第15号 タイミングの悪いときは、とことん悪い?俺が何をしたと言うんだ?

どうしてだか判らないが、タイミングの悪いときは、とことん悪い。

ある、秋の土曜日、俺は友人と横浜に買い物に行ったときの話。

買い物も済んで、少し時間に余裕があると言う事で、市営バスに乗ることにしたのだが…。
駅前某ホテル前の第2バスターミナル。
13時40分に停留所に着き、時刻表を見ると、13時35分発のバスが行ったばかりと思ったら、乗客がかなり並んでいた。
この系統、遅れるのは日常茶飯事。しばらくすれば来るだろうと思ったので、俺は友人と共にそこで待つことにした。
だがしかし、バスがやってくる気配は全くない。
そんなとき、同じ乗り場からでる、別の路線がやってきたのでそのバスに乗車。

バスに乗って…しばし呆然。
この系統、何度か乗車しているが、こんな走りは初体験。
例えれば「頭文字D」とも「F」とも言える。
いやぁ〜。いすゞの8気筒エンジンって凄いんだね(笑)

終点につくと、既にバスが出発した後で、次のバスは40分後。
しょうがないので歩いて数分の所にある近くのバス停へ。
その間、話す話題は、今乗ってきたバスの走りについてだった。

さて、次に乗る路線は、一旦遠回りしてからく、近くの停留所に着くバスだったので、捕まえられると踏んだ矢先。
目の前をバスが走っていった。
バス停で時刻を見ると…。今行ったのが15分発。その2分前に13分発、そして次のが58分。
前後の時間帯は、一応、等間隔。

しばし、唖然。
そんなこと、ありですかぁ?

そんなわけで。
さらに次の停留所へ。
そこから、一応支線が合流するので、本数が増える。
淡い期待を持ちながら、橋を渡ること10分
…バスは、既に行ってしまった。

なんでやねん。
俺が、何か悪いことでもしたとでも言うんかい?

埒があかないので、友人と話しながら歩くこと延々40分。
バスよりも速く最寄りの貨物駅と旅客駅(爆)につくことを証明して、後からやって来るバスに乗車。
案の定、バスは混雑していました。

結論、横浜の観光名所、『湾の橋』へは、京急生麦駅より徒歩40分。

その次に乗ったバスは、そこ始発だったので時間通りだったが…。
次のバスに乗り換えようとしたら…そのバスは目の前で颯爽と走り去っていった。
しゃあないので、乗る予定のバスの反対方向行きを待つ…・
通過予定時刻になっても来ない。
10分、20分。まだ来ない。しかも、今さっき乗ってきた系統もやってこない。
10分に1本は確実にあるという系統なのに。
こんな時、京都市交通局の『ポケロケ』があると、便利だなぁと思いつつ。
バスはやって来た。これで終わりではなかった。
絶対渋滞しない道路が、渋滞している。
駅行きなのに、乗客が減っていく路線なのに。今日に限って満員。
バスの車内に頻繁に無線機から漏れた音が流れる。

…系統、駅付近で渋滞。案内よろしく
…号車、返事してください!
…系統、40分遅れ。
市バス車内で無線が流れているのを初めて聞いたぞ。

今日一日、『あ』行+『濁音』を心の中で連発した日はなかった。
タイミングの悪いときは、とことん悪い。
但し、ここまで悪いのは、今日が初めてだ!

俺は、友人に平謝り。

…と、友人と別れて帰りの電車で考えていたら。
それ以上にタイミングの悪いときは過去に何回かあったりする。

さて、どのように回ったか、推理できますか(笑)、

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