長い6月 98.5.13.Upload
このあと1学期末まで休みがないのよね


 いわゆる「黄金週間」が終わってしまいました。どうせどこへ行っても混雑するから出かける気にはならないのだけど、このときでもないとなかなかまとめて(と言っても数日なんだけど)休めないのも真実。特に学校はカレンダー通りにしか休めないわけで…まあ、夏休みetc.がありますけどね。

 さて、そんな連休でも、新年度が始まって1か月の、疲れが出てくるところにあるのは助かるもの。今回、私も久しぶりに、連日寝たいだけ寝て、ずいぶん調子がよくなりました。
 ところがカレンダーを見ると、このあとしばらく休みがないんですなあ。次は7月20日の「海の日」。数年前にこれができるまでは9月15日までノンストップだったのね。…まあ、私は夏休みがありますけどね。

 ところで、この「海の日」。

 日本人は諸外国と比べて働きすぎらしい(*1)。だから休みを増やそう。それはいいとして、「海の日」って何?
 
かなり強引につくった、というよりデッチあげた感のある祝日です。
 「日本の国は海運によって支えられ…」という趣旨はわからなくもないのですが、それだったら横浜開港記念日(6月2日)を充てる方がふさわしいし、誰もが納得できるでしょう。


 休めるんだからモンクいうなと言われそうな気もしますが、無理なく休日にできる日が実はあるんです。

(*1)この、ろくな資源もない小さな国が「経済大国」であり続けるには自転車操業を続けないといけないという事情もあるのだけれど、なぜそうまでして「経済大国」であろうとするのだろう?
*  *  *  *  *

 6月22日頃の夏至と12月22日頃の冬至なんかいかがでしょうか。3月20日頃の春分と、9月23日頃の秋分が祝日なのはご存じの通り。だのになぜ冬至と夏至は祝日になっていないのか、ずっと疑問に思っていることです。

 夏至が休みになれば、長い1学期後半に休みができます。また、冬至を休みにすれば、(少なくとも当分の間は)毎年連休になります。
 業種によっては「年末の忙しいときに休めと言われても…」というところもあるらしいから難しいのですけど。


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