メコンデルタ

メコン川と優しい人々(Dec. '97)


メコン川(奥)

メコンデルタへは、シンカフェツアー(2泊3日)に参加しました。ファーングラオ(ホーチミン)のフルーツジュース屋で出会った良子ちゃんと一緒にツアーに参加。良子ちゃんとは、3分も話さないうちに一緒にツアーに参加することに決めた。普通なら(日本なら)、そんな話しもしないで、一緒に旅行するなんてことないのに、旅とは不思議なものだ。おかげで、飽きることなくメコンデルタを旅することができた。(一人旅は好きだけど、一人だとしばしば、慣れたり、飽きたりしてしまう。)良子ちゃんに感謝。(彼女は長期旅行中だった。)
メコン川。この川を見たとき、いろいろな所で見たこの川を思い出した。ラオスのルアンプラバン、ビエンチャン、タイのゴールデントライアングル、ノンカーイ。
川下だけあって、2つの大きな川に別れている。チャウドック(カンボジア近く)まで行くのに、フェリーにて2回(川2つ分)渡る。
チャウドックで良子ちゃんと屋台に行った。生春巻が食べたかったが、メニューには春巻という文字が見当たらなかった。で、、、お店の人に、春巻を巻くしぐさをしたら、「ちょとまってて、、、」と言って、バイクでどこかに出て行ってしまった。そう、、、春巻きの皮を買いに行って下さったのである。とてもおっきくておいしかった。(でもそれなりの値段した。)


メコン川の水上マーケット
カントーの水上マーケット。竿も上についてるものに注目!船には竿がたてられそこには西瓜や、かぼちゃや、人参がつるしてある。そう、これは、その船が何を売り物にしているのかということを示すものなのである。
メコンデルタ一帯は川以外の場所でも水路のようになっており、船が交通手段の一つになっている。川辺りにはヤシで作った家がたくさん見られるのですが、どんなに小さな家にもちゃ〜〜〜〜〜んと電気が届いていて、テレビがあるのには驚きでした。この辺り、メコン川のもたらした肥沃な土壌、豊富な魚貝類により実は裕福なようだ。


遊園地
カントーの遊園地。経済成長真っただ中の筈なのに、遊園地が。もちろんホーチミンにもあるのだが、こんなところにもあるとは。しかも、夜も営業している。私の中では、ベトナムの7不思議の1つ。(そのうちの1つはやはり、アジア人で初めてショパンコンクール(世界的なピアノのコンクール)で優勝したのが、ベトナム人だったこと。彼は戦争中、防空壕の中にピアノを持ち込んで練習していたそうな。。。)

メコンデルタの人々
ここの人はなんか違うと思った。もちろん、ベトナム人、どこに行っても優しく微笑んで下さるのだが、特に、メコンデルタでは、とても人なつっこく、純粋。例えば、船で通りがかっただけなのに、わざわざ、家の中から手を振りに飛び出してきてくれたり、歩いていると手をつなぎにきたり(しかも、誰が手をつなぐか取りあいをしてる。私って、そんな取り合いされる程の人間じゃないんだけど。。。)、しゃがんでいると、後ろから子供が抱きついてきたり。でも、こちらとしては、子供がまとわりついてきた時って、とっても警戒する。何か欲しいっていわれたり、ポケットに手をつっこまれたりするんじゃないかと思って。ところが、船に乗って帰って行くとき、相変わらずのくったくのない笑顔で『バイバイ。。。』っと言って手を振ってくれた。警戒心を抱いた自分がとてもイヤな奴に思えた。


ホーチミン
ダナン、フエ
ベトナムの文化

AsiaへJumpへ戻る