フロッグスリープのワイナリーの風見鶏ならぬ風見カエルを見ながら。
その近くをヘネシー湖の方へ細い道を登る登る。
大きなバスは、小枝にボディーをこすられながらも、更に登る・・・
途中突然降ろされ、5分歩けばそこにワイナリーはあった。

Harrison Vineyardsにて
体感標高400M?

そのくらいは登ってきただろう、そしてこの景色、
この急斜面に、畑は広がっていた。

小さな規模で、世界に名が知れ渡った、
シンデレレラワインの様に思えるワイナリー、
訪ねると質素な佇まいを見せ、
ワインはこれだよね!
なんて、ブルゴーニュの小さな生産者を
思い出すような規模に、気分は一気に 400m!
インター・プランティング

まず土だが、小石の多く少々粘土を感じる赤さのある土。
急斜面で、機械の入るには、機械操作の技術も問われるだろうと、 一人で納得。
一番の迷惑は、七面鳥の家族、最初はかわいいなと大目に見てたら、
だんだん数が増えてこの頃は、憎らしいらしい。
ワイルドターキー生息する環境です。なんだかすごいよね。

インタープランティングは、畑の樹齢を平均化するため、
木と木の間に幼木を植えること。これらはカベルネ・ソーヴィニオンである。
七面鳥君、どうかクリスマスにリンジーの前に出てきてあげて!

この粒の小ささ、種の色

山カベの特徴は、この粒の小ささ、その分果皮と果汁の接触対比率が増すでしょ。だからタンニンが豊かに酸味がハッキリ出るのですよ。
種の色で収穫は決めます。種が茶色くなれば、ハーヴェストへGo!
この色はもう少し待ちましょう。

発酵タンク

わずかこの4本だけ、そりゃ希少なワインだよね。
Lyndsey Harrison→
 彼女がその人、へレン・ターりーが立ち上げjに、コンサルティング、 していたが、高いしもうよく教わったので、今は別の方らしい。

 芸術家だったご主人が好きだった、シマウマをラベルのモチーフに用いているが、そのラベルは、それぞれが微妙に違っていた。
←メモ
右クリックで、画像を表示にすれば、なんとか読める大きさになります。

9月5日に収穫されたジンファンデルである。
まだ甘さも十分にあり、高いアルコールのワインになることを感じました。
グラフは発酵槽の温度で、訪問日の12日、急なカーブを描いているのがお分かり頂けると思います。・・・そう、発酵が始まるのです。

カーブの外観、この中で貯蔵しています。
半地下形式になっています。

昨年のノンフィルターのシャルドネです。ラッキングでのみで清澄するそうですが、ほらまだ濁っています。
力強い味わいでした。樽に負けていません。
←ワイナリー犬です。「MAX」君
同行の藤小西の今枝ちゃんが教えてくれました。
黙って畑に入ると、急に吠え出し、しっかり彼も
仕事をしていました。


このワインがカルトなプレミアムワインになる日は、そう遠い日では無いでしょう。この規模ですから、日本で手に入り難いのも分かりますね。
見つけたら、ゲット!私も仕入れるぞ!!!

旅程表