9/16(木)

さらばじゃ、白保!たかちゃんは民宿のおばちゃんに「また来年〜!」なんて言ってる。本当なのお?
私とたかちゃんはバスで桟橋に行こうとしていたのだったが、乗ろうとしていたバスが運悪く来ないのである。木曜運休のダイヤだったんだっけ、忘れてしまったが。で、PHSでTAXIを呼んで行くことに。この時、携帯電話を買うべきか否か悩む日々を送っていた私は、「なんて便利なの。やっぱ【買い】なのだろうか」と思ったのだった。
私たちの後に友人らしき人の車でバス停まで送られてきたかわいい女の子2人組がいて、すかさずたかちゃんが歩み寄り、バスが来ないことを告げると困った様子。空港まで行きたかったらしい。そこで相乗りとなった。「空港入り口でいい」というので降ろしたけど、雨も降ってきたし、空港まで結構歩くのでかわいそうだった。しかし私たちも間に合わないと困るのでお別 れした。
私の勘違いでTAXIは最初フェリー乗り場に行ってしまい、とりあえずそこでチケットは購入できるというのでたかちゃんが高速船の往復チケットを買った。一人往復¥5800。TAXIはくるっと回って高速船の桟橋へ。時間が少しあったので待合いに座ったその時、民宿の下駄 箱に靴を入れっぱなしにしてきたことに気がついた
11時、高速船「ニューはてるま」定刻通りに出港。お客さんは結構多い。私は周りの景色がよく見たいし風にも当たりたいので甲板のベンチに座っていた。西表島、竹富島、黒島を右に左に見つつ、波照間まで外洋を突っ切って50分の旅だが、雨がどんどんひどくなり、風も出てきて、いつしか船の両舷は寄せ来る波に洗われ、甲板の乗客は船室に逃げ込んだり濡れないところへ非難したりと右往左往状態。笑える...。私は甲板のほぼ真ん中に陣取っていたのでほとんど被害がなかった。隣には揺れる船室から逃げ出してきた船酔い少女がタオルを口に当て、濡れるのもかまわずぐったり座っている。これはかわいそう。揺れる船の上では「人間おかもち」になって、視点を据えていなくちゃ! そして船はとうとう波照間島に着いた。

高速船「ニューはてるま」より
黒島を望む(この時はまだ晴れていた)
(1999/9/16 takachan)

 

 

波照間島島内サイクリング
サトウキビ畑
(1999/9/17 takachan)

大雨の中、迎えに来てくれた民宿のおねえさんが運転するワゴンに乗って宿へと向かう。大きな風車が畑の真ん中に立っている。去年訪れた黒島に似た風情。しかし商店や食堂などが点在し、黒島よりもずっと拓けている感じがする。石垣島から遠い分、不便のないようになっているのかも?
宿は建て増ししてある様子だったがいわゆる一般の沖縄家庭という感じで、フロントの役目を果 たしているのが仏間、私たちの泊まる部屋は仏間のとなり、日本各地のみやげ物やサトウキビ収穫量 を讃える賞状が所狭しと飾られた床の間だった。まるで田舎のおじいちゃんのうちに泊まりに来たみたい。
雨も上がり、早速自転車を借りて島内一周。アップダウンがきつくて結構疲れる〜。部落中心は道にも迷う。ニシノハマに行ってみた。モノ好きな観光客がいるいる。ガイドブックで想像するだけだった最果 ての島に、とうとう来たんだわ!という感慨は思ったほど、ない。自然を楽しむ以外には本当に何もない素敵な素朴な島である。
夜、8時から10時まで星空観測タワーで天体観測。プラネタリウム鑑賞や館長さんの案内で実際に空を眺める。直径200ミリのコンピューター制御のものすごく立派な屈折望遠鏡があるのだ。これで月と木星を見ることができた。シーズンには南十字星を見ようと百人単位 の観光客が夜な夜なこのタワーにやってくるらしい。波照間で見る星は、赤道に近くて大気の影響が少なくいためにほとんどまたたかず、夜空に貼り付いている。 辺りには光もなく、最高の環境。白保のビーチでも雲と間違えるほど白くて濃い銀河を見たが、八重山で見る星は本当に美しくて、「天球」というドームの下にいることを実感する。雲が多くて残念だったが、満足満足。
あー、今日は自然とふれあう一日だった(毎日そうだけど...)。
商店や食堂
島の中央の部落には商店や宿、公共機関や施設が集中している。島唯一の食堂「たかな食堂」もここにあるが、いつ行っても閉まっていて入れなかった。島そば、食べたかったよー。
私たちの利用した仲底商店が一番大きい店のようだ(ガイドブックによると、この他にも4店舗商店があるらしい)。村のよろずやさんといった感じで、いろいろな商品を扱っている。生鮮食品よりも缶 詰、インスタント食品が目に付く。泳ぎに行くときはここで菓子パンやらおにぎりやらを買い込んで出掛けた。たかちゃんは2回もソーセージの缶 詰を購入。ちなみにカップラーメンにお湯を入れてくれるサービスはありません。それからカメラのボタン電池はどこにも売っていないので石垣島で買ってから出かけましょう(たかちゃんのカメラはあわれにも電池切れし、波照間では仮死状態でした)。「マボロシの酒」として名高い、島内で生産され、消費されている泡盛「泡波」はやはりマボロシらしく、どこにも売っていないようでした。波照間島へ行った観光客(特にオンナノコ)が「寄るべきだ!」と口をそろえる「モンパの木」にも寄りました。おもしろいロケーションの店でした。
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