ユーザー車検つれづれ日記
(車検当日編)
6/24
車検当日は梅雨の中休みの曇天。流石は晴れ男と呼ばれる私だけのことはある。興奮してか、前夜から一睡もせず朝になる。
車検場に行く前にしなければいけないことが2つあった。先ずは車体下回りの洗浄だ。これは別に義務ではないのだけれど、車体を下からチェックする検査員の心象を害さないようにするという意味がある。
っていうか、ウチの車って7年間で3回しか洗車してないし(苦笑
という訳で近所のコイン洗車場へ。朝7時オープンで当然ながら客など私の他になく、気楽に洗う。「水→洗剤→水」のお手軽コースで10分程であっけなく終了。これで700円というのは高いなぁ。
洗車が終わったらタイヤに付いているホイールキャップを外さなければいけない、これは必須。車検時にはホイールを固定しているボルトが露出した状態でなければいけないのだ。アルミホイールを履いていたり、ホイールキャップを元から付けていない車はそのままでも良いわけ。
ホイールキャップの外し方はマニュアルにも載っていなかったが、「こんなもん適当にやれば外れる」と思ってキャップとホイールの隙間にマイナスドライバーを捩じ込む。
むむっ、意外と固い。とはいえ100km/h以上で走っても取れない物がそんなに簡単に外れてもらっても困るんだが。
場所を変えてネジネジ。少し隙間が拡がった。その隙間を円周方向に拡げて行き、1/2周あたりまで来たら、後は手で「ふんっ!」と引っ張る。取れた取れた。
こんな外し方で良いのかと思いつつ四輪同じように作業。慣れれば簡単でこれまた10分程度で終わる。
さてこれで事前準備は終了。もおもお会長との約束の時間までにはまだ間があるので、「すき家」のキムチ牛丼を朝食にする、旨し(teさんのマネ)。
8:30に会長を自宅まで迎えに行き、一路尻手黒川線を南下して10:15頃、川崎自動車検査登録事務所に到着した。
下見の時は昼だったので閑散としていたが、午前中は流石に多少賑わっている。パッと見た感じでは二輪四輪含めて20台程の車が駐車場や車検ラインの前に停まっている。
この建物内に車検申請窓口がある
えー、先ずは先日購入した書類三点セットに必要事項を記入しなければいけない。前もって買っていたのだから家で書いてくれば良いようなものだが、一応念のために見本を見ながらにしようと思ったのだ。
案の定、自分の名前を書くのか名義人(親)の名前を書くのかわからないところがある。窓口の人に聞いてきちんと書き込む。
書類に記入し終えたら、別の建物に行って税金その他の支払いをしなければいけない。面倒だなー、なんで一つの建物にまとめないんだよ・・・
先ずは自動車納税証明書を持って下の写真の建物に行き、納税確認をしてもらって継続審査申請書にチェックをしてもらう。
さらに別の建物に行って自動車重量税と車検手続費用を支払って印紙を受け取る。それぞれ自動車重量税納付書と自動車検査表に張り付ける。
自動車重量税の印紙は古い自動車がデザインされたもので、なるほどと頷く。
自動車税の納税確認をした建物
これで税金関係はおしまい。再度はじめの建物に戻って印紙を張り付けた書類を提出する。そのときに電話予約したときの予約番号を言ってユーザー車検であることを述べる。でも別に優遇されたりはしない。
自動車検査表と継続審査申請書はまだ使うので返してもらう。
そして窓口の人に「検査ラインに並んで下さい」と言われる。さてこれからが本番のようなものだ。
ラインは2本あってどちらに並んでも良いようだが、左側のラインは大型車、右側は小型車というようなマーキングが路面にしてあるので、万全を期して右側に。
並んでるところ (Photo by Hamatani@P.P.G.)
並んでいる最中に、検査員の人がやってきて外観チェックその他をする。
始めに定期点検整備記録簿のチェックから。件の整備手帳を2冊提出し「ページが足りないので2冊に分かれてます」と言う。別に何も言われず。
「24ヶ月点検は?」
「車検後に受けます」
そんな会話で整備手帳の内容に関しても何事もなし。
続いて車台番号のチェック。そしてヘッドライト、ウィンカー、ハザードランプ、ブレーキランプ、ホーンのチェックをし、手に持つ長いハンマーでホイールを叩いて異音がないかチェック(この為にホイールキャップを外しておいた訳だ)。
ボンネットを開けて車台番号のチェック
灯火類を目視チェック
車検ライン前の検査はこれで終了。あとはのんびり自分の番が来るのを待つだけ。
ということで今回はここまで。
費用については最後にまとめることにします。