★ドーナツ屋における、マーフィーの法則的陰謀?

ミスタードーナツと言う店をご存じでしょうか?
そう、世間一般的に有名な、100番100番のお掃除屋さんの系列店。通称『ミスド』。私は結構好きです。
しかし、毎年何回か、そのドーナツ屋で頭を悩ませる時期があるのです。
それは。それは。

キャンペーンで点数を集めるともれなく貰える景品を無性に欲しくなる!

これはどういうことかと言えば、数ヶ月に1回。キャンペーンで点数カードを集めることで景品をもらうことが出来るんです。
大抵、こういう時の商品のターゲットは女性向きであったりする。
たとえば激可愛いグッツ類。ミスドの場合年末に登場するドーナツ割引券付きスケジュール手帳がそうかもしれません。
しかし、ミスドの場合は男でも欲しい景品が登場したり、実用的なものが登場したりします。
過去をさかのぼれば、ドンブリ・皿・スープカップ、モスボックスのような収納箱。いろんなものがありました。
デザインも、シンプルなものとか、有名なイラストレーター(久保キリコさんetc)のイラスト付きとか。色々とあるんです。
それらをもらうには、ドーナツを買うともらえる点数カードを集めなければなりません。
その点数カードは、ミスドの場合『LUCKY CARD』と言いまして、お支払い金額300円ごとに一枚、スクラッチ式のカードをもらうことが出来るんです。
そのカードには銀色の部分が2ヶ所あって、その部分を硬貨で削ることによって、5〜0までの点数が出てきて、その合計点を10点集めると景品がもらえる仕組みです。
で、問題なのがそのカード。5点とか4点が出るのは希に近いもので、噂で2ヶ所とも5点のカードがあると言う噂を昔聞いたことがあるのですが、大抵は0〜2点なんです、だから2ヶ所削ってせいぜい合計4点。たいがい2点やら3点止まり。だから、そんな噂が出るのでしょうが…。結局1回の買い物もしくは飲食で集まる点数は4点とか5点ぐらい。そうなると、景品が欲しいものだともう1回ミスドに行くこととなり、カードの点数を集めていくんですね。これはミスタードーナツの戦略ですね。


そこでミスドにおけるマーフィーの法則。(嘉門達夫 風に)
7点まで集めたので、600円分購入してラッキーカードを2枚もらったのに、2点しか集まらず1点足らないことで泣きを見る。
8点まで集めたので、300円分購入してラッキーカードを1枚もらっても、1点しか集まらず1点足らないことで泣きを見る。
だからといって、多めに購入しラッキーカードを多くもらった時に限って、5点とか3点とか意味のない点数が現れる。
そして10点貯まったから景品と引き替えようとすると、欲しい景品は売り切れているか、入荷予約待ちだったりする。

景品交換最終日のミスドはラッキーカードの点数調整の客で大混雑する。
しかも、ちょうど300円の商品を頼む輩が多い。たとえば氷コーヒー300円(税抜)。
その結果、景品はおろか、ラッキーカード自体が売り切れることがある。


昔は、カードも発行店のみで有効だったので、出かけ先のミスドで4点とか、5点が出てもう少しもらえるというのにもらえないと言う事がありましたが、最近では全店共通になって集めやすくなりました。その代わり、1点と0点が現れる頻度が上がりましたが。
結局、今回トートバックが欲しかったのですが、2点足らず。しかも、どこも売り切れと言うことで涙をのみました。

追記
その後、友人から電話があり「いちどだけ5・5の10点のカードを出したことがある」とか。
さすがに、目の当たりにしたときは驚いたというか呆然としてしまったというか。とにかく、「引いて」しまったとか。
う〜みゅ、強運の持ち主というか、いるところにはいるんだなぁ。

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