#7 首輪失敗の巻
  3ヶ月を迎えた頃、そろそろ脱走が心配になりました。
もし外へ出てしまったとき、何も戻るすべがなかったら・・・と思うと、心配です。童謡の歌詞ではありませんが、迷子の子猫ちゃんは鳴いてばっかりでおうちを聞いても分からない♪ってなもんです。マールが外へ出てしまって泣きながら探す夢でうなされたこともありました。

こりゃあ首輪をつけなければ。と、ペットショップで色々見てみました。3ヶ月というとまだ首もとても細く、品数が少ないところではサイズが合うものがありませんでした。その中でも一番小さくて、木に引っかかっても抜けられ首吊りにならないものを選びました。

マールが寝ている隙にこそこそと付けたら、もう大変。
「なにすんのにゃ、にゃんだこれ、とってとって!」なんておお暴れ。
伸びるものなので手で引っ掛けて口に引っかかり猿ぐつわ状態に。それを見た私達もパニックに。
「きゃ〜、マールが、マールが大変!」慌てて口から外してあげるも、すぐにまた同じことに。しかたなくあきらめました。「もう少し経ってからね。」

普通にできるようになったのは、4ヶ月を過ぎてからでした。首も少し太くなり、サイズももう少し小さなものをしました。指が2本入るくらいと書いてあったのでそのとおりに。鈴は最初かわいそうなので付けなかったのですが、マールが音も無くそばに寄って来る事が多く、何度もぶつかったり踏みそうになったり(しっぽや足を踏んだことも) 小さな小さな鈴をつけました。接触事故は激減です。
嫌にゃ嫌にゃ〜〜〜っ!!

ものすごく暴れました。少しすると慣れるけど、思い出したようにまたはずそうと必死になります。
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