<'04.11.1>

これから、大作よりちょっと小さめの作品が面白そうですね。

〜これから楽しみな映画、見たい映画〜
1.ソウ、2.チーム・アメリカ、3.スーパーサイズ・ミー

〜ここ2〜3ヶ月以内で気に入った映画〜

◆アクション、サスペンス◆ 1.デイ・アフター・トゥモロー、2.テイキング・ライブス
◆SF、ファンタジー◆ 1.アイ,ロボット、2.ヴァン・ヘルシング、3.リディック、4.ヘルボーイ
◆ドラマ、その他◆ 1.モンスター、2.マイ・ボディーガード
◆ラブロマンス、コメディー◆ 1.ヴィレッジ

以下、軽〜くネタバレも含まれてるのでお気を付けください。

■ 2003年 ■■ 2002年 ■■ 2001年 ■

今月観た映画:11月分 >>>

◆ コラテラル (11/1(月)渋谷 渋東シネタワー )
http://www.
監督:マイケル・マンで、トム・クルーズが謎のヒットマン・・・ホント最後まで正体がよくわからなかった。冒頭ではやり手のビジネスマンのように登場するんですけど、実は依頼された組織とは直接顔を見せずに交渉する殺し屋。
トム・クルーズを乗せてしまった為に事件に巻き込まれるタクシー運転手にジェイミー・フォックス。
前評判であんまりいいのを聞いてなかったんで、見るのはどうしよう・・・と思ったんですけど、ジェイミー・フォックスが今後の注目俳優!っていうことで、見てきました。
見て大正解!!面白かった!!
マイケル・マンって「インサイダー」の監督だったと思うんですけど、フィルムの雰囲気がドキュメンタリーちっくでいいんですよね〜っ! NYの空撮も今まであまり見たことない風景でかっこよかった!!
お話の方も、最初はただの無差別殺人?かと思っていたら実は最初から最後まで繋がりがあって。
カンのいい人は途中で想像ついちゃうかもしれないけど、”おおー!”ってかんじです(笑)。
でも、トム・クルーズは鍛えた身体してますね〜。ジェイミー・フォックスの方が若いと思うんだけど、身のこなし、走り方、すべてにおいて共演者の誰よりも鍛えぬいてる身体だっていうのがわかります。 
トム・クルーズとジェイミー・フォックスが、時折心が繋がったように思えるシーンがあるんですよ。その辺が、ちょっと甘いっていうか(笑)・・・トム・クルーズの人の良さが垣間見えるっていうか(笑)。フツー、ここまで無情に人殺しするヤツはそれくらいで心を許すか?!ってかんじで(笑)。でも、まー、トム・クルーズですから。許す!(笑)。

セリフはなくて、動きだけで表現するシーンも多いんですけど・・・切なかったです。
選択できる人生と選択の余地がない人生。最近、私は、選択の余地がない・・・って映画、本etcにぶつかることが多くて考えてしまいます。


今月観た映画:10月分 >>>

◆ モンスター (10/30(日)渋谷 シネマライズ )
http://www.
新作映画も増えてきたせいか、今回は上映ギリに入っても大丈夫でした。

やりきれない哀しさがズシっとくる映画です。
2年前に死刑に処されたアメリカ初の女性連続殺人犯の話し。 連続殺人犯:アイリーン役はシャーリーズ・セロン。体重を13キロ(確か)増やし、実際のアイリーンと同じようなメイクで挑み、オスカーを受賞しました。 でも映画を見てる間はそんな事ぜんぜん関係ないっていうか・・・のめりこんで見てましたねえ・・・。

不幸な少女時代を送ったアイリーンは13歳から街角で客をとるような生活を送っていて、男にだまされつづけた人生に見切りをつけ、自殺を考えます。
でも、最後に稼いだ5ドルを使ってから死のう・・・と思って入ったバーでセルビー(クリスティーナ・リッチ)と出会います。
”男も女も嫌いだけど、あんたは好きだ。信じられる。”と、アイリーンはセルビーと暮らすため生活費を稼ごうとするのですが・・・。

少しずつ歯車が違った方向に進みだし、止められなくなる。 
選択肢のない人生・・・人生は選択で変わっていくものではなく、あらかじめ決められた範囲から逃げられないんだろうか・・・? 綺麗事で進むことばかりじゃないってい現実を考える内容でした。

◆ ヘルボーイ (10/13(水)渋谷 シネフロント)
http://www.uipjapan.com/hellboy/
アメコミの映画化。映画もアメリカでは大人気で、2作目が製作決定したそうですが、日本での興収はイマイチ・・・かな。渋谷では多分2週ロック。
個人的には「ミミック」、「ブレイド2」のギレルモ・デル・トロ監督なので楽しみにしていた映画♪
「ブレイド2」より下世話なかんじだったかなー・・・結構セリフがお行儀悪いかんじ(笑)で・・・男のコは好きそうかも(笑)。
第2次大戦中のナチス。ヒトラーの命により、ラスプーチンは世界征服のため、冥界から魔物を呼び寄せようとするのですが、アメリカ軍によって阻止されます。でも、冥界との”扉”を長時間開けてしまったため、赤い小猿のような魔物が人間界へ。
”ヘルボーイ”と名づけられた小猿のような魔物は、アメリカ政府によって人間のように育てられ、やがて悪い”魔物”を退治する秘密組織のエージェントとなります。
そして時がすぎ・・・甦ったラスプーチンが再び冥界との扉を開け、魔物を呼び寄せる・・・ってかんじのストーリー。
見かけは巨大、皮膚は真っ赤、アタマには角(根元から折られている)・・・という恐ろしい形相なんですけど、中身は"人間"なんですよ。好きな女性もいて、彼女に気持ちを打ち明けられずに悩んだり、他の男とデートしてる所をつけていったり(笑)。
映画見てるとたまにおなじようなセリフが登場することがあってビックリするんですけど、この映画でもありました。
”人を形勢するのは環境ではなく、選択なんだ”って。

◆ マイ・ボディガード (10/5(火)九段下九段会館)
http://www.mybodyguard.jp/
12月一般公開なので、かなり早く見ることができてラッキーでした♪(その分?雨にもかかわらず結構な入りだった。)
軍の特殊部隊にいた頃、心に深い傷を負ったクリーシー(デンゼル・ワシントン)。
友人の口ききによって、誘拐が多発するメキシコで、ある一家のボディー・ガードをすることになるが、一家の一人娘ピタと少しずつ打ち解けていったある日、目の前でピタが誘拐されてしまう・・・
ってお話し。少女役はダコタ・ファニング。他にはクリストファー・ウォーケンがデンゼル・ワシントンの友人役。もはや顔がわかんなくなってきたミッキー・ロークも出てました(苦笑)。
監督がトニー・スコットなので、映像がオシャレな事この上なかった♪
お話し的には・・・
思っていたより、ヘヴィな映画でした。前半、クリーシーとピタが少しずつ仲良くなっていくシーンは見ていて微笑ましくて、かわいいのですが、誘拐が起こった後からは映画の雰囲気がガラっと変るんですよ。舞台がメキシコなんで(??)法があっても無いに等しいっていう。ラストシーンで少〜し気分が救われるものの、見終わったあとにも考えてしまう内容。


今月観た映画:9月分 >>>

◆ テイキング・ライブス (9/15(水)渋谷東急)
http://www
カナダ、モントリオール。1人暮らし男を狙い、殺した相手になりすます連続殺人犯とそれに立ち向かうFBIのプロファイラー・・・ってかんじのお話し。
FBIのプロファイラーにアンジェリーナ・ジョリー。殺人現場を目撃した画商にイーサン・ホーク、モントリオールの警察官にチャッキー・カリョ、自分の息子は危険だから捕まえてくれと警察に通報する母親にジーナ・ローランズ・・・あ、中盤でキーファー・サザーランドも出て来た!
サスペンス・・・でハラハラする映画を想像してたら、U2の明るいかんじの曲で始まるんですよ。”あれー?そんな映画なの??”って思ってると突然”えっ?!?!”っていきなり心臓にくるかんじで(苦笑)。
「ドーベルマン」で容赦なく憎い!と思ったチャッキー・カリョがこの映画ではセクシーなおじさまでかっこよかった(笑)。他にもフランス系の俳優さんが二人、主なキャストにいたのですけど、みんなかっこよかったな♪おもわず帰りにパンフ購入でした(苦笑)。
そうそう。最初のタイトルトールが「セブン」に似たかんじで”なつかしー!”って思いました(笑)。面白いのにねえ・・・いまいち人気がないらしい。きっとレンタルでは上位になるんだろうな。

◆ ヴィレッジ (9/11(土)渋谷渋東シネタワー)
http://www.movies.co.jp/village/
シャマランの映画は”謎”に触れるような部分は知らないで見たほうが絶対面白いと思うので、極力バレそうなことは気を付けて(笑)、ちょっと内容紹介。

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のどかな村・・・
でも、村を取り囲む森には”彼ら”が棲んでいる。 森に入ってはいけない・・・ため、村で重病人が出たとしても町の病院に行ったり、薬を貰ってくることもできない。
ある日、幼い子供が薬がなかったために十分な看病もできずに亡くなったとき、村の青年が”町に行って薬を買ってきたい”と年長者達に訴えてみるが、そう簡単に許可は出ない。
そんな中、”彼ら”の領域を侵さない限り村は平和なはずなのに、村に不吉な前兆が起こり始める。 

・・・と、これ以上はつまらなくなるので止めときます(笑)。
映画見るまではテーマが”愛”と言われても”嘘だあ〜!あんなに怖そうな予告編なのに!”って思ってたんですけど、ホントに”愛”でした(笑)。(これくらいは書いてもいいよね?)
途中で先の展開がみえる!って思うんですけど、多分観客が予想する以上の”裏”があります。私は”ええー?!そこまで大掛かりだったの??”って驚きました。

シャマランって「アンブレイカブル」が好きかどうかで、自分の趣味と合う監督かどうかわかれる気がします。私の中ではB級ネタをA級に見せのが上手いひとっていうか・・・すごく上品なイメージを漂わせるのが上手いなーと思って。
ビッグスターの出てない映画・・・って書いてあったけど、私としては”えー!”って人がいっぱいでした。 ヒロインは舞台女優で映画は初!って女優さんなんですけど、お父さんで村で先生やってるのがウィリアム・ハート、幼馴染にホアキン・フェニックス、エイドリアン・ブロディ、ホアキン・フェニックスのお母さんにシガニー・ウィーバー・・・
エイドリアン・ブロディは「戦場のピアニスト」で主役やってた方ですが、今回は知的障害者の役なんですよ。驚きました。
ホアキン・フェニックスも感情を押さえた役どころで意外だったかなー・・・。
そうそう。
今回はどこにシャマランが出てるか当ててください・・・ってかんじになってるんですけど(笑)、いままでみたいにちゃんと出てない・・・ですよねえ?最後の方に登場する、顔が見えなった人ですかねえ・・・。2人で会話してるのに、あの人だけ不自然に顔が出ないから・・・って理由ですけど(笑)。私が気付かなかっただけかしら。

◆ アイ,ロボット (9/7(火)新宿朝日生命ホール)
http://www.foxjapan.com/movies/irobot/
よかった!すごいよかった!久々のSFらしいSFっていうか(笑)。最近SFでもスペオペ系ばっかり見てたので”やっぱいいなー!”なんて。
原作はアイザック・アシモフの短編集「われはロボット」。優れたSFは本当に奥が深い!!
主演はウィル・スミス・・・なので、それだけで見たい!ってファンも多いのでしょうけど、監督が「クロウ」、「ダークシティ」のアレックス・プロヤス!!(これが私のツボでした。)
映画見る前は、あのロボット(←形)がいただけなかったのですけど(笑)、監督のインタビューを読んでたら、わざとあんな外観にしたんですって。 よくある?ロボットは絶対やめる・・・って事で、ハンス・ベルメールの球体間接人形や、自動車の衝突実験用の人形とかいろんなアイデアを組み合わせたんだそうです。 すごいよね〜・・・。

◆スニーク・プレビュー(THE NOTEBOOK) (9/1(水)新宿 明治安田生命ホール)
http://www
アメリカのベストセラー、ニコラス・ゴズリング作「きみに読む物語」っていう小説の映画化だそうです。
とある療養所で過ごす老女。老女に本を読み聞かせる老人。男が読んであげる小説は既に何回か読んだことのあるもの。でも、アルツハイマー病を患っている女性はそれを思い出せずに耳を傾ける・・・。
実は2人は若い頃にドラマティックな大恋愛をした末に結ばれた夫婦で、男が読んでいた小説は、昔、女性がふたりの想い出を書いたもの。
映画は2人の若い頃の思い出の合間に、現在の療養生活を交差させて進んでいきます。
若い頃の思い出は・・・裕福な一家が夏の間だけ過ごす田舎での一夏の恋。身分違いの恋を母親にとがめられ、ケンカ別れ。別れて過ごした年月の間にあった環境の変化。再び出会ったときの迷い。
これだけならありがちなシチュエーションでクサイお話しになるんでしょうけど、若いカップル役の2人がとってもステキで知らず知らずのうちにひきこまれてしまいました。
それと、お話し的にも今の社会で老いたときに誰もが1度は抱くであろう不安を絡めてて。アルツハイマー病の女性は、自分の夫だけでなく子供や孫の顔さえ思い出せないのですが、ときどき自分に戻るんです。そのとき、自分が記憶を無くしていることを知っていて、”私、どれくらい遠くにいってた?”って男に確かめる。男は”この間は5分もなかった”と。わずか数分の間にお互いの愛情を確かめ合う・・・その途中に突然彼女は自分を失い”あなたは誰?!と泣き叫ぶ”。
実は男の方も心臓病の発作で倒れた事があって健康!という状態ではないのですが・・・ある夜、男が病室に女性を訪ねていったとき、女性は偶然記憶を取りもしてる状態で、2人は添い寝して過ごします。
翌朝起こる”奇跡”には涙が止まりませんでした。
ラストだけでなく、後半は静かな涙が止まらなくなるかんじで、ホントにハンカチが離せない状態でした(苦笑)。
・・・凄くすてきなカップルのお話でした。


今月観た映画:8月分 >>>

◆ヴァン・ヘルシング (8/28(土)渋谷渋東シネタワー)
http://www.vanhelsing.jp/
面白かったですー!予告編のイメージはダークというか、ゴシックなシーンがいっぱい出てたんで”UNDERWORLD”の中世版を想像してたんですが、さすがは「ハムナプトラ」のスティーブン・ソマーズ(笑)。ヴァン・ヘルシングはヴァチカンに雇われてる?モンスター・ハンターって役どころで、冒頭からモンスターと闘うシーンから始まります。
ヴァチカンの中に、まるで007みたいな兵器研究所?みたいな施設があったりして凄いの(笑)。結構ヒーロー系コミックのノリですね。こういうの大好き♪でも、ドラキュラの3人の花嫁が空を飛ぶシーンは凄かった〜!!

19世紀のヨーロッパ。
ヴァチカンの秘密組織の指示でモンスター退治をするヴァン・ヘルシングは同じくヴァチカンの組織で兵器開発をする修道僧カールとともに、トランシルバニアのドラキュラ伯爵を倒す命を受ける。トランシルバニアで代々ドラキュラと戦い続けているヴァレリアス一族の王族を助ける役目もあったが、ドラキュラ伯爵とその3人の花嫁は、生き残った王族の兄妹うち、兄のヴェルカンを狼男に変身させ、ドラキュラ伯爵の野望を実現させるため利用しようとしていた。しかし、計画は失敗。実現させるためにはフランケンシュタインを手中にすることだったが…。ってなかんじのお話です(笑)。
伝承ではヴァンパイア退治に効くのは銀の弾丸、十字架、にんにく・・・とかって知られてますけど(?)、この映画では全く効かないんです。(でも、ドラキュラの花嫁には効いてたなあ・・・)じゃ、何を持って退治できるのか?
それが過去の記憶を無くしているヴァン・ヘルシングの生い立ちと関係ある・・・っていうストーリー!ヴァンパイア、フランケンシュタイン、ハイド(ジキル博士とハイド氏)、狼男・・・モンスターがいっぱい出てくるんですけど、ほんとにうまくストーリーがまとまってます(笑)。
ラストは第二弾あるのかな〜??ってかんじだったんですけど、どうなんだろう(笑)。(その前に「ハムナプトラ3」だよね!) 

◆LIVE FOREVER (8/14(土)渋谷シネマライズ)
http://www.wisepolicy.com/liveforever/
LIVEよくできた映画でした。
英国の事情がわからない私には、音楽が流れるだけで”うわ〜♪”ってミーハー的な反応しちゃうだけなんですけど(笑)、ブリットポップを当時の世相(政権交代)と合わせて検証したようなかんじの流れで、”こういう見方があったのかー!”って勉強?になりました。
日本にいたらrockin'onとかを通じてしか伝わってこなかった事だけど、それ以外にも大きな潮流だったんだなーって。oasis×blurって構図にしてるんで、他のバンドのインタビューも、”oasis×blur”っていう状況が起こった経緯をこう見ていた・・・とか、当時自分達はどう思っていたか・・・って視点での話しになってました。
実はブラーがあんまり好きでなかったのですが(グレアムは好きなんだけど)これ見たらデーモンが好きになった(笑)。
でもね、やっぱ一番パワー感じたのはOASIS・・・特にリアム!なんだろ?あの揺るぎない自信(笑)。

◆ リディック (8/11(水)渋谷)
http://www.riddick.jp/
「ピッチブラック」から出てるキャラもいるんですけど・・・話しの展開が全然違ってて壮大なSFになってました♪こういうSF映画は久々で嬉しい!
「ピッチブラック」はある惑星に不時着した宇宙船の乗員達(それぞれワケ有り)が暗闇で活発に動き出すエイリアンの大群と闘う・・・ってかんじのお話しだったんですけど、今回のコンセプトは”同じ星には行くな!”、”同じクリーチャーは出すな!”っていうところから始まったそうで。
で、「エイリアン」シリーズみたいな続編にはならなかったみたい。ヴィン・ディーゼルが”リディック”を気に入ってたのも大きかったのかも・・・。今回は星から星を渡り歩いて征服していく”ネクロモンガー”と、いろんな”しがらみ”で立ち向かうハメになってしまうリディックのお話し。
ラストシーンが強烈で、”ええーっ?!まじかよー!”みたいな(笑)。”こっから先はどうなるのー!!!!”って(笑)。(3部作の予定らしいのですが、次回作の予定は未定だそうな<苦笑>。)
基本的に悪人ばかり出てくる映画なんで(笑)、邪悪なムードいっぱいなんですよね〜・・・思い出す限り、誰一人として笑顔を見せるシーンがなかった(苦笑)。(うすら笑い・・・はあったけど)
そんな所もヘヴィーで新鮮♪
SF映画、アクション映画好きにはオススメ!(それ以外の人はoutだと思うけど<笑>)

 

今月観た映画:7月分 >>>

◆ キング・アーサー (7/25(日)渋谷)
http://www.movies.co.jp/kingarthur/
ジェリー・ブラッカイマーにしては華美な雰囲気がなかったんですけど、出てる俳優さん達がズラっとカッコいい人だらけでした(笑)。
アーサー王役の方もかっこよかったんですけど、ランスロット役の人がねー、甘いかんじでよかったです♪
トリスタン役の人もよかったな(笑)。 年齢が上の方は、存在感すごかったし。 でも私のお目当てはキーラ・ナイトレイ(笑)。
公開2日目のレイトショーの時間帯に見たのですが、渋谷はガラガラでした。 いい映画なんだけどな〜。

脚本は「グラディエーター」の方なんだそうですが、「グラディエーター」で資料を集めていたときに、面白い資料を見つけ・・・それが今回の元ネタらしいです。
最近発見された史実を元にしたお話しにしてるそうで・・・”アーサー王と円卓の騎士”っていうとファンタジー系かと思って観に行ったのですが、「トロイ」みたいな歴史ものになってました。実在の人物ってかんじ。
マーリンも出てくるけど、あんまり魔法使いみたいなシーンはなかったし、グウィネヴィア姫とアーサー、ランスロット・・・っていう三角関係もなくて(ランスロットが気にしてるようなシーンは出てくるんだけど戦死しちゃうし)、今までに映画や小説、舞台で演じられてきたような「アーサー王」とは違うみたい。
そうそう。「ぴあ」に「キング・アーサー」の特集が載ってたんですけど、元のお話しがヨーロッパの各地に広まった後、各地でその土地の伝承と結びついたり、さらにキリスト教の色が入ったりして大掛かりな物語になっていった物をまとめたのが「」だそうで、現在みんなが知っているアーサー王伝説っていうのはコレなんだとか。
映画では、時代的に400年代くらいのお話し。最近「ダ・ヴィンチ・コード」とか読んでたので、この時代のローマ、キリスト教の時代背景が”あー・・・本で書いてあったやつだ!”とか思い出されてよかったです♪ やっぱ歴史は知っとくほうが面白い。
ローマに翻弄される雇われ騎士の心情、友を思いやる優しさが段々王としての威厳に変っていく部分が見事でした。

◆ サンダーバード (7/22(木)日本武道館<JapanSuperPremire>)
http://www.thunderbirds-movie.jp/
出演者の挨拶があるプレミア試写会。
トレイシー・ボーイズと呼ばれる兄弟の役をやった5人と監督が来日・・・
でも会場の多くは吹き替え版の声と主題唄を担当するV6を目当てにしてた方も多かったかもしれないです(笑)。 まず本編上映の前、イベント(フォトセッション入れて)が30分くらい。
最初にV6が登場して主題唄を披露した後、司会の方が登場してV6のメンバーさん1人1人に感想(今回担当することになった事について)を聞いてました。
そのあとトレイシー・ボーイズが1人ずつステージに登場(声を担当するメンバーとハグしてました)し、最後に監督が登場。出演者にも映画についてコメントもらったあと、”吹き替え版の雰囲気を味わってもらう”ということで、俳優さん達が英語で答えた内容をV6のメンバーが日本語で(←その場で通訳の人が教えてる)喋る・・・っていうのをやりました。
最後のフォトセッションはスチール用とカメラ(TV)用とかで、出演者、監督、V6が客席をバックにしてポーズを決めるってかんじでした。(これはそのうちCMで流れそうな予感<笑>)。
さて・・・本編の感想なんですけど。
まだ救助隊のメンバーに入れてもらえない末っ子の高校生アランが、ある事件の解決を通して救助隊のメンバーとして認めてもらえる・・・っていう番外編的なストーリーでした。一応オリジナルに登場してたキャラは殆どいるんですけど、ストーリーの対象がファミリー向けって印象・・・子供が大活躍!みたいな。「スパイキッズ」の英国版ってかんじ。(「ぴあ」の特集では”オリジナルが知られていないアメリカと見たことがない若い世代向け”書かれてた・・・まさにその通り!)
監督も引きうけるまで「サンダーバード」は知らなかったとか。そのせいか、ファンにとってのツボっていうのがあっさり飛ばされてるなー・・・って思いました。
映画としては面白いんだけど、オリジナルでファンの心を掴んだ大事なところが抜けてるかんじ。
(オリジナルって、一般の機関では助けるのが困難な状況での”人命救助”っていうのがメインだったと思うんですけど、今回はあんまり”救助”はメインじゃなかったし。 フッドもただの金庫破りだったし(苦笑)。チャイニーズ系だったミンミン(映画ではティンティン)は何故かアフリカ系だったし。(このへんはアメリカ向けなのかな?)
あ、でもメカは一通り出てくるから、サービス精神旺盛だなー!とは思いました(笑)。)

これは、オリジナルとは”別物”を割りきって観に行くことをオススメ。
うまい比較じゃないと思うけど、「ハリポタ」と「LOTR」でいえば「ハリポタ」ですね。しかもハリポタの「1」でも「2」でもなく「3」。(でもキュアロン監督は深い。)

◆ セイブ・ザー・ワールド(7/14(水)有楽町 )
http://www.

◆ スパイダーマン2 (7/11(日)渋谷 渋東シネタワー )
http://www.spider-man.jp/
http://www.sonypictures.jp/movies/spiderman2/
「1」も悩み多き青年でしたが、今回はストレスでパワーが落ち込むとこまでいってしまうっていう(笑)。結構あちこちに面白いシーンっていうか、”ダメ”なシーンがいっぱいで、日本の特撮ヒーローに慣れ親しんでると、”ヒーロー”なのにこんな描き方していいの?!?!って心配しちゃう部分があったんですけど・・・見てるうちに”ああ・・・それでスパイディーって愛称で愛されてるんだなあ・・・”っていうのが分かりました。
ドック・オクと電車での格闘シーンでは、思わず泣きながら応援してしまったし・・・(苦笑)。ボロボロのスパイダーマンをドック・オクからかばう市民の姿は”私もー!”って思ったし(笑)。
に、しても・・・ドック・オクとのシーンは思い出しても本当に凄かった〜。よくこんなことを考えるよなー!ってかんじで唖然でした(笑)。動きが凄いんだもの!!
私、ティム・バートンの「バットマン」が大好きなんですけど、サム・ライミの「スパイダーマン」はちょっと通じるものがあるような気がしました。
昔のティム・バートンのような内面的な暗さはないんですけど、コミックキャラなのに、凄く真剣に世界観を深堀りする所は同じような・・・。
でも、「2」で一番嬉しかったのは最後の方でウィレム・デフォーが登場したとき!! おもわず”きゃ〜っ♪”ってかんじでした(笑)。 もー、出るなら出るって映画評で書いておいてよ(笑)。もしかして「3」も出るかしら???わくわく♪

トビー・マグワイアは「シー・ビスケット」の撮影後6週間?くらいで撮影に参加したとかで、いくら筋肉をつけるためトレーニングしたといっても、やっぱ頬がコケてるように思いました。でも、今回はストレスで悩むような状態だから、ある意味雰囲気出てたかも??(笑)。
そうそう!表向き??には「シービスケット」の撮影で背中を痛めたために撮影時期を遅らせて欲しいって行って来た・・・ってウワサがありましたけど、「スパイダーマン」でそれを茶化すようなシーンがある・・・って聞いたんですよね〜。それって壁から落ちて”腰が痛い!”ってシーンですかね??←本編見ながら”あ?!”って思った私でした♪

※ハリポタ上映開始後にスパイダーマン2が始まったんですけど、ランキングではハリポタが圧倒的に優勢!(時期的に夏休みなせいですかねえ・・・。)

今月購入のDVD:7月分 >>>

7/11の夜は参院選の選挙速報が全局何時間もぶっとおしで放送される・・・って事でDVDを容易♪やっと買いました!ハリポタ「賢者の石」と「秘密の部屋」!両方とも期間限定ハリウッドプライスで1本1500円♪←しかも2500円分はHMVのポイントを使用したのでかなり安くGET♪ ハリポタは映画でも何回か見に行ったんですけど、更にレンタルで数回借りてたくらい好きなんで、幸せですぅ(^-^)・・・でもDVDで買っちゃうと見なくなったりして(笑)。

◆ ハリーポッターと賢者の石
http://www.

◆ ハリーポッターと秘密の部屋
http://www.


今月観た映画:6月分 >>>

◆ ハリー・ポッター / アズカバンの囚人 (6/19(土)新宿 )
http://www.harrypotter.jp/
「ハリポタ」・・・久々にスクリーンで再会する子役達がすーっごい成長してて”あらー!かっこよくなっちゃって!!”みたいな(笑)。マルフォイ役のコもかなり変わったなーと思ったんですけど、ネビル役のコもちょっと痩せたかんじがしましたねー・・・。それとロンの双子のお兄さんは髪がちょっと長めになっててかっこよくなってた(笑)。
見るまでは”どうだろ?”と思ってたルーピン先生(私が原作で大好きなキャラなのです)もスクリーンで見たら”納得!”なかんじでよかったです♪時間の関係で原作でカットされてるシーンが多いんですけど、ルーピン先生とハリーのエピソードは結構残ってるんで・・・印象的にハリーに次いでどのキャラより出番が多いかんじ。
しかし・・・すごい展開が早くて”ええー!あの場面をはしょったら通じないんじゃないの?!”って、原作知らない人の反応が心配になってしまいました。
っていうか、この先もこのシリーズ見ていくつもりなら、そろそろ原作読もうよ・・・ってかんじなんですけど(笑)。
ブラックが投獄されていたアズカバンがどれだけ酷いところか、ディメンターがどれだけ恐ろしい存在なのか、なぜブラックは脱獄してでもホグワーツに来なくてはならなかったのか・・・映画では殆ど説明無しだったり、描写が不十分なまま先に進んでしまう部分が多かった部分が、もちろん原作では詳しく書いてあるんです。
”忍びの地図”にまつわるお話しもハリーのお父さんがホグワーツの学生だった頃からあった物・・・だとか、ハリーのお父さんが学生の頃にどれだけ親友と仲よく、信頼しあっていたか・・・スネイプ先生がハリーを毛嫌いするのはその頃からの因縁?に溯るっていうのも詳しいエピソードが出てくるし。
そういうところこそ!原作が世界中で読まれている魅力なのにな〜。
1、2作目を監督してたクリス・コロンバスは原作の大ファンだったせいか、かなり原作に忠実なストーリー展開してたんですけど、今回のキュアロン監督は監督を引き受けるまで原作を読んだことがなかった方なんだそうで・・・わりと客観的に自分が一番気になる部分、印象深い部分を取り上げたかんじがしました。そのヘンの差かな?って想像するんですけど・・・まー・・・原作に忠実な描き方してたら1話分だけでLOTR 3部作くらいのボリュームになりそうですけど(笑)。
キュアロン監督は人物の内面描くのは独特の才能があると思うけど、CGを使いこなすのはあまり得意でない・・・ってうか、こだわりが薄いように思いました。そのへんがちょっと物足りなかったかなー(笑)。

でね、原作読んだことのない人に”面白かった”って言われると・・・”ほんとに分かってるのかー!”って小一時間問いただしたくなる今日この頃(笑)。だってねー・・・あのシーンに至るまでにはこういう事があって、あのシーンだってこういう事情あるんだからー!!!・・・みたいな(笑)。

そうそう!映画公開前にネットで流れていたキャスティング情報で、イアン・ブラウンは4作目に出るっていうのがあったけど、「アズカバン〜」に出てましたよね??”漏れ鍋”のシーンで。”あれ?4作目じゃなかったの??”ってスクリーンに向かって一人でジタバタしちゃいました(笑)。セリフ無し、数秒・・・でも画面真中にアップ!なので見逃しようがない(笑)。

◆ 21グラム (6/8(水)渋谷渋東シネタワー )
http://www.21grams.jp/
私は見てないのですけど、デビュー作「アモーレス・ぺロス」が世界的に評価されたアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の最新作。 この作品でベニチオ・デル・トロとナオミ・ワッツアカデミー賞にノミネート。 (ショーン・ペンは「ミスティック・リバー」でオスカー受賞)
人は死ぬときに21グラム軽くなる・・・
というのは、昔、アメリカで実験した医者がいるそうです。5体の患者が死ぬときの重さを量って、その平均値が21.3グラムだったとか。でも犬では体重の変化がみられなかった事から、”21グラム”は人間にしかない心(魂)の重さだ、と。その後の検証では、この実験はずさんで、データに信憑性もなく、現在は否定されているそうなのですが。
その”21グラム”が映画のタイトル。
半年くらい前に予告編を見てから、この”21グラム”というキーワードが頭から離れず、ずーっと待っていた1本でした。しかもベニチオさんも出てるし!!(←好きな俳優さんの1人)
心臓に欠陥があり、余命1ヶ月で心臓移植を待つ大学教授ポール(ショーン・ペン)。 少年の頃から何度も刑務所に入っていたが、今は敬虔なクリスチャンとなり家族とともにつつましい生活送っているジャック(ベニチオ・デル・トロ)。 薬物中毒になった事もあるが、家族の支えで立ち直り、今は夫と2人の娘と幸せな生活を送っているクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)。
ある日、ジャックが家へ帰る途中、クリスティーナの夫と2人の娘を轢いてしまいます。クリスティーナが病院にかけ付けたときには2人の娘は既に死亡。夫は手当ての甲斐なく脳死状態・・・医師から臓器提供を促されます。 心臓はポールに移植され、その後、無事に回復したポールは自分の心臓をくれた人のことを探偵を使って調べ出し、家族を失ったクリスティーナと事故を起こしたジャックのことを突き止め、クリスティーナに近づいていきます・・・。
なんとなく・・・ある意味ストーカーのようにクリスティーナを調べて近づこうとするポールの姿を見ていたら、クリスティーナとポールがお互いを気に掛けてしまうようになったのは、”心臓”のせいじゃないかな?なんて思わずにはいられないかんじなんですよね。
ただの肉の塊にしかすぎない臓器だけど、元の持ち主の魂が宿っているんじゃないか・・・って。
主要な3人の時間軸がバラバラに進んでいくので(過去と現在がバラバラに繋がっている)、最初の方は今見てるシーンがどの辺りなのか分からなくて”何?何??”ってかんじでした。でも、中盤くらいから大体の人間関係、事件のあらましがわかってくると、その先の展開が怖くてハラハラします。でも、こっちの予想を裏切るラスト。
分かりにくい構成なのに、ドキュメンタリーを見てるような気持ちになりました。

◆ デイ・アフター・トゥモロー  (6/5(土)渋谷渋東シネタワー )
http://www.foxjapan.com/movies/dayaftertomorrow/
見応えありましたー!
もう、始って数分で”事件”が始るんで、一気にドキドキっ。まじで全編ジェットコースターみたいでしたねえ・・・うわーっ!ってシーンの後に落ち着いて、またスグに”うわーーーーーっ!!”みたいな(笑)。
地球温暖化の影響で南極の氷が溶けて海流に異変が起き、超大型の低気圧がいくつも発生して、氷河期が訪れる・・・ってお話し。
実際、アメリカの研究機関の想定で10年くらいの期間で起きるであろうと予想されている変化を映画の中では数週間に短縮しています。

氷河期時代のマンモスが発見されたとき、その胃袋には未消化の食べ物が残っていた・・・とかありますけど、映画の中でもマイナス何十度っていう寒気が大規模でやってきて、あっという間にすべてが凍ってしまうシーンがあります。
どこまで”本当”になるのかわかんないけど、”うわー、こうなるのかー”、”こうやって逃げればいいのかー!”なんて半ばドキュメンタリーを観てるような気持ちでした(苦笑)。
映画では、南部に住む古気象学者が異変を検知し政府に対策を迫るものの相手にされず、そのうち世界的に集中豪雨、巨大なひょう(ぶつかると死ぬくらいの大きさ!)、ビルを破壊するほどの竜巻が勃発。ようやく政府が本腰を入れて対策をたてようとしたときには既にNYは氷河期の一歩手前で大多数の人々が凍死。
そんな中、古気象学者はNYに出かけたきり帰る手段が絶たれた息子を助けるため、仲間と共に助けに向かう・・・ってストーリー。
途中で亡くなってしまう人達も多いんですけど、みんなカッコいいんですよ。不謹慎かもしれないけど。
たとえば・・・一人でも多くの人類を助けるために研究所に残ってデータを集める研究者達のシーンで、これが最後の燃料・・・みたいなシーンがあるんですわ。救助の手もこないからもう時間の問題・・・そんなとき最後に残った年代物のスコッチを”これも燃やすか?”と仲間の1人が手を伸ばすと”何言ってる!年代物だぞ!”って別の人が怒って・・・グラスを取り出してみんなで飲む・・・っていう。もう、最後にジタバタする人がいなくてさー!そんなのないよ!って思うんだけど・・・泣けます!
そうそう・・・大抵、他人を踏みつけてでも自分が生き延びる!って意地汚くなって、結局そいつが死んじゃう・・・って展開ありがちですけど、そういう嫌なヤツが出てこない映画でした。
エメリッヒの映画っていいな♪

6/8付けyahoo!のニュース(ソース:毎日新聞)に紹介されていたのですが、このまま温暖化が進むと100年後の東京は気温が約1.5度上昇。今は35度なんて気温は一部の地域で観測されるくらいですが、その範囲が拡大するんだそうです。リアリティーありすぎでヒヤっとする映画です。100年後とか言ってるけど、もっと早いかもしれないですよね。

今月購入のDVD:6月分 >>>

デイ・アフター・トゥモロー見たら、エメリッヒの「インディペンデンス・デイ」が欲しくなって、”今ならxxが付いてくる!”っていう2コパックで1500円っていうのを買っちゃいました!カップリング?は「ダイ・ハード」とか色々あったんですけど、私は「ムーラン・ルージュ」とのセットをGET!

◆ インディペンデンス・デイ
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◆ ムーランルージュ
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今月観た映画:5月分 >>>

◆ クリムゾン・リバー2/黙示録の天使たち  (5/29(土)渋谷渋東シネタワー )
http://www.cr2.jp/
うーーーん。1作目(当時、フランスで大ヒットした小説の映画化)が面白かったんで見に行ってみたものの・・・「クリムゾン・リバー2」とあるけど、ニーマンス(ジャン・レノ)が出てる以外はあんまり続編ってかんじがしなかったです。シリーズ物として考えるなら個人的にはイマイチ。でもこの作品単体で見るなら、まあまあ・・・かな?
内容は「セブン」+「インディー・ジョーンズ」+「ダイ・ハード」みたいな・・・ストーリー的にはハリウッド映画のようにミーハーなのに、分かりやすさに欠けるから、な〜んか中途ハンパってかんじが否めませんでした。
(※この後1作目を観なおして思ったんですけど、1作目のニーマンス警部って結構人付き合い苦手っぽいってかんじがあったのに、今作はフツーにいい人っぽかったですね。

◆ エージェント・コーディー (5/27(木)銀座ガスホール<試写会> )
http://www.movie-eye.com/agentcody/
高校生版スパイキッズ、もしくは高校生版007。アメリカで凄いヒットしたと聞いて期待してたんですけど、ストーリーはともかく映像がしょぼくてちょっと期待ハズレ。どうせ制作費が少ないならばもっと徹底してB級ノリにすればよかったのに・・・なんて思ったり(笑)。まー、そこも魅力なのかもしれないけど。結構とぼけてて(笑)。
あ!途中でVINESの"GET FREE"が流れました!←ヒトリで激しく反応(笑)。
面白かったんだけど、例えば1000円とか1800円払ってまで見る価値あるか?って聞かれると、出演者のファン以外にとってはどうかなあ??ってかんじ。気楽に楽しみたい気分ならお薦め。 割とコミカルだし。
2作目決定だそうなので、次回はもっとゴージャスになることを期待!(笑)。
そういえば、多分「ハムナプトラ」シリーズに出てる神官の人が悪役側で出てた。名前知らないのでキャストの名前出てもわかんなかったんですけど。この人は最後まで引っ張るんで(笑)、もしかすると次回も登場かな??

◆ キル・ビルVOL2 (5/26(水)渋谷 東急 )
http://www.killbill.jp/
よーーーやく解決しました!!「キル・ビル1」は謎だらけでしたからねー(笑)。すっきりした! 1作目は派手に闘うシーンが多かったですけど、今回は全体的に静かなかんじでありながら・・・それが逆に、いつ何が起こるか予想つかない不安感があって緊張しました。
ほんとにタイトル通り”KILL BILL”でしたねえ・・・でも、私、ビルが好きです。
だってさー、子供の将来を想って逃げ出したくなったブライドの気持ちは当然だと思うけど、裏切られたと思ってしまったとき、愛情が悔しさとか暴力になってしまったビルの気持ちも責められるものではないと思うんですよ。

◆ トロイ (5/22(土)新宿 )
http://www.troy.jp/
一般公開初日、新宿まで「トロイ」を観てきました 。今、歌舞伎町の広場に映画で使われた木馬が飾られてるんで、それが見たくて(笑)。
直に見た木馬は・・・ すーーーーごい大きかった!(←分割して空輸したそうです)
映画の中では最後の方に出てくるんですけど、”うわー!さっき広場にあったアレかー!”って結構感激です(笑)。
ブラピ、オーランド・ブルーム、エリック・バナ、ショーン・ビーンと、主要キャストがかっこいい俳優さんだらけ(笑)。正直、演技がどうの・・・っていうより”かっこいい〜っ!”ってかんじで観ちゃった(笑)。 (っていうか・・・同世代どうしだとわかんないんだけど、ピーター・オトゥールを前にしたブラピは赤子のようでした<苦笑>。素人がいうのもナンですけど<苦笑>。)
でも観ていて一番強く思ったのは”武士道”・・・かな。
元になってる「イリアス」を読んでないので、脚本でそういう風にしたのかわからないのですけど、戦い方とか、相手の武将に対する敬意の払い方(卑怯な事もあるんだけど)・・・出演してるのはハリウッドの俳優さんで、舞台もエーゲ海なんですけど。 結構サムライ映画ってかんじかも。
落ち着いたらもう1回見に行きたいな♪ こういうブラピも滅多に見られないから、貴重よね(笑)。
豪華なキャストに比べると興業成績がいまいちなせいか??”脚本が悪い!”みたいな映画評も読んだけど、私はよかったと思うけどな〜。

◆ ビッグ・フィッシュ (5/15(土)渋谷 渋東シネタワー)
http://www.big-fish.jp/
最後の10分くらい泣き通しでした(苦笑)。 誰がなんと言おうと、絶対お魚だったと思うわ(笑)。 あのお話しが本当!・・・って思ってしまう。
身長が5mもある巨人が街にやってきた話し。お父さんが小さい頃街はずれにあった古い館に住む魔女に、自分の将来を見せてもらった話し。お母さんに一目ぼれしたものの、”誰か?”がわからず、唯一手がかりを知っているサーカスの団長の元で3年もタダ働きした話・・・
・・・でも息子は大きくなるにつれて、それが”楽しい話し”というより”なんでそんなホラ話しをするんだ!”と思うようになり、末期ガンでベッドに伏してしまう父を見舞っても、つい苛立った態度をとってしまう。
子供のころ、家を空けることが多かった父の姿に”もしかして、他に好きな女の人、別の家庭があるのでは?!”とすら疑うこともあった・・・というのも父を疎ましく思うようになった一因なのですが、ある時、子供の頃聞かされた”嘘”だと思っていた街の名前が書かれた書類を発見し、”何が真実だったのか?”確かめに行きます。

エンディングでパール・ジャムの曲が流れるんですけど、映画に合わせた書き下ろしの曲だったそうで、歌詞がすごい響くんですよ。(←字幕が出てる)ユアンが若い頃を演じてるエピソードはおとぎばなし系でどれもステキなんですけど、CMでも流れてるサーカスでの出逢いのシーン(本当の恋ならば、時間が止まる・・・ってやつ)と1万本の水仙の中でプロポーズするシーンはホントにうっとり♪
それと現在を演じてるアルバート・フィニーとジェシカ・ラングがバスタブの中で抱き合うシーン。ここは凄く・・・よかった。セリフは殆どないんですけど、とっても心にくるんです。
そして、最後に”ホラ話し”を嫌っていた息子が、父親に話す最高のおとぎばなし。 本当に感動。
お父さんと息子の関係なんですけど・・・親と子供の関係って部分では私も身にしみる部分もあって。
また1本お気に入りの映画が増えました。

◆ レディ・キラーズ (5/13(木)有楽町 東商ホール)
http://www.movies.co.jp/ladykillers/
コーエン兄弟最新作。
映画が始まった瞬間から”すごおおおおおい!!!さすがだわ〜〜っ!!!”ってかんじで私は目がハートでありました(笑)。映像が素晴らしいのです。こういうの大好きで♪最初”なに?”って思ったシーンが見事に最後のシーンに繋がるストーリーにも”すっげー!”としか言葉が出てこなかった(笑)。
コーエン兄弟の映画って音楽もステキなんですけど、今回もよいです。「オー・ブラザー」とは違うかんじで・・・今回は信仰深い黒人のおばあちゃん(おばさん??)が出てくるんで教会のゴスペルみたいなのもあって新鮮。
主演はトム・ハンクスなのかな?でも、おばあちゃんとその飼い猫が最高!トム・ハンクス・・・今まで何本か見てるけど、”いい人”ぶりがあんまり好きになれなかったんですよねー。けど、この映画のトム・ハンクスは好き♪初めて凄い俳優さんなんだなー・・・って思った(笑)。

◆ パッション (5/8(土)新宿 テアトルタイムズスクウェア)
http://www.herald.co.jp/official/passion/
初めてテアトルタイムズスクウェアで映画を観ました。中は最近のシネコンみたいな作りで全席階段状になってて見やすいかんじ。 でも、椅子がちょっと堅かったかなー。 お行儀よい姿勢で見ないとおしりが痛くなる(笑)。
キリストが十字架にはりつけにされる12時間前から復活までの話しで、聖書を知ってるのが大前提。
いきなり夜の森?で一人の男が祈っているシーンから始り、周りで眠っている仲間らしい人達を起こして話しをしているところへ兵士達がやってきて男達を連行する・・・のですが、その間、スクリーンに登場している人物が誰なのか、周りの人達との関係は何なのか?殆ど説明ないですから。 なんとなく”あ、この人がイエス?”ってかんじで。
聖書を知っている人にはすぐに想像つくシーンなのでしょうけど・・・
不当な裁判、民衆の暴動を押さえるために十字架刑の判決を下すことを選んだ総督の立場、鞭打ち刑で立ち上がれないくらい身体中を鞭打たれるイエスの姿、薄ら笑いで刑を遂行する兵士、全身に酷い傷を負っているイエスの姿を見ながら、それでも”死刑を!”と叫ぶ民衆の姿・・・誰かの視点で観たストーリーではなく、客観的に話しが進んで行くので”どう感じるか?”、”何を思うか?”が観客に委ねられてる映画でした。
宗教の事はわからないのですけど、鞭打ち刑のシーンを見ながら私がアタマに浮かんだのは今のイラク情勢のことでした。

パンフレットの1ページ目、序文として書かれていたメル・ギブソンの言葉です。
「地球は今、憎しみや戦争によって引き起こされた恐怖によって、苦しみ泣き叫んでいる。
このような時代にあって、人は皆、心の中の空虚な思いを埋めるために、
より崇高なものに立ち返ろうとするのではないだろうか。
映画「パッション」を観た人達が、我々の罪を償うためにイエス・キリストが味わった恐ろしい苦難を目にし、理解することで、
希望、愛、赦しのメッセージを受け取ってくれたらと願っている。
そして彼の途方の勇気と犠牲が、心の深いところに影響を与え、
正しい道へ向おうと考えてくれたらと思う。」
ちなみにセリフは当時に合わせてすべてアラム語とラテン語で、英語の字幕。 (英語の字幕がついている部分のみ日本語の字幕が出てます。)

◆ ホーンテッド・マンション (5/1(土)渋谷 渋東シネタワー)
http://www.disney.co.jp/haunted/
ディズニーランドのアトラクションにちなんだ映画が数本ありますけど、これもそのシリーズ?の1本。タイトル通り”ホーンテッドマンション”の元になったエピソードが出てきます。
エディー・マーフィー演じる不動産屋。奥さん宛に”家を売りたいので見に来て欲しい”と電話があります。売り主は奥さん1人で見に来て欲しいと依頼するのですが、家族旅行を計画していた一家は旅行の途中に全員で寄ることにします。 屋敷の主人は”この家には想い出がありすぎるので手放したい”と言うのですが・・・実は祖父が身分違いのメイドと恋仲になり駆け落ちしようとした矢先、彼女に自殺され、それを哀しんだあまりに自分も首を吊って自殺したと。(アトラクションの最初に天井から首吊りした影がありますが、アレです)
今でも屋敷には自殺した彼女をはじめ、天国に行けないゴーストがいっぱい・・・。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」は大人でも観れる映画になってて面白かったけど(出演もジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ・・・とクールなかんじだったし)、これは子供向け、ファミリー向けかなー。
アトラクションで登場するゴースト(いた!いた!ってゴーストがあちこちに!<笑>)やマダム・リオッタ(水晶に映り込んでる魔女みたいなひと。実は占い師だったのですね・・・私は悪いやつだと思っておりました)も登場。 聞き覚えのあるメロディーも随所に(笑)。
エンドロールの一番最後には、アトラクションの最後に聴こえるセリフが出てくるんで(ちゃんと訳が出てる!!)、最後まで席は立てません!(笑) ディズニーランドで”ホーンテッドマンション”好きな人は必見(笑)。 (それ以外の人の大人にはあんまりすすめないですけど<笑>。ファミリー向けです。)

今月購入のDVD:5月分 >>>

”1本買ったらもう1本プレゼント!”ってキャンペーンを色んなメーカーでやってるんですけど、GW中にツタヤに行ったら、通常2本で4000円くらいのヤツが、”ツタヤは更に1000円OFF!”になってたんですよ!(一応期間限定だったけど、期間過ぎてもやってた<苦笑>)
”2本で3000円?!なら超お買い得!!じゃん!!”と思って、ずっと欲しいと思ってたロミジュリのDVDを♪
カップリングはバズ・ラーマン特集(笑)で「ムーランルージュ」にしようと思ったんですけど、品切れのようだったので「アバウト・ア・ボーイ」に。これも大好きな映画でした〜。←原作も良いのですけど♪

◆ ロミオ+ジュリエット
http://www.
監督:バズ・ラーマン、レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ主演の「ロミオ+ジュリエット」

◆ アバウト・ア・ボーイ
http://www.
ヒュー・グラント主演の英国映画。

◆ パイレーツ・オブ・カリビアン
http://www.
ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ出演。5月の連休中、コレは繰り返して見ました!吹き替え版と字幕版を交互に♪


今月観た映画:4月分 >>>

◆ スクール・オブ・ロック (4/30(金)渋谷 渋東シネタワー)
http://www.schoolofrock-movie.jp/
すごい面白かったー! 最後のライブシーンでは思わず場内で拍手もおこるくらいでした(笑)。
ジャック・ブラックもよかったんだけど、子供たちが最高(笑)。 冒頭でもライブシーンがあるんですけど、”あー!いるいる!!”ってかんじですごい可笑しかった♪もう、あそこから引き込まれる(笑)。
可笑しいだけじゃなく、ちょっと考えちゃうところもあるんですけどね・・・。バンドで成功したい!と思い、夢を追う主人公。バンドの事を考えて、コンテストの前に主人公を追い出すことを決めたバンド仲間。自分の才能に見切りを付けて給料の貰える仕事についている昔のバンド仲間。
映画の最初ではライブでノってしまうと20分もギターソロをしたり、ダイブして中断したり・・・と自分が前に出る事だけ考えて好き勝手にやっていた主人公が、最後は自分の曲でなく他のメンバー(子供なんですけど♪)が創った曲でコンテストに出よう!と決めるんですね。 自分を信じてバンドを大事にするあまり段々周りが見えなくなってきた主人公が(だからメンバーに辞めさせられた)、メンバー全員で曲を作り演奏する・・・そういう根本的 なことに立ち返る事ができたんだろうなー・・・って。
でも、英語が分かったらセリフの面白さがもっとわかったんだろうな〜。 かなり音楽にからんだセリフいっぱい出て来てます。 こういう映画見るとすごく悔しくなるんですよね(笑)。

◆ ピーター・パン (4/28(水)渋谷 渋東シネタワー)
http://www.sonypictures.jp/movies/peterpan/
よかったー!「ピーター・パン」って映画でも題材に使われてたことありますけど、部分的に取り出したり、強調したりしてたと思うんですよ。
でも、今回の「ピーター・パン」はウェンディーが子供から大人に成長していく微妙な時期の心理、両親との関係、子供で居続けることを選ぶピーターとの対比・・・物語の根幹がしっかり描かれていてよかったです。
最後は「コールド・マウンテン」より泣いてたかも(苦笑)。
ピーター役のジェレミー・サンプターくんはこの映画ですごい人気出たそうなんですけど、映画見て”なるほどなー!”ってかんじ(笑)。ウェンディーとの出逢いのシーン、最高! ピーターが”影がくっつかなくなったー!”って膝を抱えて泣きそうになった表情はす〜っごいよかったです!
フック船長はジェイソン・アイザック。「ハリ・ポタ」でドラコ・マルフォイのお父さん役をしてる方です♪ か〜っこよかった!

◆ コールド・マウンテン (4/24(土)渋谷 渋東シネタワー)
http://www.coldmountain.jp/
ジュード・ロウ&ニコール・キッドマンの超お似合なツーショットに見惚れる映画(笑)。 はっきりいってストーリーより映像に見惚れてました(笑)。 でも、俳優さん達だけでなく景色がとっても美しくて!
映画初日の4/24、銀座の映画館でジュード・ロウの舞台挨拶があったんですけど、その前にTBS「王様のブランチ」で生出演があったんですよ。もー!!!すっご〜いカッコよくってーーーー!!!!なんだろうねー、あの魅力的な仕草ったらなかったわ♪ 目がハートになるかんじ(笑)。日本人には絶対ないアピールの仕方(笑)。 ちょっとオデコのあたり、髪の毛後退してたのが”あ・・・”でしたけども(笑)。
ストーリー的には、個人的に・・・最後の方はちょっと。あそこまで必死に生き延びたのだだから、二人で幸せになって欲しかったなー・・・と思ったけど(涙)。
この作品に限らず、私は、最後は女性がたくましいっていう展開って好きじゃないのですね(苦笑)。ああいう境遇に置かれたらそうなってしまうのかもしれないけど。
あ!でも個人的な趣味は置いといて映画としては素晴らしかったです。全体的にすごく・・・かわいらしいかんじ。(戦争だから、残酷な展開も多いのですけど。)
主演:ジュード・ロウ、ニコール・キッドマン。他にレニー・セルヴィガー(この映画でオスカー助演女優賞受賞)、ナタリー・ポートマン、ドナルド・サザーランド・・・かっこいい俳優さんがいっぱいでした。

◆ 25時 (4/11(日)恵比寿ガーデンシネマー)
http://www.25thhour.jp/
原作はちょっと前に読み終わってて、早く見に行きたかったんですけど、終了直前になってしまいました。それでも混んでましたね〜・・・さすが。
ほぼ原作通り。ストーリーは知ってたんですけど、本を読んだとき以上に泣きました。特にお父さんがモンティーを車で送るシーン。
スパイク・リー:監督、トビー・マグワイア:プロデュース、エドワード・ノートン:主演。
原作は2001年に発表されたデイヴィッド・ペイオフの小説。この映画の脚本も担当してるのですが、他にも色々やってて、もうすぐ公開の「トロイ」(ブラッド・ピット主演)もペニオフみたいです。

◆ ディボース・ショー (4/10(土)渋谷シネタワー)
http://www.divorce-show.jp/
コーエン兄弟監督、離婚関係専門の敏腕弁護士にジョージ・クルーニー、大金持ちと結婚し、離婚の慰謝料を狙う悪女(でもラブコメー系なので冷たい悪女ではないです)にキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。監督が監督だし、主演の二人もスゴイので身構えて見てたんですけど(笑)、振り返ると軽目のコメディーでした(笑)。「オー・ブラザー」よりも全然フツー。もっと気楽に見ればよかった(笑)。ジョージ・クルーニーの濃いカンジ、ほんと可笑しいです。

◆ ラブ・アクチュアリー (4/7(水)渋谷シネタワー)
http://www.loveactually.jp/
3回目です♪ 4/1からフジテレビの深夜で「24」の一挙放映が始まっちゃって、実は睡眠不足がピーク! 今日くらい早く帰ってちょっとでも寝よう!とは思ったんですけど・・・今週末で上映が終ってしまうので見納めに、と思って。 何度見てもヒュー・グラントの英国首相は似合わないなーって思うんですけど(笑)、大好きだわ〜♪♪♪この映画!
あ、「24」のムック本でキャスト紹介を見てたら、キンバリー役のコがキャロル・アン役だと書いてあってビックリしました。髪型違うせいかなあ・・・声の違い(声優さんと本人)かなあ・・・ムック本を読むまでわかりませんでした。


今月観た映画:3月分 >>>

◆ 恋愛適齢期 (3/31(水)渋谷シネパレス)
http://www.warnerbros.co.jp/somethingsgottagive/
これまたジャック・ニコルソン出演。 去年、「アバウト・シュミット」を見て以来ジャック・ニコルソンが好きで♪ いつも見てる映画より会話がすごく多かった気がする。 年齢的に色々微妙だったりすること、あったかーく描いてて面白かったです。

◆ N.Y.式ハッピー・セラピー (3/24(水)有楽町シネシャンテ)
http://www.uipjapan.com/ny/
アダム・サンドラーとジャック・ニコルソン出演。 アダム・サンドラーの映画って音楽の使い方がチャーミングで大好きなんですけど、今回はストーリーにも重要??なかんじで使われてて。 映画を見終わったあと、口ずさみたくなるかんじでした(笑)。楽しかった!
原題は「anger management」なんですけど、この邦題はまさにピッタリ! 2週ロックということで焦って観に行ったら、予想外に(人気ないからスグ終わるのかな?と思ってたんで)お客さん多くてびっくりしました。早過ぎるかな?と思いながらも30分前に着いたら、既に結構並んでて。時間までには満席になっちゃったらしい。 ロビーでのんびりするつもりで早めに行ったのに、立って並んでないといけないのはイライラしたけど、人気あってホっとしました(笑)。
アダム・サンドラー、もっと日本でも人気出て欲しいな〜。
あ、ジャック・ニコルソンも実は凄腕の精神科医って役柄はステキでした♪途中、”ホントに優秀なの?!?!大丈夫なのか〜?!”って思うんですけど(笑)。

◆ ペイチェック (3/17(水)渋谷渋東シネタワー)
http://www.paycheck.jp
ジョン・ウー監督最新作。
「ウィンドトーカーズ」は鳩が出てこなかったけど、今回は〜・・・鳩、飛びました!!(笑)。しかもウワサ通り”なんでここで?!”って所で(笑)。思わず”ばんざーい!”って両手挙げて喜びそうになっちゃいました(笑)
あ、でも、2丁拳銃はなかった・・・っていうか今回ジョン・ウーにしてはあんまり銃撃戦がなかった気がしますね〜。「フェイス・オフ」とか「M:I2」のようなダンスみたいな華麗なのはなかった。どうしたんだろ?何か変ったのかな??
あ!銃撃戦は少ないと思ったけど、研究所のセットとかマシンルームでヴァーチャルな映像を見せるシーンのCGがとってもカッコよくて驚きました。逆にジョン・ウーの映画でこういうのはあまり見たことなかったので面白かったです♪
主演のベン・アフレック・・・ってかっこいいんだけど、表情が少ないんですよね。なので、”うわー、このシーンならニコラス・ケイジだとよかったのにぃ〜〜!”みたいな(笑)。
大元になってるのはSFなんですけど、「フェイス・オフ」同様?あまりSFっぽくなく、アクション映画のノリです。

◆ マッハ! (3/11(木)新宿明治安田生命ビルホール<試写会>)
スニーク・プレビューで観た映画なので詳しいことはわからないのですけど、多分タイ?の映画かな。始まった瞬間は”今日はハズレたかなー?!?!”と思ったのですが、これが「少林サッカー」ノリの面白さで最っ高でした!!
タイの貧しい村で村の繁栄を祈念するお祭りをやっているさなか、村人達が大切にしている仏像の首が盗まれてしまうんです。それを取り戻しに村を代表してある青年がバンコクまで行く事を決意するんですけど、盗んだヤツラっていうのは”組織”の下っ端で、ただ仏像の首を取り戻しにいった青年が、段々と面倒な事件にまきこまれていくっていう。
青年はムエタイの使い手っていう設定なので、闘うシーンがいっぱい出てくるんですけど、ムエタイのカッコイイところを”これでもかー!”ってくらい見せるんですよ(笑)。
路上を逃げるシーンは、”オリンピックに新体操で出たら優勝じゃん?!”ってくらい(笑)、高いところをくるくる回って飛んだり、狭いところをすり抜けたり・・・すっごいハラハラ!で、決まったシーンは2回、3回とカメラのアングルを変えて撮ったシーンが出てくるし(笑)。B級っぽいくどさもよかった!(笑)。チープっていえばそうかもしれないけど、私はハリウッド映画に匹敵するアクションの連続ですっごく面白かったです!! 韓国映画ってハリウッド映画のいいとこ取り!みたいなのがありますけど、それに近いかも。
「少林サッカー」ノリといえば・・・闘ってる最中に足にガソリンが付いちゃって、それに火が燃え移るんですよ。で、足が火ダルマになった状態で空中飛んで蹴り入れて見事にきまったあと、何故か近くにあった大きなタライ(しかもちゃんと水が張ってある)で火を消すっていう(爆)。
最後の最後で気合入れて立ち向かうところでは、目に炎が!!最高です(笑)。アクションだけを見せるんでなく、ちょっとコミカルなところもあるし、家族の愛情、男の友情・・・ホロっと泣かせるシーンもあるし。凄いのはアクションだけかと思ったら、ストーリー的にも最後は予想外の感動でありました!(笑)

◆ ラヴ・アクチュアリー (3/3(水)渋谷渋東シネタワー)
11月の終わりに試写会で見てるのですけど、忘れられなくて行ってしまいました。去年だったら「アバウト・ア・ボーイ」に当たる映画かな〜・・・私にとって。 ストーリーもキャストも音楽もみんなみんなだ〜い好き♪


今月観た映画:2月分 >>>

◆ レジェンド・オブ・メキシコ (2/28(土)虎ノ門ニッショーホール<試写会>)
http://www.sonypictures.jp/mexico/
3部作一挙上映・・・っていう試写会で見てきました。1時に始まって終わったのが7時半過ぎ?でも、意外と見れちゃうもんですね(笑)。(そういえば、マトリックスのオールナイト連続上映も大丈夫だったしなー。)
1作目「エル・マリアッチ」、2作目「デスペラード」、最新作「レジェンド・オブ・メキシコ」の三作。「デスペラード」はTVで見たことあるんで、”最新作だけでよかったのに・・・”って思ったんですけど、やっぱ最初から見ないとダメだ!って思いました。
「エル・マリアッチ」のB級振り、最高でした(笑)。「デスペラード」もその流れをくんでたんだなー・・・って思ったのですが、「レジェンド〜」はちょっと違うかな。
一応続き物なんですけど、ストーリーも前2作が街の”組織”を壊滅させてたのが今回はスケールが大きくなってるし・・・複雑かな。
映像では見せてるんですけど、説明的なセリフがないまま展開していくとこも多いんで、ぽーっと見てるとただ銃撃戦があるだけってかんじになっちゃう。”なんで、この人とこの人が?”とか。
1作目から2作目になったときに出演者がすごいなーって思ったんですけど、3作目は更にすごいんで、そのへんも関係してるのかなー。そうそう。ウィレム・デフォーが出ててびっくりした。個人的にこの人が出てる映画にハズレなし!って思ってるんで(笑)、試写会場でチラシ見て一気に期待度アップしました♪
あ、TVのCMはジョニー・デップ”主演”最新作ってかんじになってますけど、主役はエル・マリアッチ役のアントニオ・バンデラス。確かにジョニー・デップの役、凄いんですけど。"お前、何者?!"みたいな(笑)。B級とラジー賞スレスレ?ってくらいキワドイ(笑)。でも、さすがジョニー・デップってかんじでこなしてるのがスゴイんですよね〜。
パンフないからはっきり言えないんですけど、脇役で濃いキャラの何人かは2作目、3作目で似たような役柄で出てたと思います。もしかすると1作目から出てる人もいるのかなあ。そんなB級くささ、私は大好きだー!(笑)。でも「レジェンド〜」はあんまりB級ってかんじにはなってないんだけどね。

◆ アップタウン・ガールズ (2/25(水)新宿武蔵野館)
/http://www.foxjapan.com/movies/uptowngirls/
>>> ぶっちゃけ、ファンでなければ映画館で見るほどではないってかんじの内容なんですけど(笑)、私・・・ブリタニー・マーフィー、好きなんだよね〜♪世間的にはダコタ・ファニングなんでしょうけど(笑)。
映画のパンフには「ジャスト・マリッジ」より「アップタウン・ガールズ」の方がブリタニーに似合ってる・・・って書いてあったけど、私はブリタニーらしいぶっとび具合は「ジャスト・マリッジ」だと思うんだよな〜。
「17歳のカルテ」、「サウンドオブサイレンス」、「8mile」、「ジャストマリッジ」ときて、・・・今まで見た中で一番普通の女のコって役柄です。
ま〜、ロックスターの忘れ形見でペントハウスで一人暮し・・・っていう設定は普通じゃないですけど(笑)。

◆ ロード オブ ザ リング 王の帰還 (2/24(火)渋谷松竹セントラル)
http://www.lotr.jp/
>>> 上映時間3時間23分。でも、あっという間・・・というか、もっとじっくり描いてよ〜!!って思うくらい。3本の中で一番展開が慌しいんですよね。
50年くらい前に書かれたお話だそうですが、物凄く古くから伝わる伝説を見てるような気になってしまいました(笑)。いや、絶対あったよね!(笑)。
最後、フロドとビルボがエルフ達と旅立つシーンを見ながら、”あの指輪はきっと核物質だったんだわ!放射能のせいで身体が衰弱したのよ!だからあの2人だけ連れていかれるんだわ!”とか、何故か”推理”してる私(笑)。(←ナスカの地上絵は宇宙人の飛行場だった!みたいなかんじで<笑>。50年前に作られた物語だってのに。)
原作、2巻目のアタマで中断してるけど、やっぱ読み返そう!って思いました(笑)。
でもね、LOTRはLOTRで好きなんですけど、これが評価高いんなら、マトリックスの3作目だって相当だと思うんですけど。ヘンよねえ・・・。

◆ ミスティック・リバー (2/18(水)渋谷東急)
http://www.warnerbros.co.jp/mysticriver/
>>> 監督:クリント・イーストウッドで本年度オスカー候補の1つ。原作はデニス・ルヘイン、脚本は「L.A.コンフィデンシャル」のブライアン・ヘレゲラント。出演:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケビン・ベーコン。
3人の少年が路上で遊んでいたとき、通りがかった”刑事”にイタズラを怒られ、家が遠かった少年1人だけが"お母さんに言うから"と、車に乗せられてしまいます。実は”刑事”を装って少年を誘拐し4日間も監禁されるという事件に。
少年は自力で逃げ出し犯人も捕まるのですが、事件をきっかけに3人は疎遠に。
やがて25年後。同じ街で暮らしながらもあまり接点のない生活を送っていた3人が、ある殺人事件をきっかけに向き合わねばならなくなります。
被害者の父、容疑者、刑事として。
原作は未読なのですが、実は、まんなか辺りで犯人は”そいつじゃなく、あいつだろ?”って思って、実際当たって予想通りの展開になったんですけど(笑)。
でも・・・自分が予想してたところで終わらず、映画は”事件”が解決したちょっと先の部分まで見せるんですわ。その展開には驚きました。
勧善懲悪でない終わり方。残った人達はあれからどんな思いで生活していくんだろう・・・凄く哀れで、エンドロールが終わったあともしばらく椅子から動く気になれませんでした。
 

◆ シービスケット (2/2(月)渋谷渋東シネタワー)
http://www.seabiscuit.jp/
>>> 今から100年くらい前の実話をベースにした映画。突然の株価暴落で日々の生活を送るのもままならない時期、本当にいろんな人に夢や希望を与えたんだろうなー・・・っていうのが想像つくようでした。
突然、事故で一人息子を失い、奥さんにも去られてしまった大富豪、西部にも押し寄せた近代化の波で今までの生活から追いやられ生き場を失ったカウボーイ、裕福な家庭に生まれながら、株価暴落で一家離散となり、両親に里子に出された後、必死に生きる青年。調教師に無理な調教を強いられた結果、引き取り手もみつからないような荒馬となった馬:シービスケット。
生き場を失った人達がシービスケットを中心に新しい生き甲斐を見つけ、立ち直り、困難な状況に陥っても、お互いを見捨てず助けあう姿が本当に心に染みました。
ほんとにねー・・・古き良きアメリカのイメージというか。羨ましいなーって思いました。
見る前はドラマチックで泣けるような展開を強調した映画かと思っていたのですが、割と一歩離れたところから主人公達を描いてるようで、よりドキュメンタリーっぽく感じました(実際、ホントの話なんですけどね)。
あ、カウボーイから調教師となる役を演じる俳優さん、「アダプテーション」で蘭の密売人をやってた人なんですと!全然違うの!!すっごいな〜。
トビー・マグワイアはこの役のために10キロも減量したそうで(そのため、身体に無理がきて「スパイダーマン2」が降板になりかけた<結局、頑張って続投になったそうですが>)・・・映画のトビーっていつも自然体って気がするんですけど、今回もよいです。


今月観た映画: 1月分 >>>

◆ ラブ・アクチュアリー (1/28(水)新宿明治安田生命ホール(試写会))
http://www.loveactually.jp/home.htm
>>> 「ノッティングヒルの恋人」、「ブリジッド・ジョーンズの日記」のスタッフが製作した英国映画。 この2作が好きな人、英国映画が好きな人ならオッケーでしょ!絶対気に入るはず。
舞台は英国(ロンドン周辺・・・かな?)。 時期としては12月に入った頃からクリスマスまでの数組のカップルのストーリー。 複数のカップルの話しがそれぞれ進んでいって、途中から、一見バラバラのお話しだったように見えていたものが、実はお隣さん同士、兄妹、友人だった・・・っていうところは「フル・フロンタル」を思い出しました。
でも、アレよりもっと分かりやすくて面白いです(笑)。
クリスマスに絡んだお話しなので、今見るには時期的に遅いんですけど、見終ったあと、アタマの中で映画の中で流れてたいろんなクリスマスソングが駆け巡ってるかんじです。(今も<笑>)
私が、英国映画の何が好き?かっていうと、1つの理由は音楽ネタがさり気なく・・・っていうか、自然に取り入れられてるところなんです。
英国って、毎年、クリスマスソング(クリスマスの週のチャート第一位かな?)で誰が第一位をとるか?って気にしてるみたいですけど、この映画でもそれにまつわるエピソードがあって、かなり爆笑モノでした♪ あと、アメリカでは英国訛りの英語を喋る男がもてる!ってやつ(笑)。絶対オチに使われると思ったのに、”まじでー?!”みたいな(爆)。
全てのエピソードががハッピー・エンドで締めくくられるわけではないのですが、どれもステキ。
でも、女性がキューンとくるのはキーラ・ナイトレイのエピソードでしょうか??あの告白の仕方、すっごいステキだった〜♪

◆ リクルート (1/21(水)渋谷)
http://www.movies.co.jp/recruit/
>>> CIAで新人を”リクルート”してくる教官にアル・パチーノ、MIT在学中にアル・パチーノ演じる教官にリクルートされる学生にコリン・ファレル。

◆ ハリウッド的殺人事件 (1/15(木)中野サンプラザ 試写会)
http://www.movies.co.jp/hariteki/
>>> ハリソン・フォード&ジョシュ・ハートネットなんですけど、”なんか、ヘンなタイトル〜”・・・とか思ってて。 でも、見てるウチに”すごい!的確なタイトル!!”って思いました(笑)。 ハリソン・フォードって”インディー・ジョーンズ”、”ジャック・ライアン”シリーズみたいなカッコいい役とか、「エアフォースワン」みたいな肩書きのある役どころが多かったと思うんですけど、今回はハリウッドの刑事。 それもサイドビジネスで不動産業(あまりうまくいってない)をやってるような人物。 相棒のジョシュ・ハートネットは刑事を辞めて俳優になる!とか言いだすやつ。 ・・・ってかんじで、2人とも刑事って仕事を天職とは思ってないかんじなんですよ。
ある晩、クラブでライブ中のヒップホップ系アーティストが乱入者に銃で殺されるという事件が発生。ところが間もなく、襲撃した犯人と思われるグループも死体で発見。
この殺人事件を捜査する話しと、ハリソン・フォード(不動産業)とジョシュ・ハートネット(俳優に天職したいと思ってる、ヨガ教室の先生)のサイドビジネスの話しがちょこちょこと入る展開になってます。 (海外のドラマって、メインのストーリーがあって、それと同時に関係ない話しが2〜3本同時に進んでく展開多いじゃないですか?あんなかんじです。)
これまでの2人のイメージから、シリアスなドラマを予想してたんですけど(だからタイトルに”え?”って思ったのですが)、楽しく笑える映画でした。 ゴージャスな映画ではなかったけど、色々新しい試みしてるなーって思ったし。(2人の役どころもそうだし、白人2人の刑事コンビが主役っていうのも最近なかったと思う) 後半のカーチェイスはスゴイ面白かったです!!(カッコ良いところと笑えるところ、見所いっぱい!)
シリーズ化希望!ってかんじかも(笑)。

◆ イン・アメリカ (1/10(土)新宿)
http://www.foxjapan.com/movies/inamerica/
>>> お正月に見ようと思ったら、混んでてあきらめた「イン・アメリカ」。 よーやく劇場が大きいところに移ったのと、そろそろ新作の公開も始まったおかげか、今回はギリに入ってもOKでした♪
よかった〜。 (でも、クリスマスくらいに見ておきたかったなー。)
アイルランドからアメリカに移住してきた若い家族(両親と姉妹)のお話しなんですけど、ちょっとおとぎ話しっぽいところもあって、見終ったあと、とってもあったかい気持ちになりました。
この家族、ホントは息子さんもいたのですが、事故がきっかけで1年前に亡くなってるんですね。夫婦はその傷から逃れる意味もあってアメリカへ移ってくるんです。
貧しい家族が探したアパートはヤク中や正体不明のアーティストが住むボロアパート。
でも、少しずつ新しい場所での生活に慣れたか?と想っていると、やっぱりフトしたことで息子のことを思い出し、ダメになりそうになる。
そんな中、夫婦に宿った新しい命と、アパートで知り合った怖そうな黒人画家との交流が、この家族にようやく新しい生活をもたらす・・・みたいなストーリー。
貧しい家族のお話なんで、ちょっと真面目で悲惨そうに思えるかもしれませんが、どことなく全体的に明るさが漂ってるんです。ところどころ笑えるエピソードもあるし。 とっても見やすかったです。
姉妹役の二人は実際にも姉妹だそうで。ちょっと大人びたお姉ちゃん(10歳くらい?)とひたすら純真な妹(6〜7歳?)。すごいカワイかった!

◆ フル・フロンタル (1/7(水)新宿武蔵野館)
http://www.fullfrontal.jp/
>>> ソダーバーグ監督最新作。こじんまりとした作品だけど、「トラフィック」調の群像劇で面白い! ジュリア・ロバーツ、ブラッド・ピット、デヴィッド・ドゥカプニー・・・結構有名な俳優さんが多数出演。
ハリウッドで凄腕と名の通ってる映画プロデューサー。彼のお誕生日パーティーに招かれてる客の中から、数人の男女の物語を並行して描いたストーリー。最初の内はバラバラの人生のように思えるんだけど、物語は進むにつれて、ビミョウに繋がった人間関係が見えてきてくすぐられました。
起承転結がはっきりしてる、物語性がある映画も好きだけど、やっぱ、ソダーバーグは最初に見た「トラフイック」の印象が強いせいか、私はこういうのが好きだな〜。


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