ダナン、フエ

ダナンのクリスマスと古都フエ(Dec. '97)


ダナン大聖堂前

ダナンへは、ホーチミンより寝台列車にて移動。朝、6時ごろけたたましい(?)車内放送とともに目覚めてみると、朝もやの中、薄茶色の道(舗装されていない道)をゆく、水牛、アオザイの女学生、、、新鮮だった。17時間あまり(?)列車にゆられたところで、ダナンに到着。
上(↑)の写真はダナンのクリスマス。暗くてこの写真からは、わかりにくいが、とにかくすごい人だった。ダナンってこんなに人いたんだぁ、、、と思うほどの人、人、人、、、ダナンが渋滞ねぇ、、、もちろん、車で渋滞しているのではない。バイクで渋滞しているのだ。バイク1台に家族全員乗せて。そして、ダナン大聖堂の前には人だかりがすごく中に入ることなんてできない。こんなにクリスチャンがいるとは思えないのに(たぶん日本のクリスマスと感覚は一緒)。教会では、野外に舞台を設け、劇、聖歌隊による合唱などが披露されていた。


阮朝王宮
古都らしい落ち着きを感じるこの町、タイのチェンマイに似てると思った。初秋の涼しさで、気持ちがよい。ぼーっとするのに居心地がよいところだった。で、、、遺跡にでも行ってぼーっとしようかと思ってみんなの話を聞くと、入場料にUS5ドルいうお話し。ん?2ヶ所行けばホテル代と同じ???それなら、ボケーっと自転車でうろうろしてる方がいいやっということで、観光らしい観光はここ(阮朝王宮)だけでした(遺跡よりもなによりも、『人』に出会いたい)。中国に行ったような気がしたところだった。


南学学生
ボケーっと自転車でうろうろした結果出会ったのが、彼等。おそるべしっ!南学(日本語)学科の学生であった。軽々と彼等の誘いにのたものの、彼等の話す日本語はたいへん流暢であるだけではなく、ちゃ〜〜〜んと「とんでもないです」「つまらないものですが、、、」といった『謙遜』『謙譲』っといった言葉が出てくる。ん???私の日本語、間違ってる???と自分の日本語にだんだん自信がなくなってきたところで、テスト用紙を見せられた。「これ、どこがまちがっているのですか?」「正しい答えはなんですか?」と聞かれ、情けないことに即答できない。正確にいうと答えとしては適切ではないのだが、言われてみないと間違いがわからない程度なのである。こんな、いえ、、、これ以上ひどい日本語を話している日本人ぐらいいっぱいいる。私からみれば、彼等の答えに特に間違いがないのである。しかし、×なのである。ハノイで日本語教師をしている人の話によると、フエ師範大学の日本語学科は、ベトナム1厳しいらしい。どうりで。。。このHPなんか、×だらけなんだろうなぁ。。。

ベトナムの子供の家を支える会
一時期テレビ放映により話題になった『ベトナムの子供の家を支える会』にもおじゃました。この会を作られた小山さんは、ベトナムを旅行し、ベトナムのストリートチルドレンを見てなんとかしたいという思いで、仕事を辞めて退職金をもとにこの会をフエにて結成された。
子供の家(ストリートチルドレンや、家庭の事情で学校へ通うのが困難な子供の為の寄宿舎)へは、ボランティアの西谷さんが案内してくださった。彼女は特にベトナムが好きだったという訳ではないのだが、お母様がここの会員ということで興味をもたれたようだ。フエでの生活が始まり、間もない頃、バイクの後ろに乗っていて交通事故にあわれたという。日本に一時帰国されるほどの怪我だったにもかかわらず、怪我が治るとまたフエに帰ってこられた。何がそうさせたのか、、、それは、『子供の家』にいる時、子供達と接している彼女を見て答えがみえてきました。子供達と接している時の彼女の目が、輝いていて、とてもすてきでした。もちろん子供達も。小山さんや、子供達に会いに行ったつもりが、西谷さんに感動して帰ってきてしまった。
興味のある方は、Huong Giang Hotelの斜め(北)向かい(橋の手前あたり)に事務所があります。看板は日本語で書かれているので、わかりやすいとおもいます。

一方通行にご注意! 日本では自転車は、一方通行適応外。しかし、ベトナムでは、自転車も標識を守らなければならない。フエの王宮近く(お堀にかかる橋が結構一方通行だったりする)で、警察により取締があった。、、、といってもこわぁ〜〜〜〜い顔されて怒られただけ。車道を堂々と走れる自転車。その分、道路標識は適応外ということはないようですね。


ホーチミン
メコンデルタ
ベトナムの文化

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