業務内容の詳細


 


当事務所にて取り扱っております主な業務は、次のとおりです。
あくまで、「主な業務」に過ぎず、これだけに限りません。およそ一切の法律問題を取り扱っておりますが、法律問題かどうかご 不明であれば、一度ご相談ください。



1 民事案件一般
 およそ他人との法律的な問題一般をいいます。ホームページには典型的なものを 掲げてみました。


・貸金
 これは「お金を貸したが返してもらえない」という場合もあれば、「お金を借りた覚えがないのに請求されている」という場合 もあります。およそお金の貸し借りに関する一切のトラブルについて、当事務所はご依頼人様の立場にたって法律上の解決を目指 します。
 請求書送付から始めるのか、あるいは直ちに法的手続きをとるかなど、具体的な手続きはケースバイケースですが、いずれにし ても早期対処が肝心であることには変わりません。


・各種損害賠償
 「他人に殴られて怪我をしたが、その賠償をしたい」という場合とか、「過って他人に怪我をさせてしまって、その人から賠償 金を請求されているが、それって法律的に正しい金額なのか」という場合など、損害が生じた場合の金銭的な解決が必要なケース において、当事務所はお役に立ちます。
 特に、加害者と被害者は、それまで面識がないという場合が多いため、相手との交渉自体困難である場合が少なくありません。 ですから、プロに委ねた方が結果的に功を奏するように見受けられます。


・不動産売買・賃貸

 「土地を他人に売ったのだが、代金を支払ってもらえない」とか、「テナントを貸したが、賃料を支払ってもらえない」なとど いう場合に、当事務所はその権利関係を調査し、適切な手段を実行いたします。
 場合によっては、契約を解除して、売却あるいは賃貸した物件の返還を求めることもありますので、総合的な判断が重要になり ます。


・不動産登記

 「自分の土地が別人の名義になっていた」「自宅の登記簿を見たら、全く知らない抵当権が設定されていた」とか、不動産登記 にまつわる問題を、当事務所は解決します。

 登記手続き自体は司法書士さんの本来業務ですが、名義を移したり、あるいは登記を抹消す るときに、相手の人が協力してくれないような場合には、裁判所の手続きをしなければならないことがあります。そのような場合 に、当事務所はご依頼人様の権利と登記簿とが一致するようにお力添えいたします。


・雇用・請負

 工事業者さんなど「元請けが工事代金を支払ってくれない」「注文主がクレームをつけて代金支払いを渋っている」という経験 はよくされることではないでしょうか。
 また、今のご時世、勤務先が給料や手当などをきちんと支給してくれないとか、不当に解雇されたといった問題が身近に発生し ています。
 そのような場合に、当事務所はその権利の実現のために尽力します。


・交通事故
 これは先程お話した、各種損害賠償の一つですが、ケース的に非常に多いもので すから、独立した項目にしました。
 「保険会社から提示された金額が納得いかない」「後遺症となっているのに、保険会社の評価が不満だ」といったケースは、交 通事故に遭われた方は少なからず経験しているのではないでしょうか。
 そのようなときに、当事務所は、これまでの裁判例の集積の結果として、正当な賠償額の算定を行い、交通事故の被害に遭われ た方にとっても、またはからずも他人に損害を与えてしまった方にとっても、公平妥当な金額による解決を目指します。


・遺産分割

 親御さんが子供たちのためにせっかく残してくださった貴重な遺産をめぐって、子供たちが争うということは、意外に身近に生 じています。法律では相続分を定めていますが、それは割合に過ぎず、具体的な遺産の分け方まで定めてはいません。そのため、 遺産の分け方で意見が対立することが多いです。時には、「骨肉の争い」などといわれるような激しい感情の対立が生じることも あります。
 そのような場合に、当事務所では、法定相続分を前提としつつも、その具体的な内容について、合理的かつ妥当な解決を目指し ます。
 また、そのようなトラブルをできるだけ発生させないようにするため、遺言書の作成についても、当事務所はアドバイスを提供 申し上げ、また遺言書作成の立会などを行います。
 なお、本来家族問題の一つではありますが、財産問題という面が強いため、便宜上、家族案件ではなく、民事案件一般に分類致 しました。


・債務整理(任意整理・自己破産・民事再生 他)

 今では知らない人がいないくらい、「借金問題の解決は弁護士に」と言われるようになりました。「消費者金融やクレジット会 社からのキャッシングで返済できない」とか、「自宅につきローンを支払っているが、自宅を残しながら借金を解決できないか」 といったご希望は、今でも多くお聞きします。
 そのような場合に、当事務所は、任意整理、自己破産、民事再生その他の借金解決手段から最も適切なものを提示申し上げ、一 緒に問題を解決していきます。
 また、だいぶ減少傾向にありますが、「昔から消費者金融を利用していたので、過払い金を取り戻したい」とご希望の方もい らっしゃいます。その回収見込みも含めて、ご相談ください。




2 家族案件一般


・離婚・親権・子どもの養育・慰謝料

 「夫が離婚に応じてくれない」「妻から離婚と慰謝料を請求されている」「離婚したが夫が養育費を支払ってくれない」という ご相談は、当事務所においても特に多いご相談の一つです。それだけ、離婚に関するトラブルを抱えていらっしゃる方が多いとい うことでしょう。
 夫婦双方が離婚に同意し、その他の条件で合意できるなら、法律事務所は不要なのですが、一方が「離婚に応じたくない」と か、金銭の折り合いがつかないといった場合には、家庭裁判所で調停や訴訟を起こさなければならなくなることがあります。
 そのようなときに、当事務所はご依頼人様のご希望が少しでも合理的かつ妥当な解決として実現するように尽力します。



3 刑事事件
 罪を犯したとして警察に逮捕されるということは、いつ何時自分の身に起こるかわかりません。自分に身に覚えがなくても、突 然手錠を掛けられて警察に連行されるということが起こりえます。いきなり家族から引き離され、自宅及び職場に戻れなくなり、 連日取調べを受けるときの辛さは、経験した者でなければなかなか理解できないため、そのような場合に備えるという意識を持ち づらいものです。
 ただそのようなとき、当事務所において、弁護士は弁護人として、刑事訴訟法の定めに則り、逮捕勾留された方との接見(面 会)を通じて権利の擁護に力を注ぎます。
 また、仮に罪を犯したことが間違いないとしても、それにはそれなりの事情があることも少なくありません。「自分が悪かっ た」というお気持ちがあったとしても、また「でもこうなったことには自分なりに事情があったのだから、それを他人に理解して 欲しい」というお気持ちがあろうかと思います。そのようなとき、弁護士はそれを述べる機会をきちんと確保した上で、できるだ けその事情を理解してもらうように努力します(情状酌量といわれるものです)。


・少年事件

 罪を犯したとして警察に逮捕された方が成人であれば、先程述べたとおりですが、もし少年であれば、手続きが別になります。 成人のような刑事裁判としてではなく、少年事件として、その裁判手続が家庭裁判所で行われることになるからです。
 そのようなとき、当事務所において、弁護士は付添人として、少年法の定めに則り、少年の更生を関係諸機関とともに考えてい きます。
 もちろん、少年が無実潔白であるなら、そのことを家庭裁判所に強く訴えかけていきます。この点は成人であろうと少年であろ うと、変わりがありません。当事務所に限らず、「冤罪は避けなければ」という気持ちで、全国の弁護士は職務を遂行しているの です。


・告訴・告発

 他人の犯罪によって被害を受けた方が警察等に捜査を求める場合、警察等への相談から始まり被害届を提出するということが多 いのですが、場合によって、告訴という正式な手続きを必要とすることがあります。
 また、直接犯罪の被害を受けてなくても、犯罪を見過ごせない場合に、警察等に捜査を開始してもらいたいと希望するときに は、告発というこれまた正式な手続きが必要となることがあります。
 でも、普通告訴状とか告発状なとどいう書面を書いたこともなければ見たこともないという方がほとんどで、何をどのようにし たらいいか分からないことも多いかと思われます。
 そのようなとき当事務所は、告訴の代理人となったり、あるいは告発状を作成するなど、そのご希望に沿う手続きをお取りしま す。もちろん、ご依頼人様とともに警察等に対して捜査への協力を進めてまいります。
 

・契約書作成

「今度著作権を手放して売却することにしたが、契約書をどうしたらいいか、迷っている」「今度商品を仕入れるため契約書を取 り交わすことにしたが、相手から提示された契約書でこちらに不利にならないかどうか、心配だ」といったことをお考えになる方 は、多いと思います。
 そのようなときに、契約書をチェックしたり、あるいは契約書の文面を作成したりするのも、当事務所の仕事です。
 記名押印した後に後悔しても遅いことが少なくありません。契約書に対する不安や心配をしっかりと解消した上で、契約を締結 して頂きますよう、ご注意いただきたいと思います。