井上昌己さん Ms.Shoko Inoue
雑誌の記事で2枚目の「Fellow and
Steady」の紹介を読んで買ってみたのが始まりでしたな。声が気に入ったのと、歌の中の世界がわりと遠くなかったのとで、聴くようになりました。
でも3枚目の「matiere(マチエール)」は…。2枚目がなまじ売れてココロを乱したか…と勝手に分析していますが、妙に背伸びした感じの世界、のどを潰しそうな声の出し方…、大駄作です(と断定してしまうぞ)。次の4枚目が出たときは、買うかどうか真剣に悩んだぐらいだもの。
その4枚目が「Just Open the
Door」。意を決して買ってよかった。無理してる感じがぜんぜんなくなっていた。
「Face to Face
next」は1993年発売のベスト盤。1991年に出た「FACE to
FACE」なるベスト盤から「matiere」の歌を駆逐したマイナーチェンジ盤。したがって、「next」なしの方は買ってはいけない。('-')b
その後、(何枚目かなあ)「Bitter and
Sweet」あたりからだんだんわからない世界へ行ってしまって、新しいのは(何枚かは持ってるけど)あんまり聴かなくなってしまっています。
斉藤由貴さん Ms.Yuki Saito
「1枚選ぶ」ってのが非常に難しいのだな、この人のは。最初の「AXIA」はともかく、2枚目の「ガラスの鼓動」以後、「これはゴミ」って歌がほとんどないし、アルバム全体としてのデキもすばらしいのである。
そのなかでも「チャイム」と「風夢」は特によくできているとおもうし、金魚すくいのようにうまく集めたベスト盤が「Yuki's
Museum」です。
南野陽子さん Ms.Yoko Minamino
1枚目から順に聴くとだんだん歌がうまくなっているのがわかるです。4枚目が冬物の「Garland」、5枚目が夏物の「Groval」で、この辺をよく聴きます。その次の「Gauche」は時々聴くけど、さらに次のはまったく聴きません。この人は精神状態が声に如実にあらわれるんだな。だからその頃、進むべき道が見えなくて苦しんでいるのが痛いくらいに伝わってきてしまって、つらくて聴くにたえないのです。
「Dear
Christmas」は「Gauche」と同じ頃の企画モノですが、その前に出した「Snowflakes」の再録が多いし、新しい歌もテーマがはっきりしているだけに素直に歌っています。
才色兼備2
フジテレビのアナウンサーさん達が歌っているアルバム。
友人に「フジテレビがつくった新しいおニャン子くらぶだよ」と言って聴かせると深く納得するのであった。…という話の種にするつもりで買ったのだけど(実際、話の種にもなるのだけど)、繰り返し聞いていると結構はまるのだな、これが。
(そのままでは凸凹がきついので、テープにダビングするとき次のように並べ替えて聴いています。
A面…「YOTAKA」「Every little step」「Yesterday never
comes」「パドトロアじゃ踊れない」「忘れ物」。B面…「Knock
Me!」「夢の軌道」「想い」「素敵な女になりましょう」「海賊電視台」。)
松本隆の冬の旅
「はっぴいえんど」時代は私は知らない。私にとっては「初期の飯島真理さんにときどき美しい詞を書いてくれた人」という認識である。
で、「冬の旅」って、タイトルぐらいしか知らなかった歌だけど、日本語(しかも現代口語)の詞を読むとなんともぐずぐずな物語なのね。ついつい感情移入してしまって滅入ってしまうので自分の意志で聴くことはほとんどないのであった。^^;;;;;;
Herr Ernst Haefliger
スイスのおじさんらしい。テレビ(「音楽は世界だ」)で、インチキ中国語、インチキ韓国語、インチキロシア語…でタモリと会話(?)していたが、本来はドイツ語なんだろな。
で、そのドイツ語で日本の歌…山田耕筰とか北原白秋とか、そういうの…を歌っているのが「ヘフリガー 日本の歌曲を歌う(Haefliger
singt Japanische
Lieter)」。自分ではあまり聴かないけど、老人を乗せたときにウケがいいので常備してあるんだな。
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