第三章 個人的プレミアムな物語 序章 |
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オンライプロモーション終了御礼! ワインの御紹介はそのまま、継続! |
ワインに関する−般的な質問に「ワインはボトルを開けてから、どのくらいもつものですか?すぐに飲んでしまうほうがいいのでしょうか?また飲みきれなかったワインはとのような方法で保存するといいのでしょうか?」というのがあります。 某ライターは、ワインは酸素に触れると急速に劣化し始めるので、例外を除いてほとんとのワインは抜栓してから24時間後にそめ特徴と魅力を失うと信じていたのです。 そして市販されている酸化防止用の小道具の中で、とれが最も効果的か,確信がありませんでした。そこで数種類の小道具を実際に試してみることにしました。その結果ほ、ちょっと驚くようなことになっています。 |
最初の問題提起 開けたワイン その味わいの行方 |
まず54本のワインを用意し、使い方が簡単で比較的手に入りやすい酸化予防器具を使って実験しています。ひとつはフライベート・プリザーブ(PrivatePreserve、約$10)という商品名で、無害の不活性ガスをボトルに注入することで、ボトル内の酸素を追い出すというもの。もう一つはヴァキュヴァン・ワイン・セーヴァー(Vacu Vin Wine Saver,約$10)。小さな手動式ポンプにボトルを密閉出来るようにゴム製のストッパーがついていて、それをビンの口にかぶせボトル内の空気をポンプで吸い取り、ボトル内を真空状態にするというもの。そして最後が飲み残したワインを小ビンに移し変えてビン口まで一杯にして酸素が残らないようにしてキャップをしっかり閉めるという伝統的なやり万。そしてもうひとつはボトルに残ったワインをそのままコルクをしておくという方法です。 | 一、プライベート・プリザーブ 二、ヴァキュン・ヴァン 三、小ビンに移し変え 四、コルクをさしただけ |
この実験には一つの方法につき、3種類のワイン、シャルドネ、カベルネ・ソープィニヨソ、ピノ・ノワールを使っています。 全ボトルの半数は175ミリリットル、残りの半数はボトルの半分の量を取り除きました。それからまたコルクをするわけです。 もう少しこの実験に意味を持たせるために時間も計ることにしました。1日置いておく 2日、それから4日と置いておくことにしました。 一人では客観的なテストが出来ないかもしれないということから、ワイナリーのオーナー、一人と、ワイン愛好者の一人にも参加してもらい、全てブラインドで試飲しました。 どのワインがどの方法で保存されているか、だれも知りません。そしてどのワインがコントロールワイン(オープンしたばかりのワイン)であるかも知りません。 そしてベストから劣化までを試飲して順位をつけていきました。 |
使用ワイン シャルドネ カベルネ・ソープィニヨソ ピノ・ノワール 時間 一日、二日、四日 以上三通り テイスター ワイナリーのオーナー ワイン愛好者 ブラインドにて |
∴どの試飲者かも一定して一つの方法がベストという評価はなかった。 ∴全体的に他に比較してどの方法が優れているという評価は出なかった。 ∴さらに驚いたことにほ、酸化防止の器具を使わずにただコルクを詰めなおしておいたものより良いという結果がでなかった。これはどの品種についても、また1日、2日あるいは4日置いておいたものについてもである。 ∴試飲者がコントロールワインよりもオープンして置いてあったワインのほうが好ましいと評価したケースが数ケースあった。シャルドネはソフトでオークの香りや味が少なくなっていた。カベルネ・ソーヴィニヨソはまろやかになりタンニンが柔らかくなっていた。ピノ・ノワールでさえも味が柔らかくなっていて、試飲者によってはこちらのほうが好ましいと評価していた。 |
そして結果集計は |
ワインは涼しい部屋に置いたので、温かい部屋においたら結果が違っていたかもしれません。またボトルを開けてワインを取り除いたあと、すぐにコルクを入れたので、2時間に及ぶ夕食の後にコルクを入れたら、また違った結果が出ているかもしれません。 | ワインは涼しい部屋 テスト後すぐにコルクをさす。 |
以上の結果から,私は、「ワインによっては、あるいは好みによっては、多少空気に触れたワインのほうが美味ということもありえるということ、それから酸化を防止できるという小道具は宣伝文句ほどには効果がないらしいということを学びました。 | この場合の私 = この記事の筆者をさす。 |