光洋パラダイス(KOYO PARADISE)は不定期に更新する育児日記です(日付順)

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2004年6月1日(火) 家に帰りたくない亮佑

先生とこのお兄ちゃん、校門のところでうろうろしてたよ。家帰れへんのってきいたら、帰りたくないねんっていってた。

ママのピアノ教室の生徒の報告。

昨日パパが帰宅すると我が家はすでに修羅場。亮佑はゲームをしようと早めに帰宅してきたのに、ママに「今までためてる宿題も含めてやりなさい。やらなあかんこと先にしてから遊びなさい。」と制されたもんだらか、めちゃくちゃ不機嫌になって、ノートを開いただけで机のまえにじっとして何もしないまま夜をむかえたからだ。

でも見たいテレビは見せてもらえて、それはそれでよかったのだが、そのあとさらに宿題しないさいと言われると、また同じように机に向かっているだけの時間をすごしていたようだ。

パパは「どうにかしてえ」とママに泣きつかれたが、昨日は体調が悪く、職場でめまいがしたので少し横になって、車が運転できるようになるくらいまで回復したので、いつもより少し早めに帰宅してきたのに。

「怒る元気ないねん。」といって取り合わなかったが、結局何もしなかった亮佑がひとりでお風呂に入ったので、後から入っていって説教した。

もういちどヤマハでピアノを習いたいと言ったのは亮佑だし、塾に行きたいと言ったのは亮佑だ。なのに亮佑は、どれもこれも途中で投げ出そうとしている。ゲームのせいだ。ゲームしたいのはわかるが、あとさき考えずに自分が今したいことだけをやってたらどうなる? あとから後悔するのはわかってるやろ。

(亮佑の話では、帰宅してすぐにゲームをしないと、ほかにゲームをする時間はないとのこと。帰宅してすぐに宿題や勉強をすると、夕食のあとはピアノのレッスンになってしまい、そのあとお風呂にはいると、夜遅いからもうゲームしたらあかんって言われる。ゲームは何時できねん! ということらしいが、一理ある。でも帰宅してゲームしだすと宿題もピアノも何もしないでゲームばっかしてるしな、それもよくない。)

いずれにしても、ゲームがそんなに亮佑をダメにするんやったら、もうゲームは壊す。明日、学校から帰ってきたら、亮佑の見てる前でゲーム機を金づちでたたき壊すからな。いいな。

と、昨日の夜に言ったからかどうかわからない。亮佑は5時半まで帰ってこなかった。(今日、パパはお休み)

晃志は一旦帰宅してすぐに友達と遊びに出て行った。

亮佑のことが心配になって小学校まで様子を見に行った。すると、なんと晃志と一緒に遊んでいた。晃志は友達と出て行った筈ではないかと、見ていると、晃志の友達たちが駆け寄ってきて、また走り去っていく。晃志も一緒にその場を離れようとすると、木登りしていた亮佑が、「こうじぃ!」と呼ぶ。晃志は立ち止まって、しゃあないなあというふうに歩いて戻っていく。晃志の友達たちもまたいっしょに戻ってきた。

小学校のルールでは、放課後の学校で遊んでもいいが、一旦帰宅してから再び来ることになっている。帰宅せずにそのまま遊びに出かけては行けないことになっているのだ。亮佑はそれを知りながら帰ってこない。さらに晃志が友達たちと機嫌良く遊んでいるところに邪魔をしているようにも見える。なんて情けないやつだ。叱ってやろう。とおもったが、結構楽しそうに木登りしている亮佑をみると(その様子はまるでナマケモノのようだった)、かわいそうになってそのまま見逃して帰ってきた。きっと晃志といっしょに帰ってくるだろう。

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2004年6月5日(土) 亮佑、最悪のテスト。晃志も最悪

このところ、ドラクエがしたくてたまらない亮佑。一方で苦手の作文の宿題がたまっていく。溜めた宿題はこなす前に、新しい宿題が出される。そして塾。どんなに宿題がたまってもドラクエをしたい気持ちは変わらない。ゲーム時間は、ひとり一日30分ずつというのが約束だったが、宿題を先にやっていたら、解放されるのが9時頃になる。9時以降にゲームなんかしたら怒られる。亮佑なりに考えだした抜け道は、帰宅後すぐにママが仕事で忙しいのを尻目にゲームをしてしまえ、という結論だった。

結局ゲームをし始めると30分で終わるどころか、弟の晃志も巻き込んで延々とやっている。そしてまた宿題のやる時間がなくなり、積み残しばかりが増えていくという悪循環。ここ2週間くらいの亮佑はそういう状態だった。

そして迎えたカリキュラムテスト。塾の授業の復習テストである。いつもテストの成績で教室での席順が変わる。できないのは目に見えて明かだったが、あまりにできなかったというので夕食後に一緒に見直しをしていたら、本当に何にもできていなかった。いままで受けたテストのなかで最悪のできばえ。

教科書に書いてあるほぼそのままの内容の問題さえ理解できないというのだ。いままで授業内容を理解していないということはなかったのだが、これは初めてだった。さすがのパパもあきれ果ててものが言えない、てなことはなく、亮佑の授業態度を想像して激怒した。もっと集中して授業をうけること。テキストのどこに何が書いてあったかイメージとして焼き付けること。など注意しつつも、

ところで、晃志。幼稚園卒園生の集まりの土曜学校。いつものように聖書と賛美歌と上靴、それに土曜学校のあとそのままピアノ教室にいくための楽譜を手提げに入れて、車で送って行った。ピアノ教室は3時から、土曜学校が終わるのは2時半。ゆとりの30分のはずなのだった。

ところがピアノ教室から電話があって、今日はどうしたんですか? まだきてないのですが。ママは、きっと土曜学校が終わったあと遊んでいるんでしょうと答えた(おかけで晃志はピアノの先生にこっぴどく叱られたそうだ)。しかし慌てて幼稚園に電話すると、今日は猪名川の河川敷まで遠足に行っていますよ。もうじき戻ってくると思うのですが。と3時15分時点。

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2004年6月16日(水) 巨大迷路とお化け屋敷とスライム

小学校のイベント。本来児童だけで楽しむのだが、高学年と低学年の2クラスがチームを組んで出し物をして競い合う。4年生の亮佑のクラスは2年生の晃志のクラスとチームを組んだ。兄弟で同じチームはめずらしい。

亮佑のチームは、巨大迷路にお化け屋敷の要素をもりこんだ。迷路は段ボールでつくった。参加者に景品を出すのだが、その景品はクラスの有志が勝手にいろいろ考えることになってたらしい。亮佑はスライムを提案してスライムグループを結成し、この日にむけてひたすらスライムを作った。昨年スライムを景品に出したチームが大好評だったからだ。

ホウ砂と合成のり(PVA)があれば簡単にできるスライム。作り方はコラショにものっていた。

さかのぼること10日ほど前、ホウ砂と合成ノリを持たせて言ったが、合成ノリをまるごと一本使い切って、さらにもう一本と要求する亮佑に、どうして亮佑ばかりが材料をもっていかなければならないのか? とパパとママ。クラスのみんながスライムづくりをしているからと思ったからだ。どうも話をきくうちに特定のグループだけがスライムを作っていて、ほかの児童はまた別のものをつくったりしているらしい。どうも運営方法が見えてこない。

とりあえずパパが合成ノリを買ってきてあげて持たせた。

しかし小学校ではスライムの材料費をクラスみんなで負担すべきかどうか議論になった。亮佑が提案したらしいが、担任の先生も提案を支持したもんだから、ややこしくなったらしい。結果はしらない。

それにしても景品づくりに躍起になっている亮佑はクラスでも浮いていたらしいが、我が家でもスライムにばかり熱中してほかのことがすべておろそかになったので、ママの怒り爆発だった。

でもスライムづくりに熱中しててもいいんじゃないの? どうしたら最高のスライムができるか、なんて試行錯誤なからわかってくるんだし、そういうって大事な勉強だと思うんですけどね。ママはきらいみたい。

まあ、お化け屋敷迷路はうまくいったらしいし、景品のスライムも好評のうちに全部はけたらしい。

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2004年6月19日(土) ファインディングニモ

Sounds like fun. おもしろそうだね。

子供たちと一緒にニモのDVDを観た。よくできたCGにただ感動するのみ。アニメとして上出来。内容は、前作のモンスターズインク同様、二人の主人公の掛け合い漫才で展開。

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2004年6月20日(日) ママのバレエ発表会

ママは内緒だけどバレエを習っている。内緒だからホームページにのせてはいけないのだけど、ママはホームページ見ないのでバレないだろう。ママは朝からホール入り。本番は5時からで開場は4時半。

パパは朝から内科医にいって、そのあと子供たちを連れて散髪して、夕食代わりのお弁当を買い込んで、4時半頃にみつなかホールへ行ったら、すでにおばあちゃんが席取してくれていた。客席の人たちもどこかダンスをならっているような雰囲気。音楽の発表会とちがって、開幕のアナウンスがあっても、開場が暗くなっても話し声がなくならいのが不思議。パパの隣の席の人は演技中ずうーとしゃべり続けていた。

ママはこの日のために苦心して減量したものの、ステージでみるとバレエの先生の細さにはかなわないみたい。でもきれいだったよ。


バレエ「くるみ割り人形」より(ママは写ってないよ)

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2004年6月21日(月) 佐藤琢磨と台風

いま午前4時。琢磨が3位のインタビューを受けている。佐藤琢磨がアメリカGP決勝で3位! なんと鈴木亜久里以来14年ぶりの日本人表彰台という快挙です。

え、そうなの。14年ぶり。

そうだよね、琢磨は小学生のときに鈴鹿でセナをみてF1レーサーになろうと思ったんだもんね。それにしても琢磨の走りにはわくわくする。琢磨の果敢な攻めの走りに感激しながらも、前3回のエンジンブローが気になるのでハラハラどきどきのレースだった。

ホンダメカニックへのインタビューでは、事実としてのエンジンブローを受け止め、改善に努めているとのこと。必ずしも琢磨のドライビングのせいにしない。決勝後のインタビューでも琢磨は、ここまでこれたのはみんなのおかげと感謝している。
すべてがうまくいっているとお互いこういう気持ちになれるものなのだ。

ちょっとだけ見るつもりが、スタート直後のクラッシュにはじまる度重なるクラッシュでレース展開が見えなくなって、ついつい最後までみてしまった。琢磨の前の車がタイヤバーストでクラッシュしたときはハッとしたり、ペースカー導入時にホンダだけがピットインしなかった作戦ミス、シューマッハの突然のスピードダウンやルール違反の疑念。レース展開もおもしろかった。おかげで寝不足だ。

明けて、子供たちの登校時間。いったん出て行った子供たちが戻ってきた。玄関をでてすぐだった。どうも暴風警報発令中で小学校は臨時休校のようだ。そう台風が近畿地方を直撃の可能性だったのだ。すっかり忘れていたが、7時時点で暴風警報発令ならパパも午前中休みとなる。琢磨のレースを最後までみてしまって眠かったので助かった。

それにしても昼間に近畿直撃の台風は久しぶり。子供たちは家でゴロゴロ。台風のせいで勉強を見るハメになった。これなら無理して仕事にでかければよかった。この状態で自宅では仕事はいっさいできなかったからだ。

十数年前に瀬戸内海沿岸一帯に塩害をもららした台風19号というのがあった。あのときも大阪直撃だったから交通マヒを想定して会社も午後3時で帰宅させられたっけ。

パパが小学校のころは台風になると道路脇の水路がすぐにあふれて、どこまでが道でどこからが溝なのかわからないくらい、道路が川状態になったりしてた。結構それを楽しんでたけど、台風のあとは必ず浸水した家屋調査が小学校であったから、浸水して大変なところがたくさんあった。あのころに比べると都市基盤整備は進んだんだなあと思う。

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2004年6月22日(火) すいか

生協の共同購入をしている。共同玄関先で仕分けをして家まで持って帰るのだが、配達の時間になったのでテレビゲームで遊んでいた子供たちにむかって「手伝って」というと、亮佑がやっていたゲームを見ていた晃志はすぐに一緒についてきた。亮佑はこなかった。晃志は購入物品の搬入のために自動ドアのセンサーをふさいでドアを開放してくれていた。仕分けをしている最中に亮佑はいったん顔をだしたが、ふたたび家にもどってそれっきり出てこなかった。晃志に亮佑を呼びに行かせた。そのとき、ついでに小玉すいかを持たせた。「落とさんときや」と念をおした。

しばらくして、もどってきた晃志が辛辣な顔をしていった。

「すいか、おとしてしまった」
「なんでや! 落とすなって言ったやんか。われたやろ。」ほかに人がいたのでそこではできるだけおだやかに言った。
「うん」
「亮佑は?」
「しらん」てっきり家の中で落として亮佑が後始末をしているのかと思ったがちがうらしい。
「どこでおとしてん?」
「ろうか」

あわてて家に向かうと、なんと途中の共同廊下に落としていた。大きく4つくらいに割れて、さらにおおきな破片が2つほど、落としたまま放置されていた。

「何考えてんねん。落としたもんはすぐ拾え! 汚れた廊下は掃除しとけ!」と大声でどなった。スイカを拾い集めて家にはいると、亮佑がゲームをしていた。怒りが心頭に達した。「手伝えっていったやろ!」と叫んだ。晃志がスイカを落としたのは亮佑のせいだといいたかった。亮佑がその場を掛け去ったあと、ゲームのコントローラをぶち抜いてセーブしないでゲームの電源を切った。割れたスイカはとりえず洗って台所におき、残りの荷物を取りに行った。

晃志は何でもすぐ落としてしまう癖がある。落としても平気なのだ。落としたら壊れるということをしらない。さらに物を踏む癖もある。何でも踏む。子供部屋など片づけしてないから何でも床に放置してあるが、それを平気で踏む。踏んだら壊れると思っていない。どちらもいつも注意していることだが、本人はあらためる気がまったくない。落とすなよと念押ししたのはそのためだったが、直後に落とした。

亮佑はテレビゲームをしてて手伝いをさぼった。

「おまえら二人とも晩飯抜きじゃ!」

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2004年6月26日(土) 亮佑と晃志のピアノ発表会

亮佑と晃志、ピアノの練習を再開してから初めての発表会。

パパは朝から高槻でハンドベルの依頼演奏の仕事。午後から部への二人とも出演だが、間に合うかどうかわからない。

こういう急いでいるときに限って交通事故渋滞に巻き込まれたりする。自分自身が事故を起こさないようにと気をつけながら、なんとか間に合った。

 
晃志の曲はあまりにも短すぎた      亮佑は今までの発表会中で最低の演奏

 

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