●3月 2005年4月 ●5月

2005年4月7日(木)
【新任地での業務が始まる】
まだ落着いたというにはほど遠い状況ではありますが、新任地での規則正しい生活だけは開始されました。 扱うモノは、広い目で見ればこれまでと同類という見方もできますが、 職場の衛生環境的には、いままでは鼻毛が伸びやすい雰囲気だったのが、今度は塵がほぼない環境という風に変貌しました。

【取捨に悩む難解な桜花賞】
今週末は桜花賞。トライアルの前までにはそれほど下馬評にあがっていなかったのに、 結局無敗で桜花賞を迎えることになった馬がちらほらといて、 しかも彼女達の前走の中身がフロックではなく、かなりすぐれた内容であっただけに、 非常に取捨に悩む難解な桜花賞となりました。

【マカイビーディーヴァ】
それとは別に、エイプリルSのマカイビーディーヴァにも注目しておきます。 オーストラリア調教馬の彼女は、メルボルンCを連覇した豪の最強ステイヤー。 天皇賞春の出走を目的に来日しているのですが、より万全の状態で本番に臨むためにここを使ってくるそうです。 JCを経験している陣営だけに、物見遊山の来日では決してないはず。軽い馬場も得手とのことなので、 その走りに注目してみます。 それにしても、つい一昔前までは外国産馬の出走が不可であった天皇賞に、外国調教馬が出るようになったとは、 隔世の感があります。


2005年4月9日(土)
【野球対抗戦に参加】
先行して異動していたS木君に声をかけてもらって、昨晩は職場の野球対抗戦に参加してきました。

きちんとした試合形式は久しぶりで、一緒に参加した都築記者りむ記者、 S田君とともに満喫しました。ナイター設備の整った立派な球場で、グランドの質も自分の体験のなかでは最高でした。

「趣味は何?」と聞かれたときに、「野球です」とこたえられる状況を、今後とも継続できそうでヨカッタ。


2005年4月12日(火)
【福永騎手の成長】
桜花賞はラインクラフトが優勝。 福永騎手のこれまでについて、ざっと頭の中で振り返ってみたところ、 プリモディーネで桜花賞を制したときに名実ともに一流騎手としての門出を迎え、 SARS騒動のさなかに香港への遠征を断行しエイシンプレストンで見事にクイーンエリザベスCを制した際には逞しさが加わり、 本命級のラインクラフトでみせた積極的なレース運びにはさらなる成長をみてとることができました。 岡部騎手の引退はさびしい出来事ですが、着実に後継者は育ってきているようです。

ただし、これだけのメンバーと、絶妙なタイミングの開花前線という追い風があったにもかかわらず、 桜花賞の売り上げは前年比96%と振るいませんでした。主催者にとっては、厳しい春となっています。


2005年4月17日(日)
【不運を克服ディープインパクト】
実力だけではなく、運も味方につけなければ勝利を味わうのは難しいとされるGIレース。 特に場慣れしていない若駒たちが顔をそろえ、小回りの中山競馬で行われる皐月賞は、 より運の要素が必要となるレースと言われます。

それを今日のディープインパクトは、スタートでよろけ、向正面で煽られるといったかなり致命的な不運に見舞われたにもかかわらず、 2着に2馬身半差という決定的な着差で優勝してみせました。レース中のさまざまなアクシデントも、 彼の抜きん出た能力を世間に知らしめるための演出にすぎなかったということです。

小柄な馬格のこともあって、ディープインパクトのパドックでの姿には「特別な馬」という印象がもてないのですが、 滑らかで、回転が効いて、重心のブレのないフォームは実に素晴らしい。追ってから素軽く伸びる走りの秘密はその辺にありそうです。 彼の場合は馬体の造作というよりも、走行フォームで人を魅了するタイプのようです。

夏競馬から順次デビューしていく今年の2歳馬が、サンデーサイレンス産駒最後の世代となりますが、 そのなかにディープインパクトの全弟が含まれています。 馬名オンファイア(On Fire)と名づけられたその馬も評判は頗るよく、 産地馬体検査もすでに受け、藤沢和厩舎との預託契約も交わされ、 ノーザンファームの期待の一頭として名前が挙がっています。来年の暮れごろには、兄弟対決などという話で盛り上がっているかもしれません。


2005年4月19日(火)
【近隣の様子】
今住んでいるところの周辺の風景を部屋から眺めてみると、大都会のムードとはほど遠く、むしろ長閑な雰囲気すら感じさせます。 前の住民票の場所と大差ないという感想も、あながち誇張とは言えないほどです。

ただし、やはり当然のことながら人口密度の高さは比較にならぬようで、そのことは近所の店の様子からもうかがえます。 駅前のスーパーは深夜1時まで開いているし、自宅から徒歩0.5分の位置にある弁当屋さんは24時間営業で、 さらに弁当とは別に惣菜のコーナーも構えていて深夜2時まで陳列しています。 弁当屋のならびにある酒屋さんは、少量多品種の品揃えで、外国のビールなどもそれなりに入手可能といった具合です。

いままでは部屋持ちの酒というものを、戴いたものを除いては持たなかったのですが、 少し生活パターンが変わることになりそうです。


2005年4月23日(土)
【クロフネ産駒の活躍は嬉しい】
北海道では早くも2歳戦がスタートし、その最初のレースにおいてクロフネ産駒のシップアルーフが勝ちました。

スタートは出遅れたもののジリジリ伸びて2馬身半差の勝利。 クロフネ産駒の活躍は嬉しいし、実に心強い。


2005年4月26日(火)
【東京競馬場詣】
東京競馬場の新スタンドがオープンしたのを機に、久々に加藤記者と再会し、 競馬場詣でをしてきました。可処分所得が大幅に減ってしまった財政状況ではありますが、 新装のお祝いと、加藤記者の初めての東京競馬場訪問を記念して、新スタンドのA指定席を奮発しました。

俺「予想というものに対して開眼したよ」
加「ほぉ」
俺「オッズに惑わされて買い目の軸がぶれてしまうと、長い目で見た回収率は上がらない」
加「なるほど」
俺「何か一つの信念をもって、常にそれをよりどころに馬券を買い続けることが大切だ」
加「そうですね」
俺「俺はこれから武豊が出ていれば常に彼の馬券を買うという信念を貫こうと思う」
加「それはオッズに惑わされるのと結果的には同じじゃないですか。それでは弱い信念です」
俺「・・・」

当日の目玉は11RのフローラSだったのですが、自分としてのメインレースはワディラムが出走している京都8R。 東京競馬場のターフビジョンでの実況はないので、手元モニターの他場中継用の画面を通しての観戦となりました。 パドックの様子をみて一安心。まず馬体が減っていなかったこと、そして前走ですこしゴツゴツしていた歩様が、 今回はスムースにキビキビと歩いていて好感触。あとはレースでうまくスタートを決めてくれれば・・という心境でした。

音声のない画面を凝視してスタートを見守る俺&加。スタートはクリアし、良い感じで先行。手応えも抜群でした。 4角をまわった段階で上位入線を確信する勢いで先団にとりついて、30キロ以上でかい男馬との併せ馬状態をしのいで1着でゴール! 写真判定になりましたが、スローVをみて勝利を確信しました。 レース後に加藤記者とがっちりと握手。

【ワディラム祝勝会!】
競馬場を出てから、ワディラムの祝勝会を急遽開催し、 登戸で豊村記者夫妻と合流して、大いに痛飲しました。 豊村記者の奥様が、もしかしたら近日中に記者デビューを果たすかもしれません。

関東に越してしまったので、彼女のレースを生観戦するにはハードルが高くなってしまいましたが、それならばということで、 今後彼女が走るときには、我が家にて『ワディラムを応援する会』を主催します。

ワディラムの走った京都芝外1600mは、マイルチャンピオンシップと同じコース設定。 今回の彼女の走破タイムは、ノースフライトが引退レースのマイルチャンピオンシップで出した1分33秒0を0.1秒上回っていました。 当時とは馬場状態が異なりますが、思い出の名馬のタイムを上回ったことに対しては感慨深いものがあります。 数字だけを鵜呑みにすることはできぬものの、このタイムは500万下としては贔屓目抜きでかなりの好時計であることは間違いありません。 グリーンチャンネルの「結果分析」という番組でも、このレースはタイム評価Aをもらっていました(A〜Eのランク付け、Aが一番すぐれている。開催によってはつかないこともあるくらい希少)。 もう少し上のレベルでも、やってくれそうです。


2005年4月29日(金)
【本家記者の募集要項】
競馬ブックの公式サイトでは、来春の新卒者対象の「取材・編集記者募集」を行っています。 資格条件は以下の通り。

資格条件

(1)23歳までの4年制大学来春新卒予定者
(2)強壮頑健なる体躯を有すること
(3)視力、裸眼で1.0以上
(4)早起きに自信あること
(5)対人関係に臆せず明朗誠実なること
(6)普通運転免許保持
(7)記憶力に優れ、機器、数字に強いこと
(8)反射神経に自信あること
(9)観察力に優れ、文章表現能力のあること
(10)勤務地何処でも可能であること
以上の条件に適う方ご応募下さい。
採用人員:若干名
なお、体験入社を実施するケースがあります。

各項目の字面を追ってみると、空軍パイロット並みの身体的・頭脳的能力に加え、人柄や文章表現能力まで求められていることがわかります。 すべての項目を満たす必要が本当にあるのだとすると、競馬ブックの記者になることは、超難関であると言わざるを得ません。

待遇等については、一切記載がないため詳細は不明なのですが(これはこれで変だが)、 好きでなければ勤まらない職業であると思うので、先ほどのスーパーマン的な素養に加えて、 何よりも競馬好きであることが必要条件になると思われます。


2005年4月30日(土)
【寿司屋のサインと天皇賞春】
学生時代の恩師に誘われて、都内某所のお寿司屋さんに出かけてきました。 恩師にとっては二十年ほどお付き合いのある店ということで、 ネタが美味しかったのはもちろんですが、 遠慮の要らないくつろいだ雰囲気で食事ができたのが、何より心地よかったです。

食事中、明日の天皇賞の話題が出て、恩師から武豊の単勝を1000円頼まれました。 アドマイヤグルーヴが天皇賞春の長丁場を制するイメージは描きにくいのですが、 こういうときこそ、武豊は買いなのかもしれません。

紹介してもらったときにいただいた名刺によると、店主の姓は安藤さんであることが判明。 スズカマンボも距離がどうかというタイプではあるのですが、 こういうときこそ、安藤勝も買いなのかもしれません。

補足サインとしては、「こいつは最高!」を意味する"That's the Plenty"には、 「お腹いっぱい!」という意味もあるそうなので、こういうときこそ、ザッツザプレンティも買いなのかもしれません。

帰宅途中に電車を途中下車して、出身大学のキャンパス内を徒歩で縦断してみました。 古いことに存在価値があるメインの建物は昔のままにみえましたが、 自分の関連エリア付近には新しい建物が林立していて、在学当時とは様変わりしているのに驚きました。 十年一昔を遥かに越えているのだから、仕方がないか。


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