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第26号 マックスコーヒー〜だから、突然、無性に〜

まっくすこーひー 売られるの図マックスコーヒー。
それは一度飲んだら忘れられない。
マックスコーヒー。
その姿を一度見たら忘れられない。
マックスコーヒー
しかしながら、その存在は簡単に見ることは出来ない。
マックスコーヒー
一度販売しているところを見かけたらその周囲、それは大量に存在する。
マックスコーヒー
それは…。
千葉県限定コーヒー
いや、違う。
正しくは利根コカコーラボトリング限定生産コーヒーである。

マックスコーヒーとは……。
利根コカコーラボトリングの営業地域の自動販売機で、それは、他のジョージアシリーズに混ざって売られている。
見た目は、ジョージアシリーズと寸分違わない、いかにも「ジョージアシリーズです」澄まし顔で自動販売機に鎮座している。
さて、駅自販機での希望小売価格120円握りしめ早速購入してみよう。

まっくすこーひー ふろんとまずは、缶を観察してみよう。
見た目は、どう見てもジョージアシリーズで、黄色い缶のデザインで、MAXと書いてある普通のコーヒーに見える。しかもジョージアのキャンペーン応募シール付。
しかしながら、この姿になったのも最近のこと。
ジョージアの缶のデザインがリニューアルしたと同時に「いかにもジョージアです」デザインへ。
これではマックスコーヒーらしくない。
以前は上半身、昔のジョージアシリーズ。下半分黄色の『マックスコーヒー』オリジナルデザイン。
上下でブランドが異なる姿を見て『どーやって飲むの』とか『一度に2度味が楽しめる』と勘違いされたとか。
されにその前は、上、三分の一がジョージア、残りがマックスコーヒーデザインだったような。
さらにその昔は、真っ黄色のオリジナルデザインだった気がする。
ただし、私が記憶している限りだけど。

まっくすこーひー うしろ次は、深い味わいを楽しんでみよう。
コーヒーと名が付いているのだから、コーヒーの気品高い香りがするのだろうと思って、プルタブをあけてみる。
香りはほのかに香る程度である。
そもそも、缶コーヒーに香りを期待しちゃいけない(最近の製品は、そうでもないが)
では、缶の中を覗いてみよう。プルタブの開口部から見えるコーヒーの液体色。さぞかし魅力的な色をしているのであろう……。
という期待を裏切る、思いっきりミルクを入れた茶色。コーヒー牛乳か?
でも、まだ勝負は決まっていない(何が)
コーヒーの味という物があるではないか。
缶を手に取り、一口、液体を口の中に含む。
その液体が舌を刺激し、脳に伝える。
味は甘く切なくてく…訳がない。
そこらのコーヒーよりも思いっきり甘い。砂糖の分量間違えてないだろうかという甘さ。
どこをどうしたらこんなに甘くなるのだろうか。
と、成分表を見てみる。
『加糖練乳、砂糖、コーヒー…』
まて、加糖練乳だと? それより、どうしてコーヒーより甘味料の方が先なんだ?
どうりで、甘いわけだ。
知らない人が飲んだら、間違えて買ってしまったという後悔の念に捕らわれるかもしれない。
しかし、そのコーヒーを飲んでいくと。次第に快感に変わり行く者もいるらしい。そう。
クセになるんだなぁ〜。この味が。

そんなこといいつつ、結局また飲みたくなって千葉県へ向かう作者。
この前だって、写真取りに西船橋まで出かけているし…。

だから、突然、無性に飲みたくなる。
だから、突然、無性に〜No reason MAX COFFEE〜

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