insert
"<font ></font>";↓
|
2.1 コマンドと引数(ひきすう) |
insert
コマンドの引数は
「どのような文字(列)を挿入するか」を与え、一方
left
コマンドの引数は
「[←] キーを何回押すか」を与えています。
以上の例からもわかるように、
与えられた引数をどのような意味で使うかはコマンド毎に異なります。left
もその中の1つです。
それらのコマンドは、引数が与えられなかった場合には
あらかじめ決められた動作(デフォルト と呼ぶ)をするのが普通です。
例えば、left
は
引数を与えなかった場合「left 1;
」と書いたのと同じ動作、
すなわち「[←] を1回押す」という動作をします。
2.2 文字列・数値リテラル |
(*1) |
例えば "Aep'6e^c*" という
意味不明な文でも「文字列」と呼びます。
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2.3 文 |
insert
"<font ></font>"
」、
「left
8
」が 文 となります。(*1) | 秀丸マクロに登場する 文 は、 C言語の式文等に対応するものがないために、 上述のコマンド文の他には (変数への)代入文しかありません。 |
(*2) | キーボードマクロに毛の生えた程度のマクロ、 という意味です(^^;。 |
2.4 区切り文字 |
"<font ></font>"
の中の半角空白は
(文字列リテラルという)
1つのトークンの一部であり、
区切り文字ではないことを理解することが重要です。left
と
8
の間の半角空白が前者、
行頭のタブと行末の改行、
そして1行目の insert
と
"<font ></font>"
の間の
半角空白が後者です。
具体的には、半角空白は見た目にトークンの区切れの位置が分かりやすいように、
改行はどこからどこまでが1つの文かが
分かりやすくなるように入れてあります。insert"<font ></font>";left 8;[EOF] |
insert
"<font ></font>" ;
left
8 ;
[EOF] |
↓ |
(*1) | 正確には、半角の空白(0x20)、 水平(0x09)及び垂直(0x0B)タブ、 改行(ニューライン)(0x0A)、 キャリッジリターン(0x0D)、 改ページ(フォームフィード)(0x0C)、 が区切り文字になります。 (括弧内の16進数は文字コード) |
演習問題 |
insert "hello!"↓ |
insert□"hello!";
[EOF]
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