ホーチミン(Ho Chi Minh City)

バイクに足を踏まれる!(Dec. '97)


交差点

わかりにくいかもしれないが、上の写真は、とある夜の交差点。ここは、信号がなく、前進方向のバイクが適当に途切れたら、右行きバイクの優先となる。こんなにバイクの大群を見たのは初めて。ホーチーミンのバイクの量、ただものではありません。左右を確認してたりなんかしたら、道なんて一生渡れない。しかぁ〜〜〜〜し、、、道を渡らなければ行きたいところには行けない。とりあえず、こわごわ足を踏み出してみる。一応、歩行者の速度を計算にいれながらむこう(バイク)も速度や、進路を調節しているようだ。が、、、半分まで、道を渡ったところで、バイクをみながら渡っていたら、逆方向からやってきたバイクに足を踏まれ、膝から下が切り傷と、あざだらけに。道を渡るときには躊躇したら、相手も怖いようです。怖いけど、止まってはいけません。また、急に走り出してもいけません。止まるのなら、道路の中央で。


シクロ
そんな時(道が渡れないがために)についつい乗ってしまうのが、シクロ。しかし、がんばって歩いているのに、同じ速度でついてきて、根を上げるのを待つしぶとい方もいらっしゃる。、、、と思えば、まるで、ドラマ『ドク』の香取慎吾のように、手をつないで渡ってくれたり、渡れないで困っているとわざわざ、向こう側からやってきて、一緒に渡ってくれる優しいドライバーもいらっしゃる(シクロを利用するわけじゃないのに、、、)。
メコンデルタなどに行くと、この動力源が、自転車ではなく、バイクだったりする。


生きたまま鶏を運ぶおじさん
それにしても、ホーチミンはすごく活気ある街でした。ホテルの建設ラッシュはすごいし、あちらこちらにパソコン教室があり、みんな、熱心にパソコンに向かっている。バイクにまたがるおじさんも、自転車をこぐアオザイ姿の女子高生も、みんな、急いでいる。そんなに急いで、いったいこの大群はどこに行くのだろうと、思ってしまう。まさに、成長の真っただ中なのだと感じた。
このバイクのおじさんを撮影させてもらったのはベンタイン市場前。市場は、アジアらしい香りいっぱい(乾物や、野菜や、お肉や、様々な香りがする。決してよい香りではないのだが、個人的には好きです。)なのですが、市場の上の看板は携帯電話のモトローラの看板であった。まばらではあるが、携帯電話を持つ人を見ることができる。タイのように、いえ、、、タイを追い越す日も近いと思われる。


ダナン、フエ
メコンデルタ
ベトナムの文化

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