●9月 2005年10月 ●11月

2005年10月2日(日)
【サイレントウィットネスが能力を証明】
スタート直後の攻防も焦点の一つであったスプリンターズS。 案外にスンナリとカルストンライトオがハナに立ち、例のごとくのマイペース。 4角の付近では、逃げねばりか・・・とホンの一瞬だけ思いましたが、 好位でタイミングをはかっていたサイレントウィットネスが、力強く中山の坂を駆けのぼり、 32.7という脅威の末脚で追い詰めてきたデュランダルに、1馬身あまりの着差をつけて優勝しました。

今日のサイレントウィットネスの競馬は実に味のあるもので、 単なるスピード馬の領域を超えた、歴史的なスプリンターであることを証明した感があります。 馬体重558キロが示すように、雄大な馬体、特に臀部の発育のすざましさは特異的で、 この体躯で全身を使える柔らかいフットワークで走られては、ちょいとかないませんね。

E研ブックでは、 清水記者櫃石記者豊村記者かや記者博文記者りむ記者が的中。 最近、的中者の紹介がにぎやかで、なかなか良い傾向です。 かや記者の買い目は、サイレントウィットネスデュランダルの馬連1点勝負。 この予想が、メンバーの中で最も回収額が大きかった点は、馬券戦術上の大いに参考になるものです。

【フラムドパシオンは札幌2歳Sで9着】
昨日の札幌2歳Sにはフラムドパシオンが3ヶ月ぶりに出走。 スタート後にカットされる感じがあって、道中も何度も馬体をぶつける激しい競馬。 息を入れることもできず直線で失速して9着敗退。 いろいろとエクスキューズもあるようですが、キャリア不足、現状の実力不足は明白。 ちょっとガッカリしていますが、牧場で立て直すそうなので、逞しさを加えての早期の復帰を期待しています。


2005年10月13日(木)
【秋華賞は低配当の決着濃厚】
秋華賞→菊花賞→天皇賞秋へと続くGI戦線のシリーズに突入し、秋競馬前半のクライマックスを迎える今日この頃です。 今週は各記者の指名馬も出走ラッシュ。本サイトの表紙の出走馬一覧も、久々に賑やかになりました。

荒れる印象のある秋華賞ですが、ガチガチになるケースも決して珍しくなく、今年も低配当の決着が濃厚です。

1着2着
1997メジロドーベル(1番人気)キョウエイマーチ(2番人気)
2001テイエムオーシャン(1番人気)ローズバド(2番人気)
2002ファインモーション(1番人気)サクラヴィクトリア(3番人気)
2003スティルインラブ(2番人気)アドマイヤグルーヴ(1番人気)

ラインクラフトエアメサイアの上位は確実で、三連単でジェダイトデアリングハートとの組み合わせでいけるでしょう。 あと新潟戦でワディラムに勝ったニシノナースコールも押さえってことで。

【2歳馬の動向】
GIレースの興味もつきませんが、2歳戦にも来クラシックを意識させる馬の出走がここのところさかんで、 例えば先週の芝1800mの新馬戦を勝ったジャリスコライトは、あのアグネスデジタルの弟という血統でりむ記者が狙っていそうだし、 今週の新馬戦のオンファイアも、ディープインパクトの全弟という血統は兄を指名した都築記者でなくても羨望の的だろうし、 土曜日のデイリー杯で勝つであろう瀬戸口厩舎のマルカシェンクは、清水記者が死守する予感がします。


2005年10月17日(月)
【パリーグの覇者はロッテ】
パリーグ優勝の胴上げの輪の中心は、バレンタイン監督となりました。 漠然とはロッテを応援していたのですが、時おりアップで映し出される王監督の、 その大きな瞳を目にすると心が揺り動かされ、どちらにも勝利を!というなんとも切ない気持ちになったものです。

【ディープインパクト一色の週刊競馬ブック】
月曜日の恒例ということで、週刊競馬ブックを求めましたが、当然のことながらディープインパクト一色。 巻頭のカラーグラフに、ディープインパクトのための特別なスペースが設けられており、 さらには厩舎スタッフへの特別インタビューに1頁がまるまる充てられるなど、通常の紙面構成とは異なる編み方となっています。 ディープインパクトが菊花賞で勝って無敗の三冠馬となり、 武豊騎手は本年度のGI勝利を驚きの9にまで伸ばし(地方競馬込み)、 都築記者がPOGで独壇場の地位を得ることになるのは間違いありません。

【エアメサイアが秋華賞を制す】
秋華賞では、ゴール前でラインクラフトを測ったように差しきったエアメサイアが勝利。 念願のGI初制覇を達成しました。武豊騎手のコメントが、いつにも増して弾んでいるように感じましたが、 実力に一目置いているラインクラフトに対して、万全の騎乗で勝利を得ることができた満足感によるものでしょう。

博文記者が三連複、りむ記者が馬連、近ぴ記者が単勝で的中しています。 馬連配当が180円というガチガチのレースであったこともあり、プラス収支は博文記者だけでした。

(追伸)豊村記者も三連複を的中していました。


2005年10月20日(木)
【グリーンチャンネルも特番編成】
グリーンチャンネルのトレセンレポートが、通常の1時間枠を30分延長し、菊花賞を中心とした特大版で放送されました。 ディープインパクトの特別な存在感が、一般マスコミをも巻き込んで例年以上に菊花賞への注目度を高めており、 すでに社会現象化しているといって過言ではありません。 調教スタンドの音声を拾いながらのディープインパクトの最終追い切りからは、 打ち上げ花火のクライマックスを連想させる無数のシャッター音の演出も加わって、いつもとは異質の緊張感が伝わってきます。 日本競馬の歴史的な瞬間を迎えるこの週末。無敗の三冠馬の誕生を心からお祝いしたいと思います。

【松永幹夫騎手が調教師試験を受験】
多くのファンから愛され、長い期間にわたって中心騎手の一人として競馬シーンを引張ってきた松永幹夫騎手が、 調教師1次試験を受験したと伝えられています。恩師である山本調教師が再来年に定年を迎えることもあり、 受験を決意したのではないかとのことです。一千勝騎手の特典はすでになくなっているので、 調教師への道は容易ではないと思われますが、決心が成就することを祈りたいと思います。 その一方で、さびしい気持ちがこみあがってくる気持ちも否定できません。


2005年10月27日(木)
【特別な馬、ディープインパクト】
一昨年、デムーロ騎手が手綱をとったネオユニヴァースが、皐月賞、ダービーを制しましたが、 当時のルールでは、デムーロ騎手は菊花賞に騎乗することはできませんでした。 外国人騎手のJRAでの騎乗は、短期騎手免許の交付を受けて行われますが、 デムーロ騎手は年間で通算3ヶ月までと定められている交付期間を、上半期で使い果たしていたからです。

久しぶりの三冠馬の誕生か!という盛り上がりに水を差さぬために、 JRAは下記のような特例措置で臨時試験を実施し、デムーロ騎手の菊花賞(及びその年のジャパンC)での騎乗を可能にしました。

「当該年において、その者の騎乗により本会(JRA)G1競走で2勝以上の成績を 収めた馬が、本会G1競走に出走する際に当該馬に騎乗するため、免許を申請する騎手」 に対して、「当該G1競走が施行される日」の騎乗を認める臨時試験を実施する

ずいぶんと柔軟な施策をとるJRAに感心した記憶があります。

今年の菊花賞でも、中立を旨とする主催者としてはかなり大胆な、ディープインパクトを前面に出した広報活動をとるJRAに、 さらなる柔軟な姿をみた思いがします。それだけディープインパクトが偉大だということなのですね。

レースの前半では、若干ヒヤッとする場面がありましたが、33.3の終いの脚はいつもの通りに秀逸で(33秒台は彼だけ)、 結果的には危なげなく無敗の三冠馬の栄誉を得ることとなりました。素晴らしかったです。 三連単馬券に最適な条件が整ったこともあって、馬券の売り上げも好調だったようで、めでたしめでたし。

かや記者が馬連とワイドで的中。なかなか良い配当で、グッドジョブです。


2005年10月31日(月)
【伏兵ヘヴンリーロマンスが天皇賞秋を制す】
頑強な中心馬を軸に展開した菊花賞に対して、6世代からGIホース8頭のタレントが顔をそろえた天皇賞秋。 優勝したのは伏兵ヘヴンリーロマンス。彼女を1着とした三連単の配当は、100万円超という波乱になりました。

ヘヴンリーロマンスは2000年産まれの5歳牝馬。 この世代には、2歳時に完璧な戦績を残したピースオブワールド、 3歳のクラシック戦線を主導したネオユニヴァーススティルインラブ、 彼らに少し遅れて競馬界を引っ張る存在に飛躍したゼンノロブロイアドマイヤグルーヴ、 そして今回、ヘヴンリーロマンスが天覧競馬を見事に制す活躍でGIホースの仲間入り。

【2000年産のサンデーサイレンス産駒は特に充実】
毎年毎年、素晴らしい産駒を送り続けているサンデーサイレンスですが、 特に2000年産は、早熟から晩成まで、質・量ともに極めて充実している世代といえるでしょう。 GIホース6頭、GI勝鞍12は、どちらも世代別での最大値となっています。

サンデーサイレンスの2000年産の活躍を目の当たりにして、久しぶりに「種牡馬8年周期理論」を思い出しました。 2000年産がちょうど8年目なんですよね。


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