一体どうやって食べればいいんだ!

それは、4月1日、エイプリルフールに春スキーin石内丸山の帰りの出来事でした。
そもそも、その日のスキーは、突発的で。自分自身、ほんの1週間ほど前に北海道にスキーに行ったばかりだというのに…。
お金が予想以上に余ったので、パソコンの増強に使わずに、高校時代の先輩に他1名と共に騙されてスキーに行ってしまった(笑)
さて、スキーは予想以上にシャーベット状態。
俺は…シャーベット状態という雪質に悩まされました。そもそも、シャーベット状態に慣れていないというのもあるかも知れないし、北海道でのコンディションになれてしまっているのもあるかも知れないし、なかなか、調子に乗らず大変でした(笑)

さて、その帰りでのことでした。
弁当を買って上越新幹線で食べようと言う話になり、越後湯沢駅で、各々お弁当を買いました。ちなみに俺は『頸城の押し寿司』
これは、コンコースで売っておらず新幹線改札内でしか売っているのを見たことがない弁当。しかも、『たび鉄友の会』と言う白泉社から発刊されているコミックにも収録された知る人ぞ知る弁当。詳しくは語りません。美味しかったです。
閑話休題
みんなそれぞれお弁当を買って、新幹線に乗り込みました。
『牛めし』を購入した友人が、食べ終えて一言『足らない』。
しかし、乗っている新幹線は「とき」じゃなくって「たにがわ」。
俺と友人は、淡い期待でビュッフェに足を運んでみるが…営業していない。
で、席に戻る。
少しすると、車内販売がやってきた。
友人が、お弁当ありますかと尋ねる。
すると、車販の方「イカめしならあります」
『イカめし』…友人と俺は、北海道函館本線の森駅で販売している、あの、イカめしを想像したのが間違いの始まり。
友人:「すぐに食べられますか?」
車販:「はい」
そんなやりとりがあって、友人はイカめし購入。
割り箸と、商品を受け取って、テーブルに置く。
そしてイカめし弁当が入っているであろう箱を開けると…中からは。
真空パックに詰められた、イカめしが入っていた。
箱の説明書きに
『10分ほど鍋で暖めてからお食べ下さい』
シュールな時が流れる。
むなしく響く、上越新幹線のチャイム。

一体どうやって食べればいいんだ!

すぐに食べられると言ったよね。
まさか、車販の方は、そんなことを知らずに今までずっとこの真空パック入りおみやげ『イカめし』を『お弁当』で販売していたのだろうか?

追伸
このときの写真は、先輩のカメラに納められています。

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