Chateau Montelena Wineryにて
 創業は1882年と古い、カリストガでは最古のワイナリーであるが、カリストガと名乗らなかったのは、
「モンテリーナ」の方が呼びやすかったそうだからと、カウンターパンチのような、明瞭な説明。
シャトー・・・、
と、頭につくのはこのセラーの由来から、 Tudds(テュブッス)家により82年創業されたが、 禁酒法時代を含む1900年代初頭から、1972年まで所有していた、 フランク家はワインを造らず。
72年から引き継がれた、バレット家が現在の名声を築く。

76年に行われたパリでのコンテストで、スタッグスリープ の赤と共に、同ワイナリーのシャルドネ、73年は見事にブルゴーニュを打ち負かしたのはあまりにも有名な話しですね。

この画像は、ラベルと同じ象徴的建物ですね。
今回はこの中で、講習です。
オリエンタルな庭

灌漑で育てなければならないナパヴァレーは、いわば水は
ワイナリーの象徴。

その池をこんな庭に変えてしまうなんて、 バレット家の誰かは、東洋が好きなのでしょうか。
思わず、Ch.コスデストゥネルを思い出したのは私だけ?

カリストガは温泉の保養地でも有名。
ひょっとして、この池の水は温かい?(^^;
シャトーの横から

いよいよですね。ここから入れば、ゲストルーム。
その奥の部屋に案内される。

お土産を買いたいのに、その時間は無し、、、
ミーハーになってはいけない!
日本の業界を代表してきているのだから。

そしていよいよ講習

パインリッジの人も居るのだが、 もう、ボー・バレットが前に居ると、 バレットしか見えない。

グラスには、 シャルドネ、生ジュース、カベルネ・ソーヴィニオンそろぞれ2種類づつが既に並んでいた。
 

拡大してみました。

生ジュースを何度かこのツアーで飲んできましたが、 どれにも共通して、グラッシーというか茎の味わいがしたのに、ここのジュースには、それを感じなかった、わたしでは、分からないが、こちらのほうが、 美味しいワインになりそうな予感である。
ボー・バレットの思い

シャトー・モンテリーナはカリフォルニアの中でも、 すでに新しい流れを見出していた。 それは、第一印象のアタックの強いワインではなく、 余韻が長く、フィネスに溢れた、 もっとボルドーに近くなるような味わいを、 これからも求めて行くそうだ。

その考えがあれば、私が年を食っても、 また、楽しめるカリフォルニアワインが存在するのだなと 妙に安心した。

これからも、素晴らしいワインを造ってください。
駐車場の端にあった畑、

向こうの山々は下草が全部枯れている、 過酷な気象条件であることは一目瞭然。

この見える区画はカベルネ・ソーヴィニオン
1973年に植えられた物である。

樹齢は28年仕事盛りの、葡萄の樹達です。
 
  ↓畑の葡萄を食べ様と画策したが、
   金網であえ無く断念、、、
 

旅程表