道々生中継しながら、劉貴さんの案内で「キリストンカフェ」に。キリスト教会を模したそれはそれは荘厳華麗で面白そうなカフェである。が、それに気圧された紅蓮殿と、懐の心配をする一同が入店をためらう。おあしなら私に任せなさい、ええ、しょちょーが皿洗いでも何でもしますぞぅ。さあ紅蓮殿、牙をむいてないでさっさと入るですよ。あら、扉にかけた手が灰になってしまいましたな。まあそう悲観せずにさあさあ。

　誰がなんといおうとあまりにも素敵なインテリアなので、ずんずんと入って行く。１０人まとめてはさすがに無理なので、２グループとなり同士のボックスに。ワインも１４００円からあるし、料理もかなり安いですよ。というわけで、コストパフォーマンスがいちばん高いワインをオーダー。私はチーズが一品欲しいですねと、よくわからないものをオーダー。これが後ほどびっくりすることになる。

　ドリンクが来たところで、3次会の乾杯。ほお、安いですが良いワインですね。どこぞの伯爵と違い、私はワインを飲みます。さて、やってきましたチーズ料理、なんと縦置きの円筒形である。さあ、どうやって食べるのでしょうと、つついてみるとぐらりと傾く。これはやばい！というわけで店員に聞くと、「割崩してください」とのこと。一瞬漂う狂気の雰囲気、次の瞬間には破壊に興じる面々がそこにいた。

　ここらで柚井さん、配るチャンスがなかったお土産の地域限定スナック、巨峰パックンチョと七味そばベビースターを配る。監視カメラの光るカラオケボックスではさすがに気が引けたのでした。お土産交換会のための時間を設けたほうがいいですね。ちなみに巨峰パックンチョ、甘かった・・・七味ベビースターはうまかった。

　さて、電車の時間がありますのであやのさんとナゾボーさんが帰宅。しばらくして、はう蔵殿に送られてKIJISUKEせんせーが帰宅。お疲れ様でした。この頃、北海オフ怪から電話が入る。ただいまカラオケボックスだそうな。なぜか電話の音声が悲鳴にかわるほどに割れてしまって、何を言っているのか聞き取れなかった。夜会？ええ、どうなっているのかは私も知りませんぞ。そもそも、私は飲んだくれて思考能力は低下しておりますぞ。

　紅蓮殿が移動してきて、ユイ女王様を祭り上げる企画が始まる。なになに、紅蓮殿が女王様のページを作るのですな。はいはい、コピーはおまかせください。「（ひどゆき一家の）男たちは私の手の中に」なんていかがでしょうかね。え？下僕のコーナーですか？。話がまとまったところで、紅蓮殿の小説の話に移る。おっと、どっちが先だったかなんて小さなことは気にしない。すでに世界は回りはじめていて、そんなこまかいところまで覚えてませんぞ。紅蓮殿の小説、非の打ち所がないほどおもしろいですが、競合する作家作品は多いですな。一発デビューなんて考えておりませんが、良い評価が得られると良いですなぁ、ええ、そのためにも楽しく書いておりますとも。この頃かな、トイレに立ったのは。急な階段を２階にあがって右に回ってまっすぐ行って・・・ありました。急な階段、上りはいいけど下りは酔っていると怖いですな。

　といったところではう蔵殿、終電めがけてダッシュでお帰りになる。さすが抜け忍、逃げ足の速さはカムイ顔負けである。メイン幹事お疲れ様でしたのだ。はう殿がいなかったら、今ごろ路頭に迷ってフーゾクで枯れ果てていたかもしれませんな・・・。ええ、紅蓮殿にはめられて。

　さて人数が減ったところで、席を一つにまとめる。お持ち帰りか路上放置決定のしょちょー、すでに人格破壊の終演を迎えようとしている。おや、ホテル代が無いですとな。金利の高いアラハゥイ金融に代わって、エヌド財団が融資いたしましょう。なぁに、ちょいとばかり精気をいただければいいのですよ。お、いい飲みっぷりですな。じゃんじゃんやりましょう。すでにみんなのおもちゃである。

　ええ〜〜〜・・・・なんだか知らないけど良い時間になったのでお開きですよ。というわけでお会計。１６０００円ほどですか、安いですな。また来ましょう。ちなみに、ホテルに戻って気がついたが、私のポケットにレシートが入っていた。あれ？私が清算したんですか？覚えておりませんぞ。

　柚井さんゆきさんのホテルの前、だったと思う、で解散です。え？明日ですか、ビッグ１の前ですね。はいはい、11時まではいますのでよろしくです。が、翌朝時間を覚えていなかったりして。紅蓮殿を抱きかかえたり抱きかかえられたり、あれ？ユイ女王様を抱きかかえたんだっけ？抱きかかえられたのかな？まあいいや。というわけで、しょちょーをひきずって「ホテル関西」に戻る。幸い部屋は空いていました。ええ、エヌド財団、今後ともよろしくですよ。エレベーターを降りたところで別れて、ポケットに手を突っ込んでレシートを見つけて、部屋のドアを開けて・・・・気がついたら朝６時でした。