音楽の部屋(衝動買いCDの部屋)

Last Updated '05 11/13


 さて、音楽を聴くことの好きな私はちょっと気になった音楽(テレビとか、ラジオで聴いたもの)を聴くとほとんど衝動的に(発作的ともいう)CD屋に駆け込んでます。そういうワケで購入したCDはゴロゴロしてますが、そんなCDを紹介していきます。

 ※分量が大きくなったので今までの分を移動させました。今までの分はこちらから。
音楽の部屋(〜'99版)
音楽の部屋(〜'02版)
音楽の部屋(最新版)


実は最近、めっきりCDを買わなくなってしまいました。その原因が「コピーコントロールディスク」。(一応、販売元ではコピーコントロールCDと呼んでますが、あれはCDの規格外品なのでここでは区別させていただきます)
衝動買いCDの部屋としてネタを提供できるタイトルはいくつもあったんですが、どれもこれもコピーコントロールディスク。もちろん、違法な方法による入手はよろしくないのは当然だと思います。それをふまえた上で昨今のコピーコントロールディスクに関して個人的には以下の点で問題だと思っています。

プレーヤーによる聞ける・聞けないというものが存在し、それに対するフォローがない
ご存じの方も多いですがこのディスク、プレーヤーによってはまともに聞けない場合があるそうです。しかもアメリカではそれが問題になって回収騒ぎも起きたほど。
(ちなみに、我が家の場合 BOSE WaveRadio/CD、306のCDチェンジャー SONY CDX-5P71、205のCDチェンジャー SONY CDX-T602では再生不可、あるいはレンズ部サーボの頻繁な再読込動作を確認しています)
日本国内の販売各社は返品を認めていませんが、購入してそれが聞けないって事はその人にとっては「ゴミ」に金払ったようなもんではないかと。販売サイドで完全とは言わないまでも聞けないプレーヤーの情報を出す、聞けなかった場合は情報を提供することで返品を認めるなど何らかの対応は必要でないかと考えます。何が悲しくてCD1枚聞くのにプレーヤーを壊すリスクをおかさなくてはならないのかと思うと買う気がなくなります。ちなみに、我が家は虎の子の「BOSE WaveRadio/CD」をディスク1枚で壊されると痛いんで奥様にも「コピーコントロールディスクは買ってこないでね」と言うております。

売り上げ優先の姿勢なのか、やり方があまりにも安直すぎ
例えば、コピー防止という観点からいけばDVDなりSACDの方が設計時点で考慮されているのでまだ良いわけです。昨今はプレーヤーの価格も下がりましたし、DVDならプレステ2があれば読めますし、単純なDVDプレーヤーなら\10,000以下で購入できます。
販売サイドで「コピー対策のためにDVDなりSACDで発売します」というのであればまだ私は評価します。車で聞くならMDなりテープにしますし、デッキも購入しましょう。

このあたりの問題については、いろいろな方が多くのホームページで音楽産業の観点などからも問題にして書いていますので、検索して見てみることをおすすめしたいと思います。

('05 1/16追記)
そんなこんなで様々な問題を抱えていたコピーコントロールディスクですが、あることをきっかけにして各レーベルとも全廃、あるいは扱いを減らすようになってきました。
iPodを初めとしたハードディスクやシリコンメディアを使用したポータブルオーディオ機器の台頭です。これらの機器は内部でリッピング→エンコードという処理を行っているため、コピーコントロールディスクの場合はそれなりの知識を持っている人でないとプレーヤーに落とし込むことができないということで販売にも少なからずの影響が出てきたものと考えます。
そのうちDVDやその先にある次世代光ディスクでも同じようなことが起きるのではないかと思ったりしているのですが、とりあえずは一件落着……なのかな?


異邦人(久保田早紀)
実家のプリンタを買いに行ったついでにCDコーナーで発見、
幸いなことにポイントがたまっていたのでこともありましてフラフラと(^^;
今でも色あせてない曲であります。

Chicago 19 (Chicago)
Heart in Piecesが聞きたいがためにGoogle検索してAmazonでポチっと(^^;
これも10年前のSALOMON Ski Nowがネタ元です。
これを書いている時点ではまだ発注しただけですが。

The DISCO(-)
2枚組でいわゆるオムニバスのディスコサウンド集です。
自分の年代からは少し外れているのですが(^^;;
なぜか聞き慣れた曲が多かったりします。
その中で"D" TRAINのYou’re The One For Meは
SALOMON Ski Nowで聞いた事のある曲だけになおさら印象深いです。

COLORS(宇多田ヒカル)
語るまでもありません。(^^; 宇多田ヒカルの最新シングルです。
ネタ元もここ数枚のパターンで車のCM。トヨタWISHですね。

WE WILL ROCK YOU(Keiko Lee)
元はQUEENの曲で、調べてみるとかのアンディ・フグが入場のテーマにしていた曲だとか。
日産ステージアのCMに使っている曲と言えばわかるかと。QUEENのバージョンと全然違いますが、Keiko Leeの実力の高さが見えてくる一品です。

ロシュフォールの恋人たち・サウンドトラック(ミッシェル・ルグラン)
このページならではの「衝動買いCD」をしたのでその報告を兼ねて。
1967年、カトリーヌ・ドヌーヴ主演、ミッシェル・ルグラン音楽の映画が「ロシュフォールの恋人たち」。この映画の監督、ジャック・ドゥミは「シェルブールの雨傘」でもミッシェル・ルグランとコンビを組んでいます
。 前置きはここまでにして、この中の1曲「キャラバンの到着」がこのCDの目的です。
1回聞けば強く印象に残るモダン・ジャズ調の曲で吹奏楽でも結構演奏されることの多い曲です。
実はこの曲、三菱ランサーセディア/ランサーエボリューションのCMで使っている曲と言えばピンと来るかと。以前からいい曲だとは思っていたのですが、ランエボ8のCMであっけなく陥落。最初はAmazonで取り寄せようかと思って発注するものの週明け納品、物欲度が高まっていて「そこまで待てん」ので速攻キャンセル。ちょうど奥様とマンドリンアンサンブルの演奏会へ市ヶ谷に行くので早めに出かけて新宿のタワーレコードであっさりとゲット。(ダメだったらHMVとヴァージンもあるし)その他の曲も聞きがいあっておすすめできます。

もらい泣き(一青窈)
台湾人と日本人のハーフである女性ボーカリストの作品ですが、まさに泣けます。独特の歌い方は印象に残ることうけあいです。

大至の甚句革命(大至伸行)
タイトルを見ればおわかりかと思いますが、昨年引退した力士、大至関の相撲甚句集です。
近年、廃れ気味であった相撲甚句の文化を見事に引き継ぎ、当代一の甚句名人といわれた大至関の全集です。これ聞くと自分が日本人だなぁとしみじみ思います。こうやってみると相撲そのものだけでなく、その回りにもいろいろ文化があるんだと感じる一枚です。