していた。フェリーにのったことがないからだ。おじいちゃんの意見で、その順序が逆になった。お盆休みの混雑をさけるためだ。時刻表をみると結構頻繁に運行されてるたこフェリーだが、各便4台まで予約ができるということで8時25分の便をおばあちゃんが予約してくれた。海水浴はできるだけきれいなところということで、五色浜の少し南側の慶野松原海水浴場。大北家(おばあちゃんのお兄さん)が昨年行ってよかったといったからだ。

五色浜といえば、パパが高校か中学くらいの頃、友人と3人で泳ぎに行ったことがある。同行したのは舛田と高田のように思う。覚えていないが高田だったとしたら高校時代だ。いずれにしても船で洲本について、その辺の海水浴場ですませようとしたのだが、タクシーの運ちゃんに五色浜がきれいだと言われて、そのタクシーに乗って行った。だまされたと思った。ぜんぜんきれいじゃない。

大学の頃、若狭の水晶浜(美浜町)に行って失望したことがある。パンフレットにはきれいな浜の写真があったが、着いてみると写真とは別物。原発もみえるし、ぜんぜんよくなかった。白浜(和歌山県)の白い砂を知っていると、どこに行っても見劣りする。むしろ昨年行った若狭和田浜(高浜町)のほうが断然きれいだ。

テレビで淡路島情報をみたママは、淡路島にもいろいろ観光施設があることを知り、せっかく行くのだから、おのころランドと北淡町の震災記念館も見たいと言い出した。おばあちゃん情報では、先日見つかった恐竜の化石を一般公開しているらしいとのこと。行きたいところがたくさんでてきて収拾がつかなくなった。そこで亮佑に、旅行のしおりをつくれ、と命じたが結局なにもしなかった。

当日あさ5時前には起きていた亮佑と晃志が起こしにきた。6時に伏尾台の実家集合ということで5時50分に家を出た。もう少し早く出る予定だったが、少し出遅れた。いそいで車をとばしたが、実は集合6時半だった。とうぜんチチたちはまだきていない。チチ一家は13日に伏尾台の実家近くに引っ越してきたばかり。まだ片付けも済んでいない。そういう時期に旅行ということで結構大変だったろう。6時半にチチの家とおばあちゃんちとの中間の交差点で待ち合わせる。チチが車でやってきた。眠たそうな顔をしている。友人が東京から帰ってきていて昨日は一緒に遊んでいて帰宅が明け方の4時半だったという。ほとんど寝ていないらしい。

まずチチの車に給油。ところが行きつけのスタンドがまだ開業していない。しかたなく途中で給油ということで先へ進む。木部ちかくのスタンドが空いていたので給油。この時点で7時。はたして8時に明石につけるだろうか。阪神高速池田線から名神、阪高神戸線と乗り継いで行くことになった。明石のたこフェリー乗り場に着いたのはちょうど8時。まだ混雑していなかった
ので、予定どおりに着いた。

さて、たこフェリー。当初の計画ではたこフェリーの待合所で朝食のはずだったが、食堂が8時オープンで乗るのが8時25分の便では忙しないし間に合わないかもしれないとのことで、淡路島に渡ってからということになっていた。船の準備が整うのをまちながら、本日の計画を立てる。といっても夕食をどうするか。松帆の郷温泉につかってそこで食事をすることになった。となると、海水浴場はそこに近い方がいいということになって、 慶野松原海水浴場プランは消えた。とりあえず、たこフェリーを満喫する。明石大橋をくぐって岩屋まで20分くらい。

つづきはまたいつか


松帆の郷温泉からみた明石海峡大橋のライトアップ

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2004年8月17日(火) 台風15号

昨日の晴れがウソのような雨。台風15号の影響だ。特に淡路島の洲本市は大雨警報が出て、床下浸水被害まであった。

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