●9月 2000年10月 ●11月

2000年10月1日(日)
【大荒れスプリンターズS】
スプリンターズSは、最下位人気のダイタクヤマトが優勝。 荒れるならユーワファルコンが絡むのではと思っていたのですが、ダイタクヤマトとは驚き。 プロフィールの「主な勝ち鞍 やまびこS」が示すように、ダイタクヤマトはこれまで重賞で勝ち鞍なし。 中山芝で2戦2勝とはいっても、900万下と1600万下でのことで、 ブラックホークの5戦4勝(重賞2勝)などには実績的には大きく見劣るものだし、 年齢的にも過去10年で17頭出走している7歳馬の連対例は皆無。 といった具合で、今日の勝利はデータを超越したものといえるでしょう。 単勝275.5倍は、JRA重賞史上3番目の高額配当でした。

個人的には、ダイタクヘリオス産駒からG1ホースが出たことがとても嬉しいです。 引退式でも引っかかった姿をみせてくれ、愛嬌たっぷりだったダイタクヘリオス。 心情的には、もっともっと産駒の活躍を見てみたいところです。 表彰式では、金メダリストの柔道81キロ級の瀧本誠選手(JRA所属)がプレゼンターをつとめていました。 シドニーオリンピックも今日が閉会式。なんかさびしいなあ・・・

今晩は凱旋門賞が行われたのですが、今一結果が伝わってこない。昨年とは大違いだ。 モンジューは2連覇を達成したのだろうか、ドイツの4歳馬が一泡吹かせたのだろうか・・・


2000年10月2日(月)
【シンダーが凱旋門賞を制す】
凱旋門賞は、4歳馬のシンダーが勝ちました。英・愛ダービー&凱旋門賞制覇は初めてのことだそうです。 ちなみにモンジューは大きく離された4着でした。どうしたモンジュー!!!

【フリーバカンスの使い道を思案】
さてさて、俺にもようやくフリーバカンスが近づいてきました。 来週一週間はのんびりと放牧生活を送ってきます。 今のところ確定している予定は、9日(月)に盛岡競馬場で南部杯を観戦し、 そのあと青森県の三沢に立ち寄って、寺山修司記念館を訪ねることです。 記念館の存在は、寺山修司の元よめであり妹でもある九條今日子の著書のあとがきに書かれていたので、 多分実在するものだと思いますが、いくまでにちゃんと調べておかないと。

その後の行動はまだ決めてないのですが、12日(木)に門別競馬場で交流戦のエーデルワイス賞(G3)が行われるので、 北海道に渡っていそうな気がします。 門別競馬場は、苫小牧から日高方面に少し進んだところにあって、馬産地に近い競馬場としての魅力があるところです。 牧場巡りをする時間的余裕はなさそうですが、競馬場で馬産地の雰囲気の一端でも味わえたらと思います。 札幌3歳S6着のセンターベンセールが出走予定なので、とりあえずはこの馬に注目ってことでしょうか。

あと、北海道にわたるなら、函館の市にも立ち寄って、うまいものを食うぞ!!!


2000年10月3日(火)
【ダブルこうじは心の処方箋】
あるとき恥を忍んで「じつは俺、むかし原付の試験で落ちた」と発表したときに、 櫃石記者都築記者も俺と同類だったということがわかりました。 それまで原付の試験で落ちたという例を身近で聞いたことがなかったので、 若干の後ろめたさを感じながら人生をすごしていたのですが、 彼らの存在は俺に勇気を与えてくれる心の処方箋となり、今ではすっかり立ち直りました。

【末梢神経】
さて今日、指を動かしながら自分の手を眺めていたときに、俺は小指だけを曲げることができないことに気づきました。 小指を曲げようとすると、つられて薬指も御辞儀してしまうのです。 美智記者に「小指だけ曲げれる?」と聞いてみたところ、 「できますよ」といって完璧に実演してくれました。


2000年10月5日(木)
【三内丸山遺跡】
今度の旅行で、三内丸山遺跡に寄ってみようかと思っています。 もともと青森のどの辺にあるのかよく知らず、市街地から遠く離れたところにあるものと勝手に思い込んでいたのですが、 JR青森駅から三内丸山遺跡へはバスが頻繁に走っており、330円の料金で行けるということがわかりました。 縄文時代に興味があるわけではないのですが、 せっかくなので大型掘立柱建物の面影などでも眺めてこようと考えた次第です。

2000年10月15日(日)
【武幸四郎騎手、GI初制覇】
秋華賞の栄誉に浴したのは、武幸騎手とティコティコタックでした。 ティコティコタックの存在を初めてきちんと認識したのは、8/6に札幌で行われた500万下のレースです。 このレースには、わがPOG馬のアドマイヤレースが岡部騎手を背にグリグリの本命で出ていたので、 彼の勝ちっぷりを楽しむつもりでレースを見ていたのですが、アドマイヤレースは見せ場なく失速し大敗。 勝ったのがティコティコタックだったのです。確かに印象的な差し切り勝ちではありましたが所詮は500万下。 その後900万下も制してはいますが牝馬限定戦。今日の-20キロの馬体重も加味すると、ちょっと手が出せませんでした。難しいなあ〜。

武幸騎手にとってG1は初制覇。デビューの年の有馬記念のときに、オースミタイクーンで5着になったのが、 彼のこれまでのG1における最高着順で、それ以外は掲示板にのったことすらありませんでした。 初勝利のときと同様に、初G1制覇も意表を突く形での達成となり、何となく彼らしさを感じさせます。 初めてのG1勝利インタビューでも、普段通りの飄々とした受け答えをしており、これまた彼らしくてよかったです。


2000年10月20日(金)
【偶然の再会】
出張先で偶然、櫃石記者とばったり出会いました。 最初に配属された地での再会だったので、妙な懐かしさもあってよかったのですが、 できれば競馬場でも会いたいものです。

【富士S予想】
菊花賞に先立って明日は富士Sが行われます。 ダイタクリーヴァが一本かぶりだろうと思っていたのですが、新聞紙上は意外な低評価。 G2ホースのために+2キロとなる斤量、5ヶ月間の休養明け緒戦、といったところがウイークポイントになるのでしょうが、 先週もフロンタルアタックを突き放して見せたように仕上り具合は良さそうだし、 相手関係からも十分上位と考えてこの馬を本命にし、対抗を安田記念5着のトロットスターと考えてみました。 結構固めかなと思って予想オッズをみてみたら、馬連で41.8倍。まじかよ。


2000年10月22日(日)
【エアシャカールが菊花賞を制す】
ラチを意識しつつも、決して内に固執しない。 武豊騎手の素晴らしい手綱捌きに導かれて、エアシャカールが20世紀最後のクラシックを制しました。

平均ペースで流れたために瞬発力だけの競馬にならず、スタミナ勝負の醍醐味が十分に味わえました。 今日の着順は、各馬の距離適性・体調・現状の実力を正直にあらわしたものと言えるでしょう。 エアシャカールは、やはり今日もササっていたように見えましたが、 取るべき進路があらかじめ分かっていたかのような馬の御し方は、さすがは武豊。 特に直線に入ってからの、ホワイトハピネスジョウテンブレーヴの間をついた場面は、 見ていて鳥肌が立ちました(馬名はレース後のビデオチェックで確認)。

エアシャカールは皐月賞と菊花賞を制し、ダービーはハナ差の2着。 準三冠といった内容の成績で、今年度の最優秀4歳牡馬の受賞を確定したといってよいでしょう。 これまでの4勝(未勝利・ホープフルS・皐月賞・菊花賞)がすべてクビ差であるように、 決して派手な勝ち方はしない馬ですが、勝負強さはかなりのもの。心身ともに大人になったとき、どのくらいのパフォーマンスをみせてくれるのか、 とても楽しみです。

2着のトーホウシデンも見せ場たっぷり。マヤノトップガンと同じ血統背景も魅力で、 まだまだこれから良くなってくるはずです。この馬を寸法にすると、アドマイヤボスも相当やれるはずで、 今年の4歳馬の陣容も、かなりの厚みが出てきたと感じています。 せっかく菊花賞のローテーションが前倒しになったのですから、 エアシャカールトーホウシデンアグネスフライトアドマイヤボスの4頭は、ジャパンカップを目指すローテーションを組んでもらいたいと希望します。


2000年10月23日(月)
【論文対策】
馬券戦術のプロセスはかなりファジーなものですが、無意識に行っていることを、あえて文字に起こしてみようと思います。

レース結果を決める要因にはさまざまなものがあります。 出走するそれぞれの馬の能力に関するものとしては、性別・馬齢・騎手・斤量・所属厩舎・血統・距離適性・芝巧拙・ダート巧拙・コース巧拙・重巧拙・持ち時計・脚質・臨戦過程・馬体重・調教時計・当日の気配などがあり、 これに出走各馬の力関係・ペース・展開・枠順・人気などの要素を加味し、さらには語呂・当日の催しや広告などから導かれるサイン・前の晩に見た夢などが織り交ぜられます。

馬券戦術の段階で、上記のパラメータすべてを網羅的に検証する方法は、レース間の30分で完結することは不可能に近いうえに、方法論として賢くありません。 そこでまず、該当レースに関してより重要度が高いと思われるパラメータを抽出するという「レースの単純化」を試み、 「単純化」にもとづいたレースシミュレーションからから買い目を考察していきます。 馬券戦術で最も重要なことは、この「単純化」の作業であり、馬券戦術の向上とはすなはち「単純化」技術の向上と言い換えることができます。 レース後は、的中馬券の有無の確認だけでなく、「単純化」の作業が適切に行われたかの検証を行うことが大切です。

このような「単純化」のプロセスを重視した馬券戦術では、収支がマイナスに終わった場合でもそれは決して敗北を意味せず、 「単純化」の精度を高めるためのステップととらえ、将来にいかされていきます。

以前昇格試験の準備で、「仕事の効率化」や「失敗実験をなくすためには」のようなテーマについて頭を悩ませたものですが、 そのとき、仕事の視点で考えるのをやめて、「回収率向上のための馬券戦術」に置き換えて考えてみると、 意外に筆が進んだという記憶があります。試験を控えている皆様の参考になればと思い、紹介させていただきました。

清○君の場合は、「失敗合コンをなくすためには」というような視点から自分の論文を読み返してみて、 さらに完成度を高めてみるといったことしてみてはいかがでしょうか。


2000年10月24日(火)
【誕生日】
昨日はうどんこの苦悩の誕生日でした。 よろしかったら1999年10月22日と、1998年10月23日の日記を読んでみてください。 残念ながら2年連続でお祝いをいただけませんでした。来年は誰かくれると嬉しいなあ。

うどんこの苦悩も2歳になりました。2歳というと幼く感じるかもしれませんが、 馬のように数え年でいうと3歳です。でも来年からは日本も欧米のように馬を満年齢であらわすようになるので、やっぱ2歳です。


2000年10月25日(水)
【天皇賞でステイゴールドと武豊騎手のコンビ再び】
菊花賞の直線での攻防を思い返したとき、今年の目黒記念がよみがえってきました。 目黒記念の覇者はステイゴールド。 鞍上には、それまでの主戦であった熊沢騎手に乗り替わって武豊騎手の姿がありました。 ステイゴールドといえば、詰めの甘さがトレードマークになっていて、勝利から見放されること2年半以上。 そのステイゴールドに対して武豊騎手は、 後方待機の位置どりから、内にヨレる悪癖を利用するかのようにしてラチ沿いにコースを変え、 他馬との間隔を取るようにして追い出して、ステイゴールドを念願の重賞初勝利に導きました。 さすがは武豊だと感心したものです。

後藤騎手の騎乗停止によって、天皇賞では再びステイゴールドと武豊騎手のコンビが実現します。 G1の舞台で悪癖を克服したエアシャカールの再現となるでしょうか? 大いに期待しながら観戦しようと思います。


2000年10月28日(土)
【靴下代を稼ぎたい】
野球のスパイクの先っちょがイカレてきた影響もあって、なけなしの手持ちの靴下の指先が、次々と禿びてきました。 というわけで、週末の競馬では何としても靴下代をかせがないといけません。

スワンSではレジェンドハンターの好走を期待しつつ、馬場の悪化が進めばブロードアピールをより重視する作戦をとることに決め、 本命馬選びに錯綜した天皇賞では、結局テイエムオペラオーの底力を信頼するという結論にいたりました。 これからますます気温が下がっていきます。暖かい指先で本格化する秋を迎えたいものです。


2000年10月30日(月)
【物議は醸したがテイエムオペラオーは強い】
武豊騎手が、天皇賞での2コーナーのできごとに怒っているというので、レースビデオを詳細にチェックしてみました。 確かにステイゴールドは、かなり窮屈な体勢を、連続して取らざるをえない状況になっており、 「2角の不利がすべて。あれで位置どりが悪くなってしまった」というコメントもなるほどと思えるものでした。 このできごとの主犯は、テイエムオペラオー&和田騎手のコンビのようで、 武豊騎手はなぜあれで失格にならないのかと不満を漏らしたそうです。 他の騎手のコメントも総合すると、イーグルカフェナリタトップロードメイショウオウドウらも大なり小なり影響を受けていたようです。

まあこれはジャッジの問題だし、天皇賞のような大レースで激しい部分があるのは当然のことだと思うので、 俺には何ともいいようがありません。

そういった事情があったにせよ、テイエムオペラオーのゴール前の伸び脚は素晴らしく見事でした。 今後はジャパンカップ→有馬記念という王道ローテを進み、来年も現役を続けるそうです。 グレード制が導入されてから、同一年度の天皇賞春・宝塚記念・天皇賞秋を勝った馬は、タマモクロス以来2頭目。 この勢いでジャパンカップをも制するならば、これは前例がない快挙であり、獲得賞金も史上第1位に躍り出ます。 オチはありませんが、以上で終わります。


2000年10月31日(火)
【ジャパンカップダート前哨戦】
山形県は上山で開催されたさくらんぼ記念で、タマモストロングが6馬身差で圧勝しました。 好位の位置どりから進出し、4角では先行していたスマートボーイを交わし、 直線でも後続の追随を許さない、といった完璧な内容だったようです。 前走の白山大賞典では、勝負どころの手応えに少し不満な部分があったのですが、 おそらく今日は素軽い走りだったことでしょう。タマモストロングのダート戦の成績は、これで11戦9勝。 ジャパンカップダートの最有力馬はこの馬じゃないかと思っています。

牝馬の大将格であるファストフレンドは、11/3に名古屋競馬場で行われる東海菊花賞が最終調整の舞台。 一周1100mの小回り競馬場で2500mの距離という癖のあるコース設定のレースですが、彼女もきちっと勝って、 ジャパンカップダートへ駒を進めることでしょう。見にいってみるかな。

PS モンジューがBCで引退すると決まり、ジャパンカップへの参戦はなしとなりました。 さびしいなあ・・


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