えー、わかりやすく書くと、マツダ・カペラ5ドアHB、エンジンは2000ccでフルタイム4輪駆動です。「GDのCGのGT」というやつです。色はプレステージシルバーM、つまり茶色っぽいライトグレーです。
これといって面白味のない、実用第一の車です。
犬は飼い主に似るなんてぇことをよく言いますが(ん?逆だっけ?)、車とオーナーというのも似るもののようで。うちのトナも、よくもまあ、こんなに似たヤツが私のところへ来たもんだと思うようなヤツです。
実用第一といいながら、かっこよくしようという野望が捨てきれず、4ドアセダンより屋根を3cm低くしてみたり(*1)、前のオーバーハングを長くしてみたりと、割り切りの悪いところが散見されます。プリメーラ(*2)はその点気持ちいいですよね。
意識して選んだわけではないんですよ。本当は欲しかったのはカペラカーゴだったんです。ところがその頃はまだ高くて。で、5ドアHBにすることにしたのですが、その時点でまだ第一候補は三菱のエテルナでした。スピードメーターの大きさとか、前のスピーカーの付け方とか、内外装のデザインとか、カペラより好きですから。
ところがお店で調べてもらってもエテルナのMTの在庫がなくて、そうこうしているうちに白鳥号の車検が切れてしまって。そこでポッと現れたのがトナだったという、それだけのことだったんです。
(*1)カペラ4ドアは、登場当時小型車クラスNo.1の室内高と、ブルーバードに次いでNo.2の室内長を誇る車だったのだ。(^^)b
(*2)全長はカペラより10cmぐらい短いが、それはほとんどエンジンルームの長さの差。また、プリメーラの5ドアは4ドアと車高が同じ。
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