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ノイズゲート noise gate 設定したレベル以上の信号が入ったときだけ、信号を通過させる装置。演奏音などがないときは自動的にフェーダーを下げているのと同じ状態で、誘導雑音や電気楽器の雑音、他の楽器からの「かぶり音」(→かぶり込み)など、レベルの低い雑音をカットできる。この効果を応用し、ドラムなどの余韻をカットして切れのよい音にしたり、エコーを途中でカットするゲーテッド。エコーなど、いろいろな特殊効果が得られる。 .
ノイズマイク noise microphone ライブ録音、テレビ・ラジオなどの公開番組において、観客の拍手、歓声などの雰囲気を付加するためのマイク。オーディエンスマイクとも呼ぶ。 .
ノイズリダクションシステム noise reduction system 録音テープの雑音(ヒスノイズ)を低減させるための装置。NRと略して書くこともある。信号が大きいときはノイズは目立たないが、信号が小さいときや無信号のときにノイズは耳につく。そこで、信号レベルが低いときだけレベルを上げて録音し、再生するときに元に戻すことで、ノイズを相対的に小さくする。ドルビー方式とdbx方式がある。【参照】→ドルビー・ノイズリダクションシステム→ヒスノイズ .
のうりつ(能率) efficiency 機器に加えた入力信号のうち、どれだけの量を出力信号として取りだせるか、この入力信号と出力信号の比を能率という。能率が良ければ同じ出力を得るために少ない入力ですむ。スピーカーの能率は、一般的に出力音圧レベル(dB値)で表示する。92dB/W/mが1%、95dB/W/mが2%、102dB/W/mが10%になる。 .
のりうち(乗り打ち) . 各地を移動して公演するツアーのうち、公演が終了するとすぐに次の公演地に移動して、翌日に公演をする形態。 .
のりこみ(乗り込み) . 劇場、ホール側のスタッフまたは機材を使用せず、主催者、演奏者側がスタッフや機材を持ち込むこと。 .
のりび(乗り日) . ツアーなどで次の公演地に移動するための日。 .