それではこの便利?なモニタをつけてのセッティングに入ります。
まず、前回のROMで発生していたギクシャク感をなくしましょう。
モニタによると、負圧レベルはマップの左(最大)から3列目付近で発生
しているようです。
回転レベルはVTECが切り替わった直後から6000rpm付近で発生。
このあたりの燃料が濃いようです。
>> 引っ掛かりは少なくなったが、アクセルの踏み方によっては、
まだ発生する状況がある。
加速増量:増量時間を短めに。
加速増量は、スロットル全閉から全開にしたときに最初の数回転分の
燃料が足りなくなることを補うもので、完全に無しにするのは問題があ
りそうなので、控えめにする。
全開増量:増量係数を1(増量無し)。
全開増量は、スロットル全開時に一時的にパワー空撚費にするための
ものなので、増量無しにしても、マップで補えると考える。
その方が、マップデータ=そのまんまインジェクタ噴射時間となるの
で、データが素直になる。
>> 引っ掛かりはかなり改善された。
マップデータの変更がそのまま出力に現れるのでやりやすくなった。
全体的にトルクフルになる。
高回転の燃料を増やした分、回転が重くなった。>濃くなってきた?
この辺が限界か?
もっと燃料を入れたいので、点火時期を進めてみる。
もちろん、高負荷時は控えめにしておく。
>> 回転が軽くなった。
>> 7000〜8000rpmまでが爆発的に良くなった。
1速・2速でホイールスピン。
>> 6500rpmから伸びるようになった。
もう、一息!。
>> 6000rpmから1・2速でホイールスピン発生。
3速は7000rpmから発生。
パワーは結構出ている。
>> クラッチミートがだいぶ楽になった。
>> ふけ上がりが軽くなる。この分だともっと燃料が入れられそうだ。
>> すこしだけトルク感は増えたが、まだ足りない。
>> トルク感は出たが、まだまだのような気がする。
また、部分的にギクシャク感が再発。
>> ・・・・(^^;
しかし、この仕様でも、ストリートでは無敵に近いような感じであり、足回り&ボディを
ちゃんとした車でないと、恐い状態である。
LSD強めのジムカーナ車両でさえ、パワーをもてあましそうなので、ノーマルエンジン
の現状では、この辺が妥当な線であろう。
A/Fセンサが入手できしだい、細かい煮詰めを行う予定。
ともかく、めちゃくちゃ濃い仕様は、完成だっ!。