メーソート(Maesod)
その3

変わりゆくメーソート(96年、98年、99年)

思い出深いミャンマーとの国境の町、メーソート。’96年に出会った当時花嫁さんのクッガイさん(メーソートその1参照)からの2,3ヶ月おきのまめな手紙のせいで(タイ語しかだめなので、返事を書くのは大変。ついつい返事が遅れてしまい、催促の手紙まで届いてしまう。)、今回(99年11月)も、メーソートに立ち寄ることにした。今回は、おうちや、お店(国境の橋の下で、雑貨を売っている)でだらだらしたり、水浴びさせてもらったり、特に変わったことはしなかったが、国境が開いていたので、ミャンマーのミャワディーに行ってみました。

工事中の国境の橋('96)橋はできたが閉鎖中の橋('98)立派なイミグレーションと国境の橋('99)

'96.May 国境の橋は、工事中。この頃の入出国手段は、橋の下の渡し舟。
'98.May 橋は信号も取り付けられ、出来上がっていた。しかし、国境閉鎖中。信号だけが作動していた。うん?信号は何故必要なんだ?
'99.Nov タイ側に、立派なイミグレーションができていた。やっと国境の橋が機能している姿を見ることができた。


国境の橋の上

ミャンマーに行くと言うと、クッガイさんに心配されるとわかっていたので、お昼寝タイムにこそっと抜け出し、ミャンマーへ。
ミャンマー1日入国に必要な物は、10ドルのみ。ビザは必要ありません。まずタイで、出国手続きをすませ、橋を歩いて渡り(徒歩10分程)、ミャンマーへ行きます。
10ドルはミャンマー側イミグレーションで払います。入国審査用の紙に記入する。この時、周りをミャンマー人に取り囲まれる。あ〜ミャンマーにきたんだなぁと、妙なことから、実感してしまいます(笑)。パスポートにはスタンプを押してくれるのですが、パスポートはイミグレーション(ミャンマー側)で預かられて、預り証をもらい、うろつくことになります。
これで、ミャンマー入国は完了なのですが、私は、カメラをイミグレで預かられてしまいました。写真を撮ることは問題ないようですが、高価な物は預かるんだそう(高価なカメラではないのに)。ネゴシエーション次第で持ち込めそうでしたが、時間がないので、あきらめました。ミャンマーに入国する際は、カメラはかばんに入れておいたほうがいいかも。
時間はあまりなかったのですが、久しぶりのミャンマー。好奇心が強く、タナカをして、ロンジーをはいた人たちに微笑んでもらって、97年のミャンマー旅行を懐かしく思ったのでした。橋ひとつ歩いて渡ったにしては、かなりの文化の違いを感じました。
タイに戻るときはこの逆で、ミャンマーで、預けていたパスポートを受け取り、タイで、入国カードに記入し、入国スタンプを押してもらいます。


橋から見える国境の街ミャワディー(ミャンマー)

タイバーツからドルへの両替
謎なのだけど、メーソートの街の銀行では、どこに行っても(3軒しか行ってないけど)、タイバーツからドルへの両替をしてくれない。どうして?って聞いても、これまた不思議に、どの銀行でも、「本社にドルを送ってしまったから」というお返事。国境だし、外国人もいるのに、そんなはず(手持ちのドルがない)ないと思うのだけどなぁ。、、、ということで、コマーシャルバンクの隣のインド人の経営する生地やで替えてもらいました。(コマーシャルバンクの方が、申し訳なさそうに、教えてくださいました。)


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