| 第1回 | 
<a href=></a>」という文字を挿入し、
			その後カーソルを5文字分左に移動すればいいわけですから、
				insert
				"<a href=></a>";↓ | 
				insert
				"<a href=""></a>";↓
				 | 
href=」の後ろに入れた「""」の
			始めの「"」が文字列リテラルの終わり、
			後の「"」が次の文字列リテラルの始めとみなされ、
			引数の部分が "<a href=" と
			"></a>" という
			2つの文字列リテラルを並べたもの(*1)と解釈されてしまうからです。
			これを防ぐには、すなわち
			文字列リテラル中に二重引用符を入れるには、
			\" という書き方をする必要があります。
			というわけで正解は
				insert
				"<a href=\"\"></a>";↓
				 | 
| (*1) | C言語の場合は、 (区切り文字を除いて) 隣接する2つの文字列リテラルは自動的に連結される、 という規則がありますが、 秀丸マクロの場合はそのようなことはありません (文字列(リテラル)の連結には 専用の演算子を使います)。 | 
| 第2回 | 
delete です(そのまんま(^^;)。
			このコマンドは引数を取りませんから、
			「[Delete] キーを4回押す」には
			その数だけ delete
			コマンドを書く必要があります。
			よって、
				left 4;↓ | 
				insert "hello!";↓ | 
				insert "hello!";↓ | 
insert□」
			が1つのトークンとみなされます。
			しかし、このようなコマンドはない
			(&他の何物でもない)ためにエラーとなります。
			というわけで、マクロ(やその他のプログラム)を書く時には、
			見た目に分かりやすくなるように
			「全角空白を記号で表示させる」
			オプションを有効にした方がよいです。| (*1) | C言語の場合、各文の終わりには必ずセミコロンを書きます。 | 
| 第3回 | 
 | 
						insert filename;↓ | 
						insert "Windows フォルダ:" + windir;
						↓ | 
message コマンドは
			(表示するメッセージとなる)文字列型の引数を1つだけ取りますから、
			insert コマンドの場合と同様に、
			各キーワードと日付と時刻を区切る空白を「+」でつなげて
				message date + " " + time;↓ | 
| 第4回 | 
						D:Program Files↓ | 
						command.com /c echo "[TAB]Hello world!"
					 | 
						"command.com /c echo \"C:\\Program Files\"";↓ | 
						"マクロ中で正規表現検索を行う時は\"\\n\"を\"\\\\n\"と書きます";↓ | 
| 第5回 | 
				$a = rightstr("World",3); // "rld" を代入する↓ | 
"//" は
			コメントの始まりとはみなされないので注意して下さい。
			"\\" は
			1つの円記号に置き換えられますから1文字と数えます。「文」「C:\文」「書」「文」"あたたたたー!!" です(^^;。| 第6回 | 
				$namae = input("名前を入力して下さい。","");↓ | 
				insert input("名前を入力して下さい。","");↓ | 
				$sei = input("姓をローマ字で入力して下さい。","");↓ | 
				message str(val("001a"));↓ | 
"001" までが数値と見なされる)
				message str(1+2-3*4/5%6);↓ |