NetBSD/amd64,i386 10.0 ておくれLive Image


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OSC2014北海道 NetBSDておくれLive Imageの紹介と解説 のセミナー発表スライドはこちら
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20240420版 ダウンロードはこちら

NetBSD 10.0 Release 対応 兼 pkgsrc-2024Q1 更新バージョン


screenshot

注:古いバージョンのスクリーンショットも含まれます
N455 ネットブックでの xdmログイン画面 「ておくれへようこそ」 Windows 10 Preview版上の Virtual Boxで Live Image テスト中の図 Windows 10 Pro上の Hyper-V で Live Image テスト中の図

とりあえず公開優先のやっつけ説明なので気づき点があればその都度更新します。
誤りその他の指摘はメール <tsutsui@ceres.dti.ne.jp> または Twitter(@tsutsuii)宛でお願いします。


前書き

NetBSDとは

えびはらさんによる NetBSDのご紹介 を一読してください。

Live Imageとは

いわゆる各種OS用の Live CD であるのに対し、ここでは のことを「Live Image」と称します。

ておくれ とは

mikutter とは


ておくれLive Imageとは

コンセプト

NetBSDの中の人として
LiveCDのようにUSBメモリやエミュレータですぐにNetBSDを試せるLive Imageが必要だ
Live ImageはCD ISOと同様にバイナリ構築システム build.sh 上で作るべき

……で、誰がやるの?

NetBSDユーザーとして
インストールまでは終わったけどその後どうしたらいいのかわかんないよ
firefoxはバイナリあるけど flash とか日本語入力とかどう設定するの?

……それは私も知りたい (同案多数)

pkgsrcユーザーとして
pkgsrcのしくみはすばらしいんだけど pkgsrc を一式をいちいち落として作るのはめんどくさい
pkgsrcのコンパイル済みバイナリ配布版 packages って超便利なのにいまいち宣伝されてないよね

……中の人はみんな -current 使っててバイナリは自分で作るもんだと思ってる?

mikutterユーザーとして
Linuxや*BSD界隈でのTwitterクライアントとしてはmikutterって看板どおり至高のクライアントだよね
NetBSDでpkgsrc使うと一瞬でインストールできるけど、Linuxだとどのディストリでも結構大変?
……とか言ってるうちに debian, ubuntu にもパッケージ入りましたけど
Windows版mikutterはまだまだ課題が多いみたい
いつのまにやらておくれた人による黒魔術でそれなりに動いてしまうようですが

……mikutter人気に乗じて、mikutterが即使える NetBSD起動イメージ作って配れば NetBSDの宣伝になるんじゃね?

などという雑多な課題をまとめて実現してしまおうという妄想の具現化

なんでておくれ?

Twitpicリンクなので調子が悪い時は随時リロードで(´・ω・`)

動作要件

PC実機+USBメモリ用イメージ の場合

エミュレータ用イメージ の場合


ダウンロード

DTIのwebは100MBしか置けないのでイメージ本体は別のVPSホストに置いてあります。落ちてたらスイマセン

右クリック→ファイル名をつけて保存 でダウンロードしてください。

NetBSD 10.0版

エミュレータ用 および USBメモリ用 RAWイメージ

エミュレータ用とUSBメモリ用とでイメージは共通です。

VirtualBox用vdi および Hyper-V用vhdx イメージ

20220808版から vmdk の作成をやめて Hyper-V用 vhdx イメージに変更しています。

NetBSD 9.3版

エミュレータ用 および USBメモリ用 RAWイメージ

VirtualBox用vdi および Hyper-V用vhdx イメージ

Live Image環境構築ファイル一式入りファイルシステムイメージ

中身は x86でマウント可能(起動は不可)なFFSイメージです。使い方は後述

NetBSD 10.0版

NetBSD 9.3版

使い方

実機+USBメモリ用イメージ起動方法

イメージ内ファイルシステムサイズ拡張スクリプト (experimental)

5GBより大きなメディアにイメージを書き込んだ場合、そのままではメディアの実容量分を使うことはできませんが、イメージ内の ファイルシステムサイズを実メディアサイズに拡張するスクリプト を入れてあります。

以下のようにすれば 5GB超のメディアもフルに使えるようになります。

一応最低限のエラーチェックは入れていますが、Live Image以外で実行すると既存のディスクやファイルシステムを壊す恐れがあるので注意してください

エミュ用イメージ起動方法

NetBSD起動後の環境と使用法

@moveccr さんの ておくれBSDのメモ も参考になるかもしれません

起動とログイン

ネットワーク設定

ログイン後

終了

キーボード配列設定

ibus-1.5 の日本語入力について

mikutterの使い方

※20240420版では mikutter 5.0.7 がインストールされています。

追加インストール用バイナリパッケージ

注意事項

既知の不具合

TODOリスト

ユーザーの方の声

広島県のisakiさんから twitter で以下のようなコメントをいただきました。ありがとうございます。

最近ではそのKnoppixLiveDVDの代わりに、@tsutsuii さんの ておくれLiveImage (USB)を使ってます。さすがにUSBはたいていついてるのでほぼ何も考えずにNetBSD(UNIX)が上がってくるのはレスキュー用としてとても助かります。

— isaki (@isaki68k) 2012年 3月 5日

あとDVDでは出来ないけど、ておくれのほうはUSBなので書き換えできるのが(不便な面もあるかもですが)便利ですねー。何台ものPCで同じ操作をするためにxdm=NOにしたり、シェルスクリプトに書いておけばタイプ数も減らせるし、ずいぶん助かりました。(実話)

— isaki (@isaki68k) 2012年 3月 5日

Netwalker実験所の kapper さんにもいつも使っていただいています。ありがとうございます。

windowsタブレットでNetBSD
ておくれLiveイメージ
ちと重い pic.twitter.com/Up704O6Tik

— Kapper@OSC2020 Online参戦 4/25 in Zoom meetings (@kapper1224) 2017年1月28日

今日のNetBSDはセットアップが間に合わなかったのでておくれLiveイメージで展示しています。
いざと言う時には便利です pic.twitter.com/CZCeCdMvXx

— Kapper@OSC2020 Online参戦 4/25 in Zoom meetings (@kapper1224) 2018年2月11日

Nexus9でAndroid版Bochsを使う事で
NetBSDておくれLiveイメージ6.1.5が無事エミュ起動確認しました。
VGAはPCI VGAです。
まあエミュなので、ここまでこればiPhoneだろうとAndroidだろうと、いかなる機種でもておくれLiveできます。
今度つついさんに自慢しよう(ぉ pic.twitter.com/zhJ4ELXX9r

— Kapper@OSC2020 Online参戦 4/25 in Zoom meetings (@kapper1224) 2018年3月10日

shibafu528さんにより mikutter GTK3版のテストでも活用していただきました。





Inside Live Image

工事中。このへんこだわりだすと best or nothing症候群に陥るのでぼちぼち書き足します……

イメージ作成

pkgsrc packagesバイナリインストール

ユーザー作成

イメージ内で標準から変更および追加している設定

/etc以下の設定ファイルで変更しているもの

以下はイメージ作成スクリプトの中で修正またはコピーしています(sysinst準拠)
以下は Live Image環境構築スクリプトの中でコピーしています

/etc 以下の設定ファイルで追加しているもの

Live Image環境構築スクリプトの中でコピーしています

各ユーザーの設定ファイルで標準 (/etc/skel 内のファイル)から変更しているもの

Live Image環境構築イメージの skel ディレクトリ中に各設定ファイルを置いて、 useradd(8) コマンドの -k オプションでそれらのファイルを指定するようにしてあります

各ユーザーの設定ファイルで新規追加しているもの

ibus の設定

firefoxの設定

mikutterの設定

インストールされているpackages

20240420版


Live Image環境構築用ファイルシステムイメージ

概要

ておくれLive Image本来のコンセプトの一つである
「インストールしたあとどうすればいいの?」
という基本に立ち返り、 ておくれLive Image作成に限らず sysinstでのインストール後の環境構築にも使える「Live Image相当環境構築」のためのファイル一式を含んだファイルシステムイメージです。 amd64 および i386 用ですが、バイナリパッケージを用意すれば他のポートでも共通で使えると思います。

含まれるもの

以下のファイルを含んでいます

設定内容

インストール後にシングルユーザーで起動した環境であることを前提にして、 テキトースクリプト で以下の内容を実行します
各種設定ファイルの中身はInside Live Imageの項の説明を参照してください

使い方

それなりに分かってる人向けのぞんざいな説明というか、ちゃんと検証できてないテキトー手順ですいません。

事前準備

起動と設定操作

イメージ作成自動化スクリプト

上記の設定イメージを使えば個別のイメージはシェルスクリプト一発で作成できるのですが、このページで配布しているように i386 RAW版、amd64 VirtualBox版、amd64 VMware版、amd64 RAW版と4つも手動で作るのは大変なので、 20130407版からは qemu起動後に qemu内部でのコマンド実行も不要な 全自動イメージ作成テキトースクリプト を書いて使っています。

特に難しいことをしているわけではありませんが、ざっと以下のような手順で作っています。

事前環境整備

liveimage更新作成

「デフォルトで問題がない」を目指したい liveimage ビルドスクリプト (秘伝のタレのレシピ明文化)

— Izumi Tsutsui (@tsutsuii) 2015, 7月 11

変更履歴

設定ファイル関連も github に入れるようにしましたがやっぱりテキトーなのでいろいろ抜けてるかも

20240420版

20240108版

20231209版

20230702版

20230408版

20230109版

20221010版

20220808版

20220717版

20220514版

20220109版

20211003版

20210815版

20210521版

20210418版

20210109版

20201024版

20200802版

20200429版

20200221版

20191202版

20191006版

20190707版

20190602版

20190518版

20190407版

20190216版

20190103版

20181014版

20180813版

20180722版

20180422版

20180407版

20180319版

20180113版

20171029版

20171021版

20170709版

20170401版

20170315版

20170225版

20170122版

20161026版

20161010版

20160807版

20160526版

20160410版

20160313版

20160131版

20151230版

20150927版

20150816版

20150705版

20150621版

20150411版

20141231版

20141122版

20141019版

20141013版

20140608版

20140525版

20140517版

20140505版

20131105版

20131020版

20130531版

20130519版

20130407版

20130320版

20130217版

20130119版

20130108版

20121017版

20120921版

20120826版

20120602版

20120519版

20120326版

20120315版

OSC東京締切駆動で急いで作ったのでまたどこかおかしいかもしれません……

20120313版

あまり確認せず作ったのでどこかおかしいかもしれません……

20120219版

20111106版

20110929版

20110904版


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