巷ではヴィジュアル=VISUALという言葉を多く聞きます。
 当社の解説のコーナーでこれを述べていますが、イベント(ここではコンサートの事は除きます。ディスコ、結婚式場、大手クラブ、大規模のカラオケスタジオ、スナック他)等、お客様に満足を提供する我々スタッフ側は、視覚で訴えるライティング、ステージング(建て込み大道具、他)にはかなりの力を注ぎますが、目に見えない音に関しては逃しがちです。
 施設を設計する際、ご年配の経営者さんや理解のない責任者の方より「音がでれば良い!!」との指示やまた、予算の都合等もあり、いつも妥協をするのが「音」です。
 MDやCD、デジタルビデオにコンポーネントステレオ、カラオケまでもLDのデジタルPCM録音です。また、DVDという次世代のデジタル機器も登場致しました。巷で氾濫するデジタル音!現在では自然にGOOD SOUNDが耳に入ってきます。若者からお年寄りまで、お客様の耳は肥えてきています。また、コンサートでもビジュアルライブを行うステージが多くなってきています。イベントを行う施設P.Aは、学校や工場等の構内放送用のシステムや拡声用スピーカーではダメです。

 最近結婚式場で良く、チャペルの建築を目にします。先日も知人の結婚式に出席し、中に入ってみてびっくり。都内でも指おりの結婚式場。有名な大聖堂を思わせるバロック風建築。白い漆喰の壁に「でっ!でっ!でたぁ〜っ!!!」燦然と輝く、学校放送で毎度お馴染み、T社の黒塗ボディのじかづけ(あとづけ)スピーカー。サイドフィルには「な。なんと〜!!」あのモスグリーンのスピーカーサランネット、四角いウッドキャビの・・・・、小学校の黒板の上についていた『すぴ〜かぁ〜!!』
曲のサビの低音で、ビービー割れるパイプオルガンの調べ。低音でハウっている牧師の訳のわからない日本語。
皆さんこれ、ど〜思います。
 せっかく、一生に一度の結婚式がこれでは・(だから最近、一生に二度・三度やる人が多いのでは。・・・これはジョーク!)。
音に携わっている我々が当事者だったら、絶対、ガンガンに文句を言うか、自分でP.Aを手配します。せっかく金かけて作ったチャペルが台無し。

 当社の設計でしたら、効率の良い2-WAY、3-WAYの分離型エンクロジャーを用い、建築の際に壁の中へ隠し、外よりスピーカー本体の存在を見えなくします。デジタルエフェクトを駆使し、狭いチャペルでも大聖堂のどこまでも広がる透き通った音の複雑な遅延を、シュミレーションにて再現致します。以前、最大手建設会社様のお仕事で、有名ホテルのスウィートルームにてワーナー・グレイのサウンドシステムが採用されました。
 また、世田谷HOTEL「M」様宴会場、福島郡山結婚式場「V」様宴会場他は、JBLやTURBO SOUNDのフライング・スピーカーシステムを設置して、好評を博しています。

 また先日、代官山のDISCO 『FLW』様のリニューアルオープンでは、既存のシステムを生かし、腹にズンと来る低音の輪郭がはっきりわかるタイトな超重低音から、青空にスコーンと抜けるようなきらびやかな高音のサウンド設計を致しました。
 このGOOD SOUNDが、他のディスコのDJの方々の耳から耳へくちこみで伝わり、当社へ問い合わせがたくさんありました。それぞれのディスコでは、DJの方よりオーナー側へ、GOOD SOUNDの提案が出されました。お声掛け頂きましたDISCO様には、それぞれのお店のポリシーにあった音の企画を提案し、ご検討頂いております。

 大手のクライアント様施設(HOTEL、DISCO、結婚式場、宴会場、クラブ、カラオケ、フィットネスクラブ、劇場、ライブスポット、会社内やミュージアム、ホテルロビーの環境音、総合体育館、等)は音響システム導入の際には入札式で、メーカーさんより一式で納入・設置されているのが現状です。設置されて一度も音響調整をされていない施設が多いようです。私ども、音響に携わっている側からすれば非常に残念です。音場はその都度、刻々と変化します。温度、湿度、内装の素材、観客動員数、四季、演奏ソース、等々色々な環境条件に対応しなければなりません。数多くをシュミレートしたサウンドデザインを必要とします。これは国内・外を問わず、色々な現場の困難な条件下で戦っている我々のようなサウンド・デザインを行っているエンジニアでないと即対応はできません。デスクワークの方が音響測定をしてもなんの役にもたちません。現場の人間でないとダメです。当社の豊富な経験とたくさんの蓄積されたノウハウで、現在設置されている音響システムをフルに駆使し、インタラクティブに理想の音場空間をディレクション致します。

       

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