●4月 2006年5月 ●6月

2006年5月5日(金)
【ユートピアが現役のままトレード】
ユートピアがゴドルフィンに移籍すると発表されました。譲渡価格は400万ドル。 地方競馬を中心に5年連続で重賞勝ちをおさめていたユートピアは、間違いなく日本のダート界のトップクラスに位置する馬ではありますが、 世界的にはアピール度の高いフォーティナイナーの直仔という血統背景も、日本では超一級までの評価はなく、 種牡馬としての可能性を考えたらユートピアとしては喜ばしいことなのだと思います。

日本で産まれた馬が、現役のままでトレードされるのは稀ですが、昨今の日本調教馬の評価の高まりを考えれば、 同様な事例は今後も増えていくのではないでしょうか。

約4億6000万円という額が高いのか安いのかはよくわかりませんが、 母父がノーザンテーストという和風な血統なので、日本ではこれほどの値はつかないのかもしれません。 逆に、ユートピアが将来ゴドルフィンチームの主力種牡馬の地位を占めることにでもなれば、 ノーザンテーストの血統のスパイスとしての評価が高まり、 ひいては日本の在来血統に対する評価が高まる効果が出るかもしれません。

【ディープインパクト、天皇賞春圧勝】
天皇賞春は、早めに動いたディープインパクトが、自らがレースの上がり3Fを計時して圧勝。 残り800mから600mにかけて、11.3という流れのなかで素軽く進出したあたりがディープインパクトの真骨頂。 調教でズブさをみせるなど、精神面での変化が伝えられていますが、それがより強いレースパフォーマンスに向かっているようで、とても嬉しいです。 E研ブックでの的中者は、都築記者近ぴ記者の2名でした。


2006年5月10日(水)
【専門家の目利きに脱帽】
NHKマイルカップでは、僭越ながら私が勝馬ロジックに着目しての見事な単勝ゲット。 また、博文記者が2着馬に、近ぴ記者が3着にちなんだコメントで的中し、 三者三様の的中劇でありました。

都築記者が引っ張っている側面が大きいものの、全員のトータル回収率が179%という高値安定圏を維持しています。 俺たちの予想、売れるんじゃないかい?

2着馬のファイングレインには1歳時に牧場で会ったという思い出があります。 サラブレッドクラブのツアーの食事どきに、たまたま隣席になったノーザンファームの関係者が、 ライバル関係にある社台ファームのフジキセキ産駒になかなかデキが良い馬がいると誉めていたのが印象に残っています。 それが現在のインディドライバーファイングレインインディドライバーは4戦2勝の成績で早々にオープン入りし、ファイングレインもNHKマイルカップで2着と好走。 両馬ともに故障のために幸せいっぱいの競走生活を享受しているわけではありませんが(インディドライバーは競走能力喪失ですでに引退、 ファイングレインもレース後骨折が判明)、専門家の目利きには脱帽いたします。

【新装ヴィクトリアマイル】
今週末は、今年からスタートする古馬牝馬のマイルGIのヴィクトリアマイル。 NHKマイルカップ、安田記念とマイルのGIは豊富だから、1800mの距離としてもよかったのでは?という意見もあるようです。 確かにラインクラフトエアメサイアダンスインザムード3強の互角の戦いの場としては1800mが最適のような気もしますが、 秋の女王杯との対比からしても、古馬牝馬の春のチャンピオン戦としてはマイルの設定がベストと思います。 ビリーヴのようにマイルでも長め?というチャンピオンホースもいることですし。

今年のメンバーのなかで気になる馬はアグネスラズベリ。単では厳しいかもしれないが、ヒモ候補としては強く推奨します。


2006年5月12日(金)
【りむ記者の行ってないところへいってみたい】
至高のひとときというのは人それぞれでしょうが、自分にとっては「ほろ酔い程度の状態でなじみの紀行文を読み返す」というのがそれにあたります。 5月5日から続いていた連続勤務も本日で終了。まさに最適の状況で、グラス片手に阿川弘之氏の紀行文を読んでみました。

未知との遭遇を味わうことが旅の醍醐味の一つだとすると、何度も読んでいて、結末を知り尽くしている紀行文を読み返すことで得る喜びは、 旅本来のものとは対極にあるともいえますが、そこが書を読むという行為の奥深さ。幾度となく追った経験のある文脈からも、ふとしたはずみで新鮮な発見があるものです。

阿川弘之氏の旅の同行者であった北杜夫氏。氏の母上である斎藤輝子氏(斎藤茂吉夫人)は、 世界の隅々にまで足を伸ばしたことで名高く、『世界中の僻地僻村、南極にまで足跡をしるして廻っている変なばば様である』 とあり、『「おふくろの行ってないところへいってみたい」というのがまんぼうの希望であり』と記されています。

俺もりむ記者の行っていないところへいってみたい。りむ記者とは十年来の付き合いになりますが、 当初は、日本国内旅行においては自分に一日の長があったものです。 ところが、今となってはその差は急速に縮まっており、「積丹で旬のうに丼を食す」という、 彼に対する俺の数少ないアドバンテージもこのGWで消滅。残りは「指宿の砂蒸し風呂&焼酎のお湯割り」といったところでしょうかね。 りむ記者の次なるターゲットはそのあたりか?

かの有名なる桜島を肉眼に焼き付けながら鹿児島湾沿いの道を進み、島津のお庭をみる。 鹿児島市街に戻って、天文館にある例のラーメン屋に立ち寄りラーメン小僧の気分に戻る。シルエットが美しい開聞岳の山麓には馬が放牧されている。 近くの鰻池を経由して指宿の温泉宿に投宿。余力があれば霧島に向かうもよし、知覧で厳粛な思いに浸るのも良し。

実現の暁には、もう師匠と呼ばせていただくしかありませんね。


2006年5月19日(金)
【ダンスインザムードとコスモバルクの快挙】
今年から開催となったヴィクトリアマイルでは、ダンスインザムードが内枠の利もいかして勝利。 関東馬が関東の騎手でGIを制しました。

ダンスインザムードにとって、桜花賞以来の勝利ということで"復活"と表現されていますが、 天皇賞やマイルチャンピオンシップで好走を続けていたわけなので、"復活"と呼ぶには若干の違和感を覚えます。 彼女のような実力のある馬に、それに適した栄冠を与えることにヴィクトリアマイルの設置意義があるのならば、 第1回にして見事にその使命を果たしたということになるでしょう。

E研ブックでは、櫃石記者かや記者がそれぞれ馬単で的中です。

もう一つのビッグニュースとしては、コスモバルクのシンガポール航空国際Cでの快挙を忘れてはなりません。 北海道所属のままで、JRAのGIに挑戦を続けていたコスモバルク。 最近は頭打ちの成績が続き、それに伴う限界説を自分も信じていたのですが、チャレンジを続けた末の快挙には脱帽です。 レーティングが際立って高くなるということはないメンバー構成のレースではありましたが、 国際GIホースという称号は素晴らしいの一言に尽きます。

・・・・・ただ、、、報道によると、血液検査で馬ピロプラズマ病感染の疑いが出て、 シンガポールから出国できないと報じられています。現在再検査中とのことですが、 再検査の結果陰性となったとしても宝塚記念への出走はスケジュール的に厳しくなり、 もし陽性だった場合には、最悪のケースも考えざるを得ません。輸送だけじゃない海外遠征の難しさを示した事件といえそうです。

【侘び寂び】
この間の個人的なできごととしては、GWの代休を利用して下記のようなところを巡ってきました。 過去にイグアスの滝という大瀑布をみたことがありますが、巨大な水のカーテンのような大瀑布と比較して、 日本の滝は侘び寂びの趣きで満ち満ちています。 大瀑布にあるならば名もない一筋の水の流れでも、日本では皆にその存在を知られ愛されているのだから、 日本の滝のほうが幸せなのかもと思いました。
fall


2006年5月22日(月)
【カワカミプリンセスが無敗でオークス制覇】
オークスはカワカミプリンセスが無敗で優勝。 人とは違ったサイン予想ができないかと、角川の社長や、雑誌ダ・ヴィンチの編集長の名前まで調べて苦悩しましたが、 そういうこととは別に、強い馬が強く勝ったという内容でした。

E研ブックは豊村記者が唯一的中。そろそろ本領発揮の気配。

今週末はダービーで、春競馬も最高潮を迎えます。

【ワディラム、夏競馬から500万下】
個人的には、フラムドパシオンワディラムが栗東に戻って臨戦態勢を整えつつある状況ということで、 盛り上がるのは6月以降となります。

中央競馬の競走馬は、オープン、1600万下、1000万下、500万下、未勝利といったクラスわけがなされていますが、 各クラスの頭数バランスが悪いとJRAは判断しているらしく、 具体的には土曜のメインに組まれることの多い1600万下の出走頭数が少ないケースが頻発して売上施策上好ましくないということで、 競走条件区分の見直しが実施が発表されています。これによると、ワディラム(収得賞金1400万円)は夏競馬から500万下となるようです。 うまくいけば、引退が決まっている来春までに、さらに2勝くらいの上乗せを期待しても良いのかな?


2006年5月24日(水)
【フラムドパシオン屈腱炎発症】
不吉な色彩の曇が一気に空を覆い、まだ明るいはずの空に早くも夜の帳が。 稲光と、それに引き続く雷鳴の轟き・・・

これが俺にとっての不吉の予兆でもあったとは・・・・

フラムドパシオンが屈腱炎を発症・・・

一応、復帰を目指して療養するとのことだが・・・

凡人にとって、夢とは長続きしないものだろうか・・・


2006年5月30日(火)
【虚脱感を覚えながら】
素直な気持ちで競馬を直視する気持ちになれない今日この頃ですが、 競馬との絶縁は、すなわち自分の魂の死を意味しますので、なんとか生命維持への尽力を続けている今日この頃です。 といいながらも、ヒヤシンスSで軽〜くひねりつぶしたマンオブパーサーに、 ユニコーンSの想定で重い印が集まっているのを目にして、 なんとも言いようのない虚脱感を覚えてしまうあたり、まだまだ修行が足りないということでしょうか。

ダービーは、メイショウサムソンが力強く抜け出して完勝。 危なっかしいところがなく、強いと思わせるレース振りはさすがです。 皐月賞は位置取りに恵まれた部分もありましたが、今回は着差以上の強さを感じさせました。 でも、まさか1番人気とは。フサイチジャンクがかぶると思っていたので。。。

E研ブックでは、都築記者博文記者が馬連で的中です。 都築記者は3年連続でダービー的中。だびつづきこうじ。

【どうなの?総務省】
さて、ニュースをみていたら、国勢調査の未提出率のデータが紹介されていました。
年度1995年2000年2005年
未提出率0.5%1.7%4.4%

未提出率が回を重ねるごとに上昇していることは明白ですが、 総務省は「95%以上の世帯から集計しており、国勢調査の精度は確保できている」 と冷静を装います。ただ自分の場合は、用紙の配布すら実施されていないので、これは社会保険庁がやらかした、 いわゆる"年金納付不正免除"による分母をいじる操作が、国勢調査でもすでに行われていたのではないかといぶかってしまいます。 回収に手間のかかりそうな単身向けの賃貸住宅へは、配布そのものをやめてしまえ!という・・・

真の未提出率はもっと高いと思われますがね、どうなの?総務省

"年金納付不正免除"の話が出たついでに、この件に関する自分の疑問点を記しておきます。 今回、悪事とされているのは、"被保険者本人が免除・猶予の申請書を提出していないのに、社会保険庁が勝手に免除・猶予の手続きを行う不正"ということですが、 免除・猶予の資格があるのなら、申請書を提出しなくても支払いをしていない場合には、 「自動的に」"免除・猶予"とすればよいと思うのですが、これは論理的にNGなのでしょうか? 国民年金法では、保険料の免除・猶予手続きには申請書の提出が必要とのことですが、なぜ?


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