サッカーのテレビ中継が視聴率62%(だったっけ)。テレビどころか生で見ようと、入場券もないのにフランスへ繰り出した人々、無慮数万人。狂気の沙汰である。一方、公職選挙の投票率は年々低下し、前回は45%(だったっけ)。 |
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「今度の選挙の投票率がサッカーの視聴率に負けるようだったら日本は世界から笑われる」などとテレビの解説の人が言っていた。その通りだと思った。でもそうなるような気がしていた。50%には届かないだろうなぁ、って。 |
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58%。予想外によかった。と思う。62%にはちょっと負けているけど、まあ、ほぼ互角と言ってよいのではなかろうか。特に、若者の棄権が減ったことが目立つという。日本の若者、捨てたものじゃないな、そんなことを思う。 |
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ところが若者達は実に礼儀正しく振る舞ったという。中には散らかったゴミを拾い集めたグループもいて、オジサン達を感心させた。 |
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もちろん、悪く言う材料はいろいろある。 |
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うまい具合に…と言ったら語弊があるけれども、オリンピック(*4)、ミュージシャンの死、サッカー等、若者達の心を動かすようなできごとがこのところ続いた。選挙への関心が高まったのもその一連の流れの上にあるのだと思う。 |
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さて、政治家のみなさん。 |
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今回の選挙は自民党および橋本政権に「No」を突きつけた形になりましたが、失礼ながら、多くの政党および政治家の方々は大同小異である印象が否めません。 |
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