●1月 2010年2月 ●3月

2010年2月3日(水)
【快挙!ヴァーミリアン】
遅ればせながら、1週間前に行われた川崎記念についてふれておきます。 同レースは、8歳馬の古豪ヴァーミリアンが順当に勝利をおさめました。 これにより、GI級レースで通算9つ目の勝利という快挙を達成しました。 よい機会ですので、ヴァーミリアンの履歴を振り返ってみたいと思います。

2004年の10月10日にデビューしたヴァーミリアンは、当初は現在と違って芝のレースを使われていました。 ダービーに繋がる一連の登竜門といわれるレースを武豊騎手とのコンビで参戦し、 マイネルレコルトペールギュントローゼンクロイツらとともに、 クラシック期待の一頭の地位を得ていました。

そのようにして同期の優駿たちが世代トップの座を目指してしのぎを削っていた2004年の12月、 阪神開催の新馬戦で彗星のごとくデビューしたのが、あのディープインパクト。 余りにも鮮やかな勝ちっぷりはすぐさま話題となり、 明けて3歳となった緒戦の若駒Sで、比類なき末脚を披露して特別な馬であることが確実なものになってからは、 ディープインパクトブームが巻き起こるのに時間はかかりませんでした。

ディープインパクトの出現により、それまでに武豊騎手とのコンビで成果を出していた他馬の陣営は、 武豊騎手とのコンビの継続を早々に断念して、他の有力騎手の確保に動かざるを得ませんでした。 これに対して武豊騎手は、自分の意思とは別のところでお手馬が離れていってしまう現象は、 騎手の立場からは戸惑いを感じるという、未練の心境を記していましたが、 当時私はそれを読んで、ヴァーミリアンの存在が武豊騎手の脳裏にあっての ものではないかと感じた記憶があります。

期待されていたヴァーミリアンですが、 3歳春になるとナゼかしらまったくの不振に陥り、二桁着順を続けました。 成績不振は深刻を極め、陣営は立てなおしを目指してダービー参戦を断念。 秋競馬での復活を目指しますが、神戸新聞杯でも10着と見どころなく敗れます。

このレース後に陣営は、神戸新聞杯で騎乗した福永騎手の進言もあってダート路線へと進路を変更。 これが転機となりました。 その後も、紆余曲折はありながらも着実に成長を重ね、 明けて5歳になった川崎記念で、初めてのG1級タイトルを獲得することとなりました。

それからはGI級レースのみを走り続け、タイトルは、5歳時に4つ、6歳時に2つ、7歳時に2つ、そして今回8歳時にまず1つ。 決して若くはない5歳が起点となっているということをあらためて確認してみると、 確かに9つの勝利のうちいくつかは、相手関係に恵まれすぎていたものも含まれていますが、 よくぞここまで積み重ねてきたものだと感心してしまいます。

ヴァーミリアンは昨秋から連戦の疲れを癒すため、すでに山元トレセンに放牧に出されており、フェブラリーSには出走しません。 順調であれば、帝王賞で10個目のGI級勝利を目指すことになります。


2010年2月4日(木)
【1歳9ヶ月】
長男坊、本日で1歳9ヶ月です。 昨日は自宅にて、節分の豆まきをしました。 鬼に扮する私に向かって、嫁さんが小袋入りの豆を投げつけてみせると、 喜んで?マネをしていました。楽しそうでした。 まだ荒っぽい感じはありますが、モノを投げることがそれなりできるようになってきたのも成長の証です。

最近の長男坊のブームといえば、自動ドアとエスカレータ。 買い物先でこれらを見つけると、そちらに向かって突進していきます。 何とか気を紛らわせようとしてもそれは無駄な抵抗で、結局のところ、嫁さんが買い物をしているあいだに、 私は長男坊の手を引きながら、エスカレータで上がったり下ったりを繰り返すことになります。

今週末は共同通信杯という注目レースも行われますが、日曜京都7Rではオースミイレブンが2戦目を迎えます。 どんな勝ち方をみせてくれるか、注目です。


2010年2月6日(土)
【米国牝馬頂上対決】
ドバイ遠征を控えたウオッカレッドディザイアは、すでに検疫厩舎に入厩済みで、 10日の出国に向けて順調にスケジュールをこなしています。3/4に彼の地にて一叩きしてから本番に向かうローテといわれています。

昨秋のBCクラシックを牝馬で制したことで話題になった、米国の6歳牝馬ゼニヤッタも、 ドバイに参戦の可能性有りと伝えられた時期もありました。ゼニヤッタウオッカの対決の実現を受けて、 「日米の最強牝馬の夢の対戦!」などと日本のスポーツ紙等で喧伝されていましたが、 どうやらゼニヤッタのドバイ遠征の可能性は低くなったようです。

ゼニヤッタの緒戦候補の一つとして有力視されているのが、4/3に米国で行われるアップルブラッサムハンデ(GI)。 このレースには、4歳牝馬レイチェルアレクサンドラの出走も噂されており、 両馬の対決が実現すれば、それこそ「夢の対戦!」で米国競馬界が大騒ぎになることは必至です。

1度も負けることなく、最高峰のBCクラシックを制するという完璧な成績を収めたゼニヤッタですが、 実は昨年の年度代表馬にはレイチェルアレクサンドラが選出されており、ゼニヤッタは受賞を逃しました。 レイチェルアレクサンドラはいかなる馬かというと、米三冠の一つのプリークネスSを牝馬で85年ぶりに制す偉業をはじめ、 2009年は牡馬混合のGIの3つを含む8戦8勝という、こちらもまた完璧といえる成績を残しました。 両馬とも年度代表馬たる成績なのですが、牡馬との対戦数の多さが、レイチェルアレクサンドラに軍配を上げたといわれています。 ただし、ゼニヤッタ派とレイチェルアレクサンドラ派に二分された大論争は、ファン、専門家を問わず、いまだに熱く繰り広げられているところです。

アップルブラッサムハンデは、2009年度は総額49万ドルのレースでしたが、両馬が出走すれば総額500万ドルに増額されるとのこと。 4月3日に夢の対決が実現するのか否か。その動向がとても気になります。


2010年2月7日(日)
【全国デビュー】
15時すぎに都築記者から「東京競馬場にきてます」「みんなのKEIBAにうつるかも」との連絡。

さっそくグリーンチャンネルから地上波に切り替えて待っていると、 屋外で行われている井崎脩五郎先生のコーナーで、先生の至近位置に都築記者の姿を発見。 そのうちに、さらに先生に近い位置にT馬君が映りこみ、一瞬のことでしたが先生と言葉を交わした様子をみて「おおっ」と感激しました。 T馬君の動画を拝見したのは久しぶりで、しかも公の電波を通してのものなので、とても貴重な体験をいたしました。 是非、近いうちに2009年の表彰も兼ねてご訪問させていただき、今度はナマのT馬君、U馬君を拝見したく思っておりますので、 よろしくお願いします。

共同通信杯で圧倒的な1番人気の支持を得ていたアリゼオ(単勝1.8倍)、 京都7Rでさらなる一本かぶりの人気だったオースミイレブン(単勝1.3倍)がともに敗退。 わからんものです。そのつどそのつど学習していて骨身にしみていることではあるのですが、 勝利を重ねていくことの難しさをあらためて感じているところです。

そういう観点でみると、体調万全とは言えぬ状況で10戦5勝の成績をあげたフラムドパシオンも、 小さい体で精一杯走った29戦5勝のワディラムも、とても立派だったなあとあらためて感心してしまいます。


2010年2月11日(木)
【角田騎手から角田調教師へ】
平成22年度の新規調教師試験合格者が発表され、角田晃一騎手の名前もそのなかにありました。 これに伴い、今月末で騎手を引退することになります。

騎手生活を振り返って、ご本人は一番思い出深い1頭としてフジキセキをあげられていますが、 私にとって角田騎手といって浮かぶのは、ノースフライトジャングルポケット。 両馬について、過去に配信したものをこの機会に復刻しておきます。思い出がこみ上げてきます。

◎ノースフライト編(1993年エリザベス女王杯物語)
「スターバレリーナ」を目指した、とっても「アルファキュート」な女の子がいます。 その子の名前は「メジロリリー」。岩手出身のリリーは、ミスわんこそばに選ばれたほどに色白で美しく、巷では「ユキノビジン」と 呼ばれるほどの美貌の持ち主です。
踊りがとっても大好きなリリー。今日も「ライブハウス」で「ノーブルメロディー」に合わせて「ベストダンシング」。 そんなときリリーは、とっても「スガノセカイイチ」な気分にひたれます。軽やかな曲のときには「ケイウーマン」、 威厳のある楽曲では「スエヒロジョウオー」と自由自在のステップワーク。
踊りつかれてお腹がすいたリリーは「スーパータマモ」へ晩ご飯の買出しに出かけます。今日は遅くまで踊っていたので閉店間近。 「デンコウセッカ」の勢いで店へと急ぎました。おイモが大好きなリリーの今晩のメニューは「サツマノンリー」。 サラダも食べなきゃと「タカノプリマ」ハムも忘れずに買い込みました。
そういえばもうそろそろエリザベス女王杯だわ。空を見上げながらリリーはつぶやきます。今年はどの馬が勝つのかしら?。 なぁ〜んちゃって、勝つ馬はもう決まっています。それは近藤馬吉おすすめの「ノースフライト」。 でも念のために、一等星「ベガ」「ホクトベガ」に向かってお祈りします。
11月14日は「メイショウサンサン」と良い天気で、ノースフライトがスカッと勝てますように!
お祈りしながらリリーは幸せで、思わず「ライラックスマイル」がこぼれてしまいました。

◎ジャングルポケット編(E研ブック第180号 2001年日本ダービー 本紙の見解)
皐月賞にすら出走できなかった6年前のフジキセキ陣営の無念さは、ダービーを前に戦線離脱を余儀なくされたアグネスタキオン陣営の衝撃を上回る大きなものであったに違いありません。角田騎手、渡辺調教師、齋藤四方司オーナーのコンビで再び掴んだクラシックの夢。アグネスタキオン、アグネスゴールド、ミスキャストが、もし出走していたとしても決めていたジャングルポケットのダービー本命。角田騎手のクラシック制覇を祈念して、東京競馬場で観戦したいと思います。開国ダービーの象徴として注目を集めている外国産馬クロフネですが、今年に関しては攘夷のダービーとなる予感がします。


2010年2月12日(金)
【ラブミーチャン】
清水記者指名のラブミーチャンが、 地元笠松の登竜門レースであるゴールドジュニアに出走。 余力たっぷりに逃げ切って、格の違いを見せつけて快勝しました。 次走は3月14日に行われるJRAのフィリーズレビュー。 初めての芝のレースで、桜花賞の出走権確保を目指します。

ラブミーチャンの父サウスヴィグラスは、2002-2003年にかけてダートの短距離路線を席巻し、 ついにはJBCスプリントを制してGIホースに上り詰めましたが、 2度走った芝レース(3歳時のクリスタルCと4歳時の奥多摩S)では大敗しています。 また、母の父であるアサティスも、ウイングアローを筆頭に、圧倒的にダート適性の高い産駒を多く輩出しています。 父系からも母系からも、芝のレースは試練となりそうですが、ライデンリーダーの再現となるかどうか、注目しておきます。

ところで清水記者にとっては、ラブミーチャン(英語表記 Love Michan)は、ラブミッチャンの連想でもありますね。


2010年2月24日(水)
【都築記者の自己啓発】
先週末は都築記者の指名馬が大活躍。 土曜日のアプリコットフィズブエナビスタ、日曜日のエスポワールシチーがそれぞれに充実した内容で重賞を制しました。

3頭ともに、絶好位の位置取りからの紛れのない勝利であったことが共通点。 今後の獲得賞金の伸びしろも確実視される内容であり、しかも先週未出走の1頭がヴィクトワールピサなのだから、 POG2010での都築記者の前途は洋々です。 記録をきちんと見直してはいないのですが、同一週で重賞を3つ制したのは初めてじゃないでしょうか。 歴史的快挙といって過言ではありません。

都築記者のこのサイトにおけるさらなる貢献を紹介しておきます。 都築記者はプロ馬券師も多く輩出している有名サイトの競馬予想大会に登録し、 全国のスゴ腕馬券師達との戦いに挑むという自己啓発活動に取り組んでいます。 直近の2月度は、ダイヤモンドSの三連単を的中させるなどのヒットを飛ばし、 月間配当ランキングで全国第8位(回収率988.2%)という輝かしい成績をあげています (ダイヤモンドS結果、1着フォゲッタブル(1人気)、2着ベルウッドローツェ(6人気)、3着ドリームフライト(10人気)、三連単15万1370円)。 都築記者が全国大会において好成績を収めていることにより、 E研ブックの相対的な価値が一挙に高まっています。これが都築記者による貢献の中味です。

このことは、宝塚記念が2001年に国際GIに格付けをされた経緯に類似しているといってよいでしょう。 先日2001年の番外編を読みなおしていたときに思い出したのですが、 宝塚記念が国際GIに認定されたのはレース前のことではなく、レースの結果が出た後の7月になってからのことでした(レースは6月)。 当時JRAは、パートI入りを目指すために様々な施策や働きかけを行っていたので、 宝塚記念の認定はその成果ともいえますが、これはあくまで必要条件にすぎません。 国際GIの認定を得るためには、競走馬のレベルの高さを客観的に示すことが何よりも必要で、 その役目を果たしたのがステイゴールドでした。 ステイゴールドはその春に、ドバイでシーマクラシックを制しましたが、 そのレースで負かした相手(ファンタスティックライトなど)がその後次々に各国で好成績を挙げ、 一方でステイゴールドは宝塚記念で4着でした。 これにより相対的に宝塚記念のレースレベルがハイレベルであると認定され、昇格を果たしたということです。

微力ながら私も都築記者を見習って、E研ブックのプレゼンスを高める行動に挑戦してみようと考えております。


2010年2月25日(木)
【並べる】
長男坊の近況です。最近は並べるのがお気に入りです。何でも並べていきます。

◆ミニカー類 前向きに並べるか、後ろ向きに並べるかは気分次第。
niku niku

◆ペットボトルをいじるのも大好き。"く"の字に並べることもあります。
niku

◆コーンも大好物
niku


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