一方、こういうものを読むと、思い浮かぶ言葉は「理屈の上では可能です」(←(c)伊東マスオ氏@特報王国)ですね(^◇^)。
現在のような化石燃料の大量消費を今後も続けるわけに行かないのは確かですけど、原子力には解決するべき問題が山積していることも間違いないようです。
チェルノブイリ報告
広河 隆一郎著 岩波新書赤168(岩波書店)
ISBN4-00-430168-8
「原子炉が事故を起こす」ということがどういうことなのか。具体的にはどういうことが起きるのか。「西部戦線異常なし」のように個人に視点をおくと、原子力事故とはどういうことかの認識が変わってくることでしょう。(ジブリのアニメ「On
Your
Mark」を見る前にこれを一読しておくと、地上の風景の意味するものがわかると思います。(^^)b)
プルトニウムの恐怖
高木 仁三郎著 岩波新書黄173(岩波書店)
ISBN4-00-420173-X
この本はチェルノブイリ事故以前の本ですが、読んで知ったことには「原子力利用が原因で死んだと認定された人はひとりもいない」ことになっているんだそうで。(これに関するゴタクは別室にて)
われらチェルノブイリの虜囚
高木 仁三郎・水戸 巌・反原発記者会著 三一新書984(三一書房)
社会科的な問題の数々を中心に。
原発はなぜ危険か 元設計技師の証言
田仲 三郎著 岩波新書赤102(岩波書店)
ISBN4-00-430102-5
原子力発電
武谷 三男著 岩波新書青B109
ISBN4-00-411109-9
現在直面する問題だけでなく、原子力発電の歴史、軍事利用との関連、今までの主な事故例など。(素人の範囲で)きちんと勉強しようという人にはこの本が一番いいかもしれない。
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