●10月 2001年11月 ●12月

2001年11月2日(金)
【注目の新馬戦】
出張先で不規則な状況が続いたので、曜日感覚が変になっていますが、無事金曜日の夜を迎えることができました。 めでたしめでたし。

年内に一週間連続で休むことができるので、そろそろちゃんと考えないとと思っているところです。 だいぶ寒い季節になってきたので、季節感を味わうために、木枯らし吹かれる旅にでも出てみようかな、と思ったものの、寒いのはいやかも。なんじゃそりゃ。

今週から新しい開催になり新馬戦のメンバーが一新されました。 エアグルーヴの弟、ファビラスラフイン産駒、ヤマニンパラダイス産駒、 ダンスパートナー産駒、ヒシナタリー産駒あたりが血統的にも注目です。

ファビラスラフイン産駒であるファビラスキャットは、サンデーサイレンス産駒としては珍しい芦毛馬。 日曜日にエアグルーヴの弟のモノポライザーと対決します。今開催のなかでも注目の新馬戦です。


2001年11月3日(土)
【マサラッキ引退】
長い間応援し続けていたマサラッキの引退が発表されました。

E研ブックに初登場したのが、1996年11月17日号のマイルチャンピオンシップ(第87号)。 残念ながらそのときは賞金不足で除外されてしまったのですが、補欠馬の3番手として馬柱に載せる構成にしてあります。 出走が絶望の状況だったので、◎や○は打てなかったのですが、「願」という印で出走を願い、 コメント欄には「出てこれれば本命級」という贔屓目タップリの甘口評価。

今後は乗用馬として余生を送ることになるそうです。元気で!

何となく、一つの区切りをつけるようなニュースでした。


2001年11月4日(日)
【新馬戦&アルゼンチン共和国杯】
金曜日に書いた新馬戦を見るのを一番の目的に、淀へ行ってきました。

その新馬戦は午前中のレースだったにもかかわらず、パドックは妙に混雑していて、特にシャッター族の熱気は相当なものでした。 人気はモノポライザーファビラスキャットの2頭に集中。 両馬とも中型で無駄肉がなくスカッとしており、いかにもサンデーサイレンス産駒といった体型でした。

芝1600mで行われたレースは、好ダッシュからファビラスキャットがハナを切り、モノポライザーは好位の位置どり。 直線でファビラスキャットがさらに加速をつけ、それを追うモノポライザーとの一騎打ち状態に。 最後はモノポライザーの決め手が上回る結果となりましたが、ファビラスキャットの競馬っぷりもなかなかのものでした。 両馬の今後が楽しみです。

アルゼンチン共和国杯は、アドマイヤボスが今年も昨年同様にモタれまくって5着に敗退。 トウカイテイオーの弟のトウカイオーザが、初重賞制覇を果たしました。 帰宅後に知ったのですが、レース後に、4着入線のダイワカーリアンが急性心不全で死亡したとのことです。。。。 8歳であるダイワカーリアンが、デビュー以来42戦目にして初めて経験した、2000mを超えるレースを完走したあとの突然の訃報。 驚きました。


2001年11月6日(火)
【頭の体操】
あるレストランチェーンの幹部が、
自社チェーンの県内のシェアの変化を調べました。
その県は、3つの地区に分かれているため、
まず、各地区ごとのシェアの変化を算出してみました。
すると、そのレストランチェーンのシェアは、一昨年から昨年にかけて、
次のように変化していることがわかりました。

地区一昨年昨年増減
A地区14%10%▼4ポイント
B地区8%7%▼1ポイント
C地区40%38%▼2ポイント

すべての地区でシェアを落としているというこの数字をみて、
そのレストランチェーンの幹部は、憂鬱な気分になりました。
県全体では、いったいどれだけシェアを落としているのだろうか・・・
(続く)


2001年11月8日(木)
【シェアのカラクリ】
前回の続きです。
レストランチェーンの幹部は、一昨年のデータについて、各地区のシェアに加え、売り上げも含めた表を作成し、最後に県全体のシェアも求めてみました。

一昨年の売り上げとシェア
地区地区総売上自社売上シェア
A地区1001414%
B地区10088%
C地区1004040%
県全体3006220.7%

さらに、同様の手順で昨年の表も作成し、一昨年との比較を行いました。

昨年の売り上げとシェア
地区地区総売上自社売上シェアシェア増減
A地区1001010%▼4ポイント
B地区10077%▼1ポイント
C地区40015238%▼2ポイント
県全体60016928.2%△7.5ポイント

その結果、驚いたことに、各地区ともにシェアは低下しているにもかかわらず、県全体としてはシェアが上昇していることがわかりました。

・・・以上の話は、「投資リスクの真実」(吉本佳生著)という本の、「データを過度に信用してはいけない」という章で紹介されていた、 「シェアの大逆転のカラクリ」の項の内容をもとにしました。

シェアというものは、分母が異なるものに関して単純平均しても無意味であり、加重平均の概念がないと、大きな勘違いをするという警鐘として、 書かれていました。なお、表中の数字については、前回の日記に関して、岡村記者から、具体的な数字をあげて、『県全体ではシェアが落ちているとはいえない』という回答をいただきましたので、 その数字を使わせていただきました。

逆の場合も同様に起こります。つまり、各地区のシェアは上昇しているにもかかわらず、全体としてはシェアが低下するというケースです。 昨年の売り上げとシェアの別の例を上げて、紹介しておきます。
昨年の売り上げとシェアの別の例
地区地区総売上自社売上シェア前年比
A地区1001515%△1ポイント
B地区4004010%△2ポイント
C地区1004242%△2ポイント
県全体6009716.2%▼4.5ポイント

海千山千の証券会社の営業マンというのは、全体データや、細分化したデータをさまざまに算出してみて、 意図的にそれらを組み合わせ、ある企業をいかにも勢いのあるかのごとく粉飾するという能力に長けているに違いありません。

データを盲信してはいけませんね。


2001年11月10日(土)
【名牝ベガからまた逸材輩出】
桜花賞・オークスを制したベガは、競走実績だけでも名牝と呼ぶに十分値しますが、 繁殖入りしてからの仔出しの素晴らしさが、彼女の名声をさらに高めています。

アドマイヤベガアドマイヤボスに続く第三仔であるアドマイヤドンが、 出世レースである京都2歳Sを快勝。 父をティンバーカントリーに替えても、産駒の切れ味に鈍りは感じられません。 デビュー戦で降着となったアドマイヤベガ、デビューが遅くなったアドマイヤボスと比べると、 むしろ今の時点では、最も順調と思えるアドマイヤドンの戦績。 来年のクラシックでお目にかかれることを期待しています。


2001年11月11日(日)
【エリザベス女王杯、迫力ある攻防】
トゥザヴィクトリーが制した今日のエリザベス女王杯。久々にスゴイというレースを見た気がします。 好レース演出の影の功労者は、タイキポーラと松永幹騎手。 先行するヤマカツスズランを執拗にツツくことによって、ハイペースを創出し、 ゴール前の迫力ある攻防を演出してくれました。 最後の直線だけのヨーイドンなんて、俺はごめんだ。 俺が見たいのは競輪じゃなくて、競馬なんだ!

これからお仕事なので、手短に講評してみました。


2001年11月15日(木)
【ツボ】
サッパリしたかったので、なじみの床屋に行ってみたところ、洗髪後の肩もみに時間をかけるように、やり方が変更されていました。 これは素晴らしい改善なのですが、残念ながら今日の彼は、まだ首・肩のツボを把握しきれておらず、指圧のポイントが若干的外れであったのは残念でした。 今後の精進に期待したいのですが、彼に「僕の肩こってるでしょ」と聞いてみたら、「ええ、少し」という答えが返ってきたので、 センスに疑問符がつくなというのが、俺の正直な感想です。

【みかん】
帰宅してみたら、実家からダンボールに入ったみかんが届いていました。 実家のそばのみかん園の、無農薬のみかんです。大きさは不揃いですが、少し酸味が効いていて、なかなか美味しいです。 ガキんちょの頃の俺はみかんが大好きで、中毒のようにものすごい勢いで食いまくっていたものです。 当時を思い出しながら、とりあえず8個ほどを一気に食べてみました。まだまだたくさんあって、うれしいな。

【迷惑メール】
iモードの迷惑メールが社会問題化されてからも、俺のところには一通もその手のメールが来たことがありませんでした。 最近は、迷惑メール対策というのが行われているそうで、もはや俺のところには永久に来ないだろうと思っていたら、 昨日、今日とそれっぽい感じのメールが来るようになりました。 少し心配です。


2001年11月18日(日)
【ゼンノエルシドGIホースに】
デビュー戦を馬っ気を出したまま快勝し、岡部騎手に「なかなか良いものをもっている」といわしめたゼンノエルシドが、 ついにG1ホースになりました。

下級クラスのときから話題性のある馬でしたが、強さと脆さが同居したタイプの馬でもありました。 勝ったときの勝ちっぷりの良さと、一流の血統、一流の馬体、一流の厩舎という背景も加わって、 ゼンノエルシドは、常に本命級の支持を受けていました。 過去の12戦は、着順が人気を上回ることは一度もなく、 典型的な人気先行型の馬と言えたでしょう。

そうして迎えた今日のマイルチャンピオンシップ。 前走のスプリンターズSでの大敗の影響もあってか、デビュー以来最低評価の4番人気での出走となりました。 さて、今日のレースの様子は。。。

実は、個人的にゼンノエルシドはないと見立てていたので、道中はほとんど見ていませんでした。 なので、ゼンノエルシドの動きについては、録画放映で初めて確認できたという具合なのですが、 4角で早々と進出し、ペリエ騎手の追い出しにしっかりと応えて後続を完封するという強い内容でした。 ついに、人気を超えた走りを、G1の舞台で発揮したのです。

藤沢和厩舎は年間60勝目を達成。馬房数の制限のある現在のJRAのシステムでは、 驚異的な数字だそうです。


2001年11月19日(月)
【ドラフト】
ニュースを見るまで、今日がプロ野球のドラフトの日であったことを忘れていました。 野球部の中枢部が集う昼飯の席でも、ドラフトの話は出ていなかったような??? 話題の寺原選手の交渉権を得たのはダイエーホークス。 ダイエーは意中の球団かと思っていたのですが、渋い表情の寺原投手の模様が映し出されて、ちょっと意外な感じでした。

【3年】
ドラフトのことも忘れていましたが、昨晩はしし座流星群の出現だったとか・・・これも忘れてました。。。 3年前の最初の騒動のときには、はるばる浜松まで、流れ星観察に出かけたことを思い出しました (ついでに、鰻を食べて、湯につかったことも・・)。 当時は、流星群の出現予測は難しいと説明を受け、俺も納得していたのですが、 今回はかなり精度良く出現時刻が予測されていたようです。 これが偶然でなく、正しい予測方法が確立されたというのなら、たいへんな進歩です。 3年という年月の重みを感じます。ってことで、3年前の今ごろ俺には何があったのかな?と思って番外編を振り返ってみると、 「うどんこの苦悩」というタイトルが決まったのが、そのころだったということがわかりました。 まだ3年なんだ・・・


2001年11月25日(日)
【ハッピーウエディング】
昨日は、清水記者美智記者のハッピーウエディングの日でした。

おめでとう!

彼らは自分達で多くの部分をプロデュースするという宴のスタイルを選んだので、準備がたいへんだったようです。 新郎は直前まで出張やら何やらでいろいろと忙しく、新婦も学校での課題をこなす日々というなかで、 本当にがんばったなあと感心しているところです。 ちなみに、新婦のドレスは、美智記者の自作とのことです。すごいぜ!

祝宴は非常に和やかな雰囲気で進みました。 新郎、新婦とも、お互いの両親ととても仲良くしているムードが伝わってきて、 その辺りも宴の心地良さを醸し出している一因になっているように思えました。 スピーチが終われば俺もすっかりとリラックスムード。 今まで出席させてもらった披露宴のなかでも、今回が一番たくさんの種類と量のアルコールをいただいたような気がします。 新郎も少し酔っ払っていましたね。

さらに強調したいのが食事のうまさです。料理の鉄人に出演したシェフが指揮をとっていると聞き、なるほどと納得しました。 すごくよかったです。

【2日続けて国際招待レース】
さて今週末は、競馬に関しても大きなイベントの週であり、昨日がJCダート、今日がJCと、2日続けて国際招待レースが行われました。 JCダートはクロフネ、JCはジャングルポケットが制し、 レベルが高いといわれている3歳馬が、両方の世界戦を制する結果となりました。

今日行われたJCは京都競馬場で観戦。 テイエムオペラオーが好位を進み、これを武豊騎手のステイゴールドがピッタリとマークし、その後につけたのがペリエ騎手のジャングルポケット。 向正面での、一流ジョッキー達による、このかけ引き含みの位置どりを目にしたときに、 これはすごいレースになりそうだと胸の鼓動がさらに高鳴っていくのを感じました。

最後の直線で早目に抜け出して、後続との差をさらに広げる勢いをみせていたテイエムオペラオーを、 外に持ち出しながら遅れて進出してきたジャングルポケットが、強烈な末脚を発揮してゴール前でキッチリ交わして勝利。 ペリエ騎手もさすがです。


2001年11月26日(月)
【ファインモーションの注目】
今年の京都開催はすべて終了し、昨年アグネスタキオンがデビューした5回阪神開催がスタートします。 今年の評判馬は、牝馬のファインモーション。騎乗が予定されている武豊騎手も、調教での動きに惚れ込んでいるそうで、 俺もまだ見ぬ彼女に惚れ込んでみることに決めました。さっそく、来年のPOG馬に指名しておきました。 牝馬としては珍しい、芝2000mでのデビューが予定されています。

父はデインヒル。所属は栗東の伊藤雄厩舎です。ピルサドスキーの妹という血統背景も抜群で、 来年はさぞかし稼いでくれることでしょう。

POGでの今年の俺は、最下位が濃厚・・・・。 来年こそは・・・・・・・・


2001年11月28日(水)
【将来のスター候補】
たいした根拠があるわけではないのですが、今年の2歳馬も、一つ上の世代と同様に、なかなかレベルが高いように思えます。 2歳牡馬のエース級がどの馬になるのかは、まだつかみきれていませんが、 すでに重賞を制している面々に加えて、京都2歳Sを制したアドマイヤドン、 印象的な新馬勝ちをおさめたモノポライザーモビーディックが、その有力候補といえるでしょう。

さらに今開催デビュー組のなかにも、将来のスターホース候補が散見されます。 これぞと思う馬がいたら、リストに加えておきますので、それを参考にしながら来年のPOG馬を考えてみてください。 関東馬については、レースシーンを見る機会に乏しいために、チェックが甘くなりがちです。 特に関東エリアの記者の方々には、関東の秘密兵器の指名を期待します。

古馬については、昨年の指名馬は、来年も優先的に指名できるようにしたいと考えています。 例えばロロは、豊村記者以外には似合わないしね。


2001年11月29日(木)
【有馬記念ファン投票】 有馬記念ファン投票の第2回目の中間発表が行われました。おっと、俺まだ投票していなかった・・・。早くしとかないと・・・

有馬記念の優先出走順をおさらいしておくと、

1:ファン投票投票上位10頭(出走意志のある馬のうちの上位10頭)
2:JCで優勝した外国馬(今年は該当馬なし)
3:G1優勝馬
4:グレード競走優勝馬
5:収得賞金順

という具合になっています。

いまのところ上記1の条件で出走できる10頭は以下の馬たちと思われます。

中間順位馬名
1位テイエムオペラオー
3位メイショウドトウ
8位エアエミネム
9位マンハッタンカフェ
11位トゥザヴィクトリー
12位テイエムオーシャン
16位ラスカルスズカ
17位アドマイヤボス
18位ダイワテキサス
21位トウカイオーザ

今後の順位の変動と、出否に悩んでいると伝えられているクロフネ(第2位)の動向など、 予断を許さないところはありますが、ラスカルスズカアドマイヤボスのような立場の馬でも、 堂々と出走権を得ることができそうです。3歳牡馬勢がちょっと淋しい感じもしますが、 古馬・3歳からそれぞれ牡馬牝馬の強いところの出走が見込める模様で、 なかなか楽しみな有馬記念になりそうです。


●10月 2001年11月 ●12月