チッチ

’98年5月23日、我が家に新しい家族がふえました。

ヒメうずらの「チッチ」です。


こんにちは、ボク、チッチでしゅ。
名 前 チッチ
生年月日 ’98年5月7日
性 別 今のところ不明(^^; 6月に「男の子」判明!
身長(?)・体重 5/23現在、体長6.5cm・体重15g
出 身 うずら専用掲示板のご常連、村木さん宅。

チッチ

7月のページにチッチの雄叫び(!)ファイル入れました♪

  5月は 
こちら
  6月は 
 こちら
 7月は 
こちら
 8月は 
こちら
 9月は 
こちら
 10月
こちら
一年ぶりに更新(^^;
今年のチッチを見て下さい
'99年
10月 はこちら
'00年
9月
 のチッチです 



更新が滞っていて申し訳ございません。
チッチ・サリー・オッ君&アーちゃん・ルー&ロイの近況は、
ちょろ日記で時々お知らせさせて頂いておりますので、
よろしければご覧下さいませ。
m(_ _;m

おかげさまで2005年5月7日、チッチはめでたく
満7歳を元気に迎える事が出来ました!m(^-^)m


チッチが、11月18日14時頃、天国に召されました。
7歳と6ヶ月でした。

先々月の診断で精巣に腫瘍が見つかったのですが、レントゲンではまだそんなに大きい物ではなかった為、温存治療していく予定でした。
それが14日の診察では、異常に大きくなってしまっており、その腫瘍に腸や肺などの臓器が圧迫されたせいで、呼吸も通常より浅く早い状態になってしまっていました。

し かし、エコーや造影倹素の結果、手術で取れるかも知れないとの事でした。ただ高齢などのリスクもあり、私も本当に本当に悩んだのですが(手術を決めてから というもの、毎晩のように手術が失敗してしまう夢を見て泣いて目が覚めたり、反対に成功して喜んでいたら目が覚めてしまったり・・)、このままどんどん大 きくなる腫瘍に苦しみながら死を迎える事になってしまうより、一時大変な思いをしても、手術できれいに腫瘍を取って、元通りの生活に戻してあげたいと、結 局手術に踏み切りました。
それに、主治医は鳥専門としては最も信頼できる先生と病院ですし、もしこの先生でダメだった時には、他のどこでも不可能だったのだろうと思える先生でしたので・・。(今も、最後までチッチを助けようとして下さった先生には心から感謝しています)

万が一の輸血用のドナーに、サリーも連れて行き、手術が開始されました。
も しも容態が急変するような事があったら、すぐにそばに行ってやりたいと、手術中待合室で待たせてもらい、何かあったらすぐ呼んでもらうようお願いしまし た。(最初それをお願いした時「お腹が開いている状態でもお呼びしていいですか?」と訊かれ、一瞬躊躇したのですが、それでも「その時」にはそばにいてや りたいと、お願いしました)

2時間以上にわたる手術で、あともう少し・・の所で、思わぬ所からの大出血があり、結局そのまま麻酔から覚めることなく天国に召されました。
途 中、一度は呼吸が停止し、私も待合室から手術室に急遽呼ばれたのですが、私が声をかけ続けると、奇跡的に呼吸が戻り、再び手術が続行されたのですが、2度 目に停止した時は何度私が呼びかけても、先生が心臓マッサージを続けて下さっても、とうとう再び息をする事はありませんでした・・。

腫瘍は、チッチの頭ほどもある大きさで、一部は既に変色(腐って)していたそうです。
そ んな物がお腹にあって、さぞかし苦しかっただろうに、前日まで元気に砂浴びして見せたり、お腹が重いだろうに飛行しようとしてみたり、抱っこの時にはツン ツン返ししてくれたり・・と、最後まで可愛い姿を見せていてくれました・・。肩でハァハァ息をするような状態なのに・・。

7年前我が家に来てからというもの、本当にチッチは私の生活になくてはならない大事な存在でした。
今ではルー・ロイやオッ君達・サリーもいますが、他の仔には申し訳ないけど、比べ物にならないほど、私にとってチッチは可愛くてたまらない仔でした。唯一の抱っこウズラでしたし・・。
仕事や生活で、どんなに辛い事やイヤな事があっても、帰宅してチッチを
抱っこしてナデナデしていれば、不思議と幸せ一杯な気持ちにしてくれる仔でした。

手 術の朝、ケージから出す時に抱っこして頬ずりすると、あの真ん丸なつぶらな真っ黒い可愛い瞳で私を見つめて、気持ちよさそうにスリスリしてくれました。そ の時は、多少入院期間があっても、また元気な姿で家に戻ってこれると私は信じていたし、チッチもいつもの単なるお出かけ位にしか思っていなかったでしょ う。
まさか・・こんな帰宅になってしまうなんて・・。

診察室でこれから手術に向かう、という時にも、先生にお願いして抱っこさせ てもらったのですが、手術前にあまり長い事抱っこしていてもいけないかな・・と変に気を回してしまい、早々にケージに戻してしまった事が、今となっては本 当に悔やまれます・・。こんな事なら、もっと長く抱っこしていてあげればよかった・・。

その前に、やっぱり手術などしないで、そのままサ リーと一緒の生活をギリギリまでさせてあげていた方がよかったのではないか、一ヶ月は無理でも、せめて1〜2週間はまだ生きていられたのではないか、それ をむやみに私が縮めてしまい、チッチの鳥生をプツッと切ってしまったのではないか・・これでは安楽死と同じ事ではないか・・。
後悔する事は次から次へと浮かんで、その度チッチに申し訳なくて申し訳なくて、涙が止まりません。

あの手術の朝にきょとんと私を見ていたチッチのつぶらな目が・・忘れられません・・。

今、チッチは私の目の前の窓辺のプランターの中で眠っています。
今頃、お母さんのように慕っていたちょろと天国で再会して、仲良く遊んでいてくれる事を祈ってやみません・・。

この7年半は、本当に、本当に大切なかけがえのない素敵な時間でした。
長い間、HPを通して一緒にチッチを見守ってきて下さった皆様方、ありがとうございました。

写 真は、手術の日の朝に撮った最後の写真と、元気な頃のサリーとのラブラブツーショット、そして下のリンクは手術の朝に撮った動画です。思えば、ヒメつがい には珍しく、一緒のケージに入れていても、全く羽を抜くような事はしない優しい仔でした・・。今、チッチを呼ぶサリーの雌叫びが哀れです・・。
http://choro.cside.com/diary/20051118.AVI


P.S.まだ気持ちの整理がつかず、支離滅裂な文章で申し訳ございません。
またチッチの事を静かな気持ちで思い出せるようになるまで、しばらくお休みさせて頂きます。ごめんなさい・・。