今週は「北野でランチ」のハイソなムードを引きずって連休に突入。私はやっぱり「程良く洗練された空間」にいるのが好きなんだ。スポーツ観戦は楽しいけれど、「社会の底辺」を垣間見るような憂き目に合うこと度々なんだよね。で、今は久々に一番落ち着く空間で過ごす週末を楽しんでいるところ。
プロ野球のペナントレースも終わり、日本シリーズのチケットも取れなかったので私的プロ野球ブームもそろそろ落ち着き気味か？ま、「ファン感謝デー」入場券が奇跡的に当たったら状況も変わるだろうけどね。（笑）
さて、当時（ってかビデオ入手当時だから放送より半年ほど後）は「まともに見る」ことが出来なかったPPV「フォール・ブロウル」。何故って？そりゃもうアダムス君がとんでもない提案をするからよ…。なのに3年以上の月日が流れて「オトナ」になった私ったら、一コマ一コマ詳細に見てるのよ。これってどういう心境の変化？それもこれもミスター高橋の「流血の魔術 最強の演技―すべてのプロレスはショーである」の悪影響かしら？何にしても舞台裏を暴くのは実は好きではなくて…特にプロレスは素直に（騙されて）見るのが一番なのさ！

クロニック入場！あれ？何でアダムス君だけTシャツ着てるの？さては…というのはとりあえず置いといて、アダムス君は多少太り気味っすね（顔と腹まわり）。髪の長さがいけないのかしら？鎖骨オーバー（細かい？）ぐらい長さがあるほうがよりセクシーに見えるのよねぇ。
ここでムタファンにお詫び。「ニュー・ブラッド・ライジング」直後の「ナイトロ」でタイトルを失ってWCWからフェードと以前に書いたけど、実はこのPPVにも出てたのよ。バンピーロ、スティングと3wayマッチだった。ちなみにメインは生首さんなら大喜びのゴールドバーグとBPPの一騎打ち。確か2000年のベストマッチ（WCWのだけど）に選ばれていた試合だと。

個人的にこの主張は「私はクラークと出会って生まれ変わったのよ。だからもう、私たちの邪魔をするのは止めて頂戴…」と理解しているのだ。アダムス君は昔の仲間に「お前の過去をやつにバラされたくないだろ？」（過去に何があってん？）と脅されている新妻役希望。＜腐女子的（笑）
さて、クロニックは夫婦の危機を回避出来るのかっ？！

イマイチ重量感の無い鎖に繋がれて試合は始まった。檻に入れられたり、鎖で繋がれたりの獣的プレイ…いや試合は好みではないので、ハリスのどっちかを流血させて早く終わってくれ！と祈っていたけれど、そううまく事は運ばず、クロニックの（というかアダムス君の）ピンチは続く…だって観客席での乱闘ばっかりだったもの。
失神状態のアダムス君絶体絶命？！何とか反撃に転じるが、レフリーに誤爆した隙に鎖を外した（おいおい、失格じゃないの？）ハリス弟がバット持ち込んだ。おや、いつの間にか流血してるやん！そのハリス弟はバットでクラーク君を一撃、ハリス兄は執拗にアダムス君の額を鎖で打ち続け、アダムス君は大流血（泣）。タイミング悪く蘇生したレフリーがアダムス君の出血を確認しゴングを要請しちゃったの。

決着後、アダムス君は怒りの形相でレフリーの首を捕らえ、いきなりハイタイム！そのあとは後ろも見ずに控え室に戻っちゃったから、クラーク君が焦ってる…。
結論、「血」とか「危険度」だけで見せるプロレスはイケマセンね。

控え室でアダムス君の額のキズを手当しながらクラーク君は静かに言いました。「過去に何があろうと、俺には今のお前がいればいいんだよ…」（その昔「水爆野郎」＝アダム・ボムやったアンタには何も言えんわな）寄り添う二人の絆はいっそう固く結ばれて行きましたとさ。
…ありがちなメロドラマオチですまん。

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