スタンバイ |
待機している状態。 |
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すっぽん |
花道の七三の位置にある迫り(→せり)を「スッポン」と呼ぶ。幽霊や、忍術使いなどの、妖怪類を主としてここからせり出す。定式は二尺八寸角が二個連続して設けられ、普通は一個を使うが、物をかついでせり上る場合には、二個ともせリ上がる。スッポンの昇降するプラットホームは特に(おかもち)と呼ばれる。 |
図 |
すていし(捨て石) |
切木と同じように取扱われる。 |
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ストローク |
舞台機構の可動部分の行程範囲。たとえば迫りのストロークまたは、吊物のストロークとかに使う。 |
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すのこ(簀の子) |
舞台用語。舞台の大天井をいう。舞台の大天井は前後壁面に壁個な牛梁(うしばり)を渡し、ここに間を少しずつ透かさせて縦一文字に木あるいは竹るはった簀の子ばりにする。ここに吊物のワイヤーを受ける滑車が配列される。(葡萄棚)ともいわれる。またフライギャラリーを中吊簀の子と別称するのに対して、大簀の子とも呼び別けられる。 |
舞台図 |
すべり(滑り) |
大道具用語。大道具の張り物(→はりもの)や切出し(→きりだし)の下部の左右両端に打ちつけられた木片のことで、関西では(ねこ)ともいう。張り物や切出しの移動、運搬の際に、床を滑りやすくするための道具。 |
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スポットライト |
照明用語。 spotlightは、光源から放射する光束を反射鏡とレンズにより集光して指向性のある強力な高束を得る照明器具。軽量小型であること。電球交換、方熱効率など取扱いの容易な構造が施されている。光源は500wから3000wまでの専用電球が標準に使用される。レンズは、平凸レンズ、フレネルレンズなどが多く使われているが、最近は楕円面反射鏡と平凸ダブルレンズを組み合わせて、投光面にむらがなく効率の高いエリプソイダル型スポットも普及し始めている。 |
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スペクタル |
壮麗絢爛な見せ場。 |
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スモーク |
効果用語。劇の進行上必要な火事の煙りや雲霧の雰囲気を出すために用いる煙りのこと。かつては火薬を使っていたが、防災上及び臭気が多いため用いなくなった。現在では基本的に次の2種類の方法が行われている。1)ドライアイスを氷点以上の温度にさらすと、空気より重い白色無臭の煙りが出る。2)オイルを気化燃焼させ、噴霧器を通して煙を作る。 |
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スライディングステージ |
劇場、舞台用語。sliding stage は移動舞台の一種で、舞台床面の一部を原則的にプロセミアム(→プロセニアムアーチ)開口部と平行または垂直に平行移動させる舞台機構のこと。この機構はスライディングステージとステージワゴンの二つに大別させることができるが、前者は地舞台床面と同一レベルで移動させるものを差す。 |
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