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東海道昼特急はこりた

ゴールデンウイーク、私は友人と関西方面に旅行に行きました。
5月5日の東海道昼特急12号で帰ることになったのだが。
これはその日の名神及び東名高速の渋滞記録の一部始終である。

プロローグ
どのぐらい遅れるか、日本道路公団のHPで調べることにした。
なになに、ハイウェイナビゲーターってところで調べられると。
名神吹田から東名東京まで。5月5日15時頃出発と。
どれどれ……。通常より90〜120分遅れるかぁ。
昼特急は大体いつも、45分早着するから…90分ぐらい遅れるのか。

そんなことを思いつつ、5月5日になりました。
やって来たバスはJRバス関東のネオプラン。
前回利用したときもネオプランだったが、昼特急にネオプランが入ることは珍しいと聞いた事があるのだが…。
14:10 大阪駅桜橋口定時発車。右折してヨドバシカメラの方へ向かう。
14:30 定時より少し遅れて千里ニュータウン出発
14:45 名神高速…京都南IC渋滞13km・・・予想通り渋滞はやって来た。
しかし、走行車線の一番左側は流れている、運転手は機会をうかがって、その車線に車線変更。
ナイス、その選択間違ってないよ!
そのおかげで京都深草停留所、定時より30分遅れ
そして、京都北インターまで道路の状態はノロノロ…。
大津インターをすぎると、道路は突然流れはじめが…、前方の電光掲示板に表示される内容が。
彦根〜米原JCT渋滞3km
米原JCT〜関ヶ原IC渋滞3km

ちょっと、いや〜な予感。
その予感は、後に的中してしまった。
彦根インターに近づくにつれて、渋滞情報板に表示される内容が
彦根〜関ヶ原渋滞17km
…つながった上に伸びてる。マジ?
こんなの聞いてないよ?
どうやら、事故渋滞らしい。
こんな日に事故るな!
大迷惑byユニコーンが頭の中を駆けめぐる。

そんなわけで、渋滞突入!関ヶ原越えはノロノロ運転でした。
止まらなかっただけ、マシといえばマシ。
関ヶ原を越えると、道路は突然流れる。
その時見かけた渋滞情報板を見て、俺は驚愕してしまった。
一宮JCTを先頭に事故渋滞?
え、20km…
渋滞よ、短くなってくれと思いつつバスは養老サービスエリアで最初の休憩。
この時点で1時間45分の遅れ。
隣には日本中央バスの京都発桐生行き昼行便が止まっていた。
このバス、群馬に到着するのは、一体何時になるのだろうと、思ってしまった俺。

そしてバスは、再び渋滞という名の戦場へ赴くのだった。
岐阜付近までは比較的スムーズに走ったが、長良川を渡る頃に事故渋滞の兆候が…。
ところが渋滞情報板に思いがけない表示が。
一宮JCT渋滞10km
あれ、半分になってる。
そして、しばらく走ると
一宮JCT渋滞6km
さらに少なくなっているではないかY(・=・)r。
なぜだろうと思ったら
東海北陸自動車道の合流渋滞…。
…………。
この渋滞をすぎると、高速道路は快調に流れはじめた。
渋滞の遅れを取り戻すかのように追い越し車線を走る東海道昼特急12号。
外の景色はいつの間にか夕暮れ。
それでも走る走る。
前の自家用車を煽る煽る煽る。
この結果三ヶ日での乗務員交代で…1時間45分の遅れまで回復。
しかし、乗務員交代が思ったより長かった。
お〜い、早く出発してくれ〜。この先の道中渋滞してるんだから!
と俺の心の中では思いっきり叫んでいた…やっと出発したよ。
交代した乗務員からの情報によれば、この時点で東京到着が24時を回るとのこと。
なぜなら…綾瀬バス停を先頭に35kmの渋滞。
予想はしていたけど。
そして浜名湖サービスエリアで2回目の休憩。
バスから降りて、まずはトイレ一直線!
用を足したら、近鉄レストランでお約束のものを買わなければならない!
それは、
浜名湖サービスエリア限定販売?うなぎバーガー
この話は、次回に回すとして。
次に向かうは、リトルマーメイドというパン屋。
ここでクリームパンとアップルパイを購入。
しかし、ここでリトルマーメイドのシールを忘れずにもらう俺って。
そして、バスへ走った。

バスの停車位置が遠いよ〜。

そして、バスは出発する。
相変わらず、バスは快調に走る。
浜松ICをすぎた頃、渋滞情報板が更新された。
綾瀬バス停を先頭に40kmの渋滞。5キロ増えてる

体重じゃないけど、こういう増加は嫌です。
そして、東名静岡到着。1時間45分の遅れはそのままだった。
…せめて、5分短縮してくれれば。
ここで、東京へ急ぐ人は鉄道線利用を進められる。
何人かの乗客が降車し、そしてバスはまた東名高速を走りはじめた。
辺りは真っ暗闇。
本来なら1時間45分前に通り過ぎているはずの夜景が窓の外に広がる。
しかしながら。
綾瀬バス停を先頭に40kmの渋滞。

これだけは、全く変化がなかった。
走行しているうちにバスは東名御殿場停留所に到着。
まだ1時間45分の遅れ。
………?
あれ程爆走してきたのに、遅れが回復していないってどういうこと?
…せめて、10分短縮してくれれば。
東名御殿場で客乗客を降ろすと、東名高速を少し走行して足柄サービスエリア到着。
ここで10分の休憩。
とりあえず、トイレを済ませ飲み物を購入してバスに戻る。
バスに戻ったのだが、なかなか発車しない。
どうやら2名戻ってきていないとか。
だからぁ、早く戻ってきてくれ〜。この先の道中渋滞してるんだから!
3分程してその客は戻ってきた。
そして、バスは最大の敵、綾瀬バス停を先頭とした渋滞に挑むはずだった。
しかし、渋滞情報板にはこう書いてあった。
綾瀬バス停を先頭に30kmの渋滞

10キロ減ってる。嬉しいな。でも体重は減らない。

ただし事故渋滞2件付き。

ここで知った新事実。この渋滞は事故渋滞だった。
だから、こんな日に事故起こすようなら電車で行けつーの!

そんなこんなでバスは大井松田インターをすぎたところまで快調に走ったが、その先に最大の敵が待ち構えていた。

大渋滞(^_^;)

大井松田インターから先は渋滞。全くのノロノロ運転。
バスは追い越し車線を走っていたのだが、隣の走行車線の方が流れているってどうよ。
走行車線にいた観光バス。さっきまで隣にいたのにいまや遥か彼方。
絶対ここで30分は損してるよ(泣)

しかも渋滞の最後尾で、このバス追い越し車線に車線変更してるし…。
このまま、綾瀬バス停をすぎるまで動いたり、止まったりの繰り返し。
国道246号線のほうが空いてるのとちゃうか? 迂回してくれ〜!
って、意味のないことを考える俺。
そしてなぜか綾瀬バス停をすぎると突然スムーズに流れはじめた。
しかし、俺は疑問に思った。
どーして、綾瀬バス停がボトルネックなんだろう。

東名高速の上り方向渋滞のメッカ、綾瀬バス停。
心理的にこのスポットには何かあるのだろうか…謎だ。
そんなことを考えているうちに、バスはやっとの事で東名を全線走破しましたが、ここで新たなる敵が。

首都高速、工事で渋滞中。

おひ、なんでこんな日に工事してるんだ>首都高速
絶対ここで20分は損していると思う。

用賀料金所と駒澤大学駅前付近で工事渋滞に巻き込まれ、
結局東京駅に到着したのは1:15。
このまま、バス車内に宿泊しても良いというお達しが出た。

結局今日は、事故渋滞に負けた。
4件っすよ、4件。

事故さえなければ、ここまで遅れなかったのに〜(泣)

その後、とある掲示板によれば。
5/5昼特急6号は京都南ICの渋滞13km、御殿場ICの渋滞6km、綾瀬バス停を先頭の事故渋滞2件35kmで、3時間弱の遅れ。
昼特急12号と較べて遅れが大差ないんですがぁ。
どーみても、昼特急12号のほうが総渋滞距離は長いんですがぁ。
どーして、遅れた時間はは同じなんでしょうか。
昼特急6号の遅れはもう少し短いはずなんですけど。

結論:連休に昼特急は使うな!
どーしても使いたいなら8号まで。
時は金なり、
定時と低コスト。
天秤にかけてみてよーく考えてみよう。

一番へこんだことは、友人に迷惑をかけてしまった事だったりする。

(養老サービスエリアに止まっていた日本中央バスに、どこかで見かけた人がいたような気がするのは気のせいかなぁ
他人のそら似かもしれないけど…)

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